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2009年6月30日 (火)

事実は小説より陳腐なり(?)

28日投開票された神奈川県横須賀市長選で小泉純一郎元首相が3度も応援演説した現職の蒲谷亮一氏が敗れました。当選したのは現役市長で3番目の若さとなる前市議の吉田雄人氏(33才)です。

「変化」を求める民意が表れ始めたのでしょうか。小泉さんの後継として次期衆院選に出馬する次男、進次郎氏への世襲批判が強まるかもしれません。大方の見方と違って、有権者の意識が変わって来ているのでしょう。面白くなってきました。

そのまんまおじさんの乱も不発に終わるかも知れません。未だ自民党からの回答がないようです。政治評論家の厳しい突っ込みに、柳眉を釣り上げ激昂する姿はいかにも胡散臭く、中味のなさをさらけ出しています。

地方分権以外にこれと言った球もないのに、あのふてぶてしいまでの強気は、裏に何かあるのかも、と思わせるものがありますが実際はどうなんでしょう。それにしてもいかがわしさの極みと言えます。

海の向こうでは、韓国が日本のリチウムイオン電池を狙い撃ちするような、自国産業を保護する法案が、日本の抗議であっさり頓挫、撤回しました。これは最初から、やる気が本当にあったのかどうか疑問です。来日を控えた李明博大統領の政治的揺さぶりだったかもしれません。

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一方爽やかな話では、石川遼君が全英オープンへの切符を手に入れました。漫画も真っ青な1ホール5オーバーからのチップインイーグル、15歳で優勝した時のバンカーからのチップインバーディと言い、まずあり得ません。シナリオとしては、むしろ陳腐過ぎるのではないでしょうか。

女子では諸見里忍がワイヤーツーワイヤー(初日から首位を独走)でぶっちぎり優勝、これはシナリオとして、普通に面白くありません。完成度を増したショットの素晴らしさだけが際立っていました。

「事実は小説より奇なり」とよく言います。実際に起きている事は漫画みたいだったり、あるいは陳腐でベタな結果ばかりですが、それはそれで意外と面白いじゃないか、と思われた方、クリックをお願いします。

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