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2008年12月

2008年12月31日 (水)

いよいよ大晦日です

いよいよ押し迫ってきました。早いもので今年も後少しで終わってしまいます。今年は殆どフルに一年間ブログを書いてきました。続かないかもしれないと思っていた割にはよく頑張ったのです。

Photo_2 仕事は多少の波風はあったものの順調でした。売り上げ自体は平年並みでしたが、決算的には意外に利益があったのです。合理化が進み、人も少し減ったのが効いたのでしょう。

プライベートでは、愛犬が死に、代りに新しい猫の家族が増えました。その点では大変化があったのです。自分としては散歩の友がいないというのは物足りません。何とか復活のチャンスを狙っています。

ゴルフはここ数年、右肩下がりのライン上にあって、基本的には落ち目なのですが、昨年並のアベレージ89(31ラウンド)に停めました。ドライバーのシャフトを安定感のあるものに替えたのが奏功しているようです。

来年はラウンド数は今年並を維持しても、アベは86〜7あたりに持っていきたいのです。ストレッチに精を出します。

さあ、来年の世界はアメリカ次第でどうなるのかさっぱり分かりません。未だ爆発寸前の地雷が沢山埋まっていると聞きます。場合によっては想像以上に大変な事になるかもしれません。

政府が政界再編でも何でもいいですから、少しはまともになって、有効な対策を打ち、最悪の年にだけはしないようにしてもらいたいのです。

今年一年、皆様には大変お世話になりました。月並みではありますが、来年もまた、ご指導ご鞭撻、宜しくお願い申し上げます。では良いお年を!!


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2008年12月30日 (火)

格好良い悪いの評価

フェラーリ F430と、アストンマーチンDB9のどちらが格好いいのか、あるいはデザインが秀れいているのかと聞かれると、答えに窮します。なぜならそれぞれ非常に高いレベルで昇華されていて、好み以外で評価する事が難しいからです。

個人的な好みを言えばアストンマーチンですが、フェラーリファンだって根強いものがあります。世界で人気投票をすれば、どちらが勝つのか全く分かりません。いい勝負になるのではないでしょうか。

それでは答えにならない、あるいはデザイナーとして、説得力のある説明をして欲しいと言われる人は多いと思います。確かに好き嫌いだけで優劣を決められたのではデザイナーとして、たまったものではありません。何処がどうだからこうなのだと理論的な説明が求められます。

アストンとフェラーリの甲乙つけ難い理由を以下に解説してみましょう。

1)まず車をデザインする上で、一番忘れてはいけないのは、かなり危険を伴う走る道具であるという事です。従って、格好(スタイリング)の為に安全性を犠牲にする事は出来ません。機能的で、安全な乗り物である事が大前提となります。

2)次にコンセプトですが、作る側が目指すコンセプトを視覚的に表現しなければなりません。即ち、見た印象と、乗って走ってからの印象が一致しなければならないのです。凄く走りそうなのに、乗り味が鈍重であれば、凄い違和感を感じる事になります。知的にするのかセクシーにするのかというようなテイストもここで決められます。

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3)3番目は洗練度合いです。1、2を満たした上で、それを高い次元で洗練させる作業はプロの仕事です。ここでミスれば元も子もありません。例えばフェンダー、ショルダーのエッジのR(丸さ)一つで印象はがらっと変わるのです。狙ったイメージを忠実に再現する能力が求められます。

4)以上の事を満たしただけでは未だ不足です。このクラスになるとプラスαが求められます。それはユーザーがその商品を見た時に、何かよく分からないが、知らない世界が体験出来そうとか、新しい自分が見つけられそうとか、オーラとでも言った方が分かり易いかもしれません。そういうサムシングが必要なのです。ここにこそ作り手の潜在的なものが表れます。デザイナーのキャラクター、キャパシティに負うところは大きいのです。

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以上の評価基準に照らして、前述の両車は甲乙つけ難いのです。どちらも非常に高いレベルで創造されています。反面それは見る人に取って分かり易いという事にもなります。自分が探しているのは、こっちだと言い易いのです。従って、同じスポーツカーながら、コンセプトが対極に位置する両車は、最も好みの分かれる二台という事になるのかもしれません。

その明らかに違うコンセプトとテイストですが、それぞれ自分と自分の世界を変えてくれそうな夢(錯覚)を与えてくれるのはマニアには応えられないのです。歴史とブランドイメージが更に付加される訳ですから、有り難みが違います。残念ながら日本車では、未だこの域に達した車はありません。伝説的とさえ言える、この領域に達するには、もう少し時間がかかるのではないでしょうか。

(PHOTOは 2000万円以上もするアストンマーチンとフェラーリ F430)


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2008年12月29日 (月)

演歌

いよいよ年末感が出てきました。テレビで演歌の特集をやっているのを見たのです。いえ、誤解しないで下さい。私は決してカラオケで演歌を陶酔しながら歌ったりするタイプではありません。何と言っても横文字職業のデザイナーです。昔のフォークソングとか、ジャパニーズポップスとか洋楽を、上手いかどうかはともかくとして、好んで歌うタイプなのです。

18番は前も言いましたが、バンバンの“イチゴ白書をもう一度”です。19番は森進一の“冬のリビエラ”で20番は何とライチャースブラザーズの“UNCHAINED MELODY"なのです。間違っても演歌なんか歌った事はありませんよ、何と言うか沽券に関わるのです。

ところが最近は演歌を聴くと、良いかもしれないと思うようになって来ています。歳をとったのでしょうか(?)八代亜紀の“舟歌”など聴くとジ〜ンとするのです。何と言っても歌詞が素晴らしい。

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お酒はぬるめの燗がいい、肴はあぶったイカでいい、女は無口の人がいい、灯りはほんのりともりゃいい、と来れば、情景がまざまざと浮かんで来ます。良き時代の日本の港町のしみじみとした飲み屋がそこにあるかの如くに思えて来るのです。

出張で地方に行った時など、そういう店がないかとよく探しました。かなり近い店はありましたが、無口の女だけは、、、残念ながらいなかったのです。

しかし、演歌は正に日本にしかない正統派(?)の日本文化ではないでしょうか。これが分からない人は多分日本人ではありません。テレビの八代亜紀は歳をとったせいか、昔の艶と伸びのある声ではありませんでしたが、阿久悠の詩は今でも十分素晴らしかったのです。

続いて布施明がジュリーの“時の過ぎ行くままに”を歌っていましたが、これは本家より上手かったのではないでしょうか。年輪がそうさせるのか、情感がこもって聴き応えがありました。

さて、どういう落ちにしていいのか分からないのですが、要は何かにつけて昔を懐かしむという事は、歳をとった証拠なのでしょうか。いよいよ後二日で今年も終わりです。来年はどんな年になるのか、一年中しみじみした演歌にひたるような年にだけはしないつもりです。。。


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2008年12月28日 (日)

為政者の覚悟

昨日の続きになりますが、政府は政策一つで世の中を百八十度変えられるくらいの魔法を行使出来ます。という事は政治家は国家の命運を左右する程の強大な権力を握っている事になります。今の日本ではその権力が何百人もいる政治家に分散されていますから、決るものも決らないし、人事のようにしていられるのです。

リーダーも、ドングリの背比べの中から年功序列的に選ばれるので、自覚も覚悟もありません。それでも何とかやって来られたのは、世界に冠たる経済的ファンダメンタルズが民間にあるからです。そのお陰でこれまでは大きな問題がありませんでした。しかも一番大変な防衛問題は他国に任せっきりです。こんな楽な商売はありません。

ところが今回くらいの世界的な危機になると、これまでのような訳にはいかないのです。特にリーダーには強力な指導力が要求されます。日本の場合、既得権益の垢にまみれた連中をまとめるのは至難の技です。小泉さんの時のように、世論を味方に付け、抵抗勢力が出て来難い流れを作るしかないのですが、残念ながら小泉さん自身はアメリカ偏重である上、興味ある事が限定されるので、今回は適任とは言えません。

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では、他に誰がいるのかいないのかよく分かりませんが、命を狙われるくらい強力に指導力を発揮するには、余程の信念と覚悟が必要である事は明らかです。その点、アメリカの大統領は信念はともかく、命がけでやっている姿勢は評価出来るのではないでしょうか。これまで未遂も含めて何人もの大統領や候補者が暗殺されました。

方向性を持った政策を強力に推し進めれば、逆サイドには不満が生じ、それが必ずと言ってもいいくらい過激な行動へと向かうのですが、それでも安易な妥協はしないのです。つくづくブッシュさんやオバマさんは政治の内容はともかくとして勇気があると思います。SPが付いているくらいでは枕を高くして眠れる筈もありません。

本来古今東西を問わず、為政者というのはそういうものなのです。従って、そんな危険な職業を子供に継がせたいと思わないのが普通の親心です。日本の場合、気軽に世襲するのは安全で美味しい商売だと思っている証拠ではないでしょうか。そういう心掛けでは国を動かしたり、変えたりする事などあり得ないのです。

今回自民党に造反した二世議員なども、これまでやって来た事を見ると中途半端で、パフォーマンスにしか見えない事が多いのですが、命を投げ出すくらいの覚悟と、狙われる程の能力はあるのでしょうか(?)これからが真価を問われる激動の時代に、今までのお気楽な政治家達では、とても務まるとは思えないのです。515や226事件の頃が再現するとすれば、立候補する人は、果たしているでしょうか。

(PHOTOは最近、核問題で話題になった、ノーベル平和賞受賞の佐藤栄作元総理)


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2008年12月27日 (土)

