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2008年12月15日 (月)

軍事的プレゼンスなき覇権国家(1)

昨日の続きになりますが、年間7千万台弱の世界の自動車市場は、先進国では今回の不況の影響でかなり減る事になります。その代わり、発展途上国はこれまでの勢いは維持出来ないものの、マイナス成長は考え難いので、世界トータルでは来年あたりはプラマイゼロあるいはややマイナスくらいになるのではないでしょうか。

その後はまた上昇に転じ、これまでの年間平均成長率の400万台は維持出来ないとしても、2020年頃には少なくとも世界生産台数は1億台体制になっている筈です。

その時の日本車のシェアが問題ですが、上手くいけば4000〜4500万台、悪くても3500万台あたりではないでしょうか。 内訳は、70%くらいは海外生産になり、燃料電池車はMAX500万台になっているという予測があります。 今よりも海外生産は、はるかに増える訳です。

Nha2 その根拠は円高です。1ドル50円(推定)くらいまで進んだ円高で、海外生産のメリットが飛躍的に増える事になります。もっと将来的な事を言えば、一部高付加価値商品以外の殆どの生産は海外で行い、日本へ逆輸入する可能性が高くなるのです。

そうなると円高メリットで、安く高性能な商品が大量に供給される事になります。国内市場の販売台数は飛躍的に伸びるでしょう。ピーク時(バブル時)の年間800万台突破も夢ではありません。

考えてみて下さい。自動車生産といえども、コストの最も大きな要素は人件費ですから、アメリカ初め、人件費が日本の半分以下の海外生産製品は単純計算で半額以下になります。要するに、部品の現地調達率を100%とすれば、300万円のクルマが150万円以下で買えるようになるのです。(続く)

(PHOTOはホンダの燃料電池試作車)


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