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2009年1月

2009年1月31日 (土)

日本再生のシナリオ(2)

その原因の一つは企業のモラルハザードにあります。配当と役員報酬、内部留保を増やして労働分配率と仕入れを極力抑えるやり方は、優秀であるにも拘らず文句を言わない日本人には通用するのでしょうが、決して賢明な方法とは言えません。角を貯めて牛を殺す事になりかねないのです。消費が伸びない大きな原因の一つと言えます。

もっと大きな問題は、政府、日銀が経済音痴で景気浮揚策が打てない事です。有り余る資金を持ちながら有効に使う手だてを知らないのです。挙げ句の果ては国内に環流しない大量の資金は海外に向かい、世界のバブルを手助けしてしまったのです。超低金利と相まって今回の金融バブル崩壊の遠因は日本にあると言われています。

勿論国際的な経済の枠組みの中で日本だけ勝手な真似は出来ません。バランスを見ながらの国際協調は重要です。持てる国が持てない国を助けるというような事も、道義的意味合いだけではなく経済の循環という視点からも必要な事なのです。しかしながら日本がやってきた事は米国偏重政策でした。アメリカの顔色を見ながらの外交政策は国民やアジアを向いていたとは言い難いのです。

ジャイアンの前に牙を抜かれたスネ夫君は従わざるを得なかったのかも知れません。恐らく政治家に対するプレッシャーは、我々一般人の想像を絶するものがあるのでしょう。しかし、もう言い訳は沢山です。戦後60余年、いい加減に被占領、植民地支配から独立してもいいのではないでしょうか。

軍事的背景はないかもしれませんが、世界に大きく貢献出来る経済力と、技術力をカードに、何処の国とだって対等な交渉をする事は出来る筈です。これはあくまでも政治家、官僚の意識の問題なのです。官民一体となったバックアップ体制が出来ていればジャイアンだって迂闊な事は出来ないのではないでしょうか。

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話は横道にそれましたが、今回のような経済危機に対しては、その理不尽な外圧を極力排除して、ひたすら内需を拡大するしかありません。その具体策として最近巷間では、小泉竹中組とは異にする財政出動、思い切ったばらまきが有効であると言われています。莫大な貯蓄、経済力を担保した紙幣増刷はアメリカのようにインフレを誘発する心配がないからです。それは商品の供給力とリンクするのですが、幸いな事にインフレにならないだけの魅力的な商品を生み出す力が国内にはあります。

すなわち国内だけでも価値の供給力を十二分に有しているので、海外に依存する必要がないという訳です。だからと言って原材料始め消費財を海外から買う事に問題はありません。貿易収支が例え赤字でも借金して物を買い続ける事が可能な事はアメリカの例で明らかです。技術力、製品力のバックボーンがある国は信用力で莫大な借金だって可能なのです。

莫大な財政、貿易赤字を抱えていても、アメリカは今回のように強欲になり過ぎなければ、もっと長きに渡って豊かさを謳歌し続けられた筈です。勿論基軸通貨がドルであるという事が、その一大根拠ですが、それよりも大きな要素は世界一の軍事力を背景とした信用力なのです。

その信用力が莫大な借金を可能にして来た事は確かな事だと思われます。従って世界が貸せるだけの資金を持っている間は安泰と言えるのです。(続く)

(PHOTOは日本のアナリスト第一人者、故佐々木秀信氏の著書 残念ながら氏は昨年の10月に58歳の若さで急逝されました)


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2009年1月30日 (金)

日本再生のシナリオ(1)

今回の経済危機で勉強嫌いの私も少しは勉強しないと誤った経営判断をしかねないと思い、暇を見つけてはネットを中心に資料を仕入れているのですが、そんな私にも少しづつ見えて来たものがあります。

一つは今まで、マスコミや学者の言う事に知らず知らずのうちに影響を受けていて、日本は色々な意味で駄目かもしれないという考えが、少し違うと思い始めた事です。ある大臣などは「日本は経済において最早一流とは言えない」とまで言っていました。プロが言うのですから、その通りかもしれないと思っても仕方がありません。ところが実態を調べれば調べる程日本の経済的、技術的優位性が浮かび上がって来ます。

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私はこれまで自動車産業にどっぷり浸かって仕事をやって来ましたので、自動車開発に関する世界へのアドバンテージはいやという程分かっていました。他の分野でも薄々同じような事があるのではという気持はあったのですが、数字的裏付けがなかったのです。

今回アメリカを中心とする投資型の金融ビジネスモデルが崩壊するのを目の当たりにして、やはり実体のない世界でのビジネスは成立し難い事実を学ぶ事となります。一定のパイの中での取り合いならまだしも、誰が考えたか架空のパイを何十倍にも膨れ上がらせての奪い合いは空し過ぎます。濡れ手で粟の商売はありません。基本的に人間は額に汗して働かなければならないのです。

最も意外性があって、目から鱗の事は経済の仕組みです。皆難しく考えていますが、原理そのものは意外に単純な事なのかも知れないのです。私もマスコミに乗せられて小泉構造改革を基本的には支持して来ました。今にして思えば誤りもかなりあったのではないかと思い始めています。勿論公務員改革などは分かり易く、当然やらなければならないのですが、財政政策に関しては疑問符が付くところが少なからずあるのです。

日本は国の借金が830兆円もあって、国民一人当たりにすれば640万円、4人の家族では2560万円にもなります。これは数字だけ見ると大変な事です。更に毎年増えて行くというのは看過出来ません。子供達に借金を引き継がせる訳にはいかないのです。小泉竹中組が言うように、何があっても減らす方向に行くべきだと皆が思い込んでも仕方がありません。

ところがよく調べると日本の国債は95%を国内で消化しています。そこで受け皿になる国内の台所事情が問題ですが、国民の金融資産は1460兆円もある事が分かりました。大企業の内部留保は120兆円(日本共産党調べ)にも膨らみ、国はと言えば資産が658兆円、外貨準備高1兆ドル超(90兆円以上)更に毎年経常収支がプラス25兆円(2007年)もあり、最近こそ落ち込んでいますが、最近の10年で見ても増え続けているのです。

その中身は貿易よりも投資による所得収支が大きく上回ります。更に日本は為替変動による輸出のリスクを避ける為に海外生産を伸ばし、海外での売上は毎年200兆円を超える程になっているのです。これは投資先国のGDPにカウントされますが、日本企業の売上である事に変わりはありません。

ではそんなに金持ちの日本なら、アメリカ並(?)いやもっと豊かな生活をしていても不思議はないのですが、実態は全く違うのはなぜでしょうか。「日本は土地が高いから仕方がない」という言い訳を信じた時期もありましたが、今となっては、それも決定的な理由と言えないようです。さらに少し前までの実態を反映していない円安時代はデフレスパイラルに近いところまで陥っていました。給料は上がらず実感としてジリ貧感を感じていた人は多いのではないでしょうか。理解に苦しまざるを得ないのです。(続く)

(PHOTOは日本経済は最早一流とは言えないと言った大田元経財相)


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2009年1月29日 (木)

日本に果たして保守政党はあるのだろうか(?)

麻生さんは施政方針演説を行いました。本人は一生懸命なのでしょうが、支持率が20%を切っているという事をどう捉えているのでしょうか。「私は日本で一番偉い人間だから国民が何を思おうが、私は私の道を行ってもいいのだ」とでも思っているのでしょうか。

大きな錯覚です。更に憲法違反の可能性があります。主権在民という基本的な事を知らない筈はありません。故意だとすればかなり悪質であるという事になります。国民の支持のない政権は一刻も早く解散して総選挙をしなければならないのです。国民の貴重な財産が刻一刻と失われて行っています。

ところで幸か不幸か、今総選挙をすれば、かなりの確率で民主党が政権をとる事になります。悲しい事に選択肢が他にないのですから仕方がありません。良く言えば玉石混淆、悪く言えば烏合の衆の長である小沢さんは首を長くして待っているのでしょうか。あるいは身辺を嗅ぎ回られる事に嫌気して、党首の座をいざとなったら降りるかも知れません。
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先日、その民主党の集まりに社民党の党首が招かれてスピーチをしたそうです。その中で「私はソマリアに海上自衛隊を送る事は反対です。命が大事です。」と言ったらしいのですが、さすがに元社会党が多い民主党の面々も白けまくりました。船員や諸外国の警備に携わる人の命は大事ではないようです。(?)以前から疑問でしたが、とても不思議な人です。

そう言えば、昔社会党の幹部が事ある毎に、「戦場に子供を行かせるのか」と言い、自衛隊は違憲だと言っていたのを思い出しました。さらに憲法改正論が出ると「軍靴の音が聞こえて来る」などと叫んでいましたが、日本人は意外にそういう情緒に訴えるプロパガンダに弱いところがあります。平和、人権という言葉が付けば何でも免罪符になるようです。
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ところが社会党は政権を取るや否や、あっさり自衛隊を認め、おまけに周辺諸国に対し、認める必要のないものまでご丁寧に認めまくったのです。言質を取られて今だにその矛盾に悩まされています。大震災に臨んでは、対策が遅れた言い訳に「何しろ初めての事なので」と言って顰蹙を買ったのは余りにも有名な話です。役に立たない事を自ら立証して短命での政権交代となりました。

ところで、現政権の自民党ですが、立て前は保守政党という事になっています。まさか社民党的な考えの人はいないだろうと思うと判断を大きく誤る事になります。テロ支援国NKに対して、人道支援と言いながらせっせとドンとその軍隊を食わせ、おまけにミサイルまで作る手助けをした事の総括は今だにされていません。

拉致問題でも大金を貢いだ割には成果が薄いのです。無策と言われても仕方ないのではないでしょうか。凶悪な大犯罪集団に過ぎないのに国家として認めようとする動きもよく分かりません。何かシッポでも掴まれているとしか思えないのです。不明瞭な国内からの資金の流れも止められずにいます。

大国Cに対しても、毅然とした態度を取れず、常に言いなりになって国益を損ねてるのは明らかです。領海侵犯されても、約束を反古にされても「遺憾に思う」としか言えないのです。これで主権国家と言えるのでしょうか。マスコミも左方向に偏向していますから、その事を追求する姿勢は見受けられません。

という事は既に、武力を使わない方法で周辺国に取り込まれているのかも知れないのです。大国Aとの間で、見えない綱引きでもしているのでしょうか。我々の知らないうちに日本という国家の実体は形骸化しているのかもしれません。そう思うと合点がいきます。
(PHOTOはイメージ画像)


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2009年1月28日 (水)

世界の石川遼(?)

