厚顔無恥
11月になって急に冷え込んできました。いえ、景気もですが、天気の話です。気温が低く、木枯らしも吹いていよいよ冬の様相なのです。ちょっと早いんでないの(?)と思わざるを得ないのです。例年今頃こんなに寒かったのかしらと思い、ネットで調べてみましたが、一日単位となるとさっぱり要領を得ません。
9、10月も異例に涼しかったし、やはり地球はプチ氷河期に向かっているのでしょうか(?)寒いのは好きじゃないんです。歳をとるにつれ、暖かい方が好きになるようです。それも贅沢を言わせてもらうなら30度は超えて欲しくないのです。20〜30度の間で年間推移すれば最高なのではないでしょうか。
丁度それに当てはまるのが、ハワイです。LAもそのくらいで、いわゆる西岸海洋性気候というやつですが、年中ゴルフに適しているというのは応えられません。絶対上達する筈です。引退したらそういうところに住みたいものですが、円高が進んで海外の不動産が安く買えるようになれば、簡単に実現出来るかもしれません。
それにしても昨日テレビを見ていて、日本の空き家率の高さ(2003年で12%以上)には驚かされました。あの不動産バブル崩壊のアメリカでさえ2.9%と言いますから、日本の場合異常です。早くも人口減による住宅余剰現象が表れているのでしょうか。都心などもマンションを作ったものの売れずに困っている不動産屋さんが多いと聞きます。ちょっと前の住宅プチバブルが嘘のようです。
しかしこういうご時世に都心の一等地に国家公務員専用住宅を100億円以上かけて建設しようという神経はどうなっているんでしょうか(?)しかも家賃はタダ同然と来ています。どこまで税金を無駄遣いつもりなのかとあきれ果てます。言い訳がまた振るっているのです。厚顔無恥にも国有地を売却した売却益で建てるから税金ではないと言いはるのです。
勘違いしてもらっては困ります。国有地だって国民の財産です。しかもそのロジックには無理があります。国有地は無制限にある訳ではないのです。ところが公務員用住宅は無制限と言えるほど次から次へと建てられています。新たに土地を購入して建てる訳ですから、国有地を売ったお金は土地の購入費分に消える筈です。ならば建築代はどこから出るのか、建築費も国有地売却益から出すと言うのであれば、国有地は無尽蔵になければならなりません。全く分かり難い屁理屈をこねくり回す高学歴エリート官僚の計算法は、ハーバード出の金融工学MBAにも通ずるところがあります。
無理は最期には必ず破綻するのです。そういう例が沢山あるのにも拘らず、学習効果がないのは“バカ”としか言い様がありません。歴史の教訓を真摯に学びましょう。
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