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2008年7月25日 (金)

TVコマーシャル(1)

テレビコマーシャルの制作は限られた時間内に、効率よく凝縮されたメッセージを込めるという、知的で創造的な作業です。昔から世界ではアイデアとユーモア溢れる作品が数多く創出されてきました。コマーシャルを見ればその国の文化や知的成熟度合いが分かるというくらいで、なかなかあなどれないのです。

私も興味があり、時々放映される世界の名作集を見るのが楽しみなのです。ところで最近の日本はと言えば、最近やたらに派手なテレビコマーシャルが目につきます。最後まで見ると合法すれすれ(?)の某ギャンブル系業界のCMだったりするのです。

そう言えば、いつの間にか海外ものを含め、ギャンブルのCMがやたら増えている気がします。競馬、競輪、競艇等の公営ギャンブルCMは昔から多く、教育上感心したものではないと思っていたのですが、他のギャンブル系CMまで公の電波に大手を振って登場するに至っては穏やかではありません。目に見えないところで何か良からぬ動きでもあるのかと疑ってしまいます。

メディアの倫理に関しては昔からよく議論されてきた筈なのに、背に腹は代えられないのでしょうか。お酒や煙草にしても海外では慎重に扱うCMテーマなのですが、日本で、その配慮は感じられません。

Jr

勿論良いコマーシャルも、ない訳ではありません。最近ではJRの「そうだ、京都、行こう」などは、シンプルながら分かりやすくて好きです。第一画像が素晴らしい。(続く)


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