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2008年7月20日 (日)

ジュラシックパーク

スピルバーグの最高傑作の一つである「ジュラシックパーク」は、それまでの不自然さの残るCGに比べて、本格的CG映画の草分けとさえ言えるリアルなCG満載の夢溢れる映画でした。

こういうのを作らせるとスピルバーグは素晴らしい手腕を発揮します。シリアスものはあまり作ってないという事もありますが、得意ではないようです。唯一「シンドラーのリスト」は自身がユダヤ系という事もあり、格別の思い入れがあったのでしょう。度迫力がありました。

ところで映画の中でTレックスが車を追いかけるシーンがありました。60〜80キロくらいで走っている感じでしたが、現代においてそのまま再現した場合には、とてもそのようなスピードでは走れないらしいのです。

T

現在の引力だとTレックスの筋肉量は決定的に不足していると言います。体重が6tもありますから象より大きい体は、10キロくらいで走るが関の山で、場合によっては走行は困難であるというのです。

確かに筋力は体積に比例せず、面積に比例すると言われていますから、決してすばしっこいとは言えない象並の能力を発揮する為には、象以上の筋肉量を必要とする訳です。

どう見ても2本しかないTレックスの後足は象4本分の筋肉量があるようには見えません。従って地球の引力自体がいつの時点かで大きくなった可能性があるという説は否定出来ないのではないでしょうか。

いずれにしても非常に残念ながら化石の蚊の中から恐竜のDNAを採取して、恐竜を作り出せたとしても、現代ではイメージ通りの活躍をしてくれない可能性が高いのです。人類の夢の一つが、また壊れてしまいます。


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