マイナス金利

日銀が政策金利を下げた事により、限りなくゼロに近づいた金利ですが、その先はどうなるのでしょうか。聞くところによるとマイナス金利というのもあるのだそうです。日本のように経済成長率が低く、デフレ気味の国では、成り立たなくはないというのです。

すなわち、銀行に預けるにはお金がかかるという訳ですが、誰が金利を払ってまでお金を預けるでしょうか(?)当然タンス預金に向かう事は想像に難くありません。タンスに全国で何百兆円が眠る(???)事になります。
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しかし、これは危険です。泥棒さんが大喜びします。泥棒産業が何兆円もの巨大産業になるかもしれません。セキュリティ屋さんも大もうけ出来ます。流石にそれはまずいので、結局皆お金を払ってでも銀行に預けざるを得ない事になるという訳です。逆に言えば銀行は企業にお金を貸す時には、お小遣いを付けて貸し出す事になるので、私などは大喜びです。是非お願いしたいのですが、やはり実現は難しそうです。

というのはマイナス金利の代わりに、銀行にお金を眠らせない方法としては、預金に課税するという手もあるからです。預金金利より高い税金をかけられたら、それを嫌ったお金はどこに向かうのでしょうか。前述のようにタンスには隠せません。投資方向に向かわざるを得ないのです。その内の数十パーセントでも株に向かえば、面白い事になります。更に、株にかかる相続税を思い切り軽減すれば鬼に金棒です。株価はあっという間に2万円台を目指すでしょう。

それによって個人の含み益は勿論として、銀行は貸し出し枠が増え、資金的余裕が出来た企業は設備投資をし、円高差益と相まって世の中未曾有の(?)好景気になる事受け合いです。内需が拡大して世界の不況もどこ吹く風です。

この様に国内に十分な資金と技術力のある国は、それをうまくまわすだけで、世界の影響をあまり受ける事なく、繁栄する事が可能なのです。即ち政治と国民のマインド(コントロールしてはいけませんよ)次第で、いかようにでもなるという訳です。

結局この事から、現状の閉塞した最悪とも言える状況は、無能な政治家と偏向したマスコミが作り出しているという事を証明しているのではないでしょうか。もっとも、両方共日本人がやっているので、仕方がないと言えば、仕方がないのですが。。。それともどこかの国のスパイ(?)もしくは買収された人が・・・深読みは禁物です。


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2008年12月26日 (金)

先手必勝

トヨタの渡辺社長が神妙な面持ちで記者会見に臨みました。内外の記者が注目する中、非常にショッキングな数字が発表されたのです。来年3月期決算が、何と1500億円もの赤字になるというものです。

これは大変な事です。いよいよ日本の基幹産業にも不況の大嵐が、、、と、マスコミは大騒ぎしています。当然、派遣なんかに構っていられる状態ではないという事になるのでしょう。

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ところが、派手には扱われていませんが、トヨタはF1からも、他のレースからも撤退しません。テレビコマーシャルも普通にやっているように見えます。これはどういう事でしょうか。さらに少し前ではありますが、9200億円の開発予算を削る事は考えていないと言っていました。

よく分からないのです。1500億の赤字がそんなに大変なら、開発予算は飯の種だからともかくとしても、CMやレースの予算を削らないというのが解せません。さらに前年度の1兆6千億もの大幅黒字は何処に行っちゃったのでしょうか。内部留保は普通に考えて何兆円にも膨れ上がっている筈です。

話は変わりますが、家族で自動車部品製造の仕事をしている、ある自営業者の話をしましょう。経済規模はトヨタの24兆円と比べて、丁度100万分の一の2400万円です。前年の税引後純利益は160万円もありました。よく頑張っているのです。

これは恐らく借金さえなければ貯蓄にまわっています。50年もの長きに渡って真面目に働き、儲かり続けて来たので数百万円、いやもっとかも知れません。とにかく沢山の蓄えと抜群の信用力があるのです。

ところが世の中不景気になって来期は減益になる事が分かってきました。そこでアルバイトの子を中途で解約したところ、親御さんから、「約束が違うじゃないか」と文句を言われたのです。約束通り務めてもらうには後5〜6千円も払えば良かったのですが、何しろ仕事がないので只働きはさせられないと、お父さんは思いました。

当然の事をした筈なのに、それを聞きつけて町内会が騒ぎ出したのです。来期が減益とは言え黒字予想のままでは増々騒ぎが大きくなるかも知れません。そこでお父さんは、取りあえず帳簿上は赤字にする事にします。必至で経費を膨らましたりしても15万円くらいしか赤にはならなかったのですが、あまり赤が大き過ぎて、返って信用に傷がついてもいけません。これくらいが妥当かなという事で、恐る恐る発表したらすんなり皆が納得してくれました。

これはしめしめです。来春の長男に対する賃上げを抑える口実にもなりそうです。やはり打つべきは先手です。追求が厳しくなる前に、お父さんの政治的判断が奏効し、見事に世間の同情さえ集める事に成功したという訳です。もうすぐ隣村の長年ライバルだった同業者も消えてしまうみたいだし、お父さんは来期も何とかやっていけそうだと安堵したのです。美味しい晩酌に思わず笑みがこぼれたかどうかは知る由もありませんが。。。

いえ、あくまでも自営業者のお父さんの話で、個人的主観と希望的観測が入っていますから、一つのものの見方として捉えていただけると幸いです。隣村のライバルとの差は、経営状態が最高の状態で大不況を迎えたか、最悪の状態で迎えたかという運的なものが一番大きいのかもしれません。!


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2008年12月25日 (木)

メリークリスマス

念のために言っておきますが、私はクリスチャンでも何でもありません。どちらかと言えば無宗教で俗な人間です。困った時にだけ神様仏様にお願いしますが、行いが悪い割には罰が、未だ(?)当たっていないのです。

いえ、宗教的な話をする気などは毛頭ありません。クリスマスについてちょっと話してみたいだけです。ところで日本人はキリスト教徒でもないのに、クリスマスに浮かれるのはどういう事なのでしょうか(?)昔から疑問で、抵抗があったのですが、そんな事は歳をとるとどうでもよくなりました。

それでも一つだけ気になる事があります。若いカップルがイブをホテルで過ごすという習慣がいつのころからか出来て、それがあたかも当然であるかの如く、マスコミが焚き付けている事です。これだけは違和感があります。世界中のどこもやっていないような事を日本人が、いかに想像力豊かだからと言っても、根拠もなく清潔感に欠ける行為は納得しかねるのです。

いつの間にか分別臭い年寄りみたいな事を言っていますが、それも特にここで言いたい事ではありません。本当は、もう忘れかけている子供の頃の、わくわくした思い出について語ってみたかったのです。実は私は小学生の一年生くらいまでサンタさんの存在を信じていました。あるクリスマスイブに偶然目が覚めて、サンタさんの正体を見るまでは、友達が何と言おうと信じていたのです。
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誰しも自分の子供にも、あの夢のあるわくわく感を体験させてやりたいと思うのは極自然な事です。うちも随分大きくなるまで頑張りました。あるとき子供が、欲しいものをリクエストするのに、どうやって北欧まで連絡を取るのかと詰め寄って来たのです。なぜプレゼントが日本製なのかとも、疑いの眼差しを向けてきます。

その当時、たまたまスウェーデンのサーブと仕事をしていました。うまい事に、電話での打ち合わせで、もれがないように英語のやり取りを録音していたのです。そこで一計を案じ、子供からリクエストを聞いた翌日、その録音を、あたかもサンタさんに連絡しているかのように装って子供に聞かせたのです。効果てきめんだった事は言うまでもありません。

心底驚いてビビっていました。その件で完全に信じきった子供達は随分大きくなるまで、クリスマスドリームを楽しめたのではないでしょうか。実にいい思い出です。夢を与える側の大人も、受ける側の子供も、皆で楽しめれば、どこの国発の習慣、文化であろうが、そんな事は関係ありません。それより子供達に夢を与える事の出来ない世界や大人は存在価値が疑われます。どんな不況下でも夢だけは失いたくないのです。


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2008年12月24日 (水)

クリスマスカード

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何とかクリスマスカードがイブまでに出来上がりました。出来に関しては詰め切れていないところがあって、100%の自信作とは言い難いのですが、時間的制約とか、資料不足の点を考慮すれば、一応合格点ではないでしょうか。

流石に1958年型のクルマの資料は乏しく、ディテールに関しては責任持てません。雪をつけたり、ライトを点灯して誤摩化していますが、クルマだけの勝負なら厳しかったと思います。

人に関しても、まずモデルがいません。仕方なくネット上から2〜3候補を選び、いいところを混ぜ合わせ、コスチュームデザインをでっち上げました。ストッキングとハイヒールの組み合わせが、ややセクシーに過ぎるのではという指摘もあったのですが、時間の関係で押し切らせてもらったのです。

建物は最初ガラスとか、氷のデザインを考えました。絵柄的には一番様になると思ったのです。如何せん資料不足と、時間の関係もあり、ステンドグラスパターンでお茶を濁さざるを得ませんでした。次回は是非、チャレンジしたいアイテムです。

横のツリーは、シャンゼリゼや東京ミッドタウンでお馴染みの逆さ釣り鐘タイプを採用しました。デザイン的にやや研究不足の感は否めません。これも先の課題として残りました。

全体としては、不景気下で、憂いを含みながらも先に希望を繋ぐイメージが出ていれば良いのですが、やけ酒風に見えない事を願っています。


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2008年12月23日 (火)

来年の事を言うと鬼が笑う(?)

