雪見ドライブ(スタッドレスタイヤ性能編)
先週末日本海側でまた大雪が降りました。群馬辺りもかなり降ると聞き、いい写真を撮ろうとスタッドレス装着の4輪駆動車で、のこのこ出かけたのです。中之条から四万温泉方面は30センチくらいの積雪でしたが日中でも気温がマイナス4度ということで雪質は悪くありませんでした。
山の中に深く入り殆ど交通量のない場所で日本カモシカを発見、早速シャッターを切ったのですが、顔が鮮明ではありませんでした。可愛い顔だったのに惜しい事をしました。
帰りは草津、軽井沢経由でしたが、軽井沢には雪が殆どなく、少し拍子抜けしました。写真は草津の湯畑と軽井沢の南側から見た浅間山です。
肝心のスタッドレスタイヤですが、それにしても最近のものは目を見張る高性能です。少々の雪やアイスバーンでは何の問題もありません。去年2月に新調したBSの最新タイプ(ブリザック レボ2)を履いていますが、ドライ面での走行にも不安はなく、ノイズも最小限です。むしろソフトな感じで気に入っています。
廻りが立ち往生しているのを横目にすいすいと新雪の坂道を上って行くときは優越感さえ覚えます。勿論スタッドレスと言えども万能ではありません。アクセルオフあるいは制動時には滑る事を前提に考えるべきです。
急勾配下りのヘアピンカーブでは特に神経を使います。鉄則はエンジンブレーキ状態でコーナーに入り、軽いアクセルオンで抜けて行くこと、うまくコントロール出来れば予想以上のスピードできれいなシュプールを描いてくれます。勿論車本体に4輪コンピューター制御のトラクションコントロール装置がついていれば鬼に金棒です。
難点は寿命があまり長くはない事くらいでしょうか。みっちり3シーズンは厳し目です。コンパウンドが固くなってしまうのです。そうなるとアイスバーンでの性能に問題が生じます。
3シーズン後は履いたまま梅雨入り前まで引っ張って廃タイヤにするのが合理的かもしれません。ハイドロプレーニング現象はノーマルラジアルタイヤより起きやすいので、雨の季節はお薦め出来ない理由もあるからです。
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コメント
ブログ管理者さまへ
突然の書き込み、大変失礼いたします。
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掲載に関しまして、ご意見・ご質問等ございましたら、大変お手数ではございますが、下記アドレスまでご連絡頂きたく存じます。
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ブリザックWeb制作事務局
投稿: ブリザックWeb制作事務局 | 2009年8月 7日 (金) 20時33分