雨の日と月曜日
Rainy days and Mondays always get me down. と歌うカーペンターズの曲がありました。なんだアメリカ人も我々と同じなんだ、と嬉しくなったり、感心したりしたものです。
梅雨時は両方が重なる事があり、実にうっとうしいのですが、格好の言い訳とはなります。休みボケした月曜は効率が悪くても仕方がないのです。明日から頑張ればいいのです。
火曜日になると、さすがに言い訳の材料がありません。でも何となく月曜を引きずっていて効率の点では今一なのです。後半ペースが出てきますが、その頃終業時間になります。
水曜日はすいすいといく筈なのですが、佳境に入りかける頃、好事魔多し、来客や雑用が入ったりして思うようにはいきません。明日こそは、などと思ったりするのです。
木曜に入ると焦りが出てきます。もう一日しかないと思うと、空回りしてはかどらないのです。無力さを感じたりもします。暗い気持になって家に帰るとカミさんから「何かあったの」と必ず聞かれ、そこには「早いねえ、もう金曜だよ」と毎回同じセリフを言っている自分がいるのです。
金曜になると開き直るしかありません。取りあえず、出来るところまでやって治外法権の週末に逃げ込もう、という事で、逆に気楽になります。来週こそは! と不退転の決意をして週末になだれ込むのです。
大体金曜日のアフター5は飲み会などが多いので、気が大きくなっています。開放感を味わいながら生ビールなどをグビッとやると仕事なんかどうでもよくなっているのです。月曜日の朝までは休戦状態が続きます。
そういう訳で、週末には出来る限り仕事なんかしてはいけません。土日に非日常をたっぷり味わって、すっかりわだかまりのない状態で月曜の朝を迎えれば、仕事の効率は上がってくる筈です。やる気の月曜日が実現するかもしれないのです。
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