先週末、正月以来久しぶりにゴルフに行って来ました。現地の朝はマイナスまで気温が下がっていましたが、スタートは10時台で、風は少々あったものの雲一つない快晴に恵まれた為、グリーンが凍っているというような事はなかったのです。

正月ゴルフは出だしの2ホール連続バーディの直後に崩れ、トータル90と悔し涙を飲みました。その轍を踏む事なく今回は慎重にいくぞと思っていたのですが、2ホール目のロングホールで痛恨の4オン4パットのトリプルボギーを叩きます。ラッキーにも直後にバーディを取って、前回と反対の展開となり前半41、後半最終ホール、バーディチャンスから狙い過ぎて痛い痛い3パットがあったものの、何とか42でまとめトータル83は前回の雪辱を果たせたのです。

今回のコースは千葉夷隅の西−東(オールドグリーン)ブルーティ、6622ヤード、パー72(コースレート71.3)しかもクラブ公式戦の最中で、ピン位置等も難易度の高い設定という事を考えれば、かなりな善戦と言えるのではないでしょうか。原因は冬用にコンパクトなスイングを心がけた事にあります。距離は少し落ちますが、フェアウェイキープ率がいつになく高かったのです。このやり方で次回以降に期待が持てるのですが、生憎の季節、2月一杯はラウンドの予定を組みません。練習場での精度磨きに専念する事になります。
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先日石川遼君がマスターズに主催者特別枠で招待されたと発表されました。これは楽しみです。4月が待ち遠しいのです。“日本のホープ”が世界で活躍する日は近いのかも知れません。普段通り思い切りのいいプレイを見せて欲しいものです。怖いもの知らずの17歳は案外善戦するかもしれません。

ところで、そのニュースに関してかつての名選手などからコメントが寄せられていましたが、世界の青木からのコメント、などという言い方に違和感を覚えている人は多いのではないでしょうか。マスコミは気軽に世界の北野とか、世界の真央ちゃんなどと言いますが、例えば、タイガーに“世界の”という接頭語は似合いません。

なぜなら当然世界が舞台だからです。狭い舞台から世界に出て行く事によって、“世界の”などという接頭語をつけたい気持は分からないでもないですが、逆に世界に対するコンプレックスの裏返しの表現と見えてしまいます。言い換えれば二流である事を自ら証明するような、この言い方から早く卒業して欲しいのです。

マスコミは偏向報道だけでなく、身贔屓報道も度が過ぎて本当にセンスがありません。日本人の最大の美徳である謙譲の精神だけは失ってほしくないのですが、既になくしてしまったのでしょうか(?)


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2009年1月27日 (火)

ゼロエミッションカーへの道(2)

インフラと価格の問題があって、実用化の目処が全く立たない究極のゼロエミッションカーである燃料電池車や水素エンジン車ですが、そこへ行く前のステージとして電気自動車やハイブリッドカーが現在世界中で色々試行錯誤されています。最近話題のプラグインハイブリッド車などは次世代ハイブリッド車として大いに有望視されているのです。

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先頃発表された3台目のプリウスは当初プラグインハイブリッドになるのではと言われていましたが、今回は電池の安全性の問題で見送られました。やはり、この場合のキーは電池である事は間違いがないようです。小型で高出力が要求されますが、将来有望なこのデバイスに関しては、世界の電気会社で開発にしのぎが削られています。

数ある電池の候補の中でも、今のところリチウムイオン電池に優位性が認められます。ところが自動車に大量に搭載する場合、安全性がネックとなるのだそうです。現在はパソコン用がメインで、日本は世界の60%の生産量を誇り、技術的にもリードしていると言います。先頃パナソニックに買収されたリチウムイオン電池生産量、世界一のサンヨー電気は、自動車用の電池生産に意欲的で、既に生産設備に投資したと伝えられました。近い将来、量産車に搭載される事は間違いないでしょう。

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例えばプリウス型のハイブリッド車に搭載した場合は、全くのEV状態で13キロの走行が可能と言います。それは近距離の通勤などでは一切ガソリンを使わない事になる訳で、環境省エネに対する貢献度は飛躍的に上がるのではないでしょうか。

ただプラグインハイブリッド車や、プラグインEVの場合、家庭用にせよ、スタンドからにせよ、電気の供給を受けなければならない点で発電側の問題は残ります。それによって化石燃料による電力需要が増えたのでは意味がないからです。

従って夜間電力を利用する場合を除けば、大量普及の可能性は考え難い事になります。電力が完全にクリーンにならない限り、全ての車をプラグインEVにする事などあり得ないのです。やはり色々あるつなぎの一つと解釈するべきと思われます。

このように、電力会社側の脱化石燃料化、あるいは水素供給の為のインフラ等が整備されない限りゼロエミッション時代は臨むべくもないのですが、政府がどのくらい本腰を入れて民間と連携、投資をして行くかにかかっています。今回のような経済危機などは一つのきっかけになりうるのですが、そういうメンタリティを持った政治家は日本に果たしているのでしょうか。 (PHOTOはデザイン的にはキープコンセプトの3台目プリウスの内外装)


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2009年1月26日 (月)

ゼロエミッションカーへの道(1)

この金融危機発の大不況に臨んで、世界中で電気自動車、あるいはハイブリッドカーの開発が加速して来ました。次世代を見越しての事ですが、文字通り怪我の功名と言えるのかも知れません。

そもそもの発端はトヨタが「21世紀に間に合いました」と言うキャッチコピーでおなじみのプリウスを1997年に発売した事によります。自動車関係の人間は、その行動力と大英断に大変驚きました。競合他社にとっては震撼したと言った方がいいかもしれません。当時の世界の技術力とメンタリティは、とてもそこまで行っていなかったのです。

三河商人と言われたトヨタらしくないのですが、まともに採算ベースでプライスをつけると、とても商品にはならないこのパイクカー(尖った車)を何を考えたのか一台当たり数十万円(30〜50万円と言われた)の赤字となる設定とします。それでも同クラスガソリン車から見れば220万円のプライスは随分割高だったのです。

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走らせると、確かにリッターあたり20キロを越える燃費は抜群でした。しかしながら肝心の車としての魅力、例えば動力性能等はかなりスポイルされていたのです。はっきり言って我慢を強いられる車と言わざるを得ません。それを見た欧州メーカーは、ハイブリッドカーをこき下ろしました。クリーンさと燃費で言うならばこれからはディーゼルだと強弁したのです。

これには流石に欧州車贔屓の私も呆れたのです。エンジンベースでは限界がすぐそこに見えています。それにディーゼルから一気にEVと言うのはいかにも無理があるのではないでしょうか。ハイブリッドでデータを積み重ね、電池を改良し、段階的にゼロエミッションカーにCHANGEして行くやり方が筋道として妥当である事は明らかです。

非常に幸いな事にプリウスは、日米の一部ではありますがオピニオンリーダーの支持を受けます。レオナルド デカプリオら有名人が好んで乗る事も幸いし、認知度は徐々に上がって行ったのです。ビジネスとして十分採算を取りうると見たトヨタはクラウンやミニバン等に搭載してベースを拡大します。

追い風となったのは地球温暖化防止キャンペーンと原油価格の高騰でした。一気に盛り上がりを見せたのは2台目プリウスが上市された頃からです。燃費性能、動力性能共大幅にアップし、最早我慢車とは呼ばせない気迫十分の新型は爆発的に売れて行ったのです。

不思議な事にこの間、ディーゼル車などは軽油の高騰等で既に将来構想からドロップしたにも拘らず、世界の名だたるメーカー群からホンダを除いてハイブリッドカーは発売されませんでした。どのメーカーも計画やコンセプトカーの提示だけで一向にその気配さえありません。何社かが言っていた200X年までにEV(電気自動車)もしくはHEV(ハイブリッドカー)を発売するとのかけ声は全て牽制の為のブラフだったと言われても仕方がないのです。

なぜでしょうか。答えは簡単です。商品化するだけのデータ量、技術力が決定的に不足しているのです。量産車に新技術を反映するのはPL問題だけでも大変な事なのです。どういう訳か中国からは出るようですが、これは数字だけで判断しても、なんちゃっての域を越えません。流石に低価格だけは優位性があるようです。(続く) (PHOTOは初代プリウス)


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2009年1月25日 (日)

国を見たら泥棒と思え

アメリカが大変な事になって、新しい大統領のオバマさんは世界に展開している軍隊の配置、規模を見直さなければならなくなりました。とにかく軍隊の派遣にはお金がかかるので、出来る限り縮小する方向である事は確かなようです。

世界は生き物です。それを黙って見過ごしている訳はありません。勢力バランスは刻々と変わって行くのです。例えば中東、東ヨーロッパ、日本近海等で、既にその動きは顕在化しています。

大国Cは、近代的な戦闘システムを持つとは言い難いのですが、太平洋戦争時程度の能力を持つ攻撃型空母の建造に余念がありません。狙いは西太平洋海域の制圧です。大国Aとの話の中で、ハワイを境に2国間で太平洋を分割統治をしようというのが最近ありました。日本は小国なので話し合いに加える必要さえないと言うのです。流石に大国Aもイエスとは言えなかったようです。

更に驚いた事にG8やG20よりも、大国A,C間でG2を優先してやろうと言うのですから、蜜月もここまで来れば怪しい感じしかしません。思想、文化、人道的にどう考えても相容れない2国が経済だけで結びつこうと言うのは無理があります。有名芸能人同士の結婚のように、近い将来破綻するのは目に見えるようです。

話は横道にそれましたが、北、西、南にある島も周辺の国家に実効支配され、事なかれ主義のどこかの国は手も足も出せずにいます。当然資源は好きなように吸い取られます。それ以外にも利権目当てお役人や傀儡政治家の協力などにより、タツノオトシゴには頭のてっぺんから足の先まで管が突っ込まれ、養分を四六時中チュウチュウ吸われまくっているのです。働いても働いても楽にならないのはそのせいかも知れません。

