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2009年6月

2009年6月30日 (火)

事実は小説より陳腐なり(?)

28日投開票された神奈川県横須賀市長選で小泉純一郎元首相が3度も応援演説した現職の蒲谷亮一氏が敗れました。当選したのは現役市長で3番目の若さとなる前市議の吉田雄人氏(33才)です。

「変化」を求める民意が表れ始めたのでしょうか。小泉さんの後継として次期衆院選に出馬する次男、進次郎氏への世襲批判が強まるかもしれません。大方の見方と違って、有権者の意識が変わって来ているのでしょう。面白くなってきました。

そのまんまおじさんの乱も不発に終わるかも知れません。未だ自民党からの回答がないようです。政治評論家の厳しい突っ込みに、柳眉を釣り上げ激昂する姿はいかにも胡散臭く、中味のなさをさらけ出しています。

地方分権以外にこれと言った球もないのに、あのふてぶてしいまでの強気は、裏に何かあるのかも、と思わせるものがありますが実際はどうなんでしょう。それにしてもいかがわしさの極みと言えます。

海の向こうでは、韓国が日本のリチウムイオン電池を狙い撃ちするような、自国産業を保護する法案が、日本の抗議であっさり頓挫、撤回しました。これは最初から、やる気が本当にあったのかどうか疑問です。来日を控えた李明博大統領の政治的揺さぶりだったかもしれません。

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一方爽やかな話では、石川遼君が全英オープンへの切符を手に入れました。漫画も真っ青な1ホール5オーバーからのチップインイーグル、15歳で優勝した時のバンカーからのチップインバーディと言い、まずあり得ません。シナリオとしては、むしろ陳腐過ぎるのではないでしょうか。

女子では諸見里忍がワイヤーツーワイヤー(初日から首位を独走)でぶっちぎり優勝、これはシナリオとして、普通に面白くありません。完成度を増したショットの素晴らしさだけが際立っていました。

「事実は小説より奇なり」とよく言います。実際に起きている事は漫画みたいだったり、あるいは陳腐でベタな結果ばかりですが、それはそれで意外と面白いじゃないか、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月29日 (月)

驕れる者は久しからず

ジャガーとローバーという英国の名門ブランドを買収した、インドの自動車会社タタが数百億円の赤字に陥ったと昨日の新聞は報じていました。元宗主国の名門を買収するにあたっては感慨ひとしおのものがあったのではと推察されます。しかし折悪しく高級車に逆風の時代が到来、前途は順風満帆とは言い難いようです。

さらにタタは世界一安い20万円台の小型車を発表したばかりですが、いくら自動車黎明期のインドとは言え、そのコストで利益を出すのは大変ではないでしょうか。世界不況というタイミングも災いして、思惑とは多少違う方向へ流れているのかもしれません。

30年程昔の話になります。当時ホンダへ移籍したばかりの私は、ある小型車のエクステリアデザインを担当していました。そのプロジェクトは当初社内コンペという事で、二台のクレイモデルを並べて競っていたのです。

デザインのステージも最終局面にさしかかり、モックアップモデル(実物のような模型)が完成した頃、重要来客があるとの全館アナウンスがありました。下っ端の私などは、部屋に入れてもらえず、何事だろうかといぶかしんだものです。後に英国の名門BLMC(BRITISHLEYLAND MOTOR COMPANY)が来ていた事が分かりました。

当時のBLMC と言えば生産台数こそ60万台程度で、ホンダといい勝負だったのですが、従業員数は16万人を誇る英屈指の老舗大企業で、我々新興自動車メーカーの一デザイナーにとっては遥か遠い存在だったのです。
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結局私の開発していた4ドアセダン、日本名バラード(PHOTO)は、トライアンフ アクレイムという名で、英国にてライセンス生産される事になります。コンペで競った5ドア車はクイントという名前で国内市場に投入されました。

その後のBLMCの変遷はご存知の通り、まずはホンダの資金的技術的支援を受け、欧州市場で息を吹き返します。傘下のローバーなどにも日本デザインが採用された事もあったのです。その過程で、若きホンダマン達は英国式縦社会の効率の悪さに悩まされます。先方からの回答に時間がかかりすぎるのです。

ところが、すったもんだはあったにせよ、何とか続かせていた蜜月時代は突然破局を迎える事になります。BLMCはホンダとの契約を一方的に破棄してドイツの俊英BMWの軍門に下ったのです。

結局これが災いし、BLMCは解体の憂き目に会います。ジャガー等の価値あるブランドはバラバラに売られていきました。勿論BMWはMINIのみを手元に残し、独企業らしい堅実なビジネスを展開した事は、今更言うまでもありません。

人種的偏見かどうかの判断を軽々に論じる事を本意とはしませんが、結局かつて植民地であった国から買収される羽目に陥いる名ブランドの命運に、有色人種である日本人の会社を袖にした報いを感じたとすれば、それもまた一種、勝者の驕りと言えるのでしょうか。

いずれにしても、古今東西を問わず、栄枯盛衰は世の習い、驕れる者は久しからずなのだ、と思われた方クリックをお願いします。

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2009年6月28日 (日)

暑い夏の、熱いスポーツ

才能と努力のスーパースター、マイケルジャクソンが急逝、一昨日からメディアで頻繁に特集が組まれています。今から二十年以上も前でしょうか、レーザーディスクが出始めの頃、スリラーを買って毎日のように子供と見ていました。

新しい時代の芸能ビジネスモデルを、物珍しく、またスーパースターのパフォーマンスを心底感心しながら堪能したのです。

BADから顔が変わって、あれっと思ったのですが、その後の変化は我々の期待とは裏腹に、どんどん訳の分からない方向に走って行きました。本人も止めるに止められなくなったのでしょうか。

人間としての存在、あるいはスーパースターという幻想は、ある日突然頓挫します。理不尽な終焉に、人々の惜別の情は整理される事はないのでしょう。その非常なまでの結末は、宿命とは言え、輝いた生前とはあまりに対照的で、やるせなさが残ります。冥福を祈るしかありません。

さて、昨日GPSの話をしましたが、正確に動くうちに使っておこうと、仕事仲間の誘いで付き合いゴルフに繰り出しました。このところ何かと忙しく、3週間ぶりになりましたが、その割に調子は悪くなかったのです。
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カレドニアンゴルフクラブ、世界の名ゴルフコース100選に選ばれるくらいの名コースらしいのですが、何せ始めてにつき、要領を得ません。キャディなしで回れる程、やわなコースではなかったのです。

第一打の落としどころが、ティインググランドからは全くイメージ出来ず、おっかなびっくりで打つしかありません。結果は言わずもがなです。ナイスショットの筈が、ラフやバンカーに捕まり痛い目にあいました。

それでも前半は1番でダボを叩いたにも関わらず、40で上がります。70台も視野に、と思われたのですが、後半池やバンカーに捕まり、特にアリソンバンカーでは3打叩いてそのミドルホール8、これが全てでした。

最終スコアの85は、状況を考えれば上出来です。スウィングのイメージをこれまでと変え、少し気楽に打てるようになった事で、アイアンショットに切れが戻り、望外の善戦につながりました。

しかし夏本番さながらの暑さには、少し参りました。これ以上暑くなると熱中症の危険性が出てきます。年々暑い夏には、日中激しい運動をやらないようにして来ていますが、今年も7、8月は、ほぼお休みになるかも知れません。

その間、夜の打ちっ放し練習と、ストレッチだけは欠かさないようにするつもりです。それにしても石川亮君、爆発の気配濃厚ではないでしょうか。最終日が楽しみです。

暑い夏は、ビールでも飲みながら、スポーツ観戦するに限ると思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月27日 (土)

不況のせいでGPSの精度が危うくなる(?)

