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2008年8月13日 (水)

北京五輪の不思議

話題に事欠かない今回のオリンピックですが、新たな疑惑が浮上しています。開会式の花火の打ち上げのうち、北京市内を競技場に向かっていく人の足跡をかたどった花火はCGの可能性が高いと言うのです。従って画像を見ていた人にしか見えなかった訳ですが、面白い事を試みるものだと感心します。アイデアとしてはいいところ突いているのではないでしょうか。

Photo_2

画像をよく解析すれば分かるらしいのですが、そこのところは中国らしくありません。どうせやるならば完璧にやって欲しかったのです。当事者の口からも漏れているらしいので、箝口令を布く程のものでもないというポジショニングなのでしょう。

他にどうしても解せない事があります。重慶でのサッカー(アジアカップ)試合で、日本対中国以外の国であるにも拘らず、連日競技場は満員となり、日本へのブーイングの嵐を巻き起こしていた騒動は未だ記憶に新しいのですが、それを彷彿とさせる行為があまり見受けられない事です。

Photo_3

オリンピック前に胡 錦濤主席が来日して以来、妙に親日的になったとは言え、この変節ぶりはどう解釈すればいいのでしょうか(?)それとも巷間噂されているように、当時何者かがある意図を持って、その為の要員が集められ、意識的に日本叩きをやったというのが真相だとすれば納得がいくのですが、その件に関して日本側メディアが何も触れていないのは不思議な気がします。

Photo_4

そういう下世話な話を抜きにしても今回の五輪は改めて映像の凄さを感じます。なかでも日本代表が予想以上に知的で清潔感があって、更に、これほどお洒落で美しいとは思っていなかったのです。先進的な意識をベースとした文化レベルの向上が奏効しているのかもしれません。

昔の強そうだが田舎臭くて垢抜けしない若者とはえらい違いです。いつの間にそうなっていたのか、と不思議に思いながら感激しています。こういう不思議ならいくらあってもいいのですが。。。


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