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ところで最近、南の宝島から北東に大きく弧を描くように、サウジアラビアの石油全埋蔵量も真っ青なくらいの天然ガス、石油が眠っている事が分かったのだそうです。勿論鷹揚な日本は無頓着ですが、大国Aもそれを横目で見るようになって来ているらしいのです。

穿った見方かもしれませんが、ジョセフ ナイ氏の大使起用と言い、いかに大国Cからの不透明な献金疑惑があるとは言え、ヒラリーさんの唐突な日本重視発言などは、露骨に魂胆が透けて見えるようです。大国Aらしいと言えば大国Aらしいのですが、日本もコロッといい気になって、江戸っ子ばりに「持ってけ泥棒」などと言えば、相手は遠慮する玉ではありません。根こそぎ持っていかれてしまうでしょう。

基本的に世界の常識として周りは全て泥棒と思うべきかもしれませんが、平和ボケ大国Jはご丁寧にも彼らに追い銭まで出すのですから、世界一気前が良いのは確かなようです。それは誇りにして良いものか(?)どう考えていいのか判断しかねている自分の頭はあまり良くないのかも知れません。(PHOTOは南の宝島 残念ながら既に平和ぼけ大国J政府は放棄しているように見えます。)


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2009年1月24日 (土)

40過ぎたら自分の顔に責任を持て

前回のTVサンデープロジェクトで面白い企画をやっていました。某一流私立大の教授2名による経済ディベートです。片方だけかもしれませんが、いつも目の敵にしている間柄なので、これでやっと白黒がつくかもれない、とわくわくしながら見ていたのです。

始まって数分も経ったでしょうか。既に勝敗は決していました。話の内容はともかく、表情でそれは明らかになったのです。T氏はきちんと相手の目を見ながら背筋を伸ばして、にこやかに話をするのですが、K氏は体を折り曲げるようにして司会者の方しか見ないのです。しかもその顔はいつにも増して歪んでいます。さらに目は落ち着きなく泳いでいるといった具合なのです。

これでは経済のケの字も分からない人にも明らかです。何でこんな人がこれまでテレビ局に重宝されて評論家が続けられたのか不思議です。話の内容も防戦一方で、ああ言えばこう言うスタイルに統一されています。全くお話しにならなかったのです。なぜ負ける試合にのこのこ出て来たのでしょうか(?)

と言っても、全面的にT氏を支持するものではありません。学者特有の思い込みがあり、現場を知っている我々には違和感のある話も多々あるのです。例えば法人税引き下げ論などは、海外から投資を招くべきと言いますが、魅力的な産業が海外には殆どないという事が今回の金融危機で分かったばかりなのに解せません。何を呼び込みたいというのでしょうか(?)まさか金融業ではないでしょうね。

国内の企業が逃げ出すという理屈も分かり難いのです。法人税が安い国のリスクは沢山あって、企業は少々高くても日本を選んでいるのが実情だと思うのです。確かに法人税はもう少し下げるべきだとは思いますが、それによって何かが大きく変わるという事はないのではないでしょうか。政府がそこまで狡猾かどうかは知りませんが、それを見越しての税率設定かも知れません。

もう一点、以前同じサンプロで商工ローン等のグレイゾーン金利容認発言をしていました。ずっと前のブログでも書きましたが、銀行と悪徳金融業者だけが太って、中小企業の苦しみを長引かせるだけの、この話は納得出来ないのです。

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ついでにもう一点、かんぽの宿の売却に関して、外国資本が58%入ったオリックスに完全民営化前であるにも拘らず、好条件での譲渡を問題ないとするのは無理があるのではないでしょうか。しかもオリックスの宮内さんは小泉内閣の総合規制改革会議議長を務め、郵政民営化推進論者の一人だったわけです。T氏の外資好きはひっかかるところではあります。

いずれにせよ、K氏の理論は批判主体で建設的なものは何もないという事だけははっきり分かったのです。それにしても顔は大事です。40歳を過ぎると、その人のそれまでの生き方、考え方、品性、知能レベルが見事に表れます。。。リンカーン大統領はスタッフを顔で選んだという逸話もあるくらいです。私も現実を直視するのが怖くて、40歳過ぎてから鏡で自分の顔をなるべく見ないようにしています。

同じ番組内で元伊藤忠商事社長の、こちらは安心の出来る顔の丹羽さんがアメリカの自動車販売に関して、私の考えに近い推論をしていました。2億台ある保有台数のうち、消却が15年だとすれば年間1300万台は新陳代謝としていづれ必ず必要になるというものです。

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確かに今は修理屋さんが大繁盛と聞きますが、アメリカにとって唯一とも言える交通機関の車の需要は国家破綻でもしない限り間違いなく戻って来ます。日本の自動車メーカーはそんな事はとっくにお見通しで余裕をぶっこいているのかもしれないと改めて思わざるを得なかったのです。

ところでアメリカが国家破綻をしたらどうなるのでしょう(?)小さな国の場合はIMFによる救済という手がありますが、規模が大きすぎるとIMFでは手に負えません。人類が体験した事がない事態に関してはイメージする手だてさえないのです。あの複雑怪奇な金融工学を考えた秀才達なら、何とかしてくれそうな気がするのですが。。。

余談ですが、中東情勢に関して沈黙を守って来たオバマさんはイスラエル支持を鮮明に表明しました。これでイスラム教徒他、淡い希望を抱いていた人達の夢は無惨にも打ち砕かれたのです。世界の50%くらいの人がオバマさんに失望したのではないでしょうか。演説の内容と実際の政策とはやはり違うようです。

(PHOTOは宮内さん[上]と丹羽さん[下])


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2009年1月23日 (金)

アメリカの、結果としての懐の深さ

オバマさんのアメリカ立て直し策の一つとして自国産業の保護主義が言われています。さらに呆れたことには先回りしてBUY AMERICAN 法が立法化されてしまったと言うのです。製造業が壊滅状態のアメリカとしては必死なのでしょう。中国に投資した工場を国内に呼び戻してでも産業と雇用を創出しなければなりません。

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内需拡大はアメリカ再生の大きな鍵となるのでしょう。その場合危惧されるのが日本製品のボイコットです。クリントン政権の時のような訴訟ラッシュが起きるかもしれません。イヤな予感がします。麻生さんはオバマさんの大統領就任に際して、世界1位と2位の経済大国が協力しあわなければならない、などとノー天気な事を言っていましたが、外交辞令だけにしておいて欲しいものです。

ところが、先日政治経済系報道番組を見ていた時の事です。アメリカの経済学者が出ていて、日本製品の事を話していました。多くのアメリカ人はブランドを国別にはっきり識別出来ていないと言うのです。例えばソニーやパナソニックはアメリカ製と思っている人が大半だと言うのです。

さらに成人男性の60%、女性の70%の人はビッグスリーが無くなっても問題ないと言うのだそうです。トヨタ、ホンダ、BMW、メルセデス等があるから困らないらしいのです。成る程、それほどまでに日本ブランドはアメリカに浸透して市民権を得ているのかと感慨深くなりました。

そう言えば、何だかんだ言っても自動車が現地生産を開始して早20年余り、日本車の米国販売に絞める割合は40%に達し、総数では日本国内以上に売れている訳ですから、当然なのかも知れません。従って保護主義の対象からは既に外れているのでしょうか。クリントン時代とは違って来ているのかも知れません。少なくともヒラリーさん以外は・・・

確かに黒人大統領をあっさり受け入れてしまう国ですから他の国に比べて、人種的思想的柔軟性はあるようです。同じように商品に対しても良いものは素直に受け入れる体質が出来ているのかもしれません。やはりそこは世界一の超大国たる所以なのでしょうか。しかし、もし本当にビッグスリーが消滅したら、その700万台分の市場はどこが埋めるのかと言う問題が残ります。日本車だって急には対応出来ません。

一時的に金融立国を目指した事は大きな間違いだったかも知れませんが、非を認めたアメリカは、その柔軟性、懐深さ故に立ち直りが意外に早いかもしれないのです。まごまごしているとオバマさん肝いりのグリーンニューディール政策が軌道に乗り、あっという間に環境省エネで世界を席巻するかも知れません。

こういうところこそ大いに真似をして欲しいのですが、国会で漢字のテストごっこをするに至っては、悲しくて目の前が真っ暗になります。世界で起きている事がまるで分かっていない与党も野党も総議員辞職して下さい(!!!)


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2009年1月22日 (木)

“歴史は繰り返す”の周期は(?)

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オバマさんが大統領就任演説を行いました。意外に堅実で地に足の着いた内容であったにも拘らず、その考え抜かれた魂の語りは世界中を酔わせたのです。演説は確かに素晴らしいものでした。かつてここまで世界の耳目を集めたセレモニーがあったでしょうか。時期が時期だけに就任演説がレコードになったケネディさんの時よりもはるかに世界の注目度は高かったのです。

しかし、これだけ注目され期待度が大きいと大変です。何を言うかより、何をするかで評価は決ります。通常なら就任後3ヶ月は蜜月期と言われますが、今回だけは即効的に効果を出さないと移り気な民衆はそっぽを向いてしまうかもしれないのです。かと言って功を焦ってやりすぎるとリンカーンやケネディの二の舞になりかねない怖さがあります。この歴史だけは繰り返されてはなりません。

ところで世界のマスコミや、エコノミストがそこまで注目するのは分かるとしても、期待する理由が分からないのです。アメリカ国内こそ直接的に自分たちの利益に結びつきますが、米国以外はそういう訳にはいきません。今回に限ってはアメリカの利益は、アメリカ以外の不利益になる可能性が高いのです。大きくマイナスしてしまった米経済は当面外へ富を求めざるを得ません。単純な算数ではそうなります。

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これまでは確かに中国や日本,欧州の一部はその巨大で旺盛な購買意欲のお陰でメリットを享受してきました。この購買力が瞬時に、確かな数字は分かりませんが、例えば20%くらい吹っ飛んでしまったとします。少なくともその内の半分以上は、何とかして埋めないとアメリカはやって行けないのではないでしょうか。単純に考えて、GDPの70%を占める個人消費分900兆円の10%は90兆円(1兆ドル)ですが、これから暫くは毎年それくらい、あるいはもっと沢山の資金を、どこかから調達しなければならないと言われているのです。

