次々と馬脚を現す民X党
09年第二四半期のGDPが内閣府から発表されました。
実質GDP+0.9%(年率換算+3.7%)
民間最終消費支出(個人消費)+0.8%(年率換算+3.1%)寄与度+0.5%
民間住宅 -9.5%(年率換算-33.0%)寄与度-0.3%
民間企業設備 -4.3%(年率換算-16.1%)寄与度-0.6%
民間在庫品増加 寄与度ー0.5%
政府最終消費支出 -0.3%(年率換算-1.3%)寄与度-0.1%
公的固定資本形成(公共投資)+8.1%(年率換算+36.3%)寄与度+0.4%
輸出 +6.3%(年率換算+27.9%)寄与度+0.8%
輸入 -5.1%(年率換算-18.9%)寄与度+0.8%
今回のGDPでは個人消費、公共投資、輸出(主に資本財)が経済を引っ張り、住宅投資と設備投資が足を引っ張る構図が鮮明になっています。こういう時こそ公共投資が有効なのですが、教科書通りの展開となっているようです。輸入のマイナス分に関しては、貿易収支の黒字を広げるので寄与度が大きくなっています。円高の影響も無視出来ないのではないでしょうか。
先進国中、最も早いプラス転換ですが、あくまでも第一四半期との比較に過ぎず、楽観視は出来ません。民主党が政権を取ったら望むべくもないのですが、大型財政出動が待たれるところです。

ところでその民主党が、自ら墓穴を掘るような事をしでかしたそうです。
『日章旗切り貼りし民主マーク!鳩山氏「神聖なマーク、きちんとつくるべき」
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/election/090817/elc0908171755028-p1.htm
鹿児島県霧島市で8日に開かれた民主党の衆院選立候補予定者の決起集会で、2枚の「日の丸」を切り貼りして、民主党旗として掲揚していたことが分かった。集会には小沢一郎代表代行も出席しており、「切り貼りした国旗」は民主党のホームページにも一時掲載されていた。
麻生太郎首相が17日に行われた日本記者クラブ主催の党首討論会でこの事実を指摘し、「国旗を切り刻むとはどういうことか。信じたくない。とても悲しく許し難い行為だ」と批判した。
民主党の鳩山由紀夫代表は「そんなけしからんことをやった人間がいるとすれば大変申し訳ない。それは国旗ではなく、われわれの神聖なマークなので、きちんと作られなければいけない話だ」と述べた。』
感覚が一般人とは全く違うという事を自ら証明しています。さらに言うに事欠いて、日本国旗損壊に対する反省は一切なく、自分たちのシンボルマークへの思いだけが述べられるのは、、、そこまで汚染が酷いのかと新ためて驚かざるを得ません。
さらに韓国各紙は15日、日本統治時代の韓国人労働者の日本での未払い賃金について、もはや日本に返還要求はできないとの韓国政府の公式見解を伝えた事に対して、呆れた事に民主党が批判をするというのはどういう事なんでしょうか(?)当の韓国が、“補償済み”のお墨付きを出しているというのに、なお払うというのは、利権が失われる事に対して怒っているとしか思えません・・・何とも不思議な人達です。
戦後賠償問題に関しては、国際法上、統治期間中に整備したインフラに対する請求権を日本が持つので、賠償しなければならない事実があったとしても、(一部の韓国人有識者はないと言っている)プラスマイナスすると日本側が、むしろもらわなければならない事になるそうです。
正当な権利を主張しないばかりか、なかった事をあったとする村山元首相や河野談話始め、行き過ぎた謙譲精神と言える日本は、海外から見たとき、おかしな国としか映らないのではないでしょうか。収奪のみを目的とした欧米植民地支配に対する賠償請求はことごとく却下された事を思えば、その際立ったお人好しぶりに、何とも言い様がありません。
分かり易い形で次々と馬脚を現す民主党ですが、マスコミはなぜか取り上げないのです。マスコミの汚染も相当深刻なようです。なお、李大統領始め韓国政府が、今回珍しく大人の対応を示していますが、これは麻生さんが欧州に対する3兆2千億円の借金を肩代わりした時に言質を取ったものと思われます。
このところ着々と外交的成果を上げている麻生自民党は、私の中では総合点で及第レベルに達しました。財政再建派や構造改革派を除いた自民は意外に悪くないと思われた方、クリックをお願いします。

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