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2008年9月22日 (月)

フィールド・オブ・ドリームス(3)

球場の中は凄く込んでいて、立ち見しか難しい状況でした。ネット裏の立ち見席でうろついていたら、今度は30才くらいのサラリーマン風の人から声をかけられます。ボックスシートのチケットが余っているが、一緒に見ないかというのです。

一日に二人からチケットを貰うとは、何という偶然、ラッキーでしょう。最初のおじさんはと言うと、目で行け行けと言っています。結局その若いおじさんとネット裏の特等席で野球を見る事になったのですが、やや不機嫌なのが気になりました。今にして思えば、9分9厘、彼女にすっぽかされたに違いありません。当時はそこまで気が回らず、ノー天気に喜んでいたのです。
Korakuen
それから20数年後、今度は東京ドームの周りでチケットを買う為にうろうろしている自分がいます。その当時の巨人戦(東京ドーム)は凄い人気で、正規のチケットは前売りであれ、立ち席であれ、まず買う事は出来なかったのです。子供に巨人戦を見せてやりたいのですが、まともな方法では手に入りません。

いけない事だとは知りつつダフ屋のおじさんを探すしかなかったのです。いかにもという風体のおじさんを見つけて声をかけると、一緒に来いと言います。ついて行くと何とトイレの個室に連れて行くのです。そこで交渉が始まりました。何とか値切ろうとする私と恐いおじさんとの間で、臭く狭い部屋の中、真剣勝負が行われたのです。

結局内野のまずまずの席でしたが、正規の4倍くらいの料金で買う羽目になりました。当時小学生だった子供の喜ぶ顔を思うと、そのくらいの事は何でもありません。何度か利用させてもらったのです。最近は人気が落ちて来たので、ドームの周りにダフ屋さんはいないそうです。歓迎べき事ではありますが、人気の凋落振りには一抹の寂しさを拭い得ません。(続く)


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