既に海外から国債発行等で借りまくっているアメリカは、当然自己資金がありません。基軸通貨であるドルを無制限に刷り続ける事が出来れば苦労はないのですが、ハイパーインフレの恐ろしさを考えるとそれも出来ないのです。では更に国債を乱発して買う国があるかという問題になりますが、買う国も資金にも限りがあります。

従って折角期待の星のバラまき型オバマさんが就任しても、遠くない将来にアメリカ経済は行き詰まるというのが、シナリオとして正しいのかもしれません。ところで、最近さかんにニューディール政策が話題に上りますが、失業率が25%もあった時代に、本当に公共投資だけで経済を立て直す事が出来たのでしょうか。実際は直後にあった大戦が大いに貢献したという見方が正しいかもしれないと言われています。

情報化、グローバリーゼーションの今は昔と違って、そんなに単純ではないという考え方は凄く妥当性があります。私もそう思いたいのです。しかしながらよ〜く考えてみると60〜70年前と変わっていないものは確かにあるのです。例えばアメリカ人のものの考え方は、911でも明らかな様に、やられたら何倍にもしてやり返すマインドは健在です。更に、日本人は思い切り変わってしまいましたが、それは極めて稀で、世界では相変わらずドンパチやっている国は少なくないのです。

結局つなぎ役でしかなかったオバマさんの“CHANGE”が失敗した後、揺り戻しで本格立て直し強硬路線政権が出来、世界最強の軍事力を背景に闇雲に突っ走る(?)取り越し苦労だと思いたいのはやまやまなのですが、最悪のケースを想定して国の備えをするのが政治家の仕事ではないでしょうか。戦争の歴史は繰り返され、人類の平和への期待は裏切られ続けて来た事を忘れる訳にはいかないのです。

早く政権交代をして、日本を経済だけでなく、安全保障上も本来の正しい方向に導く政権の登場を待望せざるを得ません。周りは日本人が考えている程、楽観を許す状況にはないのです。 (PHOTOは防弾仕様の大統領専用車 GMのキャディラックがベースです)


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2009年1月21日 (水)

海外出張(食事編ーⅡ)

ところでY氏の元秘書と、その友人ですが残念ながら今回は仕事の都合で来られず、男二人で寂しい夕食となりました。折角の美味しい焼き肉も、焼き過ぎたりして、さっぱりだったのです。その代わり焼酎だけは進みます。食事が終わる頃はすっかりいい気持になって、男だけなのに二次会へ行こうという事になりました。
Photo_5 二次会はビルの最上階です。こういう景色は日本とさほど違いません。ハングル文字が入って来るだけで随分印象が変わるものなのです。

次の朝早く、やはり若干酒の残ったふらふらの頭に目覚ましの音が響き渡ります。9時20分の飛行機ですから急いで起きて、渋滞が始まる前に空港に向かわなければなりません。チェックアウトを済ませ、タクシーに乗る為にホテルの外へ出ると、何と雪が降り始めています。

何とか幸いにも積もる前に空港へ到着しましたが、後30分遅ければ、まともに車が走れたかどうか、微妙なところでした。空港は既に真っ白です。飛行機は氷を溶かしたり、機上の除雪の為30分程遅れざるを得なかったのです。
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日本の上空です。日本海側はやはり真っ白でした。今年は雪が多そうです。

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ところで今回ホテルで面白いものを発見しました。韓国製のウォシュレットです。早速二日酔いの朝試してみたのですが、人間工学的にも、性能的にもかなり問題があります。最近ウォシュレットに関してはうるさい私ですが、日本製は歴史がある事もさることながら非常に繊細に作られていて、完成度の高さを再認識せざるを得ませんでした。


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海外出張(食事編ー1)

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今回の出張では仕事とは別に仕事仲間で友人のYさんと食事をする約束をしていました。そのYさんには日本の上智大留学の経歴を持つ才媛のお嬢さんがいます。何と今回の麻生さん訪韓時には通訳として青瓦台へ行ったという事でした。

そのお嬢さんから“花より男子”の本を出来る限り沢山買って来て欲しいというリクエストが出発直前に入ります。急いでかき集め36冊をカバンに入れて持っていったのですが、結構な重さでした。それにしても韓国でも相当な勢いで日本の漫画は人気があるようです。

久しぶりの韓国の町で、気がついた事があります。新型車が随分増えている事も新鮮なのですが、そのナンバープレートに驚きました。何とヨーロッパ並みに幅が広いのです。その効果で車が欧州風に見え、従来サイズ装着車よりはるかに格好よく見えます。日本はと言えば何十年間も旧態依然とした不細工なプレートです。やられたと思いました。何とかしなければなりません。

Photo Y氏によれば、現在は幅広と、狭いタイプとが選択出来るのだそうです。従来の大きなグリーンのタイプは廃止の方向だと言っていました。この辺が日本とは違うようです。産業に協力する体制が出来ているのでしょうか(?)行政の柔軟さを感じます。

プレゼンが無事終了した後は心置きなく韓国料理が楽しめます。最後の夜なので焼き肉にしました。その店のシステムは自分たちで選んだ肉を焼く事になっています。おいしそうな肉をY氏にたっぷり選んでもらったのです。

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2009年1月20日 (火)

海外出張(政治経済編)

今回の出張はいつもとは我々を取り巻く環境が大きく違います。韓国で何か変化を感じ取れるかもしれないという予感はあったのですが、町の様子からはそれは全く難しいようです。いつもの様に渋滞がひどく、町は活気で溢れていました。

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クライアントとの会食時の事です。韓国人同士で金融危機の話をしている事が言葉の端々から伺えます。そのうち役員Aさんが「日本は円高で資金力が出来、世界への投資が出来るから素晴らしい」と話を私にふるのです。

さらに「田中さんも海外投資をしますか?」と言われたので、「それどころではなく、厳しい年になる」と言うと、疑わしそうな目つきで、日本の経済力は抜群だから、これから日本は面白くなると言われるのです。その役員はソウル大を主席で卒業した秀才の勉強家です。恐らく韓国でも有数の親日常識派知識人ではないでしょうか。仕事でも経済論でも驚く程的確な判断力があります。

その彼からは日本に対する敵対心や嫉妬といった感情は全く感じられません。むしろアジアの兄貴分としての日本の活躍を(?)を高く評価していて、嬉しく思っているようなふしさえあるのです。非常に珍しい人です。ところが韓国の経済状態に話が及んで、10年前にIMFによる改革を経験した韓国の経済は今は強くなった、と言われたのには心底驚きました。

実態は通貨危機の時のような経常赤字に陥っているのです。アメリカはアイスランドより影響力がはるかに大きい韓国のデフォルト(国家破綻)を恐れて去年10月に300億ドルの米韓通貨スワップ協定を今年4月を期限に締結しました。更に先日、日中韓の通貨スワップの限度額を2度に渡って引き上げた事が尋常でない窮状を如実に物語っていると言えます。結局日本は300億ドルを限度に資金を用意する事になりそうです。一頃の半分まで下がったウォンが、ここに来て下げ止まっているのはそうした背景があるからです。

他の韓国の友人からも全くケレン味なく韓国は問題ないという話を聞いていたので、はたと気がついた事があります。報道のあり方です。日本の報道は明らかに、ある意図が働いていて、まず日本を褒める事は言わない、さらに右寄りの報道は極力控え、中韓を刺激しないといった偏向報道なのですが、中韓はその真逆ではないかという事です。

先日従軍慰安婦問題で、韓米間でも米軍兵士を相手に政府が関わった慰安施設があったという事が韓国人記者により告発されたばかりですが、日韓共、余程都合の悪い情報なのかマスコミは沈黙を守っています。自国に有利な情報さえ、政治的配慮から(?)報道せず、不利な情報を好んで報道する自虐的な日本のメディアは、かなり特異です。

いずれにせよ、恐らく世界中でこのような偏向報道は程度の差こそあれ、間違いなくあるのではないでしょうか。従って、相当な知識人でもメディアから正しい情報を得て、正確な判断をする事など至難の技なのです。

更にその席で興味深い話がありました。韓国のデザイン会社は中国からの大量受注で今凄く忙しいというのです。それを聞いて去年暮れからの謎が氷解して行きます。弊社にも秋口から年末にかけて、中国から見積り依頼ラッシュがあったのです。ところが契約に至ったものは一つもなく、やはり中国もこの時期大変なのかと思っていたのですが、知った案件が韓国に流れていたのを知るに至って、円高のリスクを実感しない訳にはいかなかったのです。

円高の今、クオリティをそれほど必要としない仕事は為替効果で安い方に流れるのです。分かってはいても複雑な心境にならざるを得ません。 (PHOTOはトクサンドンの有名な肉屋街)


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2009年1月19日 (月)

海外出張(プレゼンテーション編)

空港を出た途端、頬をビシッと平手打ちされたような、厳しい寒気が襲って来ます。午後2時だというのにマイナス5度だそうです。これからのプレゼンテーションの結果を暗示するかのような先制パンチです。

まず空港から直接、以前より懇意にしてもらっている担当役員のところへ行って、明日の社長プレゼンのリハーサルをするのですが、休む暇もありません。持参したスケッチを壁に貼り、あわただしくリハーサルは開始されます。ところが先方に準備してもらった通訳君が初めてらしく要領を得ません。正規の通訳さんはストライキでお休みなのです。
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一通り説明が終わってから、これではまずいという事になり担当役員より居残り宿題をもらう事になりました。通訳君にデザインの内容、コンセプトを何度も説明をし、言いたい事の基本を理解してもらいます。更に各案のキーワードをメモしていきます。

腹ぺこになる頃、取りあえず終了、明日の朝もう一度やろうという事で、やっと食事にありつけたのです。韓国家庭料理店の素朴で健康的な料理に焼酎で乾杯です。途中から爆弾酒(ビールに焼酎を混ぜる)を進められ、この飲み方だと酔っぱらうかもしれないと言うと、「酒は酔う為に飲むのだ」とにべもなく返されてしまいました。

仕方なく、何人かと乾杯!!次第に理性が薄れて行きます。やけくそになる一歩手前で、明日の為にお開きにしようという事になりかろうじてセーフ!、と思いきや、中の一人がカラオケに行こうと言い出したのです。付き合いが良い私としては当然行くしかありません。ビールを片手に数曲歌って踊って、気持がよくなった12時頃無罪放免となりました。

次の朝は9時半から本番準備です。気の弱い通訳君と最終打ち合わせをしたところ、夜の間に特訓したらしく、かなりスムースになっています。うまく行きそうな予感がして来ました。朝低かったテンションも徐々に上がって来ています。満を持したプレゼンは予定通り10時半丁度から始められました。案の定、通訳君が健闘している様に見えます。

私の説明は無事終了、後は天命を待つのみ、社長の反応を伺います。顔持ちは悪くありません。韓国語が勢い良く飛び出しています。スケッチを指しながら意見を言っているようなのです。いきなり英語でほぼ満足だと聞こえて来ました。お〜どうやら成功のようだ〜。これで次へ繋がるかも知れません。肩の荷が降りるのを感じながら、開放感に浸ったのです。

その通訳君ですが、日本の自動車メーカーI社に2年間勤めた事があると言っていました。その時にレンタカーでトヨタのカムリを借りたそうですが、クオリティといい、燃費といい、日本車は素晴らしいと絶賛です。奥さん共々韓国で日本車を買いたいのですが、とても高くて買えないと言っていました。
(PHOTOは厚く凍った池の氷)


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2009年1月18日 (日)

有名ブログに昇格か(?)

