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2009年2月 9日 (月)

ナメリア国物語(3)

ミズイコフさんはポースト事業を民営化する事にことのほかご執心でした。本当かどうかは知りませんが、何でも昔平議員の時にポースト屋さんにコケにされた記憶があり、仕返しをしてやろうとずっと考えていたそうです。それにナメリア国の要求にうまく応える為にも、どうしても民営化しなければならない理由がありました。350兆円もある貯金を市場に解放する必要があったのです。ここにもギッシュさんの影が見え隠れしています。

大選挙までして、うまくいった筈の民営化でしたが、トリックスと結んだホテル・ポンカの売買契約過程があまりにトリッキーだったので、後にマヤトハ大臣に怪しまれる事になります。「友達の友達はインサイダーだ」などと訳の分からない事を言いながら、震えるワカシーニ会長を追いつめて行ったのです。カナケッタさん始め民営化インサイダー組は躍起になって火消しに走りますが、BIG保険やメクルメクリンチの外資パワーが弱まった今となっては勝算はなかったのです。大きな疑獄事件となりヤミチュー会長は失脚、多くの逮捕者まで出す事になりました。

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話は前後します。ミズイコフさんはさかんに構成改革、財政再建を言いながらも、ナメリアには湯水のように貢いでたのですが、いつもツーリトル ツーレイトとナメリアの大頭領ギッシュさんに叱られていました。仕方なく国民には内緒で宇宙債を40兆円くらい買ってあげたのです。宙貨準備高は一気に倍くらいに膨らみます。そのお陰でギッシュさんは表舞台でミズイコフさんにことの外気を使ってくれました。リスプーレの真似をする危ないおじさんに、ギッシュ一家は引きながらも愛想笑いを振りまいてくれたりしたのです。

それでも相変わらず借金しまくるナメリアは双子の赤字が増々膨らみ、何とかしなければ大変な事になると言っている学者もいたのですが、ギッシュさんは無視しました。怪しい金融商品を売りまくってチャバン始め、世界中から騙し取ればれば良いという発想だったからです。最悪戦争もあるさ。。。

それにそんなに苦労しなくてもお金を手に入れる方法は既に知っていました。昔ギッシュさんのパパが惑星戦争をした時の事です。お金が足りなくなったパパは試しにチャバンを脅かそうと思いついたのです。そこで特使を差し向けたところ、最初は頑強に抵抗していたのですが、担当のチャバン議員4人の名前を確認して「言いつけてやる」と脅したところ、慌てて4000億円も出してきたのです。

これに味を占めたパパは更に調子に乗って要求を強めます。結局1兆3500億円も調達出来たのですが、その時は戦争は終わっていました。余った金をどうするのかという事で揉めた結果、チャバン側にもキックバックするという事で闇から闇へ葬り去る事とします。風の噂では何とか基金を作り、エッジファンドへ投資したりしていたようです。

その時のチャバン側の責任者はオワーザさんでした。それからしばらくして市民党を離党をしたのは単なる偶然かも知れません。オワーザさんは他にも政治献金で自分名義の不動産を買い集めたりして、黒い噂が絶えないのです。しかし握りつぶす名人と見えて、マスコミで問題になる事は殆どなかったのです。

話はギッシュさんに戻ります。彼は元々アラーブ屋さんでした。武器を作ったり売ったりする事にも熱心で、戦争とアラーブを一杯使う事が大好きだったのです。アラーブ価格の安定の為に戦争をする事が彼の人生の目的だったと言っても過言ではないかも知れません。家ではナフーサ風呂に入って弾よけ練習をしているという噂もあるくらいです。このお陰で後にイクーラで喝采を浴びる事になります。

財政が増々逼迫して来たある日ギッシュさんは一世一代の博打を打とうとあまり良くない頭で考えました。ヒントは昔チャバンをひっかけて攻撃させたピースハーバーです。敵から攻撃を受ければ国民も納得する事は間違いありません。あーでもない、こーでもないと色々考えている時に、宙際テーロシンジケートの大親分キサマギンギラギンさんと知り合いになります。ギンギラギンさんはギッシュさんが驚く程アイデアが豊富でした。(続く)

(この記事はあくまでもフィクションで事実に基づいて書かれたものではありません。PHOTOはイメージ画像です)


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