国際ジャーナリストの田中宇さんの記事を一部引用します。

カーナビや船舶の航行用、米軍の精密誘導兵器などに使われる、人工衛星を使った位置確認システムであるGPSは、米空軍が地球の上空に打ち上げた30基の人工衛星を使ってシステムを機能させており、使える人工衛星が24基以下になると、満足な位置確認ができなくなると指摘されています。

そして、米政府の会計検査院は今年5月下旬「来年以降、GPS用の人工衛星の中で軌道を外れるなど機能が低下するものが増える。このままでは、使える人工衛星が24基以下になる可能性は、来年が5%、2011−12年には20%、2017−19年には90%となる」とする報告書を発表しました。
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GPSは1970年代に、米軍がミサイルなどの兵器の命中精度を上げるために開発した衛星測位システムで、クリントン時代、民間にも無償で使うことが認められました。ところが既にその半数近くは、打ち上げられてから10年以上が過ぎているのです。

米国防総省は2007年度から12機のGPS用の人工衛星を順次打ち上げる計画でしたが、予定から3年たった今も打ち上げが開始されていないと言います。不景気の影響がこんなところにも表れているのしょうか。

しかも米空軍は、今年3月に打ち上げた人工衛星に不具合が生じていると発表しました。GPSの精度が従来の2フィートから20フィート(6メートル)に落ちてしまうことが確認されたと言うのです。

カーナビに使うだけなら、GPSの精度が6メートルでも問題はなさそうです。確かに、カーナビの場合、4つの人工衛星から信号を受信できれば機能すると言われています。例え目標が一軒分位ずれても大した問題とは言えません。

ところが米軍の精密誘導兵器に使うとなると大問題です。誤爆が日常適となり本来の役目を果たせなくなり、兵器としての存在価値が無くなるかも知れません。しかし、これはむしろ人類にとっては歓迎すべき事ではないでしょうか。

ところでこの件、私にとって大問題なのは、ゴルフ用のGPSが用をなさなくなる事です。6メートルと言うと6.7ヤード程ですが、アイアンで言えば1クラブ近くの差が出る事になります。

これでは使い物になりません。凄い精度で球が打てる訳ではありませんが、だからこそ正確な距離を知るアドバンテージが必要とも言えるのです。

GPS測位機は、素晴らしい文明の利器かもしれないが、そんなものに頼らず、自分の感性を磨いた方が上達の近道では(?)と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月26日 (金)

フォトショップ イラスト教室「デジアート」値下げのお知らせ、他

昨日のブログで表現ミスがありましたので訂正します。

「現状GDPの58%でしかない民間消費支出を、いかにしてアメリカのように70%を占めるくらいまで拡大させるかという事につきます。」

と書くべきを「現状GDPの58%でしかない内需を」としてしまいました。「えっそれなら外需は42%もあるの?」と思われたかもしれません。2008年度の場合、残り42%の内訳は、政府支出18.5% 民間設備投資15.9% 公的固定資本形成4% 民間住宅3.2% となり、そして純輸出は2007年度の1.5%から0.14%(外需)へ更に減っていました。

因に国全体のバランスシートでは241兆円の黒字(すなわち世界への債券額)となっています。若干減る傾向にあるものの、依然として世界一の金持ち国に変わりはありません。魑魅魍魎が集まってくる訳です。連中は「日本は借金大国だ、国民一人当たりの借金は663万円で、子々孫々に借金を残すのか」と根拠のないホラをマスコミを使って垂れ流していますが、それは正反対であり、世界中に金を貸している事実を忘れてはいけないのです。

話は戻りますが、うまくしたもので、日本の場合、輸出が減ると輸入も並行して減るようです。どこかの輸入超過借金大国とは大違いです。増々外需頼みとは言い難いのですが、この数字を見て与謝野さんは何を思うのでしょうか(?)今は身に降り掛かる迂回献金疑惑の火の粉を払うのが精一杯で、それどころではないかもしれませんね。

この際、早く誰かと代わった方がいいのではないでしょうか。この人も次期総理候補と言われていましたが、目立ちたがり屋で中身がなく、冷酷さが顔に出ている舛添さんや、人はいいかもしれないが、経済音痴の与謝野さんしかいないのでは自民党も終わりです。更に猿面冠者が、どさくさにまぎれて混ぜ返す図式は末期的症状以外の何ものでもありません。

それにしてもこの人を食った猿面冠者、妙に落ち着き払った態度が気になります。コケにした相手が何者かちゃんと分かっているのでしょうか(?)いずれ手痛いしっぺ返しを食らうのが関の山ですが、下半身主導のスケベ心だけで世間を渡ろうという舐めた根性が身の破滅を招きます。

しかし、この期に乗じて橋下大阪府知事や横浜市長の中田さんらが全国首長グループを結成し、支持政党を表明するなどの動きを見せているのは面白いのではないでしょうか。地方が疲弊したままではこの国の将来は暗いのですが、チャンスは訪れていると言えます。

猿面冠者はそのような動きにずるく乗っかろうとしているだけで、政治的理念や将来展望がある筈はありません。まして宮崎の事などどうでもいいのです。「宮崎を良くする為に国政に行く」と言うエクスキューズに騙されそうになっている人のいい宮崎県民はいい面の皮です。さっさとリコールを突きつけてクビにした方が県の為ではないでしょうか。

しかし毎度ドタバタの自民党と言い、カルトもどき標語をいただく非日本的集団の民主党と言い、もう少し何とかならないのかと危機感がつのります。意志を持った若手議員は切歯扼腕している事でしょう。早く清潔で若々しい新党を結成して日本の窮状を救ってくれと祈るのみです。

ところで話は全く変わりますが、当ブログを始めたきっかけのポータルサイト、「デジアート」がコンテンツの値下げを断行致しました。従来の半額程まで下げておりますので、興味のある方はこの機会に是非トライを(!!!)
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国を憂いながらもちゃっかり営業をしているが、このご時世では、背に腹は代えられないね、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月25日 (木)

未来型内需拡大経済成長モデルを確立せよ

24日の日経ネットニュースは、

財務省が24日発表した5月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額が前年同月比40.9%減の4兆209億円になった。自動車や鉄鋼の輸出が振るわなかった。下落率は前月よりも小幅ながら拡大。生産活動に下げ止まり傾向は出ているものの、外需の本格回復にはなお時間がかかっている。輸入額も42.4%減の3兆7211億円と、過去2番目の下落率になった結果、差し引きの貿易収支は2998億円の黒字と、1年前の水準まで回復した。

と伝えました。経済の収縮傾向は続いているものの、貿易収支は2月に黒字に転じた後、増加傾向にあります。従って常に1兆円を超える所得収支等を加えた経常収支は引き続き大幅な黒字となっているのです。

数字には表れ難いのですが、日本の強いところは既に貿易立国転じ、投資立国としての国家モデルを確立しているところにあります。経済成長率は、最近GDP(国内総生産)でしか語られませんが、それはかなり偏った見方でしかありません。

例えばGNP(国民総生産)で見た場合は、2007年度で経常収支25兆円の内16兆円もあった海外(現地投資)からの所得が加わりますから、海外からの投資の少ない日本などはプラマイで対GDP比は大幅増となります。逆に海外からの投資で持っている中国などは大幅減となる訳です。

いつまでも日本は貿易立国だと言っているマスコミや政府の石頭には本当に驚きを禁じ得ないのですが、とっくの昔に198兆円(2007年)もの売上を誇る海外生産大国になっている日本は、最も外需の影響を受け難い国家モデルなのです。

従って、与謝野さんは、今回のような不況に際しても落ち着いて内需拡大をやればいいのですが、海外の動きに反応して風見鶏の如く二転三転するのは、基本がよく分かっていない証拠と言えます。

何度も言うようですが、日本は財政出動等による内需拡大さえやれば、世界の不況はどこ吹く風と、高みの見物が出来るポテンシャルがあるのです。それを二言目には、世界経済の動向次第で云々と言い、アメリカや中国ばかり見ているのは愚の骨頂と言わざるを得ません。

日本には資源がないから、資源を輸入し、加工した消費財を輸出して外貨を稼ぐ、いわゆる貿易立国モデルは、確かに70年代半ばまではそうでした。学校でもそのように教え、疑う余地もなかったのです。その当時の経済成長は殆ど外需によるものでした。

政治家や役人もその刷り込みから離れられないのでしょう。ところが現在は純輸出は1.5%と、貿易が経済成長に貢献しているとは言い難いのです。従って先進国特有の外需に頼らない経済成長モデルを確立しなければならないのですが、所得収支の黒字分だけでは不十分です。