驚きました。ある知らないサイトで私のブログが紹介されていたのです。有名になったものです(?)一部を下記に紹介します。

「マイナス金利とはある意味資金を投資に廻す様に促す為の囲い込みであると言える。
https://app.f.cocolog-nifty.com/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=48730420&blog_id=161518
このカーデザイナー社長とやらの台詞を読んでいると、福田元総理が「貯蓄をやめて株式で博打をするのが正しい!」と吼えていたのを思い出してしまう」

前にマイナス金利に関して書いたものを見ての記事ですが、良い意味で引用されなかったのは残念でした。誤解があってはいけませんので、補足説明します。誰でも彼でもが皆、株に投資して、デイトレーダーまがいの事をすればいいと言ったのでは決してありません。

1460兆円ある日本の個人金融資産の半分を占める額が預金あるいはタンス預金になっている現状は諸外国に比べてもかなり異常です。アメリカを例にとると個人金融資産の30%は株に投資されているのです。日本の10%は余りにも低すぎるのではないでしょうか。

せめて20%になっただけでも、とんでもない株価高騰になる筈なのです。選択肢の一つとしてそういう手もある、政府が方向性を持った政策をすれば、現状は変えられると言いたかった訳です。高配当を期待出来る会社が2008年度ではかなりありました。デイトレーダーだけが投資家ではありません。そういう会社に長期を前提として投資し、配当を楽しむのも一興ではないでしょうか。

それにしても誰が見ているのか分からないブログの怖さを感じざるを得ません。悪意で読まれるのか、好意で読まれるのか、批判的な目で見られるのか、あるいはおふざけで見るのか、書く方は知る由もないのです。現状で言うと、見てくれている人は知り合いが多いので、殆どの人は好意的なのですが、サーフィンの途中で立ち寄る人は実に色々な人がいるようです。一回だけちらっとみて二度と来ない人が、このブログの場合、93%もいるという事が分かりました。

それでも全く見ず知らずの人が残ってくれるのもネットが取り持つ不思議な縁であり、醍醐味です。そこは大切にしなければなりません。昔はそういう楽しみ方はありませんでした。面白い時代になったものです。


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2009年1月17日 (土)

統計数字が物語るものは(?)

2008年の中国の貿易黒字額は2995億ドルで、ドイツを抜いて世界一になる模様です。輸出額は1兆4285億ドルにもなりGDP比で40%くらいの数字になります。世界の工場としての面目躍如です。さすがに2009年もこの調子でいけるかどうかはアメリカ次第なのですが、厳しい事になるのではないでしょうか。

中国内自動車販売台数は1000万台の大台こそ逸しましたが、前年比微増の938万台は頼もしい限りです。2009年販売予想も強気の見通しとなっています。新型車の開発も目白押しのようです。

中でも中国自動車メーカーとして、民族系資本のホープである奇瑞汽車よりハイブリッドカーが発売されると報じられました。性能の方は全く未知数ですが、コストはプリウスの3分の1程度で、中国国内では100万円を切るそうです。肝心の燃費は100キロあたり1リットル強の節約になるそうですが、その程度の数字ならハイブリッドとしてのアドバンテージはかなり疑問ではないでしょうか。次期モデルで飛躍を期待したいところです。

日本はと言えば、11月(一ヶ月)の統計で、貿易収支は934億円の赤字となりました。輸出が前年同月比で26.5%も減ったのが響いています。その代わりと言っては何ですが、所得収支は15.5%減にとどまり、8447億円の黒字です。従ってサービス収支等の赤を差し引いても経常収支は5812億円の黒字でした。

このブログでも前からくどく言って来ましたが、以上の数字からも分かる様に、海外生産(売り上げ総額、何と200兆円超/年)を増やした事で日本の輸出は世界第4位まで下がり、GDP比でも高くはないのです(主要貿易国中、少ない方から2位)。むしろ最近では海外投資の利益還元による所得収支がはるかに上回る、投資立国の姿が浮き彫りになっています。これが年間で世界ダントツの16兆円(2007年)を越える規模になっているのです。

これらは積もり積もって、企業の内部留保などに姿を変え、大企業だけでも120兆円(日本共産党調べ)ものゆとりがあると言います。この半分でも日本の景気をあっという間に浮上させる事が出来るのですが、構造的問題もあって企業の財布の紐は国内向け投資に対しては頑に硬いのです。

ところで渡辺喜美さんは、離党して早速、橋本大阪府知事と会談を持ったそうです。結果は不調には終わりましたが、これから仲間集めをするつもりなのでしょうか。アメリカに対して、国会の承認も得ず、簡単に国民の血と汗の結晶である外貨準備高を差し出しかねない危ない議員とつるめば同じ穴の狢と見られるでしょう。

政治家の皆さんは国民から預かっているお金を何と思っているのか、凄い大金を気軽に使ってくれます。あまりに軽く扱われても怒らない日本人がいるからでしょうか(?)。野党が頼りない現状で、もっと厳しく監視をしなければならないのですが、悲しいかな民間で出来る事には限界があります。


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2009年1月16日 (金)

飲酒検問

今日の朝は恐らく二日酔いでふらふらしている事でしょう。酒臭い息を吐きながら空港に行ってチェックインし、後は飛行機で寝るだけです。羽田に着く頃には恐らくアルコールは抜けています。従ってクルマの運転は問題ありません。

以前しこたま飲んだ翌日、昼を過ぎても抜けずにふらふらしていました。ところがどうしても夕方にクルマに乗らなければならなかったので、大丈夫!と自分に言い聞かせて出かけたのですが、途中なぜか、早い時間の検問にひっかかったのです。本当に心臓が凍り付きました。

逃げ場もないので仕方なくお巡りさんの差し出す検知棒に息を吹きかけたのです。運を天に任せるしかありません。。。答えは、何とオーケーでした。ふ〜〜やれやれ。心臓に悪いのです。脈は200くらいに上がっていたのではないでしょうか。

もっと以前にも心臓が止まりそうになった事があります。その日は仲間内の飲み会でした。焼き肉屋で生ビールの中ジョッキと酎ハイを一杯づつ飲んだのです。会社に一旦戻り、時間をおいてから帰るつもりでした。計算によると、その量の場合、私の体重では3時間くらいおけば大丈夫という事になっています。

あるサイトで、体重と飲んだ量を入力するとアルコールがどのくらい残っているかを時間毎に計算してくれるのです。呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以下だと酒気帯びにはならないので、そこから割り出すと余裕を見ても3時間で十分と出ています。
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ネットサーフィンして時間を潰していたのですが、2時間も経つと飽きてきました。もう大丈夫だろうと高をくくったのです。滅多に検問もやっていないし、例えやっていても多分大丈夫だろうと思いつつ、うちから数キロのところまで帰り着きました。もう安心と思った瞬間、私の心臓は一瞬止まったのです。東海道線をくぐった途端に見えて来たのは何と検問の灯りではありませんか。

一本道で逃げ場はありません。観念するしかなかったのです。さっさんじゅう万円は、いっ痛い、、、お巡りさんの顔が近づいて来ます。「飲んでいませんね」「えっ、、ええ、勿論飲んでいません」目の前に出された検知棒に、私は出来る限り上品に息を吹きかけました。

その警官は真面目な顔で何かを調べています。私は心臓が口から飛び出しそうになるのを、やっとの思いで飲み込んでいました。次の瞬間、鋭い視線に身がすくみます。「はい、どうぞ行って下さ〜い」と言う言葉に、どっと疲れが出た事は言うまでもありません。次は絶対に3時間以上おいてから乗るぞと心に誓ったのです。最近では心臓に悪いので、なるべく電車を使うようにしています。どうかご心配なく(!)


