ラーメン
学生の頃、東京に来て初めて湯麺(タンメン)を食べて感激しました。薄い塩味のスープと野菜の組み合わせが絶妙に感じられ、好みだったのです。それに餃子でも付ければ大変豪華な食事でした。今では考えられませんが、更に空腹時にはお新香とご飯を付けて食べていたのです。
いつの間にか湯麺を普通の中華系の店で見かけなくなりました。たまに見つけると嬉しくなって注文するのですが、なぜか昔みたいに美味しくは感じません。最近では昔風のラーメンやタンメンに代わって外人にも人気がある博多系豚骨スープのラーメンが急激に幅を利かせて来ているようです。
確かに濃厚な味は強いインパクトがあります。トッピングにも工夫があり、好みに合わせて色々アレンジが出来るのも今風なのです。値段もリーズナブルで昼食には何の抵抗もなく選べます。ただ、その濃厚な味故に一ヶ月に一回で十分と思うのは歳のせいなのでしょうか。
今年、江ノ島に今人気のある豚骨ラーメンの店「一風堂」がオープンしました。いつか行こうと思っていたのですが、今日実現したのです。 店は広く新しくて清潔でした。待ち時間も少なく、何よりオーナーに気兼ねしなくていいというのが楽でいいです。
肝心の味は見え方よりはさっぱりしていて、麺も適度な弾力があります。一緒にオーダーした黒炒飯も味は濃いもののコクがあり悪くありませんでした。取りあえず合格点ではないでしょうか。待っている間につまめるチョイ辛系付き出しもアイデアとして面白いです。 これで休日の昼食の選択肢が増えました。ラーメンのおいしい店はなかなかなくて、いつも苦労しているのです。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 生肉を食らう野蛮人(?)(2011.05.21)
- 六本木(2008.10.19)
- ラーメン(2008.08.31)
- 韓国宮中料理(2008.05.25)
- 天青の地ビール(2008.05.11)
コメント