現状GDPの58%でしかない民間消費支出を、いかにしてアメリカのように70%を占めるくらいまで拡大させるかという事につきますが、その場合の原資としては、1400兆円もある個人の金融資産を動かすのが最も手っ取り早いと言えます。しかしながら不況下で財布の紐が硬い時に、自発的に使わせるのは至難の技です。

所得が増える見込みが薄く、先に不安がある状況下では、やはり政府が国債発行という形で、その金融資産を借り受け、市場に流通させるのが一番いい形ではないでしょうか。間違っても消費税アップなどという愚策だけは許してはいけません。

国内でやり繰りする限り、アメリカのように対外債務(表参照ー新世紀のビッグブラザーより引用)まみれになって、デフォルトのタイミングを計ったりしなければならなくなる事もなく、中国のように外貨を異常に溜め込んで、ドルや米国債の暴落にビクビクする必要もないのです。

日本のやるべき事は、他国の追随を許さない先端技術のガラパゴス化を促進し、世界に先駆けて超省エネ環境型の未来型内需拡大経済成長モデルを確立する事です。政府さえその気になれば、そんなに難しい事だとは思えません。

いずれにしても安心してお金を使える社会を早く構築しろ、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月24日 (水)

ドサクサに紛れて総理の椅子に色目を使う猿面冠者をつけ上がらせてはいけない(!!)

昨日の夕方、ラジオでニュースを聞いてひっくり返りました。急いでNETで確認すると東国原宮崎県知事に関する件を次のように伝えていたのです。

自民党の古賀選挙対策委員長は23日、東国原英夫宮崎県知事と同県庁で会談し、次期衆院選に自民党公認候補として出馬するように求めた。これに対し、東国原知事は、全国知事会が作成したマニフェスト(政権公約)を自民党の公約にすべて取り込むことと、自身を自民党総裁として衆院選に臨むことを出馬の条件に挙げた。古賀氏は「お聞きしました」と述べ、即答しなかったという。

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「何をトチ狂ったか、図に乗り過ぎだろう」というのが正直な印象ですが、この身の程知らずの破廉恥漢は、ちょっとおだてればどこまで上っていくのだろうか。。。どうひいき目に見てもTVで顔が知れているだけの下半身が緩い、かなりいかがわしい人間としか思えないのです。

本人と直接あった訳でもなく、彼の政策をつぶさに観察して来た訳でもないので、無責任な事は言えませんが、地元を放置して、あれだけ中央のテレビに出まくる訳ですから、仕事などしている筈はありません。この件、以前にも当ブログ「二足のわらじ」でも取り上げましたので再度確認下さい。

知事としての給料を貰っていながら、さらに勤務時間中にタレント業をして報酬を受け取るのは、知事の特権なのでしょうか。普通のサラリーマンならクビです。

2007年度の4100万円の年収の中で、知事収入は1200万円と聞けば、主客転倒は明らかです。タレント活動を公務であると言うならば、報酬を受け取るべきではないのではないでしょうか。公務でないと言うならば、全く仕事をしていない事になりますから知事職を辞するべきです。

ソフトバンク王元監督は前回のWBC監督を引き受けたとき、WBC監督報酬をソフトバンクとの二重所得になるからと断ったエピソードがあります。当たり前の様でなかなか出来る事ではありません。民間でも潔い人はいるのです。それが公僕の立場であれば言わずもがなで、知事の道義的な疑問は大いに残るのです。

例え報酬を受け取らなかったとしても、公の電波を使い、県の宣伝を隠れ蓑に売名行為を日常的に行うのは政治家、知事としての良識、品性を欠く行為です。しかもいずれ国政参加、挙げ句の果ては事もあろうに総理の椅子をも狙っているとすればなおさらで、個人的利益が優先されている事は明らかではないでしょうか。

よもや自分を太閤秀吉とダブらせている訳ではないと思いますが、あの時代、足軽から天下を取るなどという事は、実力、運、努力のいずれが欠けても、いや全てがずば抜けて揃っていてもあり得ないような事です。

それに比べ、運だけを頼りに一国の宰相の地位を狙うなど、どう考えても理不尽の極みとしか言い様がありません。はっきり言って、この面妖な猿面冠者を一時でもトップに頂く事は日本国の恥であり、終了を意味します。

あり得ないと言って即断出来ない、なめられきった自民党が、まさか条件を飲むなどという事はないとは思いますが、ズブズブの利権体質族議員の古賀さんと瀕死の自民党にも油断はなりません。この件、笑い話として済まさず、注意深く見守っていく必要がありそうです。

いずれにしても、こういう軽さといかがわしさが顔に出ている妖怪もどきを持ち上げて、頻繁に登場させるマスコミ、テレビ界のバカさ加減には、いつもながらがっかりしてしまうと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月23日 (火)

再宗旨替えの理由

与謝野大臣の「再宗旨替え」の理由が分かりました。国際ジャーナリスト田中宇さんによりますと、イタリア南部の町レッチェで開かれたG8財務相会議で、世界経済が不況を脱しつつある為、先進諸国は不況離脱の経済政策に転じる必要があるという方針が合意されたというのです。
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景気が底打ちして不況の脱出期に入ると、資金や物資の需要が増えてインフレ傾向となりがちです。従って量的緩和策を終わりにして通貨供給を減らし、金利も利上げに転じると共に、財政赤字を拡大する景気対策も終息期に誘導するのが、不況離脱期に必要な経済政策と言えます。

G8の中で、量的緩和策と財政支出の急拡大による不況対策に積極的だったのは、米英でした。逆にドイツやフランスなど、高課税高福祉国家は通貨増刷によるインフレと財政赤字拡大を嫌い、米英主導の量的緩和策に反対して来たのです。麻生さんのドイツ、メルケル首相批判エピソードもそこから生まれました。

ところが最近、世界の金融市場が米英の量的緩和と赤字急増に不信感を持ち始め、ドルと米国債が下落を始めたために、独仏や中露などは米に警告を発して、今回のG8での量的緩和と赤字増政策は終わりにすべき、という合意に結びついたのではないでしょうか。

なるほど、すっかり忘れていましたが、与謝野さん始め日本の政治家は、自民党の米隷属は言うまでもなく、また民主党も含めて外国重視の政治家だらけだったのです。G8で合意された事に反対する筈がありません。ひたすら盲目的に従うのみです。

それが日本にとってどういう事であるかは、あまり関係ないのでしょう。例え、世界で一番量的緩和という点滴が有効であっても、もう少し財政出動という特効薬が必要であってもです。

09年第二四半期(4〜6月)の経済成長率(プラス予想)や最近上向いている鉱工業生産指数、1万円台間近の株価等の、表面的な数字だけ見て安心するのは未だ早いのではないでしょうか。恐らく騙しのテクニックが手詰まりとなった米英を中心とする2番底が、そう遠くない将来に起こって、日本もそれと無関係ではいられない筈なのに・・・

全く国の将来に関心がなく、中小企業の実態や国民の方を向かない、政局と利権確保にのみ奔走する政治家は、今度の選挙で絶対に落としてやる、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月22日 (月)

悲しき「再宗旨替え」

失点続きの自民党ですが、またまたやってくれました。消費税12%論に続いて、財政再建論の復活です。折角財政出動派へと宗旨替えした与謝野さんが、なぜか元の考え方に戻ってしまったのです。
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クルーグマン教授の経済理論を勉強した筈なのに、結局何にも分かっていなかった事を自ら証明してしまいました。さらに、「日本の景気は外国次第」と情けない事も言っているようです。

そりゃあそうでしょう。財政再建で財布のひもを締めてしまったのでは、内需拡大は望めません。外需依存にならざるを得ないのです。そのやり方では今回のように、世界不況の影響を真っ先に受けるから、内需拡大、財政出動へと改宗したのではなかったのでしょうか。

もっとも、実際には日本の場合、純輸出は1.5%程度と、外需依存度が小さく、輸出の中味も資本材が大半を占めるので、立ち直りも早いのですが、それはさておいても、デフレ状態が何十年も続いている状況では内需拡大が不景気の特効薬である事に違いはありません。

日本に横たわる膨大なデフレギャップを数年で埋める事などとても出来ないでしょうが、当面の需給ギャップを埋めるくらいの、恐らく30〜50兆円くらいの財政出動を2年くらい続けても罰は当たらないのです。

景気さえ良くなり、順調に経済成長するならば、今だって先進国の中では60%程度で、普通と言える政府の純債務(債務マイナス資産)のGDPに占める割合は縮小します。

国債の買い手が95%国内が占める国にとって、その考え方は全く問題ないのですが、経済が折角立ち直り始めた時に、冷や水を浴びせるような事を言う感性はどこから来るのでしょうか(?)