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2009年1月15日 (木)

極寒のソウル

今日は韓国でプレゼンテーションです。今回のブログはコンピューターを持参しないので、予め作ったものをタイマーでアップしました。皆さんがっかりしないでくださいね。(前に種明かししたら、なあんだと言った人がいたので・・・)2〜3日の出張には持っていかない事にしています。結構重いし、無くすと機密の関係もあってまずいのです。

久々のソウルですが、不景気の影響はどうなんでしょうか。それよりもこの時期のソウルは寒いのです。マイナス10°くらいには簡単になります。昔酔狂にもこの時期にゴルフをした事がありました。終日マイナス6度だったのです。寒いのなんのって、体が自由に動きません。
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ナイスショットをするとグリーン上で大きく跳ねます。そうです凍っているのです。従って届くクラブでは打ちません。手前から転がしていくのです。ところが転がりは予想出来難いので距離感はまず合いません。

何でこの時期クローズにしないのか不思議でならないのです。日本はここまで寒いところだと一ヶ月から二ヶ月間はお休みします。ゴルフ場がやっていれば、やりたくなるのが人情です。韓国の人は寒さに強いのか結構楽しんでいるように見えます。

今回はウォン安を大いに楽しみたいのですが、日程が厳しく16日の朝には空港にいなければなりません。自由時間は15日の2時以降なのですが、ショッピングにするのか、マッサージに行くのかその時の気分で決めたいと思っています。

夜は例の友人との会食になります。ばりばりの韓国料理です。私もよく知っている元秘書の女の子と、その友人も来るそうなので、盛会になるでしょう。飲み過ぎない様に注意しないとマッカリは後で効くのです。


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2009年1月14日 (水)

エコノミック ハリケーン カテゴリー6

先日テレビでアメリカの有名な投資家が物騒な事を言っていました。世界が過大な期待をするオバマさんによるチェンジは不発に終わり、近い将来にアメリカドルは消え去るだろうというのです。1200兆円もの借金大国が今回の不況で根拠のないドルを何百兆円も刷りまくりますから、ハイパーインフレを招き、米国債とドルが暴落してデフォルト(債務不履行)に至るという訳です。

そこまで行く前に何らかの、多少胡散臭くても我慢しますから、有効な手を打ってくれる事を祈らざるを得ないと思っている人は世界に多いと思うのですが、先を読む投資家の言う事だけに不気味です。更に彼は円高が進み、数年後には60円台も視野に入るのではと言っているのです。

ゆるやかな円高は必ず国益に繋がるのですが、短期に過ぎると危険です。最悪のシナリオを予めイメージしておかない訳にはいかなさそうです。やはり日本は積極的超大型内需拡大策をとるしかないのかもしれません。同じ番組で、いつも訳の分からない事を言っている評論家の森永さんが初めて興味深い話をしていました。

定額給付金問題に触れて、1万2千円ではどうにもならない、一人10万〜30万くらい配らないとGDPを押し上げる効果はないと言うのです。全くその通りでしょう。一家で100万円以上も使うと、流石に使い出がある訳です。同席の女性作家は無駄遣いをするのではないかと、意味の不明の突っ込みを試みます。

森永さん、すかさず「会社の設備や従業員を遊ばせる方がよっぽど無駄使いではないか」と切り返したのです。成る程、我が意を得たりです。私も初めて画面のこちら側で彼を応援しました。不思議な事に顔まで美しく(?)見えて来ます。本当は分かっているのかもしれないという疑念を、ちらっと抱かせたのです。
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ところで、配分の方法ですが、現金を取りに行くのか、振込にするのか、いずれにしてもお金では溜め込まれるリスクがあります。この場合は日銀券ではない、政府発行の地域振興券のような商品券(?)、又は犯罪防止の意味から名前入りの小切手のようなもの(?)、要するに購入対象物と期限を定めたものでないと、思うような効果が期待出来ないのは明らかではないでしょうか。

取りあえず一年くらいそれで繋いで様子を見るのが賢明なのかも知れません。100年に一度、いや人類史上最悪の超カテゴリー級 エコノミックハリケーンであるとすれば、外海の嵐が過ぎ去るのを港で宴会でもしながら、じっと待つのが得策なのではないでしょうか。(PHOTOはハリケーンを宇宙から見た画像)


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2009年1月13日 (火)

ジョセフ ナイ新駐日大使

前駐日米大使のシーファーさんに、以前小沢さんは大変に失礼な事をしました。見ていてハラハラしたのですが、大勢の記者の前で大使の立場をなくすような事をしてしまったのです。インド洋での軍用艦への給油延長を拒否した事件です。パフォーマンスとは言え、著しく思慮を欠く行為でした。

その報復として、今国会でも追求されていましたが、米側から小沢さんの政治資金個人流用に関するネタが、さる筋へリークされたという噂があります、リークに関する真偽の程は定かではありません。この件に関してもマスコミの反応が鈍いのは不思議です。何かを恐れての事でしょうか。

湾岸戦争の時はあれほどアメリカに対して忠実(?)だったのに、小沢さんの変節ぶりはよく分からないのです。逆に訪中時には胡錦濤主席の前で、卑屈な態度を取り、良識ある日本メディアに顰蹙を買っていましたが、何か意図でもあっての事なのでしょうか。

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オバマ次期政権が新しい日本大使を決めました。親日家で物事を平和的に解決するスマートパワー提唱のジョセフ ナイ氏です。どういう経緯で選ばれたのかは知りませんが、恐らくなんらかのオバマ政権の日本に対する期待、あるいは思惑があっての事と思われます。

ところで先日売り出された3年物アメリカ国債の落札額が、例年にない低水準であったと報じられました。今後は更に厳しくなるとの見方で各国とも一致しているようです。穿った見方をすれば、いかに親中派の米民主党と言えども、アメリカを資金的に支援出来る国は結局日本しか無さそう、と見てのナイ氏の起用かもしれないのです。

世界はジャパンマネーを狙っています。今程政治がしっかりしなければならない時期はないのですが、早く新政権を発足させ防御体制を完璧なものにして欲しいのです。国際的資金協力は、するにしても前回のIMFへの無条件1000億ドル拠出などと言う馬鹿げた事でなく、きちんと存在感を示す条件付きが前提となる事は言うまでもありません。

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次の日本の首相は遅くとも年内には決定しますが、問題山積で黒い噂の絶えない事もさる事ながら、民主党にいながら最も自民党らしい風見鶏親中派政治家の小沢さんは全く不適格です。麻生さんは勿論論外として、それでは誰が残るのか、渡辺喜美さんの名前も上がっていますが、役不足の感は否めません。某お笑い系タレント知事などと徒党を組んだ日には最悪の亡国コンビが出来るでしょう。

先週国会中継を聞いていて、小池百合子氏が総理に対して的を得た質問をしていました。日本の未来に対して、どういう基本戦略を考えているのかという様な内容でしたが、言葉尻を捕まえて重箱の底をつつくような質疑応答の中で際立っていたのです。

こういう大変な時は調整型の男性より、ドラスティックに改革の手を緩めない女性の方が適しているのかも知れません。実力は未知数ではありますが、一回小池さんにやってもらうのはどうでしょうか。但し自民党では引きずるものが多過ぎるので、しがらみのない新党を結成し、その党首になるのがベストだと思われます。時間は多く残されていません。早く手を打たないと日本の命取りになります。


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2009年1月12日 (月)

衣食足りて礼節を知らず

先週末は木金とクルマでの移動が多く、走りながら国会中継を聞いていました。民主党議員が麻生さんや閣僚に対して色々質問をしているのですが、定額給付金に関するものが多く、今更そんな議論に貴重な時間を費やす意味が何処にあるのだろうかと思いながらボーッと聞いていたのです。

その中で民主党の枝野さんの聞き捨て難い質問内容に、弛緩していた脳が反応します。
遡って、一ヶ月程も前でしょうか、私がたまに見る、ネットのある危ない系サイトで、麻生財閥の事に触れ随分ひどい事を書いているのを見ました。先の大戦中に連合軍捕虜や、強制連行した朝鮮人を炭坑で働かせて、搾取をしていたという内容です。さらに女性に関する事でも目を疑うような事が書かれていました。

余りにひどいので信憑性に関しては、大いに疑問だと思ったのです。それから数日後、何とラジオでイギリスの新聞か何かに、それに近い事が報道されたと言っているのです。麻生内閣にとっては痛手になるのではないかと言うのを聞いて大変に驚きました。
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枝野さんが追求していたのは正にその件です。外務省のHP上で、「かつて麻生鉱業が行った強制労働への非難に対する反論記事が出ていた、ところが最近それが削除されたが、それはどういう理由によるものか」というものでした。取りあえず、問題が大きくなっていない初期の段階では否定をしたものの、逃げ切れないと見て観念したのでしょうか(?)

国の公式HPを私的な事に使っていいのかという疑問もわきますが、それより恐らくその強制労働が事実であろうという事がショックです。当然首相の答弁は要領を得ません。

話は飛びますが、これでは田母神論文の正当性を主張するのは限りなく空しくなります。勿論一論文に期待出来る事など限られますが、都合の悪い事に全て蓋をしたのでは偏向のそしりは免れません。

どういう権限でそういう蛮行が行われたのかは知りませんが、出身母体が外国人の犠牲と搾取をベースに財を築き今日あるとすれば、直接本人の責任ではないとしても、日本の顔として適任とは言い難いのではないでしょうか。日本のマスコミはこの件に関してはなぜか沈黙を保っています。

更に枝野さんは元キャノンの御手洗さんについても厳しく追及していました。派遣切りの糾弾という単純な事ではなく、法律すれすれのところで、会社が有利になる様に雇用形態を変えて来ているのはいかがなものかという話です。労働分配率は年々低くなるのに、逆に内部留保と配当は飛躍的に増えて来ています。明らかに時代に逆行しているのです。経団連の会長であり、内閣府経済財政諮問会議の議員も務めた人として、企業の理念とか倫理に関してはどう考えているのでしょうか。

悲しいかな、まともな事をしていたのではお金は稼げないとでも言うのでしょうか。こういう非常事態になると、色々見えて来るものがあります。麻生さんも首相にさえならなければ身辺を洗われる事もなかったでしょう。残念ながら一部の日本人の品性を、、、疑わざるを得なくなりました。


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2009年1月11日 (日)

東京オートサロン

東京オートサロンが開幕されました。Photo
未だ不況の影響が出ていません。いつもの賑わいです。
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弊社担当のスポーツカーです。
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スポーツカーにとっては命とも言えるタイヤホイールには特別に力を入れます。磨きは人海戦術での手仕事です。
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このクルマはメッキを担当しました。
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ホンダ側女性デザイナーが手がけたファンシーライフ。このデコレーション小物は最近流行のようです。私なんかにはよく分かりません。Ar1
よその車も参考の為に見て回ります。空力を極限まで追求するとこうなるのでしょうか(?)
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流石にこれはまずいのではないでしょうか。ポルシェから訴えられます。メーカー作品ではないのでお目こぼしがあるのでしょうが、作者の意図を計りかねます。


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2009年1月10日 (土)

エコノミストの正体(3)

1月3日の読売新聞にノーベル経済学賞を受賞したクルーグマン プリンストン大教授の記事がありました。その中で注目されたのは、アメリカは今回の金融危機に際し、超大型の財政出動をしろと言っている事です。これは一にも二にもオバマさんがどれくらい腹をくくるかにかかっています。

他で気になったのは、次の時代は米による一国覇権時代は終焉し、米、欧、中、印の4大大国がリーダーシップをとるだろう、日本は二番手集団の先頭だと言うのです。何と面白くない事を言う人がいるものでしょうか。何を根拠に言っているのか知りませんが、今現在表れている数字だけ見れば、とても考え難いのです。

