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2008年7月 2日 (水)

モーダルシフト

ゴルフや仕事で高速道路を走る機会が多いのですが、大型トラックにはいつも泣かされます。追い越し車線を占領して、急いでいる車の妨げになるケースが多いのです。特に深夜や雨の日は怖い思いをします。

深夜で雨の日などは、巻き上げる水煙で視界が数メートルしかない事もあるのです。最悪は前後と走行車線側3方を塞がれて逃げ場がない時です。大きいトラックで視点の高い運ちゃんは気がつかないでしょうが、小さい乗用車に乗っていると本当に怖いのです。

何でこんなに沢山の大型トラックが特に深夜、高速道路を走っているのか 疑問に思う人は多いのではないでしょうか。まるで東名高速などは産業道路のようなのです。

これではいくら制限速度を引き上げても無意味です。トラックとの速度差が出て反って危険かもしれません。

Ssth150_2

10年以上も前ですが、モーダルシフトと言う耳慣れない言葉を聞いて興味を持ちました。長距離トラック輸送を鉄道や大型コンテナ船による大量輸送にシフトするという計画です。日本は四方を海に囲まれているので、特に海上輸送を利用しない手はない、というのは非常にわかり易いのです。

これが実現すれば陸上の大型トラックによる長距離輸送は激減します。トラックは産地と港、港とお客さんの間だけの輸送になりますから短距離輸送で済み、CO2削減にドラスティックに貢献する事は確実なのです。試算では1/3〜1/5くらいになると言われています。

時間に追われる無理な運転が減り、事故も確実に減少するでしょう。高速道路は本来の機能を取り戻し、余計な道路を作る理由もなくなるので、その予算は環境その他にまわせる筈です。いい事尽めではないですか。

理想的とさえ思えるこの構想は、港湾整備上の問題なのか、利権がらみなのか、不思議な事にそれ以降、全く進んでいるように見えません。

昔IHIから依頼されて開発した高速双胴船SSTHにコンテナ船バージョンを仕立てれば、モーダルシフトに大いに貢献する筈、と残念に思います。今からでも遅くはないので、是非、計画を強力に推進して欲しいものです。(イラストは10年以上前に描いたSSTH150mクラス /アクリル系水彩絵の具使用、残念ながらこの船は製品にはなりませんでした。)


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