本当に日本の事を思っているのか疑ってしまいます。それとも自民の中にいて、トロイの木馬的役割を担っているとすれば理解出来ない訳でもないのですが、そんな策士とも思えません。単純に分かっていないだけなのでしょう。

そう言えば、前回財政出動を宣言した時に、クルーグマンの「日本はお金を刷れ、それで全て解決する」に対し、「お金は額に汗して稼ぐものだ」と言っていたのを聞いて不吉に思ったのが、見事に当たってしまいました。

何度も言いますが、お金は輪転機を廻せばいくらでも作れます。額に汗して作り出す対象は、製品であり、サービスなのです。それらの流通の手段でしかないお金が足りなければ、刷って増やせばいいだけの話なのに、なぜそんな単純な事が分からないのでしょうか。。。

ここまで酷い経済音痴が財政通で通っている訳ですから、悲しみを通り越して呆然としてしまいます。大局を見ず、小心者的な、その場しのぎしか出来ない日本の大臣や官僚にはがっかりしてしまうと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月21日 (日)

インホイールモーター電気自動車のポテンシャル

プリウスが既に記録的な18万台のバックオーダーを抱え、月5万台(輸出を併せて)の量産体制でさえ、とても追いつかないと言われています。政府のエコひいき政策もあり電気自動車やハイブリッドカー始めエコカーが、やたらもてはやされていますが、過大な評価を受けたり、間違った解釈をされたり、黎明期に特有の混乱があるようです。

一番馬鹿げているのはクリーンディーゼル神話を信じている事です。欧州一流メーカーや有名ジャーナリストが推している事もあり、一般のユーザーには判断し難いかも知れません。排ガスの毒性が圧倒的だという点だけでも十分失格なのですが・・・

電気自動車の場合、インホイールモーターが万能であるような論調が一部にあります。理論的には確かにポテンシャルがあるのですが、実態を少し分析してみたいと思います。
Inwheel

メリット
1)ダイレクト駆動の為、各車輪ごと駆動力のコントロールにより積極的な 姿勢コントロールなどが可能で横移動、その場旋回などのコントロールも可能です。

2)駆動系が室内に影響を与えない為レイアウトの可能性は圧倒的で、スタイリングの自由度は高い、反面スタイリングに機能的必然性を与え難いという点で、デザイナーにとっては、やり難いテーマとも言えます。

デメリット
1)現時点では防水・防塵が完全ではありません。将来的には解決出来るとしても、時間とコストがかかりそうです。さらにシステムが複雑で、モーターの数だけインバーターが必要となります。各モーターを 関連付けるECUには、かなり高度な電子技術が要求されるのではないでしょうか。

2)モーターにトラブルあった場合の制御に課題があります。(4輪にモーターを 取り付けた場合、トラブルを起すモーターの組み合わせ+加速・減速・左右旋回 +路面状況などの組み合わせ膨大)。

3)ブレーキを内側に納めるため、現状は19inc〜20incのホイールに対応しなければならず、軽量の車の割に、バネ下重量の増加が問題です。

4)大電力供給の為、従来にない配線の耐久性も検証する必要があります。

その他電気自動車についての問題点
300V〜400Vの電圧を使うことになるので取り扱いには 細心の注意が必要です。感電したら命が危なく、またショートさせたら車1台の 全焼は免れません。

リチウムイオンバッテリーの充放電はBMS(バッテリーマネージメントシステム) で管理しないと急激に機能低下のリスクがあります。(1千万円分のリチウムイオンバッテリー を半年で駄目にした例がある)

ユニットさえあれば、走らせることは自体は難しい事ではありませんが、商品として高いレベルでの完成車を想定すると、補機類は大変重荷になります。ブレーキのサーボにバキュームポンプ・エアコンコンプレッサー・パワステ用モーター、ヒーコンのモーターなどでバッテリーを消費、特に内燃機関からの熱が期待出来ないヒーターの熱源が問題です。三菱i MiEVは1充電で160kmと言っていますが、真冬の北海道でヒーター全開だと 半分の走行距離になってしまうのです。

以上の事から電気自動車と言えども未だ発展途上であり、レイアウト、駆動方法が千差万別で単純な評価は難しいのですが、何より電池のコストが問題である事は言うまでもありません。

これまで散々時間をかけて改良を重ねてきたこの問題が、一朝一夕に解決出来るとも思えず、電池のみに頼る電気自動車より、当分はエンジン併用のハイブリッド車の優勢が続くのではないでしょうか。

という事は、ハイブリッド技術を持たない車メーカーは、今後、存続が限りなく厳しくなるかもしれないと思われた方、クリックをお願いします。

 

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2009年6月17日 (水)

VENTURE SUPPORT NETWORK

VENTURE SUPPORT NETWORK というサイトで社長ブログ1000選というのがあるのですが、そこで、いつの間にか13位になっていました。今日気がついて大変驚いたのですが、評価のし方が面白そうです。

ネットへの露出というのは、どういう広がりを持ってくるのかさっぱり分かりません。面白い反面、悪用される、また予期せぬ方向へ行ってしまうかもしれない怖さもあります。

スタジオアストやデジアートの情報も含め、複数の知らないサイトで、様々に扱われている例を見て、認識の甘さを今更ながら痛感しました。

しかし、このネット時代に、公私に関わらずWEBの威力を無視して、表現的活動をやって行く訳にも行きません。成り行きを見守りながら、様子を見るしかなさそうです。

何かと忙しくなってきましたが出来る限りブログを更新するよう頑張りたいと思います。最近では偏向している新聞テレビより、玉石混淆ながら、バックのない情報が溢れるネットの方が、数倍役に立つと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月15日 (月)

日本郵政は民間企業だから国が口を出すべきでないと言う大欺瞞

麻生さんと自民党には本当にがっかりしました。西川社長続投問題の始末の付け方、ぶれ方を見ると、いかにも政治力、政治的理念、理想、あるいはビジョンのなさが浮き彫りになっています。せめて残り少ない任期を、自身の考えで大胆に行動して欲しいものですが、先がない事が見えていないようです。

それにしても「けんか両成敗論」から、さらに後退したのは、上げ潮派(構造改革派)の勢力が増殖している証ではないでしょうか。警官の泥棒を捕まえた中学生ではないですが、世も末です。

西川社長続投派の言い草がふるっています。「日本郵政は既に民間企業なのだから、国は口を出すべきではない」と言うのですが、日本郵政の株は政府が100%持っているのです。

という事は、未だ立派な国有企業と言えます。民間企業へ転換して行く過程ではありますが、大株主が口を出せなければ、資本主義理念に反するのは明らかです。何より、国民の貴重な財産を預かっているという認識が政府と日本郵政双方にない、というのはどういう事なのでしょうか(?)

しかも国家と国民に対する特別背任等の犯罪の疑いがあるというのに、民間企業だからと言って証人喚問もしないというのは無責任の極みです。不自然と言わざるをえません。一時期、参考人招致等の動きもありましたが、それも封じ込められているのは、恐ろしい邪悪な力が陰でうごめいている証ではないでしょうか。

このような欺瞞で国民を欺き、私利私欲、あるいは海外の特定企業の利益の為に奔走する国賊の徒を、白日の下にあぶり出し、政界から、あるいは日本から追放しなければ日本の未来は暗澹たるものがあります。

鳩山さんは新党結成を匂わせていますが、ドラスティックな政界再編成に繋がる事を期待して止みません。本当にこのままでは日本は駄目になると思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月13日 (土)

家族葬

父が12日の9時に他界しました。享年88です。茅ヶ崎の斎条にて日曜日に通夜、月曜日に告別式が執り行われます。

一軒家貸し切りの家族葬という形をとりますから、30人くらいの身内が集まって、親密でこじんまりとした、比較的気楽な葬儀になるのではないでしょうか。

従いまして、当ブログを見に来ていただく皆様には大変申し訳ありませんが、数日間はブログ更新が出来ないかもしれません。

以上、ご理解とランキングのチェックだけ、よろしくお願いいたします。

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2009年6月12日 (金)

ガラガラポン(!)

