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2008年6月 2日 (月)

高速走行

先日、常磐道を走っている時の事です。追い越し車線を100キロそこそこで悠々と走る車が多いのには閉口しました。一番外側の走行レーンを走る車がむしろ少ないのです。

追い越し車線が塞がっているので、仕方なく走行車線側から追い越しをかける車が後を絶たず、危険な事この上ありません。

最高100キロと言う速度制限がこのような事態を引き起こしていると思われます。アウトバーンのように制限がなければ、凄い勢いで走ってくるこのレーンを走行車線代わりに走る発想は浮かばない筈です。

思い起こせば昔、ドイツはオッフェンバッハへ行った時の事です。仕事が早めに終わり、時間を持て余していると、現地駐在者が「ハイデルベルクのお城でも見て来たら」と言うのです。

どのくらいの距離かと尋ねると200キロだと事も無げに言いました!!往復400キロだと日本人的感覚で見学時間も入れれば6時間は見なければなりません。

彼は往復2時間だから、早めに見学すれば夕食までに帰る事が出来ると、3時をさしている時計を見ながら勧めるのです。

それ程言うならばと、勇躍レンタカーのベンツ190をアウトバーンに乗り入れます。その車のポテンシャル目一杯の200キロで走行、本当に1時間で目的地に着いたのです。

途中ポルシェやBMW6シリーズに煽られましたが、それらは一体何キロで走っているのでしょう。

やはりこういう世界ではルールをきちんと守らないと致命的な事になりかねません。もし走行車線から追い越しでもかけようものなら、追い越された方は烈火の如く怒るのです。当然の事です。

日本もぬるま湯ルールを脱却して、せめて130キロくらいの速度制限にすれば交通マナー、意識も変わってくるのではないでしょうか。。。

 



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