ギャンブル
NEVER UP, NEVER IN という言葉があります。ゴルフのパッティングで、カップに届かなければ絶対にカップインする事はない、という意味で使われます。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」にも通ずるかもしれません。何事にもそれは言えるのではないでしょうか。
私の場合、昔からギャンブル好きでした。誤解されては困りますが、例えば、麻雀では常に綺麗な手を狙う、大きな手で一発逆転を狙う、相撲でもわざと土俵際まで押し切らせて、うっちゃるという程の事です。
ラスベガスではブラックジャックのテーブルで、ディーラーのお姉さんから「ユーは、そんなに良い手ばかり狙っていたんでは勝てないよ!」と言われた事があります。ほっといてくれ、とマイペースでやった結果は200ドルくらいの負けでした。
ゴルフに戻って、昨日のロングホールの話ではないのですが、やはり大きな手が狙えるチャンスはそんなにある訳ではありません。安全策にまわれば、一生かかってもNEVER IN なのです。ですから基本的に常に最良の結果狙いで行きます。その成果として、スコアはともかく、記録に残っているだけでも生涯300超のバーディと、3回(ちょっと少ないか?)のイーグルに結びつきました。
慎重にいった結果、スコアが一つや二つ良かったとして、それは記憶に残るでしょうか(?)麻雀でも生涯40個近い役満数を誇ります(?)が、少々勝ちや負けが少ない事より、明らかに美しい役の甘美な思い出の方が価値があるのです。ハイテイ(海底と書きます。最後のパイ)で四暗刻、大三元をツモった時の記憶は今でも鮮明です。
仕事だけはそうもいきません。失敗が許されないからです。社員と家族を路頭に迷わせるわけにはいかないのです。アメリカは金融ビジネスで大きなギャンブルをして、取り返しのつかない大失敗をしました。
昨日テレビを見ていて、インタビューに応えるアメリカのエコノミスト達が一様にノー天気なのか楽観的なのか、大して危機感を持っていない事に驚きました。結局悲観論者で負けが少なかった日本が面倒見る事になるのでしょうが、この先、思いやられます。
(PHOTOは麻雀のポピュラーな役満 国士無双)
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