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2008年2月19日 (火)

ぼやき

車が売れていません。ピーク時には国内だけで年間800万台近くも売れた車が今は500万台を少し超えたくらいまで落ち込んでいます。当時比で人口が減った訳でもないのに由々しき事態です。

環境問題からは歓迎されるべきかもしれませんが、どんどん省エネ、クリーンエンジンに変わってきている現在、更に新陳代謝に拍車をかけたいところでもあるのです。

売れない理由は色々言われていますが、一番大きいのは車に対する考え方が変わってきた事だと思います。
特に若い人は車にさほど魅力を感じていないように見えます。例えばデートに車が必需品だと思う人は何と驚くなかれ1%だったという統計結果(某買い取りー販売の大手)が出ています。

30〜40台のファミリー層がミニバンに走ったせいで車本来の魅力が子供に伝わらず、部屋の延長のような感覚で捉えられている事もあるのではないでしょうか。スポーティカー、スポーツカーが市場から消えつつあるのです。

Sports_car

頼みの中年以上の車ファンにしても不景気や新しい商品の魅力不足等で買い換えサイクルがバブル期に比べ飛躍的に伸びました。この状態は簡単に解消しそうもありません。

お陰で仕事に影響が出てきています。国内の仕事は減る傾向です。もっと最悪な事に人材が集まらないのです。車に興味があって絶対自動車開発関係の仕事しかしないぞというかっての私のような、不退転の決意で臨んで来る若者が殆どいないのです。

実際この仕事に長年携わってきて、これほど楽しくてやり甲斐のある仕事はないと思うのですが。。。私だけなんでしょうか。

クリックを忘れずに、よろしくお願いします。

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