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2008年3月21日 (金)

デザインソース

よく人からデザインのソースはどこから持ってくるの? また、何年も先に出るもののデザインをどうやって今考えるのか? という質問を受けます。後者は簡単です。「頭の中がそうなっているから」と答えるのが正しいのです。

凄く進んだ頭だ! という意味ではありません。メーカーにいるときは常に先を考える状態、つまり段階的に積み上げてきたものがあって、それをベースに全員が次を考える訳ですから、無理なく先の事が考えられる訳です。即ち会社(メーカー)の中の現在自体が数年先の状態なのです。

会社(メーカー)の中にいるときは正にそういう頭になっているのですが、一度外へ出ると、面白い事に瞬間的に現実の現在の頭に切り替わって、走っているものに古臭さや違和感を覚えません。時系列的考証が会社内も、外も正しいからです。そういう状態が恒常的に繰り返されている訳ですが、長い休暇などの後は会社の現在に戻すのに多少時間がかかったりします。病欠で半年もブランクが空いたら戻れないかもしれません。
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メーカーにいるときは以上の理由で比較的苦労なくそういう状態でいられたのですが、在野では少し趣が違うようです。常にシステマティックにスケジュール上を走っている訳ではなく、イレギュラーに活動せざるを得ないので、その都度切り替えが必要なのです。

ただデザイン会社の性格上、受注する仕事が車だけではないという事で、他の分野の現状より進んだ仕事からヒントを得る事があります。仕事全体で何とか室内にバーチャル未来を作っている訳です。

戻りますが、いずれの場合でもソースは必要です。視覚からのソースが最も重要なので視覚的刺激を受ける努力を常にする必要があります。映画、TV?、建築物、店舗のディスプレイ、その他日常的にソースは転がっている訳ですが、それらを取り込んで自分のアイデアの源泉にする為には残念ながら?若い無垢な感性と大人の鋭い観察力が要求されるのです。

「デザイナーは一日にして成らず、老いやすく学なり難し」です。

スケッチは小型SUV のラフスケッチです。ブログの中で教材としてレンダリングに仕上げて行くつもりです。


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