昨日韓国の仕事仲間の友人から電話がありました。仕事の話もそこそこに日本の景気はどうかと聞くのです。「まあ大変な騒ぎですよ、うちは今のところは何とか頑張っているが、来年の事はさっぱり分かりません」と答えると、「それは素晴らしいね」と言い、韓国は既に凄い事になっていて、自動車会社は軒並み生産を停止していると言うのです。現代自動車でさえ生産調整していて、この先どうなるかわからないと言っていました。

その友人は日本の株が1万6千円の頃に1億円程投資したのだそうです。今は約半分になったと嘆きながらも、その代わりウォンが下がったので、帳尻としては損はないんだと自嘲気味に笑っていました。私は「日本の株は来年になれば絶対に上がるから売らないように、とアドバイスしたのですが、彼も基本的に同意見のようです。

更に、田中さんは株やファンドでどれくらい損をしたか、と聞くので「私は自分にしか投資しないので損はしていない」と言ってやりました。本当はそんな余裕がないだけですが・・・

仕事で韓国に戻っている、うちの韓国人社員の話によると、給料は円高のお陰で倍近くになったが、生活費が上がったせいで、そう楽ではないとの事です。なるほどウォンが円やドルに対して下がったデメリットは輸入にはっきりと表れて、物価を直撃しているようです。教科書通りのインフレがおこっているのです。

やはり自国の通貨価値が落ちていい訳はないのです。その逆で、日本はメリットが大きい筈なのに、マスコミのネガティブな大騒ぎは解せないのです。先週末、湘南で人気のお寿司屋さんに行ったら、いつもは満員なのに、その日に限って(?)客は我々だけでした。何でだろ〜何でだろ〜ななな何でだろ〜(ちょっと古かった?)

タイの友人からはメールで、その人が属している会社は30人(社員数500人位)のリストラをし、来年はもっとするだろうと言っていました。タイの場合は暖かくて、食べ物も安いのでそう深刻な感じはしませんが、寒い国の不景気は骨身にこたえます。
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来年の事を言うと鬼が笑うと言いますが、皆、心の中で今回だけは来年の事では笑えないと思っているのではないでしょうか。久々に大笑いをさせてもらった靴投騒動でも、ユーモアだけは忘れなかったブッシュさんのアメリカは、金融の量的緩和政策とゼロ金利を発表しました。ハイパーインフレに誘導しようとしているのかも知れません。インフレで借金の実質目減りを狙う、その場合は円高メリットが減る事になるのではないでしょうか。

本当に何をどうすれば、どう転んで行くのかさっぱり分からない現状は、壮大な末期的資本主義の実験場と化したようです。うかうかしているとドミノ現象で総崩れになってしまうかもしれません。そうならない為に世界的大連携が必要ですが、エゴを克服する事など出来るのでしょうか。人類の叡智が試されています。


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2008年12月22日 (月)

地球が受け入れられる自動車の台数

日本での自動車の販売台数が今年500万台を切るだろうと言われています。ピークの1990年頃から見れば、40%近いダウンという事になります。さすがにこの数字は自動車会社には厳しい数字かもしれません。原因は主に若者の車離れと言われていますが、不景気相乗効果で、来年はもっと大変な事になるのではと、マスコミ初め自動車関連の人々は、戦々恐々としているようです。

確かに日本国内ではその通りですが、その代わり、国内のマイナス分を補って余りある程、海外では販売拡大して来ました。即ち右肩上がりは自動車生産が始まった時から、多少の波があっても基本的にはずっと続いているのです。ところが残念な事に、今回の不況で来年の見込みは各社共、大幅下方修正せざるを得ません。その結果、日本車世界合計では最低でも1割程度減少する事が確定したのです。
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日本人の悪い癖で、何事も右肩上がりでないと納得しないところがあります。その気持は分からなくもないですが、人口そのものが減っていくというのに、いつまでも右肩上がりという訳にはいかない事に気付いていないようです。

日本の場合、アメリカやドイツ他の先進国と同じように、二人に一台以上という、8000万台近い保有台数は、ここ10年くらいを見ても、前年比でコンマ台から1%程度の伸びしかなく、既に飽和状態に達していると言えるのです。

人口と同じで、減った分と同じだけ供給すれば、全体の保有台数は減りません。500万台減って、500万台増えれば保有台数は一定量確保出来る訳です。公共の交通機関が発達した日本のような国では、今以上の自動車密度が必要とは思えないのです。

という事は、販売台数と若者離れとの関係とか、販売不振に色々理由を付ける意味が色あせます。既に交通手段としての一角を確かに確保している自動車は、趣味や嗜好によって販売台数が大きく左右されるものではないのかも知れません。

遠い話かも知れませんが、いずれ世界でも同じことは起きます。その時に相変わらず拡大再生産的発想しかないのでは困った事になるのではないでしょうか。地球の、車を受け入れられる限界が来て、新陳代謝のみとなったとき、一定量の中で、環境適応力や質を上げたり、安全性、生産性を向上させたりと、やるべき事は色々あるのです。

最終的に、今9億台もある世界の自動車保有台数が何十億台になるのか想像もつきませんが、勿論全て無公害車(ゼロエミッション車)にならなければならない事だけは明らかではないでしょうか。


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2008年12月21日 (日)

ノーブレスオブリッジ(2)

日銀は先週の金曜日に金利の引き下げと、量的緩和政策を発表しました。CP(コマーシャルペーパー、優良企業が銀行宛に発行する借り入れの為の短期手形)も市中銀行から買い取りの保証をしたので、当面の企業の資金繰りに関しては大企業は勿論、中小企業向けにもゆとりが出来ると言われています。取りあえず危機的な状況は去ったという見方が出来るのではないでしょうか。

アメリカに続いて、間髪を入れない日銀らしからぬ素早い対応に驚きますが、それだけ今回の危機を重く見ているという事なのでしょう。いずれにしても安心して年を越せるというのは有り難い事です。これで麻生さんがもう少し、経済に強く、行動力があればもっと安心出来るのですが、いつまで頑張るつもりなのか、民主党もしびれを切らして、やる気まで失せていくのではと心配します。

このところの報道によると、自動車会社程の信頼感ある大手でさえ、資金繰りに窮々とし始めていると伝えられていただけに、今回の金融安定策は、経営者を安堵させた事は間違いありません。

それにしても最近矢継ぎ早に各社トップが揃って記者会見を行い、経費削減策を打ち出していますが、どう考えても額面通りに受け取る訳にはいかないのです。大企業のトップに上り詰めるような人は海千山千です。一定の戦略の下に行動しているのは想像に難くありません。狙いはそれぞれ別にあっての事でしょうか。

ところがその内容をよく見てみると、やや拙速に過ぎる嫌いがあり、ネガティブなものが多いのです。既に軸足が引けている感さえあります。ビッグスリーの経営者より収入を多く取っていると言われている、ある外資系経営者などは、自動車産業は国の基幹産業だから、速やかに支援をするべしと言っていました。

周りが言うのであればともかく、流石にそれを自分から言い出すのは時期尚早ではないでしょうか。儲かっている時は、利益をたっぷり享受し、不景気になった途端に助けろというのは、国に揺さぶりをかけているだけだとしても、節操のない感じは免れません。

世界の現場や、内部の状況を今一正確に把握出来ないので無責任な事は言えませんが、世界の一流企業たるものは、常に社会的責任とか有形無形での社会還元を念頭においた言動が求められます。まさにこういう時こそ、ノーブレスオブリッジという言葉を思い出して欲しいのです。残念ながら自社の事しか目に入らず、守勢一方にしか見えない経営者には魅力が感じられません。


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2008年12月20日 (土)

のれんに腕押し

イラクの報道関係の記者がブッシュ大統領に靴を投げつけたのは、あまりにも大きな話題になったので知らない人はいないと思いますが、それにしても見事な攻防でした。投げる方のコントロールもさることながら、よけるブッシュさんの身のこなしには驚きました。

まるで猿のように軽く、しなやかにかわす仕草はただ者ではありません。日頃からかなり鍛錬しているのではないでしょうか。二投目にいたっては、むしろ楽しんでいるかのように、数センチ差でかわしていたのです。

Apx200812150001 それでも怒っているように見えなかったのは、感性が鈍いからではなく、確信犯的にイラクに対して行った軍事行為に対する、すまないという気持ちが少しでもあったからなのでしょうか。

何万人ものイラク人の命と数千人の米兵を犠牲にしてまで、やらなければならない事は何なのか、我々日本人にはよく分かりませんが、今となってみれば、当初の大義はぼやけ、メンツと行きがかり上の惰性で駐留が続いているようにしか見えません。それとも他に何かメリットでもあるのでしょうか

昔から世界の為政者には色々なタイプがあります。最悪なのは大義を作って戦争をしたがるタイプです。人の命など何とも思っていないのは明らかですが、今の世界を見た時に、危ない為政者が多い事には驚きます。

そういう連中は常に虎視眈々と機会を狙っています。今回のような世界的規模の大恐慌がおきた時などは特に要注意です。覇権主義の為、あるいは武器の在庫整理の為、政情不安定な国は国民の目を外に向ける為に、些細な出来事でもきっかけにしかねない危うさをはらんでいるのです。

もし日本に災いが降り掛かって来た時に、平和ボケした政府や自衛隊はどう対応するのでしょうか。まともにぶつかっていくのではなく、ブッシュさんのようにしなやかに敵の攻撃をかわす術があれば、と想像してしまいます。のれんのような防御網で敵の腕をかわす、そういう戦法が編み出せれば面白いと思うのですが。。。


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2008年12月19日 (金)

未来都市JAPAN

アメリカFRBはなりふり構わず量的緩和策とゼロ金利に踏み切りました。これによって日本より金利が下がり、円高は増々進みますが、急激な円高を嫌って日銀は為替市場に介入するのでしょうか。それともさらに金利を下げるのか、専門的な事は難しくてよく分からないのですが、ドル買いによる市場介入は国内に円が溢れるというシナリオになるそうです。

