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2008年3月20日 (木)

映画の話(好きな監督編)

ジョン マクティアナン、クエンティン タランティーノ、ソフィア コッポラらも好きな映画監督です。初期のジョン マクティアナン作品のプレデター、ダイハード、レッドオクトーバーを追え、などは本当によく出来たアクション映画でした。

ラストアクションヒーロー、トゥルーライズあたりからよく分からなくなりましたが、ダイハードなどはエポックメーキングな秀作と言って差し支えないでしょう。ブルースウィリスの出世作となりました。バブル時代の日本人オーナーのビルが舞台でしたが、狭い範囲で、よくあれだけの見せ場が作れたと感心したものです。

タランティーノ監督は日本をよく研究した監督として有名です。キルビルは笑えました。特に揺れながら飛行機が飛ぶシーンを日本映画のパロディとして理解した日本人は少なかったのではないでしょうか。そのくらい細かいところまで日本テイストに溢れた映画だったのです。パルプフィクションは斬新でしたが、気持のいい映画とは言い難く、危ない監督キャラを余すところなく発揮していました。

コッポラ監督は女性らしい視点が売りです。キルスティンダンストのキャスティングに賛否両論あるものの、マリーアントワネットの画面のきめ細かさ美しさに酔いました。最後にヴェルサイユ宮殿を馬車で夫と出て行くシーンは断頭台の最後を予感させ、華麗なシーンとのギャップを見事に演出、女性監督の怖さを垣間見た気がしたのです。
Photo反対にロストイントランスレーションのマッタリ感は大人のテイストで、退屈な内容をギリギリの線で踏みこたえさせていました。日本に対しては根本的に誤解があるようでしたが、スカーレット ヨハンソンに免じて好きな映画とします。有閑若妻の危うさをよく醸し出していました。


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