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2008年7月19日 (土)

タイムマシン(2)

悪ガキの頃から映画は大好きで親の目を盗んでは町で唯一の洋画専門の映画館に通っていました。中学2年の時でしょうか、いかにも私好みの面白そうな映画がきたのです。

ロッド テイラー、イベット ミミュー主演の「タイムマシン」です。発明家の主人公がタイムマシンを発明して過去や未来に行くという夢のある内容なのです。

色々トライしているうちに何千年も未来に行って人間の将来の姿を目の当たりにするのですが、あまり好ましい将来像は描かれていません。

Photo_2 労働者は地下に潜り、ワーロックという怪物になり、地上で遊び呆けている美しいが頭も体も弱い、支配階級の退化版と思える人間を、ショッキングな事に餌にしているのです。

最近リメークされたタイムマシンではワーロックはCGで描かれ、怪物度合いがエスカレートしていましたが、オリジナルの方がむしろリアリティがありました。

何でもかんでもCGで作ればいいというものでもありません。時にはハリボテに特殊メイクのほうがリアルで味がある場合もあるのです。

映画そのものも個人的にはオリジナルの方が、シンプルに出来ていて分かり易く、好感が持てました。

人間の未来は今のペースだと後220年で滅亡という説も出ています。どう転んでも明るい未来は期待出来そうもないのです。タイムマシンがあれば2050年に行って、環境を調べ、サミットの数値目標に反映する事も出来るのですが。。。

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