例えば2007年のGDPを見ても、1ドル92円で計算すると、世界全体で5025兆円、EU1529兆円、米1273兆円、日本562兆円、中国305兆円、インド101兆円となります。更に数字に表れない特許料やライセンス料、現地生産売上を入れると、もっと違った世界が見えて来るのですが、クルーグマンさんは何を見てそう言っているのでしょうか。

世界で覇権を握る為の条件は、経済力、先進技術力、軍事力だと言われています。日本は軍事力以外ではかなり良い線いっていると思うのです。因に3拍子揃った国は今現在はありません。私なども狭い範囲かも知れませんが、これまで色々世界を見て来て、想像以上に日本技術の優越性を実感しているだけに、机上の空論を言う経済学者は本当に分かっているのだろうかという疑問がわくのです。

昨日も言いましたが、多分欧米人の目には日本は半透明か何かで、はっきり映っていないのです。それは数字よりむしろ、情けない事に外交のイロハを知らず、存在感の薄い日本の政治家、官僚によるものかも知れません。いずれにしてもなめられたものです。確かに現在の経済成長率と為替レートを維持すると仮定してGDPだけ見れば、後10年程でインドはともかく、中国は日本に追いつく事にはなります。
2008112tv
それ以上先の事なんて誰にも予測不能だと思いますが、あえてそれを言う意味がよく分かりません。さらに簡単に財政出動と言いますが、700兆円くらい必要だと言われている資金は何処から調達するのか、ノーベル賞を受賞するくらいの経済学者なら、一番肝心な、そこのところは外してもらいたくはなかったのです。

その超大型財政出動ですが、日本にもそっくり当てはまるのではないでしょうか。先日たけしのTVタックルで評論家の三宅さんがいい事を言っていました。50兆円くらいの日銀券ではない、政府紙幣を発行しろと言うのです。え〜〜なあんだ、そんな事が出来るのなら事は簡単です。すぐに日本は好景気に湧く事になります。

そうです。1万円くらいバラまいても、とても効果があるとは思えませんが、50兆円となると一人40万円弱です。4人家族で160万円もあれば、車の一台も買えるじゃないですか。是非それをやりましょう。麻生さん、歴史に名宰相としての名を残す事受け合いです。。。それともどこかの国に配慮して、あるいは資金供与する為に、それは出来ないなんて事は、まさかないんでしょうね(?)


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2009年1月 9日 (金)

エコノミストの正体(2)

正月に英国の女性エコノミストが日本のメディアの取材に答えて面白い事を言っていました。日本の経済は強くないので円高は長くは続かないだろうと言うのです。。。

製造業を重視せず、金融立国を目指した国が次々と破綻もしくはそれに近い状況に陥る中、取りあえず金融業界に問題がなく、世界に冠たる先進技術力があり、世界一の債券国で、世界第二位の外貨準備高を持ち、個人金融資産が1460兆円もある国が強くないと言うならば、一体何処の国の経済が強いと言うのでしょうか。

大体、日本でも有名エコノミストの将来予測が当たった試しなどありません。逆に捉えた方が正解だった事がいくらあった事でしょう。そのくらい予測は難しいと言うのかも知れませんが、もしそうだったら彼らの存在価値はない事になります。ミスター円と言われた人もキャリア、押し出しは立派かも知れませんが、言う事が猫の目のように変わるので、とてもついていけません。

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正月休みの最終日に報道系某TV番組では、ある日本人エコノミストがノキア礼賛をやっていました。この人は取材する先々の会社や国を褒めちぎる習性があるようですが、数年後には全く逆の結果になる事が多く、あまり信用出来ないのです。

今回は絶体絶命の危機を救った辣腕経営者の話でした。確かに今のシェアはトップかも知れません。その経営者は間違いなく凄く有能なのでしょう。そこで素朴な疑問がわいて来ます。ではその経営者がいなくなった時の事を想像してみて下さい。老婆心ながら、カリスマトップが消えた後は、元の木網になる確率はけっして低くないのです。。。

会社にとってトップが大事である事は言うに及ばずですが、組織としての総合力がより重要な事は日本の企業を見れば明らかではないでしょうか。大したトップがいなくても世界で立派に通用しているのです。この場合、トップが替わっても大きな差は出ません。

アメリカのエコノミストに至ってはノー天気の極みです。2〜3ヶ月で今回の危機は収束するだろうと何人もが去年言っていたのです。言論統制でもされているのか、あるいは何か狙いでも持った確信犯なのか(?)さらに極めて不可思議な事に、彼らの頭の中からは、とっくの昔に日本は消え去っています。頭だけでなく目も悪いのでしょうか。

但し、日本の場合だけは、近い将来、自民党か民主党か、あるいは政界再編による新党かは知る由もありませんが、大失政によって、その英国人エコノミストの言う通りになる可能性を否定しきれないという悩ましさがあるという事だけは肝に銘じておくべきでしょうか。。。


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2009年1月 8日 (木)

エコノミストの正体(1)

やはりどうしても納得出来ない事があります。先日某報道系TV提灯番組の中でゲストのカルロス ゴーンさんも言っていましたが、1円円高になると日本の自動車メーカーは数百億円の損失が出るという話です。10円なら数千億、20円なら兆に届くのかもしれません。それは非常に短絡的な、あるいはご都合主義的単純計算から出された数字のような気がしてならないのです。

そもそもこれくらいの円高は初めて経験する訳ではありません。1995年には一時的に79円をつけた事もあり、その時の教訓で海外生産を拡大し、輸出も90円くらいなら何とかなる体質を作った筈なのです。しかもその時以来、コスト削減の手綱を緩めた形跡は全く見当たりません。

どう考えても妙なのは仕入れ側の輸入分円高差益が無視されている事です。原材料の輸入コストは確実に下がります。さらに金型等も海外で作れるものは技術移転し、中国などで作っているので、その分も時間差はありますが確実に安くなって来る筈です。お陰で国内の優秀な中小の金型屋さんが激減しているのです。

何万点もの部品で構成される自動車ですから、そう簡単ではないと思いますが、為替変動によるプラスマイナスを時系列的に部品単位できちんと計算されているのでしょうか(?)取りあえず、都合の悪い数字はふせているのでは(?)という疑問が湧いて来るのです。

直近過ぎる事もあり、数字的根拠を持ちあわせていないので、あくまでも個人的見解ではありますが、基本的に今回の自動車会社の利益減少は輸出によるものかどうかはあまり関係なく、単純に信用収縮によるローンの引き締めと、それによる購買力減退が原因と見るのが妥当だと思われます。

先月のアメリカでの自動車販売台数で言えば、米車の減少より日本車の減少の方が少ないのですが、その販売分の殆どが現地生産だと仮定して、それで現地が成り立つのであれば、増々円高かどうかは関係ありません。マスコミやエコノミストはあまり勉強していないかもしれないと前のブログで何度も言いましたが、間違った情報の垂れ流しだけは止めて欲しいのです。対処すべき方向、判断を誤る事になります。(続く)


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2009年1月 7日 (水)

ポリティカル モラルハザード

刻々と変化する世界状勢、ここ数ヶ月の地球の動きは想像を絶するものがあります。政治経済は勿論、戦争に天変地異、悪い時には悪い事が重なると相場は決まっているようです。なかでもやはり経済危機震源地、アメリカの一挙一動には世界の耳目が集まらざるを得ません。

未だ全容がよく見えていない時期にリーマンブラザーズは簡単に見捨てられましたが、その後の米政府は国有化してでも金融機関は潰さないぞという姿勢に変わって来たようです。瀬戸際の保険会社AIGはなぜか救済され、金融への影響が小さくないビッグスリーも取りあえずは金融安定化資金で急場をしのぎました。

後は今月20日に米大統領に就任するオバマさん次第という事になるのですが、まわってきたツケは決して小さくはありません。下手をすると国内が分裂し、ネガティブイメージで歴史に名を残す事にもなりかねないのです。いかに優秀な閣僚、ブレーンを揃えたところで、今回程の巨額資金を必要とする試練を人類は味わった事がないからです。

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非常に穿った見方ですが、米現政府及び次期政権を担うトップの連中は十分に現状の認識が出来ていて、それを承知で動いているのかも知れません。どう考えてもひどく大変な職を放棄しないのには理由がありそうです。表には出て来ていませんが、裏で大きな数字が動いている可能性があると言うのです。

例えばリーマンが破綻した事によるAIG のCDS(企業間破綻保険)支払額は公式には60億ドルとなっていますが、そんなに少ない筈はないという試算があります。実際には最低でも2200億ドルくらいあり、政府内に関係者のいる某大手投資銀行は莫大な保険金を、投入される予定の国の資金からAIG経由で受け取っているかもしれないと言われているのです。

すなわち、国が破綻するかもしれない時に特定企業の利益を優先する姿勢が垣間見えていて、その点がどうも専門家筋にはひっかかっているようなのです。本気で国を建て直す気があるのかどうなのか、そこはかとなく不安になるという訳です。もしもよこしまな意思が働いているとすれば、犠牲になるのは国民と、関係諸国です。

じっくり見極めなければならないのですが、世界ダントツの軍事力を持つ国の政治的、経済的モラルが崩壊した時の恐ろしさを、イメージしておかなければならないかも知れません。 (PHOTOはイメージ画像)


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2009年1月 6日 (火)

オーロラ

昔から私の心のどこかにひっかかっていて、憧れであり不思議でしようがないもの、と言えばオーロラです。北極圏のものが有名ですが、対称的に南極でも見られるという事を最近知りました。北海道でも昔観測された事があるらしいのですが、本場はやはり北欧やアラスカではないでしょうか。
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昨日ネットで偶然「しぶんぎ座流星群」の流星とオーロラがアラスカ上空で一緒に写った画像を見つけました。(PHOTO参照ー日本時間3日午後8時50分撮影)珍しい画像らしいです。

なにせ原理を聞いてもさっぱり分からないので、そこはまあいいとしましょう。そんな不思議な事は地球上に一杯あって、一々原理とか構造を勉強するとロマンが薄れるのです。女性心理のように、永遠の謎があってもいいのではないでしょうか。

