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2009年2月 8日 (日)

ナメリア国物語(2)

話は遡って、チャバン国の話になります。この国の名前の由来は政治家や官僚が茶番劇をさかんに繰り返した結果、世界からつけられてしまったのです。国民にまでその習慣がついて、肝心なところは茶番で誤摩化すというのです。昔ナメリアに宇宙戦争で負けてからおかしくなりました。

そうそう余談ですが、ナメリア国の名前の由来は余りにも舐めきった態度をとるところから来ています。元々は平和で広々とした島に、噂を聞きつけてエゲレッツ人が大量に移り住みました。邪魔な先住民は殆ど排斥したのですが、色々な国から人々が押し寄せて来たり、拉致してきたりで混じり合った国です。元祖拉致大国でもあります。ノースアリコのギムジョンブルさんに強く言える訳がありません。従って訳の分からないところがあるのは、ある程度やむを得ない事なのです。

ナメリアはチャバン国が二度と戦争が出来ないように洗脳しようと思い、軍隊が持てない憲法を押し付け、文化、思想面でも腑抜けにして行きます。特にTVを通じた偏向報道、お馬鹿番組は有効でした。結果は大成功で、本当にチャバンの人達は仕事はともかく、お笑いとスポーツの事しか考えなくなったのです。お陰(?)で頭は少し悪くなりましたが、勤勉な国民性や、緻密な技術力が武器になり経済的には大発展しました。

宇宙からお金が湯水のように入って来るのを見てナメリアは少し嫉妬を感じるようになります。そこでチャバンバッシングをしてみたところ、予想外に効果がありました。言う事をよく聞くのです。自分たちが教育したポーチは予想以上に従順だったのです。これは嬉しい誤算でした。貢君としては抜群です。

反面、宇宙で戦争があった時などは兵士を出せと言っても、臆病になりきったチャバンは尻込みしてしまって役に立ちません。ナメリアは、まあお金だけ出せば許してやるか、という事で割り切ります。金さえ出せば守ってやると適当な事を言って同盟を結び、事ある毎にお金をせびって来ました。監視の為の軍隊も常駐させます。

それでも、打たれ強い性格が奏効してかチャバンは世界を相手に増々経済力をつけて来たのです。自国の産業が脅かされるようになって、今度は脅威を感じたナメリアは、あの手この手でチャバンを試したり、脅かしたり、国力が弱る事を押し付けたりします。公共事業を数百兆円規模でやれと言ったりしたのもその一環です。結果チャバンの財政赤字は膨らんで行く事になります。

Y1pqr_2o__b9nmejf_h1tloj8ec1ciamat どう考えても必要の無い宇宙ステーションや、宇宙ダム、宇宙道路をいやと言う程作りました。その過程でチャバン官僚が力をつける事となります。膨大な予算は彼らに権力を与えたのです。その結果、ナメリアのお墨付きを錦の御旗に利権を増々拡大していき、チャバン全土は汚職や談合病が蔓延する事になります。上院はいつの間にか官僚の利益を代弁する族議員と、親から利権を引き継ぐ世襲議員で溢れかえっていたのです。

そんな政府に愛想を尽かしたチャバン国民は、政権交代を望みますが、肝心の野党第一党の民衆党が冴えません。党首オワーザは黒い噂にまみれて、言う事も支離滅裂です。そこに颯爽と登場した構成改革という旗を振るダンディ、ミズイコフさんに熱狂し、未来を託す事にしたのは必然だったのかも知れません。ミズイコフ、カナケッタ組は高支持率を背景に次々と改革を断行して行ったのです。(続く)(この記事はあくまでもフィクションで事実に基づいて書かれたものではありません。PHOTOはイメージ画像です)


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