公私共に忙しくなって来ました。これまでのような充実した(?)ブログは書けそうにもありません。更新だけは続けたいのですが、どうなります事やら・・・

しかし最近の自民党は酷過ぎます。本当にこれでは民主党に政権を取られかねませんが、危機感を感じている人はいないのでしょうか(?)個人的には日本人的勢力が極度に弱まっている民主党政権というのはあり得ないので、何とか自民党にまともになってもらいたいのですが、見込み薄です。

厚労省分割問題から始まった一連の改革的動きが、麻生さんの指導力のなさも手伝って、全て頓挫しつつある現状を見ると、いくら自民や官僚勢力が、現時点で日本人中心だからと言って、許容の限界を超えています。

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日本郵政問題などはアメリカをバックに、小泉竹中組(新抵抗勢力)の巻き返しが壮絶です。かんぽの宿疑惑では、鳩山支持から寝返った自民党の多くの議員は、裏できつ〜いプレッシャーでもかけられているのでしょう。

鳩山さん自身の挙動も解せないものがあります。西川社長の責任追求の席で、最後に握手を求めるのはいかがなものでしょうか(?)現時点で法的には特別背任罪の容疑者にさえ該当する、あるいは、そう思っているから社長再任拒否をしている筈なのに、例えるなら、検事が容疑者と握手するなどという事は古今東西を問わず、金輪際あり得ません。

さすが「友達の友達はアルカイダ」と言うだけあって、犯罪者、あるいは容疑者と抵抗なく友達になれる特異な性癖の持ち主なのでしょうか。何を根拠にどういう責任について追求しているのかという事を、ちゃんと理解出来ているのか、そこはかとなく不安になります。

もっと解せないのは、最近言われ始めた「けんか両成敗論」です。調整型の典型とも言える旧来のやり方で国民が納得する訳はありません。そもそも余りにも理不尽な、国民の財産「かんぽの宿」売却問題への責任追及は決して喧嘩などではなかった筈です。速やかに証人喚問をして事実を白日の下に晒すべきではないでしょうか。

話は政局に戻りますが、いずれにしても、このままだと西か東かという違いはあるにせよ、海外勢力に政権が傀儡化されるのは時間の問題です。早く政界再編成をして、まともな政党が現れる事を祈らざるを得ません。

某カルト教団政党だけでなく、新たなカルト教団が政界参入を宣言したり、もう滅茶苦茶になりつつある日本政治は、一回全議員資格返上のガラガラポンをして、背景のないオール新人によるゼロスタートにしてもらいたいものだ、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月11日 (木)

百害あって一理(?)もなし

昨日のブログで、プライマリーバランス黒字化と、財政赤字の対GDP比縮小の考え方は矛盾すると書きましたが、政府は全くベースになるコンセプトが違うという事を理解していないのでしょうか。

朝っぱらから、思い切りよろけてしまいました。読売新聞に、プライマリーバランス黒字化の為の試算が一面にでかでかと載っていたのです。消費税12%は必要だと言うのです。今の時期になぜと、驚いてしまいます。これでは自民党は、わざわざ選挙には勝ちません、と公言しているようなものではないでしょうか。

政府の借金は家庭の借金とは全く性質が異なります。なぜなら国家が続く限りは返済の必要性が非常に希薄だからです。この問題に関しては、当ブログでも何度か書いているので、くどくどとは言いませんが、政府は何を焦っているのでしょうか。

恐らく財務省あたりの役人が、自分たちの利権拡大の為に政府をたき付けているのでしょうが、乗る方も乗る方です。消費税を上げて何のメリットもありません。折角不況を脱しても、逆戻りは明らかです。

国のGDPが10%くらいの成長基調にあるならまだしも、いくら先の事とは言え、ふらふらしているこの時期に発表するなんて、百害あって一理(利)もないこの試算に、とんでもないと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月10日 (水)

隔靴掻痒

政府の経済財政運営の基本方針となる「骨太方針2009」の素案の全容が明らかになった。焦点の財政健全化目標について、20年代初めに国・地方の債務残高の国内総生産(GDP)に対する比率を「安定的に引き下げる」ことを基本目標に設定した。基礎的財政収支の赤字をGDP比で、14年を待たずに「半減」させる目標も提示。従来は「11年度」としていた黒字化は「10年以内」に先延ばした。(日経ニュースより)

要するにプライマリーバランスを11年までに黒字化すると言っていた方針からの大幅変更なのですが、やっとまともな話になって来ました。ですが、黒字化は「10年以内」という下りはよく分かりません。債務残高の国内総生産(GDP)に対する比率を引き下げるという事と矛盾します。取りあえず玉虫色にしたという事でしょうか。

小泉さんの時代に構造改革、緊縮財政と言って政府支出を減らしたお陰で経済成長が止まり、病院は無くなり、介護等の福祉がメチャクチャになったのですが、何とか歯止めがかかりそうです。

それにしても随分長い間、経済や財政に関する間違った概念がまかり通ってきました。国の借金の話も誤解だらけでしたが、景気対策も実は正反対の事を考えていた節があります。あるエコノミストが地方へ行った時に、ある役人が「30%ものデフレギャップは問題だ。健全化の為に、企業を30%潰さなければならない」と言ったそうなのです。そのエコノミストは呆れて二の句が告げなかったそうです。

マクロ経済の視点から、30%の企業を無くせば、ごく短期的には需給バランスはゼロになるかもしれません。その代わり失業者が溢れ、大不況から更にデフレが進む事は明らかです。その結果、新たなデフレギャップが創出されるのですが、その分の企業も潰すのでしょうか(?)

言うまでもなく、仮に30%のデフレギャップがあったとして、それを埋める為には、それ以上の消費の創出と財政出動が必要となります。今の小出しのやり方はその点で問題があるのです。結局デフレギャップが埋まらない限り健全な経済成長は望めません。中途半端な財政出動は世界経済の中で相対的ジリ貧状態を生むだけなのです。

プライマリーバランス(PB)にこだわるのも、一見正しいようですが、実はよく分かりません。例えば国家予算が80兆円とします。税収が今は40兆円くらいしか望めないので、残りの40兆は国債等を発行するしかないのですが、PBをゼロにするという事は、単純計算で25兆円を増税、15兆円を節約(公務員改革など)すれば成立する訳です。

民主党案などはこれに近いのでしょうが、25兆円の増税はこの時期でなくともつらいです。消費税10〜15%+直接税も上げざるを得ません。可分所得が減り、家計は火の車になります。企業も設備等への投資意欲が減退するでしょう。更に公務員改革だって、消費能力の大幅減少を招きますから、マクロ的に見て経済成長が望めないのは明らかです。

やはり税制改革は、消費税を上げるのではなく、従来取っていない取るべきところ(金融、不動産、パチンコ等)をメインに10兆円くらい(?)増税し、公務員改革はせいぜい10兆円(多すぎる?)、従って国債発行額は20兆で計70兆円、これで需給ギャップはある程度埋められます。

経済成長でその分を消すという考え方が今回の財政健全化目標のベースになっています。20兆円財政出動の場合乗数効果を低めに見積もって1.5としても、平時であれば経済成長は5〜6%程度となります。イメージ優先の非常に雑な計算ですが、これなら債務残高の対GDP比は、どんどん減る方向なので万事丸く収まるのではないでしょうか。夢々PBの黒字化などにこだわってはいけないのです。消費税のアップなんてもっての他です。

もっとも、100年に一度というような急な大不況下では、需給ギャップを大幅に上回るくらいの財政出動が望まれるのですが、今後に期待していいものか(?)政権交代の問題もあり、期待薄かもしれません。

いずれにしても政治家やお役人のせいで、随分回り道をさせられたが、少し痒いところに手が届くようになって来た。ここまで来たのなら、生殺しにせず、思い切り掻いてくれ、思われた方、クリックをお願いします。

なお、デフレギャップはポテンシャルベース、需給ギャップは実績ベースで使い分けしています。

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2009年6月 9日 (火)

日本は何はさておいても農業改革を急げ!!