それならば結構な事だと思うのですが、ばらまかれた資金は動かなければ価値がありません。例えば1500兆円もある個人金融資産の10%でも株に向かえば株式市場は大高騰すると言われています。ところが日本人はあまりにも慎重なので、安全な方向にしかいかないのです。

何十年も貨幣価値が殆ど変動していないのも、それに拍車をかけています。溜め込んだ金融資産は諸外国が虎視眈々と狙っていますが、郵政三事業の民営化なども、日本にとって良いか悪いかはともかく、資金が海外へ向かって動き易くする目的があったと言われています。

横道にそれましたが、アメリカドルが政策的に大幅に下がる事により、米国債や他の債権、外貨準備高を大量に持つ日本は大損をすると評論家の先生方は言っています。ミクロ的に見れば、確かにそれは間違いありません。

ところが、マクロ的に見ると、例えば1ドル50円になれば、国の資産全体は相対的に倍になるのです。例え何百兆円の損をしても、資産が何千兆円も増える事になれば、貸借対照表的に表せば超大幅黒字なのではないでしょうか。

円高効果は確実にじわじわ効いて来ます。気がついたら物凄く優雅な事になっているかもしれません。既に投資立国の地位を不動のものとしている日本の海外投資も増々進み、知らないうちに、世界の富が集まってくるでしょう。

89231実体経済のファンダメンタルスがしっかりしている日本は中東のどこかの国みたいに簡単に破綻したりしません。本物の未来都市は日本を舞台に世界の建築家の競演が行われるようになるでしょう。そのコンセプトは、これまでのものとまるで違う筈です。

自然と共生する、クリーンで地球的環境が保証されたインテリジェンス空間が出現するのです。それは恐らく上には大して伸びず、むしろ下に向かう気がしているのですが、、、さて、どうなりますか、未来が本当に楽しみです。

(PHOTOは横浜港大桟橋)


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2008年12月18日 (木)

クリスマスカードの制作

今年もクリスマスシーズンがやって来ました。先日どこかが主催した風刺4文字熟語コンテストで、クリスマスケーキにかけて“暗さ増す景気”というのがありましたが、言い得て妙です。思わず笑ってしまいましたが、笑えない現実が厳然とあって、本当に人事ではありません。

この不景気悪夢は夢であって欲しいと願っている人は世界中で何百万、いや何千万人、ひょっとして何億人(?)いる事でしょうか。サンタさんが幸運を運んで来てくれるよう、祈るのみです。

さて、例年恒例になってしまったクリスマスイラストの制作に取りかかりました。自分で始めていながら毎年後悔しています。忙しい時に何で自らもっと忙しくするのかと。。。テーマ探しがまず大変です。テーマを決めて、参考資料を集めて、下描きを作ります。

大体構想が決った時点で、イラストをスタートしますが、仕事の合間に描くのではかどりません。何だかんだで2週間くらいは例年かかっているのです。
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今年のテーマは、GMネタがタイムリーなので、古き良き時代の、憧れでもあった、懐かしいキャディラック エルドラード(黄金郷)を主役にしました。もう一度アメリカが、黄金郷に戻って欲しいという願いも込められています。脇役の「人」に関しては、ヒラリークリントンが運転するキャディラックにオバマさんがドルのプレゼント袋を持って後に乗るというのはどうか、と思いましたが事務局に即座に却下されました。

メルヘンが感じられないという理由です。確かにあまりにも現実的過ぎて、引かれるかもしれません。ではいつも通り、国籍不明美女サンタにしましょう。ストーリーとしては、あまりの不景気にサンタ助手を失業して、やけ酒飲んでいるというのはどうでしょうか(?)

・・・これも時節柄あまり感心しないので、昔を懐かしんでワインを飲むという設定にします。背景はデトロイト郊外のイタリアンのレストラン(個人的し好)にしました。ありそうで、殆どない想定です。メルヘンを感じていただければ幸いです。

今週中に完成して来週始めからメール送信に入ります。乞うご期待(!!)
(PHOTOはシャンゼリゼのイルミネーション)


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2008年12月17日 (水)

マスゴミと言われる理由

朝のワイドショーでキャスターが「ここまで急激に景気が悪くなるとは誰も思わなかったのではないか」と言っていました。勿論です。お陰様で全くイメージと違う方向にどんどん行っています。私に言わせてもらえば、それはあんた達のせいじゃないの、と言いたいのです。マスコミが景気が悪い悪いと騒ぐから消費マインドが冷え込むのではないですか。

更に政治の停滞が追い討ちをかければ、どんな健全な国だっておかしくなります。日本のGDPの内訳は純輸出(輸出ー輸入)が1.4%しかなく(輸出自体は90兆円くらい)内需が殆どなので、今回程の大不況でも海外発の場合は、大して慌てる必要がなかったにも拘らず、お陰で肝心な国内消費が落ち込んできました。いわゆる買い控えというやつです。

マスコミの偏向報道は今に始まった事ではなく、戦前から日本人の判断力を狂わせて来ました。私自身も身をもって経験しましたが、制作側の一方的な作為によって事実はかなりねじ曲げられるのです。

ホンダ時代に遡りますが、シティの開発をテーマに某国営放送局から取材があった時の事です。1日だけの取材は、ほとんどがやらせ風ビデオ取りで、私と開発スタッフ数人が対応しました。先方の言う通りに動かされたり、ディレクターの質問に答えるという内容だったのですが、出来上がったものはよく分からない話にすり替わっていたのです。

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テレビ局側には先行して、独断的シナリオを作り、それに沿う形で都合のいいように構成するという方程式があるようです。そういう意味で“プロジェクト何とか”なども、殆どが事実とはかけ離れたものなのです。またあるときはコピー商品を作っているような怪しげな自動車改造会社を10番目のメーカーが出来たなどと意味不明の事を言って持ち上げていましたし、私が銀行家ならとても怖くて融資出来ないような、コーチビルダー(自動車工房)もどき会社の言う事を真に受け、銀行の姿勢を批判したりしていました。

ある女性キャスターなどは、オバマ氏の演説を聞き、なぜか目がハートになって、ベッカムやヨン様に対する時と同じのりでキャーキャー騒いでいましたが、しらけ顔で傍らにいる解説員のおじさんは、さぞやり難いのではないかと同情を禁じ得ません。

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もっとひどいのは何年か前に、大国Cが大国Aに車の輸出を開始すると報道していた事です。これで何年か後には日本が脅かされるようになると言うのです。当時スタジオアストでは、そのメーカーの仕事を請け負っていたので、我と我が耳を疑いました。そのような仕様にするという指示は受けていなかったからです。

海外に輸出をするというのはその仕向地の法律に適合しなければならず、ディーラー網、サービス体制を含めて大変な資金と労力を要するのです。あり得ないと思っていましたが、案の定、その話はマスコミが一切フォローする事なく立ち消えになりました。。。

この左がかった軽佻浮薄無責任体質はどこから来るのか知る由もありませんが、受け取る側が賢くなるしかないというのが実情のようです。まさにゴミの情報しか報道出来ないのでは、マスゴミと言われても仕方ありません。

(PHOTOは報道番組のイメージ画像)


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2008年12月16日 (火)

軍事的プレゼンスなき覇権国家(2)

円高による海外生産増加によって恩恵を享受するのは勿論自動車だけではありません。他の耐久消費財も軒並み半額以下になるでしょう。消耗品、食料等も世界レベルで見れば、対日コストは現状比で半額になっている筈です。従って日本人の収入は、例え上がらなくても倍増という計算になるのです。

土地建物だけは、そうもいかないと思われるでしょうが、現状でも空き家比率は高い(12%)のです。既に不動産需要は飽和状態に近く、更に人口も減少しますから、住宅に関しては、少なくとも今以上に上がる事は考え難いのです。余剰資金は海外の別荘やリゾート会員権取得に向かい、優雅な余暇が待っているのかもしれません。

Select_blob 世界が工場になる事によって、労働力不足もあっさり解決します。日本の産業は研究開発を中心とする広義のソフトウェア、情報サービス産業、クリーンエネルギー産業、電子精密系産業等へシフトし、技術力で更に世界を牽引して行く事になるのです。

少々強引かも知れませんが、円高が進む事によって、そういうシナリオは確かにあり得るのではないでしょうか。私には、なんちゃって経済評論家やマスコミが円高を嫌う理由がよく分かりません。お金持ちになりたくないというのは、長年しみついた貧乏根性が抜けないからなのでしょうか。舵取りさえ上手くすれば、日本の将来は果てしない可能性に満ちているのです。

更に1ドル50円の為替レート下では、GDPがアメリカに比肩するようになり、桁違いの金融資産と技術力を持って経済的に世界を支配する事さえ可能になります。例えば1500兆円の個人金融資産などは3000兆円分の付加価値を生むのです。勿論この方法は軍事的支配に比べて、相互にメリットがあり、表面的には目立ちませんから、反発も最小限です。言うなれば軍事的プレゼンスなき世界の覇権国家が、人類史上初めて誕生する可能性を秘めているという事なのです。これは世界平和という点で画期的と言えるのではないでしょうか。

ところで1ドル50円の根拠ですが、アメリカが抱える負債総額から見て、今後立ち直る為の最低ラインと言われています。当面アメリカを楽にしてあげるにはドル安しかありません。従って何か特別な裏技や、不測の事態がおきない限り、非現実的な数字ではないのです。

