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2008年12月23日 (火)

来年の事を言うと鬼が笑う(?)

昨日韓国の仕事仲間の友人から電話がありました。仕事の話もそこそこに日本の景気はどうかと聞くのです。「まあ大変な騒ぎですよ、うちは今のところは何とか頑張っているが、来年の事はさっぱり分かりません」と答えると、「それは素晴らしいね」と言い、韓国は既に凄い事になっていて、自動車会社は軒並み生産を停止していると言うのです。現代自動車でさえ生産調整していて、この先どうなるかわからないと言っていました。

その友人は日本の株が1万6千円の頃に1億円程投資したのだそうです。今は約半分になったと嘆きながらも、その代わりウォンが下がったので、帳尻としては損はないんだと自嘲気味に笑っていました。私は「日本の株は来年になれば絶対に上がるから売らないように、とアドバイスしたのですが、彼も基本的に同意見のようです。

更に、田中さんは株やファンドでどれくらい損をしたか、と聞くので「私は自分にしか投資しないので損はしていない」と言ってやりました。本当はそんな余裕がないだけですが・・・

仕事で韓国に戻っている、うちの韓国人社員の話によると、給料は円高のお陰で倍近くになったが、生活費が上がったせいで、そう楽ではないとの事です。なるほどウォンが円やドルに対して下がったデメリットは輸入にはっきりと表れて、物価を直撃しているようです。教科書通りのインフレがおこっているのです。

やはり自国の通貨価値が落ちていい訳はないのです。その逆で、日本はメリットが大きい筈なのに、マスコミのネガティブな大騒ぎは解せないのです。先週末、湘南で人気のお寿司屋さんに行ったら、いつもは満員なのに、その日に限って(?)客は我々だけでした。何でだろ〜何でだろ〜ななな何でだろ〜(ちょっと古かった?)

タイの友人からはメールで、その人が属している会社は30人(社員数500人位)のリストラをし、来年はもっとするだろうと言っていました。タイの場合は暖かくて、食べ物も安いのでそう深刻な感じはしませんが、寒い国の不景気は骨身にこたえます。
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来年の事を言うと鬼が笑うと言いますが、皆、心の中で今回だけは来年の事では笑えないと思っているのではないでしょうか。久々に大笑いをさせてもらった靴投騒動でも、ユーモアだけは忘れなかったブッシュさんのアメリカは、金融の量的緩和政策とゼロ金利を発表しました。ハイパーインフレに誘導しようとしているのかも知れません。インフレで借金の実質目減りを狙う、その場合は円高メリットが減る事になるのではないでしょうか。

本当に何をどうすれば、どう転んで行くのかさっぱり分からない現状は、壮大な末期的資本主義の実験場と化したようです。うかうかしているとドミノ現象で総崩れになってしまうかもしれません。そうならない為に世界的大連携が必要ですが、エゴを克服する事など出来るのでしょうか。人類の叡智が試されています。


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