前のブログで地球は寒冷化の方向に向かっていると書きましたが、それが現実のものとなるかもしれません。ベルギーの太陽黒点数データセンターの観測で、黒点の「相対数」は今年は4月までの暫定値が1.2と、1810年以来の低水準を記録したというのです。
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これが意味する事は、地球は2035年頃に向かって、徐々にプチ氷河期になっていく可能性が強いという事だそうです。そうなれば200年に一度の大飢饉に見舞われるかもしれません。100年に一度の経済危機と、200年に一度の食料危機が合体すればどういう事になるのか、想像するだに恐ろしくて、身がすくんでしまいます。

当然、原発推進者がでっち上げたCO2による温暖化問題は雲散霧消するでしょう。それどころではないのです。むしろ温暖化の為の対策が奨励され、CO2垂れ流しになるかもしれません。グリーンニューディール政策始め、世界で起こっている環境エコ指向は棚上げされ、それに携わる産業は手痛い損害を受けるかもしれないのです。

そこで最近の現象として、韓国や中国が世界中に農地を買い漁っている、あるいは現地と契約して、権利を確保しているのが気になります。寒冷化を見越しての行動でしょうか(?)

勿論アメリカなどは農業ビジネスにも抜け目ある筈がありません。元々寒冷化には関係なくベンチャーキャピタルや新興ヘッジファンドが暗躍しています。旧来の農産品には目もくれず、彼らは値上がりの見込めるトウモロコシなどエタノール燃料の増産にしか興味がないのです。

その結果、過去一年、大豆は78%、米は130%値上がりしました。一方で世界各地では食糧のストックがそこを尽きつつあると言います。 国際情報通の浜田和幸氏著『食糧争奪戦争』(学研新書)によると、今世界はかつてない食糧生産における危機に直面しているが、「食糧生産国の間では農作物の輸出制限が強まってきた。食糧の値段は高騰を続け、貧しい途上国に於いては食糧を確保することが日々困難となりつつある。100万人単位で餓死者がでるという悪夢のような状況が現実のものとなり始めている」と警告しているのです。

国連FAOも「十億人を超える人々が満足な食事をとれていない事態が続けば、途上国を中心に政治的に不安定な状況が生まれ、治安の悪化やテロの引き金になる可能性が大いに懸念される」と事務総長が警告を発しました。正に風雲急を告げるです。

世界的食糧不足で、むしろ太っているカーギルやモンサント等のアメリカのアグリビジネスがあり、これに乗じて食種の種子の特許を独占しようとするビルゲーツやヘッジファンドの魑魅魍魎的動き、他方、家庭菜園をつくって防御に走るアメリカ国民がいて、その家庭菜園の率先役がオバマ夫人というのもよく出来た話ではないでしょうか。

また浜田和幸氏は自然災害を装ったテロの可能性が否定できない、という指摘もしています。つまりヨーロッパや地中海地方を襲う異常な熱波や寒波、またアフリカを襲う大規模干魃、そしてスカンジナビア半島を飲み込むプチ氷河期の到来が危険視されているが、じつは人工的にそれらが作られているという説が流れており、背後には一部の政府機関や民間企業がかかわっているという空恐ろしい現実が指摘されているのです。

米軍がやっているケムトレイルの話も、あながちそれらの事と無関係ではないのかもしれません。 そうなると先進国で最悪の食糧自給率40%を誇る(?)日本は、一体どうするつもりなのでしょうか?

取りあえず減反をやめて、農業の抜本的改革が最優先課題だと思われた方、クリックをお願いします。

一部宮崎正弘氏(保守系評論家)のブログから引用しました。

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2009年6月 8日 (月)

人の判定に左右されないスポーツがいい

ワールドカップ予選、ウズベキスタン戦はストレスのたまる試合でした。結果的には勝って早々と本戦出場を決めたので良かったのですが、あの岡ちゃんが、「今回の審判はひどかった。選手に指示を出したら退場させられた」と言うくらいですから、よっぽどだったのでしょう。

選手達も開始早々得点し、惜しくも2点目をオフサイドで逸した頃から、勢いがなくなり、時間が経つに連れて萎縮でもしたように精彩を欠いてきたのは、ファウルをとられるのを恐れた為ではないでしょうか。

それにしても終盤のレッドカードには驚きました。ひょっとしてレッドカード1枚、イエローカードは3枚出さなければならない、なんてノルマでもあったのではないかと勘ぐってしまいます。

私はサッカーは嫌いです。なぜならフェアでないからです。見ていてストレスがたまるのです。はっきり言って日本やせいぜい数カ国を除いて、審判を買収しているのではないかと疑っています。今まで海外戦を見てきた限りでは、限りなく黒だと言わざるを得ません。

少し熱くなってしまいましたが、審判次第で結果が大きく変わるスポーツは難しいです。そう言えば、タイムや距離的記録を競わない殆どのスポーツが、審判の判定に勝敗を委ねられています。

野球も微妙な判定でもめる事がしょっちゅうです。初回WBCでも、どう考えても腑に落ちない判定がありました。フィギュアスケートなども、昔からあったのかもしれませんが、最近KYさん絡みで特に目立つ気がします。どうもすっきりしません。

その点、ゴルフは完璧です。100%自己責任というのがいい。。。昨日は晴天の函南スプリングスをラウンドしたのですが、全て自己責任で、稼がせてもらいました。(内緒!)

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前半ショットがまあまあながら、パットがそこそこ入って41、後半のアウトは、下半身に粘りが無くなり、ショットがよれよれになりながら42のトータル83は、ブルーティという条件を考えれば、上出来ではないでしょうか。

インの15番485ヤードロングでは、残り190ヤードを4番ユーティリティで林越えショートカットの2オン、久しぶりのイーグルチャンス(3.5メーター)に胸踊るも、好事間多し、案の定パットを打ち切れず、ほうほうの体のバーディとなったのは、喜んでいいのか、悲しむべきか、歳を考えたら喜ぶべきなのでしょうか。

この日は公私ともに、お世話になっている友人夫妻とのラウンドだったのですが、女性や初物に弱い私としては珍しく自滅しなかったのです。私より20歳以上も若い麗人との初ラウンドであったにも関わらず・・・これを精神的進歩と言わずして何と言うのでしょう(?)悟りの境地かも知れません。

ゴルフは繊細なスポーツだ、精神的強さが要求される。ショットを磨くより精神を磨いた方がうまくなる近道かもしれない、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月 7日 (日)

海外の仕事(コンセプトカー)

韓国のカーメーカーはかつて大手が3社と、小さいところが何社かありましたが再編が進み2000年の段階では実質1社+α という状態になっていました。その一社に併合された元一流ブランドからコンセプトカーを受注したのは2000年の暮れの事でした。

次の年のフランクフルトに出展する車です。これからのURVAN SUVというテーマですが斬新なデザインは勿論、インテリアの新デバイスを求められました。
Kiaext
シートの表皮にネオプレーン(ウェットスーツと同じ素材)を使い、シートアレンジのアイデア満載で楽しい車が出来上がったのです。
Kiaccint
今の機能本意でスタイリッシュとは言い難いミニバンに満足していないユーザーは多いのではないでしょうか。スポーティでお洒落なミニバンはこれから主流になると思われた方、クリックをお願いいたします。

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2009年6月 6日 (土)

ポテンシャル280ヤードのメカニズム

よくドライバーの飛距離は6番アイアン+100ヤード(坂田塾長)とか、9番アイアンの2倍とかいわれます。それでいくと、私の場合は6番(30°)が170ヤード、9番アイアンが135〜140ヤードですから、270以上飛ばなければならない事になります。

では実際に、コースではどのくらい飛んでいるのでしょうか。昔は総距離から残りの距離を引いて概算を出していました。それで計算した場合、良く飛んで250位かなと思っていたのです。最近は携帯のGPS測定器がありますから、1ヤード以内くらいの誤差で正確に計れます。誤摩化しはききません。