日本の継続的繁栄の為の死角は安全保障を軸とする防衛問題だけです。当面はお金で用心棒(ジャイアン)を雇えば事足りますが、長期的視点に立てば、完全自立をしなければならないのは明らかです。軍事的バックボーンを持たない経済覇権国には長期的展望は望めません。これだけは国民の意識の高まりを待つしかないのです。

(PHOTOはハワイ島 コナのリゾート)


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2008年12月15日 (月)

軍事的プレゼンスなき覇権国家(1)

昨日の続きになりますが、年間7千万台弱の世界の自動車市場は、先進国では今回の不況の影響でかなり減る事になります。その代わり、発展途上国はこれまでの勢いは維持出来ないものの、マイナス成長は考え難いので、世界トータルでは来年あたりはプラマイゼロあるいはややマイナスくらいになるのではないでしょうか。

その後はまた上昇に転じ、これまでの年間平均成長率の400万台は維持出来ないとしても、2020年頃には少なくとも世界生産台数は1億台体制になっている筈です。

その時の日本車のシェアが問題ですが、上手くいけば4000〜4500万台、悪くても3500万台あたりではないでしょうか。 内訳は、70%くらいは海外生産になり、燃料電池車はMAX500万台になっているという予測があります。 今よりも海外生産は、はるかに増える訳です。

Nha2 その根拠は円高です。1ドル50円(推定)くらいまで進んだ円高で、海外生産のメリットが飛躍的に増える事になります。もっと将来的な事を言えば、一部高付加価値商品以外の殆どの生産は海外で行い、日本へ逆輸入する可能性が高くなるのです。

そうなると円高メリットで、安く高性能な商品が大量に供給される事になります。国内市場の販売台数は飛躍的に伸びるでしょう。ピーク時(バブル時)の年間800万台突破も夢ではありません。

考えてみて下さい。自動車生産といえども、コストの最も大きな要素は人件費ですから、アメリカ初め、人件費が日本の半分以下の海外生産製品は単純計算で半額以下になります。要するに、部品の現地調達率を100%とすれば、300万円のクルマが150万円以下で買えるようになるのです。(続く)

(PHOTOはホンダの燃料電池試作車)


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2008年12月14日 (日)

2匹目のドジョウ

ビッグスリーを救済する法案が米上院で否決され廃案になってしまいました。後は金融安定化の為の資金、7000億ドルから捻出するしかなくなったようです。これで駄目ならいよいよ年内の破綻が現実味を帯びて来るのですが、本当に、それでいいんでしょうか(?)

もしGMが破綻した場合、影響は自動車業界だけでなく、金融業界にも及ぶと言われています。企業間CDS(相互破綻保証保険)の発行残高が半端な額ではないからです。その結果リーマン以降の第二次金融ショックがおきて、大変な事になるかも知れません。とにかく破綻の連鎖だけは避けなければならないのです。

ブッシュさんは当然これを嫌って何とかしようとしているのですが、UAW(労働組合)が融資の条件となる賃金引き下げに頑強に難色を示していて、打開の道が見えていません。恐らくシナリオとしては最後の最後にどちらかが折れて、危機回避となるのでしょうが、今のところ予断を許さない状況です。

日本のマスコミは、この状況を見て、日本の自動車メーカーもさぞ大変だろうという論調が大半を占めていますが、果たしてそうなのでしょうか(?)常識的に考えて、競争相手がいなくなったアメリカは日本メーカーの独占状態になります。今でこそ日本車だけで、年間600万台ちょっとの販売台数(2007年)ですが、通常なら1600万台も売れている市場です。

しかも、公共の交通機関が発達していませんから、大方針転換しない限り、車に頼らざるを得ない生活は続くのです。例え大不況のせいで、市場規模が3分の2くらいになったとしても、日本の倍以上の市場です。更に、ビッグスリーが破綻して、小さいワンかツーになれば、日本車販売拡大のポテンシャルは計り知れないのです。
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勝手な想像で言わせてもらうと、こういう時期ですからおくびにも出しませんが、トヨタやホンダの経営者は笑いを噛み殺しているのではないでしょうか。私なら千載一遇のチャンスとばかり、普段やれない新しい試みや脱化石燃料化を一気に加速させます。

まずは社内の空気を引き締め、対外的には更なるコストダウン要請をし、不採算部門や経費がかかる割には宣伝効果が薄くなってしまっているイベントを廃止したりと、大義名文の下、やりたい放題が出来るのです。

絞りきって更に筋肉質となった日本メーカーは、不況が収束する頃には、大幅にシェアを拡大している事は想像に難くありません。現地生産を地道に押し進めてきた果実がたわわに実るのです。ただ、懸案事項もない訳ではありません。それはクリントン時代のような日本メーカーいじめです。当時日本メーカーは身に覚えのない訴訟で総額1兆ドルにも及ぶ請求を受けているらしいのです。

次期政権のヒラリー・クリントン国務長官他、主要閣僚は、その時のDNAを受け継いだメンバーですから、どんな汚い手を使って来るか想像も出来ません。自衛の為のマネージメントが必要ですが、取りあえず訴訟には強い体質を作っておく必要があります。間違っても2匹目のドジョウを安々と与えるような事があってはならないのです。
(PHOTO ホンダは年間500億円もかかるFIレースから撤退を表明)


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2008年12月13日 (土)

治にいて乱を忘れず

橋本大阪府知事が再来年の新規採用を見合わせるという発表をしました。勇気ある決定です。そもそも公務員の給料が国家予算の半分にも達するような国がまともである筈はありません。

しかも国家予算から35%以上にもなる公債分(借金)他を除いた50兆円程が税収ですが、公務員全体の人件費が、殆ど国の税収に匹敵するという事は、地方税のリーズナブルとは言い難い使われ方を見ても、借金しなければ何も出来ない体質になっている事は明らかです。

更に、この不況で来年から税収が落ち込みますから、下手をすると税収以上の給料を公務員に払う事にだってなりかねないのです。こういう現実に目をつぶって、ボーナスは大して下げない、定期昇給はきちんとやる、公務員改革はやらないでは、国の財政が持つ筈がありません。

ここを改革するだけで日本は間違いなく浮かび上がるのですが、官僚の抵抗は激しく、牙城を崩す事は霞ヶ関の傀儡とさえ言える現政権では限りなく不可能に見えます。橋本知事のように、新規採用を見合わせるだけで、将来的には確実に経費の削減に繋がっていきますが、彼一人の力では如何ともし難いのです。

Biz0811141941009n1 今回の危機に際し、国と違って無制限に借金の出来ない民間は自衛の為、自力で経費削減をやらざるを得ません。自動車メーカー初め、続々とリストラ案を発表しています。まずは期間労働者や、派遣が切られていますが、それに対するマスコミの偏向報道ぶりは、いつもの事ではありますが、かなり異常です。

まるでメーカーサイドに全責任があるかの如くに責めています。これはメーカーに取っては納得し難いのではないでしょうか。そもそも期間労働者や派遣社員の場合は、安全弁としての位置づけは明らかで、非常事態には解除出来る契約になっている筈です。その為に派遣の場合などは、やたら高い派遣料を払っているのです。

従って派遣社員は所属する派遣会社が面倒を見るのが当然で、被派遣会社には契約内容以外の義務はありません。国も、取ってつけたように、今回のリストラ対象者を全て救うような方向で動いています。セーフティネットとしての救済策は、ある程度必要ですが、結果的に一部非該当者や派遣会社を利するような事になっては公平性を欠く事になります。

いかに非常事態とは言え、このようなポピュリズム(大衆迎合)とも言える社会主義的救済策は市場経済原理にも反する事は明らかです。情に流されるだけで、線引き、秩序を明確にしないと、社会的混乱を招くだけではないでしょうか。

“治にいて乱を忘れず、乱にいて治を忘れず”です、常日頃からリスクマネージメントをベースとした政策の下、システマチックに動いていれば、いざという時にドタバタする事はないのです。行政に求められるのはそういう事ではないでしょうか。


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2008年12月12日 (金)

頭の中を覗く装置

脳の血流から、人が考えている事を画像として表現する実験に、京都のある研究所で成功したというニュースがありました。。。未だ初歩的な段階だそうですが、簡単な図形であれば、かなり正確に表せています。まさにSFの世界そのものですが、将来的に犯罪捜査などに使う事が出来れば、裁判なども相当無駄が省けるのではないでしょうか。

是非政治家や高級官僚にも適性検査という名目で検査を受けさせてあげましょう。腹の中が見え見えになりますから、成り手が無くなるかもしれません。世の中素晴らしくクリーンになる事受け合いです。是非順調に開発を進めて欲しいものです。

しかし民生用としての乱用は危険です。浮気、へそくりなんかすぐばれます。その他、法律に触れないまでも、ヤバい事をしている人は潜在的にかなりな数いるでしょうから、もし市販するならば思い切り高い価格にしてくれないと、困る人が続出して収拾がつかなくなるかもしれません。そういう意味では社会秩序を破壊しかねない危険性をはらんでいると言えるのではないでしょうか。

その話を聞いて、私なども常に色々な事を妄想したり、考えたりしているので、大いに困ると思ったのですが、想像力が豊かな男は、まず検査を受けたいとは思わないのではないでしょうか。その点現実的で男の想像力を過小評価する女性は全く違うようです。カミさんは「私は見られても平気だわ」と言っていました。

政治家がスピーチの代わりに自分の脳内画像をTV中継する、これは凄い事です。百万言の美辞麗句も一見にしかずで、壮大な未来構想とか高邁な理念を見てみたいものです。。。いや、見せない方が本当はいいかも知れません。あまり具体的に過ぎると、良い事でも本音が分かってしまい、世の中、争い事が絶えなくなるかもしれないからです。政治家の言葉だけはボケている方が平和なのかも知れません。

それにしても凄い発明が出来るものです。頭でイメージ出来るくらいの事なら、将来的には全て実現出来る筈だと、誰だったか偉い先生が言っていましたが、それまでは生きていられそうもないのが残念(?)です。


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2008年12月11日 (木)

寝る猫は育つ(?)

