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2008年6月10日 (火)

サマータイム

カメラをなくしたショックが癒えぬまま、宿泊先ロワール地方のお城のホテルから拠点としていたパリに戻る時の話です。時間を勘違いして予定の列車の時刻に間に合いそうもありません。

仕方なくタクシーを呼んでもらい、そのまま百キロ以上の道のりをパリへ向かうことにしました。なぜそんなに急いだのかと言うと、パリで日本食の昼食をとりたかったからなのです。

Photo(お城のイメージPHOTO、我々のはもっと地味でした)

数日間フランス料理攻めで、胃が悲鳴をあげていました。一旦日本食モードにはまると抜け出せません。間に合うよう運ちゃんにチップまでわたして飛ばしてもらったのです。

昼食時間までにパリに着いたのですが日本食店はオープンしていません。。ホテルで聞いてやっと分かりました。その日はサマータイムが切り替わる日だったのです。列車の時刻にも実は間に合っていた・・・・・

フランスでは当時サマータイムが導入されていました。迂闊にも全く知らなかったのです。カメラに続く失態で女房からもあきれ果てられます。今にして思えば、夫婦の地位がこの時あたりを境に逆転したのかもしれません。。。。

逆恨みという訳でもありませんが、サマータイム導入には断固反対です。慣れない事をすると私みたいに失敗する人が続出する筈です。

コンピューターや電気製品の時刻合わせだけでも大変な作業量になります。寝不足にはなるし、何もメリットはありません。

サマータイムと言うと聞こえはいいですが、違う言い方で「明日から始業時間は1時間早くなって7時半です」などと社員に言おうものなら大反発は必至です。欧州だって日本よりかなり緯度の高い国だけしか導入していません。。らしいです(?)

過去にも導入した事があって、失敗しているにも関わらずですよ。どこのどなたが儲かるのか知りませんが、大多数にメリットのない、この制度の導入だけは是非やめていただきたい。お願いします。


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