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2008年11月17日 (月)

オバカ旋風

Barack_obama アメリカではオバマ旋風が吹き荒れ、日本ではオバカ旋風が吹き荒れていると、あるブログで読みましたが、うまい事を言うものだと痛く感心しました。確かに親中派で昔から反日的な民主党が勝ったというのに、日本のマスコミとか某市では自分の事のように浮かれ、感激したなどと言っているのを聞くと、どこまでオバカでお人好しなのかと飽きれてしまいます。

演説だけでいえば、アドルフ ヒトラーは抜群にうまく、ドイツ人の心を酔わせました。その結果があれですから、基本的に口のうまい人は要注意なのです。オバマさんも話術を心得ていて、J.F.ケネディのようにアメリカ人だけでなく、世界中にシンパを増やしているように見えます。

しかしこれまでの演説などからは、事なかれ主義的バラまき型政治家の姿が垣間見えるのです。今のアメリカ経済の状況は生易しいものではありません。よっぽどふんどしの紐を絞めてかからないと、しっぺ返しを食らう事になります。例えばGMを救うと簡単に言っていますが、莫大な資金が必要です。しかも一回では済みません。累積赤字が6兆円以上、負債が2006年の時点で天文学的数字の45兆円もある企業です。

今回の金融危機の前から大ピンチだった訳ですから、今後良くなる見通しなど全くと言っていい程ないのです。従って一回救うと蟻地獄のような救済地獄に落ちます。GMだけなら未だいいのですが、不公平を嫌う国民性ですから、他も救済しなければならなくなって、アメリカ財政はあっという間に破綻する筈なのです。

筈と言ったのは、暴れん坊のジャイアンの事ですから、最悪のケース、溺れ始めたらどういうウルトラCを使って来るか分からないという意味です。我々には想像もできないアンフェアな裏技を使ってでも、死にもの狂いで浮かび上がろうとするでしょうから、覚悟しなければなりません。日本も、どういうとばっちりを受けるか分かったものではないのです。

日本のマスコミや政治家はアメリカや世界の実態を正確に把握していませんからノー天気な事を言っていますが、フランスのサルコジ大統領は、ドルは最早基軸通貨には値しない、などと言っているのです。これは一昔前、いえ一年前なら考えられないような暴言です。公の場で堂々と言えるという事が、既にアメリカの尋常でない衰退振りを証明しているのではないでしょうか。ドミノ倒しは始まっているのかもしれません。

この先どういう展開になるのか全く予断を許さないと言うのに、麻生さんは何を勘違いしてか、「解散は私の意思で決められるのだ」などとうそぶいています。とんでもない錯覚です。解散権は主権在民ですから国民にあるのです。総理大臣は国民の代弁者に過ぎないので、民意を常に尊重しなければなりません。不支持が上回る今の支持率で自分に解散権があるなどと偉そうに言うのは自分は“オバカ”であると言っているに等しいのです。

その国民は早く解散して、信を問え、と言っています。そして、正常でどこからの圧力にも屈しない政府を作るのが、彼に残された最後で、唯一の仕事なのです。。。こういう時に、ノーと言えるあの人がもう少し若かったら・・・と思っているのは私だけでしょうか(?)

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