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2008年3月16日 (日)

ゴルフの話(飛ばしの秘訣編)

日本及びUSPGAプレイヤーの年間平均飛距離は年々伸びて来ています。ここ20年で30ヤード、タイガーが現れてからの10年では何と20ヤードも増えたのです。道具や筋トレ効果によるものと思われますが、プレイヤーの意識自体も変わって来たのではないでしょうか。昔はフェードボール主体で距離よりも正確さを重んじる風潮がありましたが、今は多少ラフに入るリスクを冒しても絶対的飛距離を重視しているように見えます。

タイガーの最近のフェアウェイキープ率(60%未満)を見ても分かるように、上位のプレイヤーが必ずしも正確なティショットを打っていないのです。優勝者のバーディ数が1大会20〜30となっている現状ではセカンドをより短いアイアンで打つ事のアドバンテージを重視しているからでしょう。

つまりフェアウェイにビッグドライブを打った後のセカンドはショートアイアンでピンをデッドに狙いバーディを計算する。ラフに行ったやつに関しては持てるテクニックを最大限駆使してパーセーブをする。というコンセプトではないでしょうか。

とは言うものの、ただ闇雲に飛ばせばいいという事でもありません。使っているクラブは一般ゴルファーに比べても短め(44インチ以下)で堅いシャフトに容量制限一杯(460CC)のデカヘッド、しかもロフトが昔に比べると多めの8.5〜10度くらいが主流になってきている事からも、コントロール性をないがしろにしていない事は明らかです。

タイガーとかババワトソン(2007年平均飛距離No.1)がその気になって、飛ばし目的にアレンジされたクラブを使えばヘッドスピードは間違いなく60m/sec(通常は55〜56m)を超えるでしょう。即ち、飛ばすだけの目的であれば1に軽量、2にシャフトの長さ、特性(柔らかくて、しなりの戻りが早い)の要素を満たすクラブを使えばいいだけなのです。

因にドラコン王のジェイソン ズーバックは47.5インチでかなり柔らかめのシャフトを使っているそうです。勿論常に満振りですが最高HS71、飛距離400ヤードをたたき出します。非公認ではフォローの時に511ヤード ロングホールで1オンしたらしいです。アルバトロスパットが入ったのかどうかは知りませんが。

今年から高反発ヘッドが使用禁止になり、ゴルフクラブメーカーはルール変更買い替え特需で潤っています。デザイナーとしても仕事が増えるので取りあえず悪い話ではありません。
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それにしても近頃は苦肉の作?
とも思える四角、五角形なる異形ヘッド(PHOTO)が増えています。確かに慣性モーメント的に理にかなってはいるのですが、アドレスした時に気になって、打ち気がそがれては本末転倒、やはり基本はオーソドックスながら構えた時にいいイメージが湧いてくるスタイリングでいくべきだと思います。そういう事を言うのはクラブデザイナーとして失格なのでしょうか?


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コメント

ゴルフダイジェストに掲載されたババワトソン自身による10箇条です。以下掲載しました。
彼自身、この中で、飛ばすためには、短いシャフトを使いましょうと述べています。彼自身もピンの特注で5.5度、48インチを作ってもらって使ってみたけど、全然自分には合わなかったそうです。
自分も長尺信仰には昔から懐疑的で、背の低い飛ばない日本人か、逆に標準より背がものすごい高い一部の方々には会うかもしれませんが、要はタイミング合う人にはいいかもと言ったレベルなので、未だに長尺=ロングドライブ論がメジャーなのは、日本だけです。
今やズーバック以外のロングヒッターは標準の長さのシャフトです。


3. Try A Shorter Shaft
Twice I've been offered a spot in the Re/Max World Long Drive Championship, and both times I turned it down. It was nice to be invited, but I thought altering my swing specifically to get more distance for that one event might wreck my game. But I did toy with the idea, and even had Ping build me a driver with 5.5 degrees of loft and an extra-long, 48-inch shaft. The longer shaft, which many people assume is an automatic trick to generating more clubhead speed, didn't work at all. It threw my timing off, and I didn't hit the ball much farther even when I nailed it. I did much better with my standard 44½-inch driver, simply swinging a little harder.

Trying a longer shaft is a popular suggestion these days, but most players should, if anything, try a shaft half an inch shorter than what's in their driver. (The average, off-the-rack driver shaft today is 45½ inches.) Tiger Woods at his longest used a relatively short 43½-inch driver, with a steel shaft to boot. You'll find it easier to hit the sweet spot with a shorter shaft, and you can go after tee shots without losing much control.

Read More http://www.golfdigest.com/golf-instruction/2010-07/10-rules-watson#ixzz1Z1wCdk7f

投稿: | 2011年9月26日 (月) 13時47分

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