正確に測定する為には、言うまでもなく、出来る限りフェアウェイが平で、前日に雨が降っていない晴れた日の、風のないコンディションが適しています。ところが芯を食って、フェアウェイに残るというのは、そうしょっちゅうある訳ではなく、最適条件が揃うこと自体が少ないのです。

たまさか、そういう場面に遭遇した時は、いそいそと計ってみるのですが、かなり飛んだように見えても意外に飛んでいません。冬場だと230〜240がやっとでした。最近のように暖かくなってようやく240〜260というところです。

ではそのメカニズムはどうなっているのでしょうか。女子プロの場合42〜43m/sec くらいのヘッドスピードで260位飛ばす人(宮里藍あたり)がざらにいます。逆算するとミート率が1.5を超えるのです。ボールの規格が1.56以上は認められていないので、限りなくボールの性能の限界値近くで打っている事になります。

そこで私の場合ですが、練習場での測定値から判断して、ヘッドスピードは暖かい最近では44〜45で打っていると考えられます。飛距離が250ヤードとして、HS44の場合、ミート率は1.42となるのです。これはかなり妥当性がある値ではないでしょうか。

6番や9番アイアンは短いクラブですから、当然ミート率も上がって来ます。従って、長いクラブ程飛距離的に本来値より落ちて、しかも距離にばらつきが出るというのは、下手くそである証拠と言えるのです。逆に言えば、ポテンシャルとして、280ヤードまでの飛距離(HS45でミート率が1.56の場合)が望めるという事になりますから、ひたすら練習してミート率を上げるしかないのでしょう。

Photo
最近は道具の進化で、ある程度ヘッドスピードやミート率を上げる事が可能になってきました。そういう意味ではプロとアマの差が縮まっているのですが、方向性だけはどうにもならないようです。

因に今使っているクラブ(PHOTO)はドライバーがツアーステージXドライブ9.5°(シャフト/ツアーAD MD-6) アイアンがツアーステージTS202(シャフト/NS PRO 950) フェアウェイウッドはロイヤルコレクション クローザー13.5°と18°(シャフト/ツアーAD MD-6)

サンド Xウェッジ56° パターオデッセイのホワイトポッド、この組み合わせをベースに、最近は3番アイアンの代わりにツアーステージのハイブリッド22°を加える、といったところです。シャフトのフレックスはSで統一、  ボールはツアーステージX01シリーズです。

歳に逆らって飛距離にこだわるのもいいが、所詮スコアメークにはショートゲームとパットをを磨かなければ何にもならない。と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月 5日 (金)

二大政党の意味は(?)

ここに来て自民党の裏勢力(旧抵抗勢力の抵抗勢力)が活発な動きを見せているようです。民主党にとっては千載一遇のチャンスが巡って来ました。今度の選挙の行方は本当に分からなくなって来たのです。
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更迭されるのが既定の路線であった筈の日本郵政西川社長(PHOTO)が再任されると伝えられています。何が裏であったのでしょうか(?)さらに議員世襲の制限を唱えていた勢力も押し返されている模様です。折角小沢さんの政治献金疑惑で自民に有利に働いていたのに、こんな事では国民からそっぽを向かれかねません。何を考えているのでしょうか。

障害者郵便問題でも責任追及は免れない立場にいて、疑惑のデパート「かんぽの宿問題」では刑事告訴までされているというのに、社長を続けようとするのはよっぽどの厚顔無恥なのか、辞める訳にいかない深い事情でもあるのか、常人には理解の遠く及ばないところです。

しかしここに来て必死の裏勢力の動きを見ると、本人だけでなく、西川社長に辞められたら困る人が五万といるのかも知れません。鳩山さんには郵政三事業民営化の見直しを画策する郵政族や役人がバックにいると言われていますが、民営化を積極的に進めた張本人達にとっては目の上のたんこぶです。鳩山大臣が頑張っている限り、小泉さんや竹中さんは枕を高くして寝られないのではないでしょうか。

その鳩山さんを辞任に追い込む動きも散見されますが、そうなったら民主党の思うつぼです。何としてもそれだけは阻止して欲しいのです。ところが肝心の麻生さんは例によってぶれまくっています。せめて世襲制限くらいは指導力を発揮して、一刀両断にして欲しいところですが、周りを気にし過ぎるようです。次の次からなんて事を真に受ける国民はいません。

良識ある人達は本当にがっかりしているでしょう。この問題にも小泉さんが絡みますが、見事に小泉さんには騙されたと思っている人は多いと聞きます。逆に国会議員の中でも数少ないブルーリボン(拉致問題解決の為のシンボル)を常時つけている麻生さんは、最近の首相の中ではましな方だと思うのですが、もう少し信念を貫き(あれば)積極的に動けば、国民もついて来るのではないでしょうか。

ところで民主党のマニフェストから外国人参政権に関する記述が削除されているようです。ネットでの騒ぎを見て怖じ気づいたのかもしれません。メディアなどには決して前面に出して来ないやり方から見て、正しい事をしているという認識もないのでしょうが、選挙に勝った途端復活させるのは目に見えるようです。

自民、民主、どちらも悩ましい問題山積で、二大政党と言えども選ぶべき党を減点法でしか評価出来ない国民は、なんて不幸なんだ、と思われる方、クリックをお願いします。

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2009年6月 4日 (木)

時代遅れの恐竜に、果たして未来はあるのか(?)

GMの破産法審理が1日、ニューヨーク市の破産裁判所で始まりました。米製造業で過去最大の企業破綻の再建手続きは、複雑な利害関係から難航が予想されています。さらに米政府は、7月10日までにGMの優良資産を新会社に譲渡する手続きが承認されなければ、政府支援を打ち切ると言っているようです。厳しい試練が続きますが、これら問題のクリアは限りなく難しいのでは、と言われています。
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そんな中、あの重厚長大の代表格ハマー(PHOTO)が中国四川省の名も知らない重機メーカーに買収されると伝わりました。中国はアメリカブランドの買収に熱心ですが、勝算はあるのでしょうか(?)GM本体だって今回の危機を乗り切り、新GMとして首尾よく再生出来たとしても、前途は多難と言わざるを得ないのです。

米市場が最盛期の2/3程度の1200万台規模になったとして、売上は半分程度にしかならないのではないでしょうか。それが意味する事は、大型車や高級車には極めて不利な時代が来るという事なのです。さらにドル安から原油の価格が上がり、リッターあたり5キロも走らない車なんて、とてもこの先、生存出来るとも思えないのです。

GM始めアメ車の魅力は、そんなちっぽけで省エネ云々の車とは無縁のものでした。デカクて豪快、豪華、これでなければ、そもそも存在価値などないのです。それを今更180°方針転換して、欧州や日本車のような商品を開発しようとしても、とてもうまくいくとは思えません。

エンジン一つとっても、日本車の場合、小排気量で効率よく出力を出す技術は芸術的とさえ言えます。大衆車レベルで比較すれば、とても他の追随を許すものではないのです。唯一ドイツ車に限っては競争相手になり得るのですが、ガソリン車の燃費の点では、いつの間にか差がついてしまいました。

更に、日本車の外観品質、仕上げの高さには増々磨きがかかり、遥か前方を走っています。これだって一朝一夕に成し遂げられた訳ではありません。車の開発に携わる技術者のオタク的とさえ言える執念の賜物と言えるのではないでしょうか。これに世界一のエレクトロニクス技術が加わりますから、これからの省エネ、環境対応で言っても日本車の独壇場は約束されているのです。

結局、日本から特許を買ったり、部品を買ったりしなければ世界に通用する車は出来ないので、いずれにしてもビッグスリーの存続は日本を利する事にしかならず、老婆心ながら、それに気がついた時のオバマさんや、関係者の逆恨みの矛先が日本に向かうのではないかと、心配せざるを得ません。
Kyoru_kyo01中国は自動車だけにとどまらず、今回の世界同時不況に際し、狡猾な動きを世界中で、あらゆるジャンルで展開しています。金融界でも、CIC(中国投資銀行?)が49%の株を取得し、モルガンスタンレーの筆頭株主になるシナリオが米との間で進行中と一部英国メディアが伝えました。