家に来てから早二ヶ月、猫が大きくなってきました。かなり言葉も分かるようになって来たので悪口は絶対に言えません。先日はキッチンのトップに上っていたのをカミさんが強めに叱ったのですが、直後におしっこ仕返しをされたそうです。

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犬は仕返し的な事はしなかったと思うのですが、猫は性格的に大分違うようです。その代わり、家に人がいない時でも寂しがらずに一人で留守番が出来るので安心です。帰って来た時には喉をグルグルとならすのが珍しく、皆でその音を聞く為に顔をすり寄せるのですが、嫌がるそぶりを見せません。

そんな訳で、すっかり家族にとけ込んだ猫は全く屈託なく、伸び伸びと育っているように見えます。残念な事に、後3ヶ月程で大人になりますが、小さくて可愛いままの状態が、何とか長く続かないかと思っているのです。

上のPHOTOは、とにかくよく寝る子猫、一日の半分以上は寝ています。体は凄く柔らかくて、先日は2メーター以上も上から飛び降りていました。全く平気なのには驚きます。すばしっこさにかけては当然と言えば当然かもしれませんが、誰もかないません。 下は、来た頃は見せなかった大胆ポーズ、安心しきっているのでしょうか。

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2008年12月10日 (水)

両雄並び立たず

2007年度(2007年4月〜2008年3月)の自動車生産台数の統計が出ました。過去最高だそうです。国内生産は11,790,059台、内輸出6,769,851台(57%)海外生産11,856,942台です。始めて海外生産分が国内生産を上回った訳ですが、合計2400万台に迫る台数は世界の35%にもなり、他を圧倒しています。

しかもこれらは発展途上国や、黄昏先進国と違って全て国産技術で作られていますから、真水は果てしなく大きい数字となります。このように100%自国で車を開発、生産出来る国は世界でも意外に少なく、日、米、独、仏、伊くらいしかありません。この内、もうすぐ米が落ちますから、4カ国しかない事になります。

さらに、ここに来て仏、伊も怪しい感じになって来ているので、最終的に量産メーカーとしては日独しか残らないかも知れないのです。その場合、“両雄並び立たず”ですから、将来的には雌雄を決する決戦が行われる事になります。テーマは勿論環境です。どちらが先に優れた低コスト、ゼロエミッション(CO2、廃棄物ゼロ)車を市販するかにかかっていますが、メーカー別で見ればトヨタが一歩先んじていると言われています。

ところがドイツは今回の危機に際して、国を挙げてクリーン環境、省エネ化をしようとしているのです。アメリカと違ってドイツが本腰を入れると手強いのではないでしょうか。日本もセコい経済対策などでお茶を濁さず、国を挙げて本格的に環境問題に取り組まないと、世界標準の車版を持っていかれる事になりかねないのです。
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折角世界中に築いた生産設備と販売網です。これらを生かすも殺すも日本政府次第という事に早く気がついて、手を打ってくれる事を祈らざるを得ません。勿論他の産業に関しても同じような事は言えます。不景気だと言って縮小方向だけではジリ貧です。

今回の世界的経済危機を逆にチャンスと捉え、良い意味のレバレッジ(梃)を効かせて這い上がる企業、国が次の時代をリードする事は明らかです。そういう意味でも早く解散して新しい陣営を整えるしかないのですが、20%程度の支持率に大して危機感を持っているように見えない総理大臣は論外としても、意識レベルが世界標準に達していない今の政治家の先生方では、どちらに転んでも期待出来ないかも知れません。
(PHOTOはフォルックスワーゲンの試作ゼロエミッションカー)

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2008年12月 9日 (火)

忘年ゴルフと伊豆の海

今回忘年会付きゴルフという事で、プレイ後に伊豆の旅館に宿泊しました。しこたま飲んで騒いだ翌朝6時、切れそうに冷たい空気が冴え渡る屋上露天風呂から見た光景は、眠気も二日酔いもすっ飛ぶ驚愕の美しさだったのです。どう見ても丸くは見えない一直線に延びる水平線で、鮮やかな朱色とあくまでも濃い藍色に分かれた海空は、それぞれ見事なグラデーションを展開します。

何本かの松のシルエット越しに見る微動だにしない巨大空間は、広重等の日本画を彷彿とさせる時空を超えた感動の世界を創出していました。何万年、いや何億年もの長きに渡って繰り広げられる光のページェントは、神秘的などという表現を全く寄せ付けない圧倒的輝きに満ちたものです。やはり日本は、いや地球はとてつもなく素晴らしい。

さて、先週土曜日に某アパレル系デザイン会社主催による、今年最終のゴルフコンペが、伊豆は函南スプリングスカントリークラブにおいて催されました。勇躍万全の態勢で臨んだのですが、当日は雨こそふらないものの、寒風吹きすさぶ、ゴルフには最悪の条件となったのです。しかも山岳トリッキーコースと来ては好スコアなど望める訳もありません。スタート前にはイヤな予感しかしなかったのですが、ゴルフは筋書きのないドラマ(?)予想もしない展開となりました。

一番ホールからいつになく好ショットが連発するのです。アゲインストの場合は2〜3番、番手を上げなければならない強風の中、低く抑えたコントロールショットがことごとく決まります。パー3で二つのバーディを奪い、前半37と狐につままれたような好スコアで皆を驚かせました。

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ところが好事魔多し、後半は人が変わったように調整局面に入ります。ニューヨークダウ並みの乱高下で50!!トータル87というスコア自体は今の実力からすれば、こんなものかなと思うのですが、前半が余りにもよかっただけに、、、悔やまれるのです。

冷静に分析すると、前半はまぐれやラッキーが続き、その気になったイケイケのメンタリティは10番ホールくらいまでは持つのですが、後半アンラッキーやミスショットが続くと、いつもの疑心暗鬼となり、前半の反動もあって崩れが大きかったのではないでしょうか。

さながら株価の動きみたいですが、一番怖いのはやはり不安心理という事のようです。ゴルフはそういう意味でも奥深いスポーツです。自分の知られざる内面の意外性を知る上で非常に興味深いのです。あまりプレッシャーには強くないキャラだという事は認めざるを得ないようです。

結局、成績的にはぱっとしませんでしたが、未だ前半で見せたようなプレイが、気持が前向きな時は出来るのだという自信に繋がりました。さらにドラコン賞とニアピン賞をとって、存在感をアピール、自称ショットメーカーとしてのスタンスを再確認したのは心の支えになります。

もう歳なのだから、いぶし銀のショートゲームでも磨けば、と子供からは言われるのですが、まだまだそうなるには早いとツッパているうちは、むしろ人間力的希望があるのではないでしょうか。妙に枯れてしまったのでは、長所かどうかはともかく、独自の持ち味、個性が消えてしまうのです。

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2008年12月 8日 (月)

オバリー大統領へチェンジ(?)

オバマさんは矢継ぎ早に、次期政権の主要閣僚人事を発表しています。かなり実務的な実力者を集めているようですが、予想通り日本にとっては予断を許さないものになりそうです。彼にとっても理想の布陣とは言い難い今回の人事は、どちらかというと中国を重視して、日本からは搾れるものは何でも搾り取ろうという90年代のDNA を持った人達の集合体に見えます。

日本はまたクリントン時代のようにバッシングを受け、言いなりになるのでしょうか(?)陰々滅々として来ます。オバマさんはきれい事を言っていましたが、実際は修羅場に放り込まれると、経験不足からスタッフ任せにならざるを得なくなるのではと懸念されています。
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ポストオバマの大統領の椅子から遠ざける為に国務長官というポストをヒラリーさんに当てがったという説がありますが、逆に願ってもないポストを手に入れた彼女の暴走が怖いのです。台所が火の車の女性は容赦しませんから、昔味をしめた日本などには相当無理難題を押し付けて来るのではないでしょうか。

希望的観測ですが、公約のビッグスリー等へのばらまきで資金難に陥ったオバマ政権は長くは持たず、2年以内に空中分解するという説があります。その場合次がどうなるかですが、共和党ならまだしも、オバマさんの意に反してヒラリーさんにチェンジする可能性もない訳ではなく、それは日本にとって最悪のシナリオです。

いずれにしてもそんなに長く、すったもんだしていたんではこちらが持ちませんから、裏技でも何でもいいから早いところ、けりをつけてくれと願っている人は多いのではないでしょうか。このままじわじわドルが下がり、1ドル60円になり、その内30円も視野に入って来たりすると、生殺し状態から臨終を迎えてしまいます。

その前に、過去にもニクソンショックやプラザ合意で見せた借金踏み倒し策の未来版行使が行われるかも知れません。一気に新札発行による、ドルの1/2に切り下げ大チェンジとか、効果的な裏技を使って、世界が「あっ」と驚いている間に、ハーイ、チェンジ、借金チャラね!なんて事にしてしまっても、どこ吹く風とばかり、アメリカは当然のような顔をしている事でしょう。基軸通貨の強みです。恐ろしい事に、日本が大量に持っていた米国債などは紙切れにチェンジしてしまうのです。

どっちみち売る事すらままならない米国債ですから、同じ紙切れになるなら、じわじわ真綿で首を絞めるように長い時間をかけて超円高になるよりは、瞬時にチェンジして、現為替レートを維持してくれる方がよっぽどましかも知れません。いずれにしても1月20日の政権交代直後に何が起こるか分からないので、目が離せないのです。
(PHOTOは、あれ程いがみ合っていたのに、二人三脚を組むに及んでは、果たして選ぶ必要などあったのかという、皮肉な合成画像です)


