レンダリング 1
自動車をデザインする時に企画段階ではコンセプトメーキングと平行してアイデアスケッチを描きます。2〜3ヶ月くらいは費やすのですが、開発段階で最も楽しい時期といえるでしょう。
コンセプトがある程度固まり、いいアイデアスケッチが出て来た時点で、より正確な絵を描きますが、これをレンダリングと呼びます。
レンダリングには設計的要件も反映され、現実感はかなり高くなっています。レイアウト図にサイドビューを重ね、イメージを忠実に再現していく訳ですが、この段階ではベテランデザイナーのまとめの技術が要求されるのです。
通常、開発段階で描かれるこうした絵の殆どは日の目を見る事がありません。最終的に出て来るプレス用の絵は後描きだったりするのです。
このサイドビューは開発段階に描かれる絵のサンプルとしてデジアート用に描いたものです。
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