昨年の金融危機の時に真っ先に支援を表明した三菱UFJフィナンシャルの顔は、日本の政治力のなさもあり、潰されるのが時間の問題のようです。

そんな恩知らずで、礼儀も知らない時代遅れの、うすらデカい恐竜は、確かに昔日のロマンがあり、興味深い対象ではあるのですが、かと言って今の時代に居座られたのでは問題だらけです。とても共存なんて出来ません。博物館や映画の中でのみ存在し続ければいいのだと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月 3日 (水)

2008年度世界新車販売台数ランキング

2008年度の世界新車販売台数ランキングです。4月10日のブログで私が集計して紹介した生産台数とは大分差があります。

軒並みマイナスが並ぶ中、現代キアグループの躍進が目立ちます。反対に悪いのがビッグスリーですが、2009年はどのくらいのマイナスになるのか想像もつきません。

Sworldcar
2008年のビッグスリー世界全体で1575万台が今年は1000万台を割り込む事は間違いないのではないでしょうか。消えるブランドも多く、フィアットとクライスラーの提携問題、あるいは新GMの今後次第では半分以下になるかも知れません。

日本車は全体で2414万台でトップです。これは世界全体の約40%にもなり、2007年から5%くらい増えている事になります。総数でも2007年比で微増しているようです。内訳は海外1906万台、国内508万台(国内生産1156万台、内輸出が648万台)です。2009年は1700万台程度となる事が予想されています。

2008

また、中国での販売台数のうち、前年比で躍進したのは“なんちゃってハイブリッドカー”を販売し、米資本も入るBYD、トヨタ、ホンダ、日産の現地合弁会社が生産する日本車と、北京現代の現代車でした。意外な事に民族資本系は苦戦しています。やはり中国でも品質が重要な要素になってきた証拠でしょうか。

ビッグスリーや欧州系のメーカーが苦戦する中、やはり環境と省エネでトップを走る日本車の未来は明るいのだ、と思われた方、クリックをお願いします。

(資料は世界四季報より引用)

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2009年6月 2日 (火)

消え行くかっての名ブランド

GMがついに連邦破産法11章(民事再生法)の申請となりました。米政府は301億ドルを追加融資し、新GMの60%の株式を保有、事実上国営化となります。まさかと思われていた事が現実になった訳です。今後の各方面への影響が懸念されますが、政府が事前に根回しを周到に行ったお陰で、CDS爆弾の破裂だけは回避されたようです。

社債を購入している個人債権者は最後までGMの出す妥協案に抵抗を示していたのですが、最終的には譲歩案を大半が飲んだようです。得意のごり押しもあったのでしょうか(?)債権者は債券額のたった25%のGM株で、生き残った優良ブランドの今後に賭けるしかないのですが、どう見ても不安要素一杯にしか見えません。オバマさんや債権者達は、新GMの未来に希望の光を見ているのでしょうか。

キャディラック、シボレー、ビュイック、GMCが残り、後のブランドは廃止か売却となるそうです。オペルは先頃カナダの部品メーカーの大手、マグナ社が買収を決定したと報じられていました。オールズモビルやポンティアック、ハマー、またスェーデンの名門で、私が独立した時、最初に仕事をくれた SAAB は消滅してしまうのでしょうか(?)寂しい限りです。

http://ust.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_ab38.html
http://ust.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_3e4e.html

日本の部品メーカーへの影響も必至です。売掛金を踏み倒される企業が続出する事は間違いありません。米政府は米国内の企業への支払を優先すると言っていますから、絶望的な気持になっている企業も多いのではないでしょうか。アメリカも背に腹は代えられないのかもしれませんが、公平とは言い難く、いつも痛い目にあうのは、善良で優良な中小企業と相場が決まっているようです。日本政府の支援が待たれます。

日本のある評論家は、これで米における日本車のシェアは50%くらいになるかもしれないと言っていました。でもよく考えてみると、圧倒的供給力と魅力的な商品ラインアップを持つ日本車は、米市場規模が今後暫くは最盛期の3割ダウンとして1200万台/年前後で推移するならば、販売実績から言って600〜700万台くらいを占めても全く不思議ではありません。

更に将来的に、適正な需要が日本の3倍(人口比)として、1500万台規模に戻った時には、新GM フォード クライスラーの一部(フィアット?)と今後進出が予想される欧州勢の合計が、600万台くらいの供給能力を持ったとしても900万台は日本と韓国とでシェアする事になるかもしれないのです。日本車800万台体制も夢ではないかも知れません。
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そんな事を考えながら運転している時に、携帯電話がなります。つい取ると仕事仲間からです。話は簡単に終わりそうもありません。流れに乗ってそのまま走り続けていると、原チャリに乗ったお巡りさんが左前方に現れ、止まれと合図しているではありませんか。

「いけねえ、やっちまった」と思った時は既に遅し、青切符を切られる羽目に(!!)6000円なら仕方ないかと思いつつも、先日買ったブルートゥースのハンズフリーイヤフォンが性能悪く、使う気にならない事を呪うしかなかったのです。

車内に相手の声が響き渡るタイプのハンズフリーにする訳にもいかず、かと言って有線タイプは煩わしく、ブルートゥースタイプは充電が面倒だし使い勝手も悪く、性能の点でも今一です。結局どれも帯に短し、たすきに長しで、役に立たないと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年6月 1日 (月)

プラグイン シリーズハイブリッドカー

5月28日の続きになりますが、HV(ハイブリッドカー)EV(電気自動車)はこれからの10年くらいで飛躍的に増え、性能が上がり、コストが下がる事が予想されます。HVはプラグインが大勢を占め、高密度高出力 リチウムイオン電池を搭載し、片道20キロくらいの通勤圏であれば、ガソリンを使う事なくEV走行が可能になるのです。

その場合のコストは家庭で充電した場合、ガソリンの1/5程ですから、経済的優位性は圧倒的となり、EVと肩を並べます。長距離さえ乗らなければ、EVと全く変わらない訳です。一方のEVも電池やモーターの性能が上がり、コストが下がって来ますから、限りなくHVに接近して来る事になります。

問題はEVの場合は充電に時間がかかる事です。フル充電に一晩を費やし、200キロも走らないのでは、長距離走行に向いているとは言い難いのです。ドライブの途中で充電スタンド(PHOTO)に立ち寄り、充電に何時間もかける訳には行きません。
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急速充電の場合、10数分間で70%程度の充電が可能となりますが、ガソリン補給に比べればハンデは明らかです。カートリッジタイプで電池交換という案もあるようですが、電池の出力や形状をモジュール化しなければならず、メーカー間の調整が必要です。年々進むであろう小型化にどう対応するかという問題もあり、簡単にはいきそうもありません。

50年単位の将来的には、そのあたりの問題は解決出来ると思われますが、当面は何か手を考えなければならないでしょう。一つの解決策として、充電用の小型エンジンを積む事はあり得るかもしれません。HVの場合、モーターとエンジンが複雑にコントロールされながら両方共動力源となっているものをパラレルハイブリッドと呼び、今の主流になっています。

HV開発初期の頃は、充電用エンジンを積み、動力はあくまでもモーターのみ、というのがあり、これをシリーズハイブリッドと呼んでいたのですが、このシステムはコストも含めた電池性能が上がって来ると、商品として十分成立可能なのです。

要するにプラグインEVに発電機を搭載したものと何も変わらないのですが、HV,EVの近未来(10〜20年先)は、このシステムで統一されるかもしれません。私はそういう気がしています。

家庭で一晩充電した後、通勤なら電気のみで、長距離走行は途中からエンジン(発電機)による充電を行いながら走る、これなら充電スタンド等のインフラも殆ど必要なく、トータルの燃料消費料も限りなく低く(50Km〜無限/リッター)なります。妥協点として、かなりいい線と言えるのではないでしょうか。

世界中が、このシステムを経由して未来型EVに移行するなら、危険な水素を燃料とし、インフラ整備も半端でない燃料電池車(FCEV)は、本当に必要なのだろうか(?)と思われた方、クリックをお願いします。

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