CEOの年収
朝夕めっきり冷え込むようになり、スポーツシーズンも終盤の晩秋、季節外れのさくらが満開になりました。大王製紙エリエールレディス、ゴルフトーナメントで、ぶっちぎり優勝を横峰さくらが果たしたのです。今年はひょっとして勝てないかもしれないかと思っていただけに安堵した人も多いのではないでしょうか。これで賞金ランクも一気に二位まで上がり、来週の最終戦次第では賞金女王も視野に入ってきたのです。何とか頑張って有終の美を飾って欲しいものです。
男子では石川遼が魅せました。ダンロップフェニックスで結果こそ一打差二位に終わりましたが、随所に思い切りの良いスーパープレイを見せつけ、大向こうをうならせたのです。それにしても初日の、足で自分のボールを踏んづけてのペナルティが悔やまれます。
石川遼君も横峰さくらちゃんも年間賞金獲得額が共に殆ど1億円となりましたが、あの若さで大した稼ぎです。しかし世界に目を転じれば、能力ととても見合った報酬とは言い難い人達も沢山いるようです。
最近で言えば、ビッグスリーや金融関係CEOの年収が高過ぎると問題になっています。アメリカの場合、大企業〜超大企業で9〜14億円だそうです。内容は現金1/3、自社株2/3くらいとなります。
さらに専用のジェット機を持ち、運転手つきの高級車なんて言うに及びません。家は悲しくなるくらい立派です。それに対して、一般労働者の年収は470万円くらいだそうです。ローンで買った家に住み、ローンで買った乗用車を自分で運転します。
方や、日本のCEOの場合は一流企業でも5〜6千万円です。一般労働者が550万円ですから、その差は先進国中最も少ないと言えます。しかも自家用ジェットを持っている人は殆どいません。そう言えばアメリカ型が好きなホリエモンは持っていました。
昔、海外でゴルフをした時に、中小企業ではありますが、たまたま社長が4人揃った事があります。中の一人が私の“月収”は600万円だけど、ミスタータナカは日本人だからもっとでしょう(?)と言うのです。
一瞬言葉に詰まりました。年収の間違いではと言いそうになって思いとどまり、まさかその10分の一くらいです。と言う訳にもいかない雰囲気だったので、笑って誤摩化しましたが、後の人達もそのくらい取っているのでしょうか(?)おまけにその600万の人は5000万円クラスのゴルフ会員権を二つ持ち、2億円の家に住んでいると言っていました。
随分日本と海外では考え方が違うようです。勿論良い悪いの問題ではなく、資本主義経済の下、儲かる企業はCEO報酬をいくらに設定しようが勝手です。従業員と株主に対して、責任を果たしてさえいれば何の問題もない訳です。
問題は業績が悪化した時の対応に尽きます。国から援助を受けながら、贅沢を止めないと言うのでは社員も国民も納得する筈はないのです。
そう言えばドバイにまた凄いホテルが出来て一泊250万円のスウィートがあると言っていました。欧米企業のCEOや世界のセレブが対象でしょうが、この不況下で思惑通りの商売が果たして可能なのでしょうか(?)老婆心ながら心配になります。
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