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2008年12月 7日 (日)

フリーエージェント

読売巨人軍の上原投手がFA権を行使し、大リーグへの道を模索しています。ところがこれまでのところ芳しい噂は聞いていません。昨年までの彼ならともかく、今期は目を覆うような成績でした。2軍落ちしていた期間も長く、とてもエースと呼べるようなものではなかったのです。一軍昇格後も全くぱっとしなかったのですが、原監督は辛抱強く起用していました。

そのお陰で日本シリーズでは、まあまあの成績を収めて、何となくエースみたいな顔をさせてもらっていますが、とても今は本人がイメージしているような、大リーグで通用する力があるとは思えません。当然FA権は行使しないだろうという大方の予想を裏切っての宣言でした。そのメンタリティはどこから来るのか興味深いものがあります。
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元巨人の某投手も球団から莫大な借金をしているのにも関わらず、大リーグ行きを希望して巨人首脳から“喝”を入れられた経緯があります。結局引退間近で主力から外れた時期に渡米し、ちょっとだけ雰囲気を味あわせてもらって納得したようです。

世話になり育ててもらった球団に、後ろ足で砂をかけるようにして大リーグに行く人が多いのにはがっかりするのですが、メジャーの錦の御旗には皆弱いようです。ところで、野茂、イチローで築いた日本人プレイヤーの地位が最近落ちています。雨後のタケノコのように猫もしゃくしも行った結果、デリバティブ金融商品ではありませんが、大リーグに適応出来ないプレイヤーがかなり混じって日本人バブルがはじけたのです。
Coverimage2005061000000222reuspovieそれにしても大リーグにはそんなに魅力があるのでしょうか。前回のWBCを見ても、外人部隊を除いた純(?)米軍は、既に日本、韓国、キューバなどと大して差があるように思えなかったのです。ラフな点と、アンパイア初めアンフェアなところだけが目立ったのですが、緻密でフェアな日本野球とは全く別物を見るようでした。

確かに福留を見ても分かるように、実力とはかけ離れた莫大な年俸は魅力でしょう。契約に付帯する待遇も凄いものがあって、家族のファーストクラス航空券なども好きなだけ含まれると聞きます。お金が目当ての人には応えられないのではないでしょうか。

しかしながら、バブルがはじけた米経済の下、いつまでもその高待遇が続くとは思えません。ドルの暴落により、日本の方が条件が良くなる可能性だってない訳ではないのですが、その時は日本人大リーガーは激減するのでしょうか(?)おまけに不況下の治安悪化が心配されます。銃の売り上げが平時の3倍にのぼっていると聞けば、家族も心配でたまらないのではないでしょうか。

松井も大した成績を残せないままフェードアウトしつつあります。日本にいたなら状況は違っていたのではと、もったいなく思っている人は私や張本氏初め、大勢いる筈です。「結局残ったのはお金だけ」というような事に、ならなければいいのですが。。。

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2008年12月 6日 (土)

灯台下暗し

新聞を読んでいて、アメリカのある学者が書いた記事に驚かされました。冒頭で日米は200年以上の長きにわたって互いの文化を尊重し合って来たというのです。(????)基本的にアメリカ人は日本文化や日本食が好きで影響を受けて来たと続きます。ところが90年代に入ってからは関心が薄れ、ポップカルチャーやイチローくらいしか知らなくなってしまったと来たのです。

そもそも尊重し合う事なんて、一度だってあった試しはないと思うのですが、私はひねくれているのでしょうか(?)手前事で恐縮ですが、アメリカは世界で最も一緒に仕事をしたくない相手の一つなんです。厳しい契約社会で訴訟も常に警戒しなければならないような国とは、出来る限り関わりあいたくないのです。

何だかんだ言ってもアジアは楽です。契約書に不備があっても、何とか、表現は悪いですが、誤摩化しだってきくのです。多少ずるずるのところはありますが、お互い融通出来るところは融通し合って、最後は何とかなります。

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イチローやポップカルチャーしか知らないと言うのは、明らかにそちら側の勉強不足ではないのでしょうか。言うに事欠いて、日本には子供の為の文化しかない(?)みたいな書き方をされた日にゃ、明きメクラかと言いたくなります。尊重しているなら、もう少しちゃんと見ましょうよ。“わびさび”とかは無理かも(?)漫画好きの麻生総理のせいもあるのかな(?)

さらに関係が密でないのは誰か偉い学者先生や、政治家がこれからは中国だ、と言って、勝手にパスしただけなのに、こちらの責任のように言うのはいかにもアメリカらしいと言うか、全く自己中なところに気がついていないのです。

そのくせ日本は重要だから、関係をもっと良くしなければならないなどと結ぶのですが、こちらはとっくの昔から一生懸命尽くしていますよ。気付いていないあんたが悪いんでしょ。と、愛人が旦那に言うみたいですが、旦那は常に新しい恋人に目が眩んでしまって、灯台下暗しなのです。

それにしても知らないと言うのは恐ろしい事です。日本は紙切れになるかもしれないアメリカの借金(600兆円!!)を一身に引き受けて支えているし、アメリカ内に莫大な投資をして雇用を促進し、優れた商品を大量に供給していると言うのに、軍隊だって日本の部品がなければ兵器として成立しないものが多いと聞きます。

日本人から見れば面映いのですが、大半のアメリカ人はSONYをアメリカブランドだと思ったりしているのです。さすがに“大人向け”高級ブランドのLEXUS(トヨタ)やACURA(ホンダ),INFINITY(日産) は知っているようです・・・

よく日本は経済は一流だが、政治は二流、三流、みたいな事を言われますが、お宅に言われたくないよって感じです。お宅ほど大物ではないので、大した事は出来ませんが、旦那の寵愛を受けようと一生懸命涙ぐましく献身的努力をしているのを、少しは分かってやって下さいな。。。

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2008年12月 5日 (金)

ロード・オブ・ザ・ゾンビ

民主党がもう少ししっかりしてくれれば自民党も変わって来るかもしれないと思うのですが、とんちんかんな事ばかりやって、いつもがっかりさせられます。10兆円のIMFへの拠出に関しては、どういう訳か異論を唱える訳でもなく、むしろ賛同しているように見えます。更に、個別でも経済危機に陥った発展途上国を支援をする法案を検討すべしと、ぎょっとするような事を平気で言っていますが、果たして国内の状況が飲み込めているのでしょうか(?)

自動車の国内販売が、決して良いとは言えない前年同月比で、10月は3割近くも落ち込んで、さらに季節労働者や派遣の首切りが自動車関係だけでも3万人に及び、事態は深刻さの度を増すばかりだというのに、何の手も打たない政府や、これと言った対案も出せない民主党を見ていると、これが日本の実力かもしれないと諦めにも似た心境になります。

その中で一つだけ、民主党が出した案で、これはというものがあります。高速道路の通行料無料化です。珍しく建設的且つ現実味があります。実現すれば構造改革という点においても非常に画期的ではないでしょうか。自民党も慌てて土日1000円乗り放題という、例によってその場しのぎの中途半端な対案を出しましたが、全く見劣りします。是非民主党案を強力に推進して欲しいものです。

Kounanicyosouzu

そもそも既に無料になっていなければならない筈の高速道路から相変わらず徴収している方が問題なのに、なぜかこれまで追求される事がありませんでした。むしろいつの間にか値上げしている道路が多いのに至っては、盗人猛々しいと言うしかありません。

麻生さんは道路メンテナンスにかかる2兆円をどこから捻出するのか、全くあり得ない案だ、と一蹴していましたが、その2兆円は誰の見積でしょうか。道路公団が外注するメンテナンス費用は丸投げ専門の何社かが間に入り、工事自体も系列会社が受注するシステムが出来上がっています。彼らが計算する費用の妥当性はまず疑ってかかるべきなのです。

無駄を排して、系列外の民間に発注すれば、多分半分もかからないのではないでしょうか。そのくらいは、どうせ廃止しないのであればガソリンの暫定税率(残りは一般財源化)や意味不明の自動車関係諸税から楽に捻出出来る筈です。徴収額の殆どが道路関係人件費に消えるような現行通行料は特定個人、団体への福祉的意味合いしかありません。

無料になれば一般国民及び民間企業の行動範囲が飛躍的に広がり、地方が活性化する事も明らかです。要するに血の巡りが良くなる訳ですから悪い事など何もありません。地方が栄えている道路先進国のドイツやイギリスは無料、アメリカも94%が無料なのです。

道路族と道路関係者は謂れのない利権を長年むさぼり続けて来ました。もうそろそろ国民も堪忍袋の緒を切らないと道路ゾンビに永久に血を吸われ続ける事になります。

(ゾンビは本当は噛み付くだけです、念のため)


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2008年12月 4日 (木)

内憂外患

本当はもっと楽しいブログにしたいのですが、金満ジャイアンの自滅のお陰で方向がぶれ始め、更に麻生さんにかき回されて、書きたくもない事を書かなければならないのは不本意の極みです。しかし今回の不況だけは仕事に密接に関わってくるので注目しているのですが、それとはまた別に、国の未来に拘る不穏な動きがあるようで気になっています。

元厚労省の事務次官とその家族が刺殺された11月18日は、国籍法改正案の国会審議の日だったそうです。この法律は殆どニュースにもならずに、いつの間にか衆議院を通過していて、おかしいと思っていたのですが、そういう事であれば納得がいきます。二つの件の関連性についてはよく分かりませんが、毎日多くの時間がこのテロ報道に費やされ、他のニュースは消し飛びました。

