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2008年6月 5日 (木)

加速する安全対策

先日、日本の電車のホームは危険きわまりないという話を事務局としました。ホームに安全柵を全適にするべきという内容だったのです。

これはブログに書いてもいいんじゃないの? という事で近々アップするつもりだったのですが、昨日の新聞を見てぶったまげました。

何と山手線全線で転落防止柵を準備すると言うのです。電車のドアと連動して開閉する仕掛けまでついて、550億円の投資になるそうです。

昔からモノレール(浜松町ー羽田)や地下鉄の一部には装備されていて、なぜJRにはないのかと不思議に思っていましたが、最近の事故や犯罪の多さに対応せざるを得なくなったようです。

時代は変わりつつあります。こういう動きは大抵加速するのです。マスコミを通じて意識が一気に高まっていくからです。似たような事で危険が放置されているものは数え上げればきりがありません。

自動車に関しても、先頃リアシートのベルト着用がようやく義務づけられましたが、他にも安全対策しなければならない事が山積みです。

性能の向上や前席シートベルト着用義務化、エアバッグ装着等のお陰で、最近減少傾向ではありますが毎年6000人もの人が事故で亡くなっているという異常な事実が放置されたままというのは理解し難い事です。なぜもっと抜本的な対策が講じられないのか不思議でなりません。

そもそも歩道と車道が区別されていない道をトラックやバスががんがん通っているような国が、先進国と言えるのでしょうか。今後老人が増える事は明らかです。早急に対策するべきです。歩道橋も必須アイテムと言えます。

これらが実現すれば老人子供の歩行時の事故が激減する事は明らかです。誰も走らない立派な高速道路にお金をかけるより、余程分かり易いではないですか。道路族や国交省の偉いおじさん達はどう考えているのでしょうか。

10年前常識でも今では非常識になっている事が沢山あります。特に、このところの安全面の動きは早いのです。10年後に今を振り返って、何て危険な世の中だったんだろう、と言えるようにして欲しいものです。

 



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