その実に神秘的な色ですが、100キロから200キロ上空だとグリーンに光るそうです。それ以上の高空では赤になると言いますから、色の幅は広いのです。しかも形状は刻々と変化し、まるで巨大なカーテンが風になびくように揺れる様は圧巻です。
Photo
何十キロ何百キロにも渡って、夜空に展開する光の一大ページェントは、ちっぽけな人間の些細な悩みや、憂さを吹き飛ばしてくれるでしょう。かく言う私も未だ見た事がないのですが、恐らく見る事によって人生観が変わるのではないかと思ったりしています。

時間とお金に余裕ができたら絶対に見に行こうとカミさんと話しているのですが、「いつになったら実現するのやら」と敵は懐疑的です。いえ、その気になれば人間、出来ない事なんて殆どありません。近い将来に必ずツアーを成就するぞと心に誓っています。

例えば、アイスランドのブルーラグーン(温泉)につかって、オーロラの出現を待つのもいいし、アラスカで犬ぞりに乗ってポイントへ移動するというのも捨て難いものがあります。いずれにしても未だ2.0ある視力が落ちないうちに何とかしたいのです。神様、お金と時間を下さい。


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2009年1月 5日 (月)

ウォシュレット

いよいよ正月休みも終わり、今日から初仕事です。更に悪化するかもしれない今年の景気の事を思うと不安な気持ちが希望、期待を上回るような気がします。何とかオバマさんや、日本の新政権が頑張ってくれて、V字回復してくれる事を祈らざるを得ません。

昨日の休日最終日はカミさんと買物に行きました。22年も使ったウォシュレットが、そろそろ限界なので買い換えなければならないのです。最近の製品は脱臭機能は勿論、性能的にも、かなり改良されている筈ですから楽しみです。それにしても、この発明は日本の最高傑作ではないでしょうか。ない生活なんて耐えられません。

デザイン的にはどれも似たり寄ったりで面白みに欠けます。仕方なく、省エネタイプですっきりしたタイプを選びました。人感センサーつきです。聞けば簡単に取り付けられると言います。業者に頼むと1万3千円もかかる取り外し取り付け作業は、身の程知らずにも自分でする事にしたのです。

ところが考えが甘かった事を思い知らされます。取り外しは困難を極めました。元々あったのは古いタイプなので説明書が役に立たないのです。悪戦苦闘の末、何とか取り外すまでに2時間を費やします。新品の取り付け自体は難しくはないので、大きな問題はなかったのですが、同梱の工具がお粗末で役に立たなかった事もあり、1時間以上かかりました。トータル3時間半は予想外だったのです。

Photo

この写真は何でしょう(?)


そうです。ピンポイント目標がライトで示されるのです

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これで暫くは快適なトイレ生活(?)が保証されます。他にも色々くたびれて来ている物があり、段階的にリニューアルしなければならないのすが、次は台所関係でしょうか。財布の中味が心配になります。




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2009年1月 4日 (日)

歴史は繰り返される

懸念していた事が起きました。イスラエル軍がハマスを標的にガザ地区を空爆しているのです。当然ハマス側からも反撃があって、死傷者の数がどんどん増えています。泥沼の様相を呈して来ていますが、地上軍が侵攻するような事があると、長期化するのではないでしょうか。

20080303215112 イスラエルが停戦期間終了後、間髪を入れずに攻撃を開始したのは、アメリカの同意があったからだと言われています。共和党はイスラエル寄りの外交が明らかですが、イスラエルとしては大国C寄りの民主党政権に替わる前が、タイミング的によかったのでしょうか。

考えたくもないのですが、次の段階はイランを巻き込んで戦線が更に拡大する事も懸念されており、全く予断を許しません。以前から中東と、北東アジアが火薬庫だとは言われていましたが、世界的経済危機にタイミングを合わせたかのように戦争が始まったのは、いやな流れと言わざるを得ないのです。

最も恐れるのは核兵器の存在です。イスラエルは既に持っていますが、アラブ側が、もし近い将来に手に入れるような事があれば、最悪の事態を想定する事が排除出来得ないというのが専門家筋の一致した見解なのです。背後にはアメリカ以外の大国の姿も垣間見えるようです。

そこまではいかないまでも、こういう時期に、大きな消耗を伴う戦争、紛争が拡大する恐れがあるのは、過去の人類の歴史が如実に物語っています。自制に期待するしかありませんが、日本だけが巻き込まれずに済むという保証は何処にもないという事を肝に銘ずるべきではないでしょうか。

それにしても、一国の政権が国民の意思や利益を必ずしも代弁していないのは、日本だけではないようです。世界屈指の大国といえども、殆どの一般人は自覚が薄いようですが、いつの間にか第三国、国内外勢力の傀儡となり、蝕まれていくのはおぞましい限りです。

資金力と横しまな意思によって、それが例え仮想敵国や問題国からでさえ、政治家がいとも簡単に奸計にはまり、その手先となるのは古今東西を問わず珍しい事ではないようです。更にハニートラップにたやすくひっかかる、下にだらしのない政治家も多いと聞きます。平和ボケした某国政治家などは陥った罠にも気づかず、罪悪感も自覚もないと言いますから始末に負えないのです。

そういう連中が歴史の流れを大きく狂わせてきた事は間違いのない事実ではないでしょうか。人間の欲望は際限ないのですが、取りあえず選挙や組織の維持に莫大な資金が必要とされる今の議会制民主主義のシステムを根本的に見直すべき時期が来ているのかもしれません。


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2009年1月 3日 (土)

三が日

飲んで食べて、だらだらしている間に三が日も3日目になってしまいました。体重計に乗るのが怖いのです。そういう訳でブログネタにも窮した時は、取りあえず映像でその場を繕うしかありません。正月らしい写真を用意しました。

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玄関のお花は今年一年の家内安全商売繁盛を祈願して派手目に!愚妻の力作です。


Photo おせち料理です。年々合理的になってきました。今年は頂き物のシャンパンで乾杯!

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ペットの子猫にとっては初の正月です。いつもと違うので面食らっているでしょう。


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2009年1月 2日 (金)

日本の常識

昨日の続きです。日本の常識をおさらいします。80年代の日本叩きと80円台まで上がった円高対策として、日本企業は海外生産に乗り出しました。地道な努力の積み重ねの結果、2007年度には自動車の場合、日本メーカーの総生産量の50%強を海外で生産するまでに至ったのです。(棒グラフ参照)そのお陰で輸出比率は26%まで減少しました。更に海外生産が増える傾向は右肩上がりで続いています。

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それは何を意味するのかと言うと、今回世界的に販売台数が減った分を輸出に振り替えれば円高の影響は無くなるという事なのです。今回の派遣切りはその具体例の実践と言えます。社会的な問題、影響を度外視すれば、それくらいの危機に対する備えは各メーカー共、出来上がっているのです。

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従って、輸出と円高に対する対策をする意味は日本の産業にとって殆どありません。逆に輸入と円高で儲かっている企業に対して折角のチャンスを失わせる事になります。

対策すべきは失業問題とセーフティネットです。ここには公的資金を使う意味はあるのではないでしょうか。具体的に言えば、民間をサポートする形で省エネ環境産業を公共事業として立ち上げるとか、福祉の充実とかですが、従来型箱もの公共事業以外にも色々あるのではないでしょうか。

財源は埋蔵金や、減らされるべき外貨準備高などが考えられます。最悪赤字国債だって逡巡する場合ではないかもしれません。勿論行革、公務員改革が出来れば言う事がないのですが、一朝一夕に出来るとは思えないので、これは段階的に進めるしかないでしょう。

意図的かどうかは知りませんが、企業の体力が未だか弱かった20年前の認識のままの政治家と評論家では、残念ながら国益を損なう発想しかないのです。誰かブレーンとして民間から教育係を差し向けて欲しいのですが、霞ヶ関の抵抗にあうのでしょうか。

何より、この自由主義経済のシステム、ルールを再考しなければならない時に、もっと大所高所から日本の、いや世界の進むべき道を模索するような議論を聞きたいのですが、相変わらず、定額給付金をどうするとか、消費税を上げる上げないのとチマチマした事を長々と言い合っているようでは、見通しが暗いのです。望むだけ無理なのでしょうか。

(棒グラフは"日本政策投資銀行"の資料です。円グラフは日本のGDP内訳を示しています。出典は"新世紀のビッグブラザーへ"  ご覧の通り、貿易比率は諸外国比で、決して大きいとは言えません。1.4%は輸出マイナス輸入です。)


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2009年1月 1日 (木)

2009年元旦

皆さん、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

幸いな事に気温は低めながら、お天気は良く、穏やかな正月を迎える事が出来そうです。今年を象徴するお天気と言いたいところですが、嵐の前の静けさのような気がしてなりません。

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さて、今年はまずアメリカでは1月20日にオバマさんが大統領に就任します。辣腕閣僚を多数擁する新体制で臨む訳ですが、金融危機に対する処方箋は既に出来ているのでしょうか。歴史的に大変な時期に大変な役回りを引き受けようというメンタリティには脱帽です。世界が一挙手一投足を注目しています。

日本では、周りがこけて巡って来た千載一遇のチャンスを生かすも殺すも政治家次第なのですが、非常に残念な事に、どう見ても状況が客観的に把握出来ているようには見えないのです。

かねてからこのブログでも、日本を駄目にしているのは政治家とマスコミだと言ってきましたが、先日ある比較的まともだと思っていた政治経済系テレビ報道番組でがっかりする事がありました。分かっていた事とは言え驚きの再確認をしたのです。

各党から代表して何人かの政治家が出演していました。司会のT氏の問題投げかけに対して議論していくスタイルです。その中で自民党中堅I議員が、日本企業は輸出に6割も依存していて、その体質が80年代から少しも変わっていない事が問題だ、そのせいで今回、アメリカ発の金融危機不況の波をもろにかぶったと言っているのです。

その“場”もそれを肯定していました。反論がゲストの評論家達からも一切ないのです。更に円高が追い討ちをかけて、本当に大変な事になっているとの一致した認識です。

その為の対策をどうすればいいかと侃々諤々とやる訳です。はっきり言って無駄ではないでしょうか。正月早々言いたくないのですが、なんちゃって報道番組に出ている不勉強で賢明とは言い難い、この人達の脳みそでは日本は救えそうもありません。反って悪くしてしまうでしょう。(続く)

(PHOTOは徳島県日佐和町に昇る朝日)


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