その結果、国家の将来のあり方を大きく左右しかねない重要法案が、大してニュースにもならず、野党も殆ど沈黙したまま、どさくさに紛れる形で国会を通過しようとしています。自民党内でも反対派はいたらしいのですが、なぜか全く表には出てきません。河野太郎代議士が推進者として動いているようです。

この法律は父親さえ認知すれば、どこの国の誰の子であろうが、日本人になれるというもので、以前から悪用される事が懸念されていました。驚いた事にDNA鑑定が要求されないと言います。とても不思議な法案です。日本人が率先して考えるような法律とは考え難いのです。

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さらに二重国籍取得の容認も近いうちに法制化されると聞きます。何でこの時期、性急にこの手の法案を通さなければならないのか不思議でなりません。犯罪や、難民受け入れの為の受け皿を一生懸命用意しているようにも見えます。

更に将来的に1000万人もの移民まで受け入れる計画がありますが、不況でその人達が職を失った時に、また海外や過去の例から言ってもサボタージュで働かないかもしれない、その人達の生活保護資金は、一体誰が面倒見るのでしょうか(?)私はいやですよ。そうなったら税金を払わないかもしれません。

“天国に一番近い島”国も、中にいる日本人自身の手で壊されていくのかと思うと自嘲気味な笑いさえ浮かんできます。阻止出来るものなら、何とかして阻止したいのですが、何かいい手はないものでしょうか。取りあえず、今の内憂外患状態をブログで訴えるしかありません。

(PHOTOは美しい日本のイメージ画像)


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2008年12月 3日 (水)

流行語大賞

今年の流行語大賞が発表されましたが、“アラフォー”と“グー”だそうです。アラフォーは始めて聞きました。江戸さんのグーも別に目新しくはなく、昔からよく使われている言葉です。今回だけは審査員のセンスを疑います。ひねりもなく、世相を反映している訳でも、風刺が利いている訳でもありません。

他の候補の中に、“埋蔵金”“居酒屋タクシー”“あなたとは違うんです”とか、良いのが沢山あったのに、これらがなぜ選ばれなかったのか不思議です。福田さんは辞退されたので除外するとしても、居酒屋タクシーなどは秀逸だと思っているのは私だけなのでしょうか(?)
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居酒屋タクシーという言葉がTVを賑わしていた頃に不思議に思っていた事は、官僚の皆さんがなぜ電車もない時間帯まで仕事をしているのかという事です。そんなに忙しいのなら、もっと人を雇えば良いのに、、、よく分かりません。

他方、マスコミの流す情報では暇そうにしている公務員や、仕事を無理矢理でっち上げて無駄遣いしかしていない特殊法人等の外郭団体が印象に強く、公務員は働かないものだという先入観が、いつしか醸成されています。官僚組織への不信感は既に日本中で共通の認識となっているのです。

ですからいきなり、超忙しい人達がいるという事を聞いても、にわかには信じられません。どうせ、遊んでいて時間つぶしをしてから居酒屋タクシーを利用するのだろう、というくらいにしか考えていなかったのです。タクシー券を使い、一杯飲みながら帰宅するなんて、最高じゃないですか。途中で飲みに行く手間が省けます。

ところが、知り合いの元官僚に話を聞くと、実情は本当に忙しく、お酒も飲まないのにいつも帰りは遅かったと言います。中にはちゃんと仕事をしている人もいるのだと驚いたのです。状況にもよるとは思いますが、ある意味、民間よりも大変だという事でした。

そう言えば、海外へうちの仕事の関係で行ってもらったフリーのデザイナーが現地で不測の事態に陥った時に、現地の大使館の担当者が労働時間外にも実に良く動いてくれて、頼りになった事を思い出しました。高い志を持ってきちんと働いている公務員の方も多いのに、一部(?)の心ない官僚の為に、組織全体が肩身の狭い思いをしなければならないのは忸怩たるものがあるのではないでしょうか。

(PHOTOはイメージ画像、日本ではありません)


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2008年12月 2日 (火)

棚からぼた餅(2)

1メータースライスライン、凄く難しいとは言い難い、恐らく練習だったら10回中1回外すかどうかのバーディパットを名手不動裕理が外しました。おまけに返しの約1メーターも決らず1打差で優勝を逃し、李知姫の賞金女王までもが消え、古閑美保に優勝と初の年間賞金女王が転がり込んだのです。
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その前から奇跡の前兆はありました。独走と思われた全美貞が上がり2ホールで3ストロークも落とす番狂わせがあったのです。古閑は逆にこの2ホールともバーディとし、先にホールアウトして待つのみだったのですが、全が自滅した事により、不動のパットに全てがかかっていました。

流石にこの展開は誰にも読めなかったでしょう。本命は李で、横峰と古閑にもチャンスはあったのですが、今回8位以内にさえ入れば、誰が優勝しても女王が確定する李が、初日2位から、まさかの10位というのも運命のいたずらと言うしかありません。それにしてもシーズン当初、古閑の賞金女王を予想した人はいなかったのではないでしょうか。まさに「棚ぼた」式、勝利でした。

私も日曜日に燃えるような紅葉と秋晴れの下、千葉夷隅で仲良し仕事仲間とラウンドしたのですが、前半こそ42で期待を繋ぐも、後半ショットの乱れからOBや林に打ち込んだりで46、結局トータル88は今年のゴルフの縮図のようなドタバタ展開となったのです。苦手だったショートパットはかなり修正されて来ましたが、今度は得意のフェアウェイウッドがうまく当たりません。
Photo
ドライバーだけは相変わらず好調で、打ち下しとは言え276ヤードは今年の最長距離を記録しました。今週末はいよいよ今年総決算の某社主催の一泊忘年コンペが控えます。何とか80〜85に押さえて、棚ぼたでもいいからベスグロで締めくくりたいと願っているのです。

会社の経営的には、今年は棚ぼた円高差益が発生しましたが、来年の不透明さを考えると喜んでばかりいられません。政府が当てに出来ない以上、自力で生き延びる道を模索するしかないのですが、海外からの引き合いが弱々しくなって来ている昨今、少ないパイの奪い合いになる事は必至なようです。

全世界の経済が収縮する中、日本には棚ぼた式で円の価値が高騰するチャンスが訪れています。円主導の新基軸通貨体制をも視野に入れて、存在感を世界にアピールする事が可能であるにも拘らず、あくまでも沈みかけたタイタニックドルを守ろうとする日本の姿勢に、真意を計りかねて首を傾げる世界の指導者が増えていると聞きました。

知ってか知らずか、今頃になって経済の本を買い込んで勉強しているノー天気な麻生さん、知識だけは棚ぼた式に転がり込みませんよ。。。


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2008年12月 1日 (月)

クルマは電気製品か(?)

昨日のブログの続きになりますが、どんどんエレクトロニクス化して、さらに電気で動くようになった自動車はいずれ電機メーカーでも作れるようになると、ある経済系評論家が言っていました。

確かに電子系部品が増え、エネルギーは燃料電池、レシプロエンジンの代わりにモーターで駆動するようになれば、もはや電気製品ではないかという疑いを抱く気持ちも分からないではありません。実際に、昔では考えられない分野まで電気屋さんのテリトリーは広がっているのです。

最近の車で言えば、サスペンション(懸架装置)やABS(アンチロックブレーキシステム)、4輪駆動車の駆動力の配分もコンピューター制御になっていますし、キャブレターなんて燃料噴射になったとうの昔から電子制御されています。随所に死角をなくす為のカメラが設置され、接近物検知の為には赤外線センサーやレーダー、魚群探知機でお馴染みのソナーまで備わるのです。

インテリアにはエアコン、メーター、カーナビ、AV機器がところ狭しとレイアウトされ、さらに照明、シートやウインドウの動力、果てはスライドドアやルーフの開閉に至るまで電動と来れば電気屋さんの活躍する場面が非常に多いのは確かなのです。

Rep284_005 それらを一台分3000メーターにも及ぶワイヤーハーネス(電線)で複雑に絡み合わせて集中的に制御するなんて事は我々車屋には全く手に負えません。コンセプトカー一台作るのも電気屋さんとの共同作業にならざるを得ないのです。

だからと言って電気屋さんに車が作れるかと言えば、それはあまりにも車の事を知らなさすぎます。全ての電気系デバイス(装置)はコンピューターで制御されますが、コンピューターはプログラミングしなければ用をなしません。

そのプログラムは長年の自動車屋の経験の積み重ねと膨大なデータ分析によるノウハウがものを言うのです。さらにブラックボックス化されたコンピューターの中味は、優秀な技術者と莫大な時間をかけたとしても、解析するのは極めて困難です。従って、アナログによる経験値を持たない電気屋さんにはプログラミングは出来ません。

さらに衝突安全性と剛性、軽量化の矛盾する要素を高い次元でバランスさせたノウハウの塊のようなボディは車屋にしか設計出来ない事は明らかです。電気屋さんにとってカメラのボディを作る事は大して難しい事ではなかったようですが、車だけはそうは問屋が卸さないのです。

従って、車作りの経験の乏しい発展途上国の新興メーカーも同じ条件ですが、簡単に高性能、高品質のクルマを作る事など出来る訳がありません。同じ理由でビッグスリーでさえハイブリッドカー一つ満足に作れないのですから。

日本はそういう意味でも非常に優位なポジションにいます。世界一のエレクトロニクス技術と世界一の開発力を持った自動車がコラボレート(共同)して更に先へ先へと進んでいけば、当分の間、どこも追いついて来られそうもないというのが実情なのです。

(PHOTOは矢崎操業のワイヤーハーネス展示用サンプル)


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