TVコマーシャル(2)
昔から動物をCMに使うと外れはないようです。犬を使ったコマーシャルなどは特に興味を持って見るのですが、最近人気の犬がお父さん(?)というのはどうしても馴染めません。アイデアの貧困さ、あざとさにまず目がいってしまうのです。
同じ会社のCMでもキャメロン ディアスを使ったものは大人っぽくて、いい味出していると思うのですが、広告代理店が違うのでしょうか(?)
良いコマーシャルの話をもっとしたいのですが、あまり思い浮かびません。そこで話は感心しない方へ戻らざるを得ないのです。
違法金利の金融系CMは法律が改正され厳しくなったせいで激減しました。それでもついこの間まで元参議院議員が28%と書かれた画面に登場して「ご利用は計画的に!」などと意味不明な事を言っていたのです。
さらにジャーナリストが特定の企業のCMに出演するに至っては、頭の中が疑問符で溢れてしまいます。ジャーナリズム界の基本的な常識力を疑わざるを得ないのです。
ここにも市場原理が働いているとでも言うのでしょうか(?)インターネットに押されているとは言え、まだまだTVの影響力は大きいのです。放送局毎に差異はあっても一定の線引きはされるべきです。
現状は残念ながら事前に様々な角度から公的適正を吟味するという基本的作業が忘れ去られています。今のテレビを見て育った子供が、将来まともな価値観を持つとはとても思えないのです。
どこを見ても内容や顔ぶれが変わらず、興味本位で高尚とは言い難いワイドショーや、中身の薄いお笑い番組、これらの合間に大げさで胡散臭いCMを見せられると、自然にチャンネル選択がCMのない放送に向かってしまいます。。
(画像は、決して垢抜けているとは言えないが、安心してみられる番組の一つ、それはそれで別の問題があったりするようですが・・・)
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