鬼の街
中国はやはり広い、心配していたような気配は微塵も感じませんでした。オリンピック直後に行って以来でしたが、市内はオリンピック前に見事に戻っているようです。大気は霧がかかったようで、道は車や人で溢れかえっています。
改善して欲しいのは歩行者に対する車のマナー、これが切実です。今回も何度か怖い思いをしました。朝早い交差点で青信号の横断歩道を渡っていると右折車が歩行者無視で突っ込んで来ます。
前を歩いていた子供を抱いたお母さんに対し、クラクションを鳴らしながら突っ込んで来た右折の軽トラを見た時には流石に「そりゃないだろう」と眉をひそめざるを得なかったのです。日本も昔は歩行者に対して似たような事をしていました。時が解決してくれるのを待つしかないのでしょうか。
ところで、今回の仕事は日米欧のデザイン会社3社によるコンペだったようです。勝たないと次のステージに進めずうま味がないのですが、幸いな事に今回のプレゼンで勝負がつき、ウィナーになりました。ほっと胸を撫で下ろしています。
デザイン受注には色々なタイプの契約があるのですが、最近はさすがに世知辛く、コンペ形式が増えてきました。簡単に大きな契約にはなり難いのです。
これでまた私だけでなくスタッフを含めて中国出張が増えます。何とかして中華料理に慣れたいのですが、私の狭い好みのレンジにミートする中華料理は未だ多くはないのです。今回は鬼の街と呼ばれている昼間は閑散としていて、夜になると活動し始める終夜営業のレストラン街に行き、モンゴル料理を食べました。玄人好みかもしれませんが、かなり癖があったのです。
(PHOTOは朝の交差点と鬼の街と言われるレストラン街、圧倒的な店数です)
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コメント
はじめまして。以前から楽しく拝見させて頂いてます。
中国は数回私も上海、北京のみですが行ったときのカルチャーショックはやはり”自動車のマナー”でした。
あまりにも頭が来て、交差点を渡っている最中に目の前を通り過ぎた車のトランクを手で叩いた記憶があります(笑)
色んな意味で気をつけましょう!
投稿: NATE | 2008年10月25日 (土) 08時46分
交通マナーのいい国は日本とアメリカくらいしかありません。厳密に言うと、日本も関西や田舎では少し怖い目にあったりします。
私の故郷の愛媛県新居浜市も、たまに行くと違う国に来たようで、戸惑う事があります。ローカルルールがよく分からないのです。
投稿: 田中 徹 | 2008年10月25日 (土) 12時41分