« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月30日 (水)

日本の黒字は他国の赤字

最近のテレビを見ていて、経済コメンテーター諸氏の、貿易に関する「日本は貿易立国だから外需が減ったら大変だ」的な言い方はやや減って来た嫌いはある様に感じられます。数字を見れば明らかなのだから、当然と言えば当然です。

ところが貿易に関する基本的な事を理解しているのかと言えば決してそんな事はありません。貿易の額は大きければ大きい程良しとする風潮があるのです。さらに黒字幅が大きい程国が栄えると近視眼的に信じ込んでいるのは日本人の共通認識とさえ言えます。

先日もある報道系TV番組で、コメンテーターが日本の優秀な商品を紹介しながら、未だ未だ日本には輸出を増やす余地があるのだと得意げに言っていました。日本の将来の為にはFTA(自由貿易協定)も不可欠だという認識です。井の中の蛙、大海を知らず(PHOTO)でしょうか。
Cd8557ab
いや、私は日本の商品が優秀でないといっているのではありません。むしろその逆です。優秀過ぎるくらい優秀である事は世界が認める間違いのない事実ではないでしょうか。だからこそ問題なのです。

例えば世界の貿易額を輸出入トータルで仮に1000兆円とします。この場合実際に動くお金は500兆円です。誰かが500兆円物を買うという事は、誰かが500兆円分のものを売っているからです。このバランスは変え様がありません。

仮定の話ですが、日本製品が優秀で競争の結果、全ての輸出を日本が独占したとします。実際にはあり得ませんが、あくまでも仮の話です。即ち500兆円分の商品を10の国に均等に売ったとして、買った国は50兆円づつ支払わなければなりません。

ではそのお金はどこから出るのでしょうか。ドルで決済するとして50兆円分のドルを工面するのは大変です。借金すればいいかも知れませんが、それでは長くは続きません。従って貿易は成り立たなくなり、日本は輸出先を失う事になるのです。

貿易をどうしても続けたいというのであれば、例えば日本が250兆円輸出して250兆円輸入すれば問題ありません。相手国が10あるとすれば25兆円づつものを売り、その相手国から25兆円ものを買えばいいのです。世界は平和で丸く収まる事受け合いです。FTAの基本精神もそのあたりにあるのでしょう。但し、国としては儲かりません。

それでは面白くないので、ちょっと強欲になり、200兆円しか輸入しないのに300兆円輸出して100兆円儲けようとした、とします。そのつけはどこにいくのでしょうか(?)相手国は20兆円しか買ってもらえないのに30兆円分支払う事になります。これが続けば毎年10兆円の貿易赤字を計上する事になるのです。

相手国の経済が拡大基調にあるのであれば、成立するのかも知れませんが、上前をはねている感は拭えません。今回のように世界的不況になればなおさらです。特定国だけが集中的に利益を享受する事は道義的にも問題があるのではないでしょうか。

結局短期的にメリットがあっても長期的にはデメリットになりかねない貿易での一人勝ちはあり得ません。これまで中国や日本が儲ける事が出来たのはアメリカがその赤字を一手に引き受けていたからです。その借金体質が崩壊した今、根本的に考え方を変えるしかないのですが、いつまでも貿易で儲けようとしている、危ない人達が多い事に危機感を感じざるを得ません。

貿易黒字は発展途上国の場合、ある程度容認されるべきです。しかしながらノーブレスオブリッジを率先すべき先進国のメンタリティが途上国と同じというのではお寒い限りです。件のコメンテーターも日本の一人勝ちを助長しかねないFTAは、危険なツールである事を認識すべきではないでしょうか。

もっとも日本相手にFTAを締結したいと思う国がどれほどあるのか大いに疑問です。世界から嫌われ、結局市場を無くしてしまいかねない身勝手で危険な拡大再生産的思考から、いい加減に卒業すべきだと思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月29日 (火)

国連は小学校のホームルームレベル

国連でのオバマさんの核廃絶演説が評価されているようです。何とか大臣のみずほちゃんは諸手を上げて「素晴らしい演説です。世界から核が無くなる第一歩かもしれない」と言っていました。ついでに鳩山さんの演説も「こんなに評価された日本の首相は見た事が無いです。誇らしい事です」とノー天気に褒めちぎっていたのです。

「核が無くなるわきゃないだろ!どこの保有国が手放すんだ。そんなことを言うなら、まずアメリカが範を示して、核を無くしてみろ」と思われた方は多いのではないでしょうか。その通りです。万が一アメリカが範を示したなら、従うどころか、しめしめと思う国は沢山あるに違いありません。
Un1368
ですから言うまでもありませんが、現実的にはあり得ないのです。なぜあり得ない事をわざわざ言うのでしょうか。オバマさんが国際金融資本の傀儡だとしても下手な猿芝居をする意味がどこにあるのか、私の頭ではさっぱり分かりません。

しかも世界で唯一核を使った国として核廃絶を訴えるなら、まず反省と謝罪があってしかるべきではないでしょうか。戦時中とは言え、国際法に反する犯罪を犯した訳ですから、責任の追及と被害者への謝罪、補償を優先すべきです。

それなしで核廃棄と言っても人の心には響きません。真剣度が見えないのです。世界からは、訳の分からない事を言っているな、この口先おじさんは、と思われてお終いです。

鳩山さんは逆の立場で核廃絶を訴えていますが、被爆国として、アメリカの謝罪とセットで核廃絶を訴えるのであれば分からないでもありません。その場合安保条約は事実上有名無実なものとなります。結局矛盾だらけで、どこからどう考えても現実的ではないのですが、はなから相手にされていない非核保有国がわざわざ宣言する必要など全くないのです。

虎の子とさえ言える大事なカードを最初から放棄する間抜けな姿勢に世界は失笑した事でしょう。さらに「唯一の被爆国としての道義的責任」と言うに至っては意味不明です。どこまで人がいいのか、あるいは頭がおかしいのか、世界の常識から逸脱し過ぎていて、笑うに笑えません。
200909250492541l
カダフィさんやイランの舌を噛みそうな名前の首相、南米のチャベス大統領(PHOTO)のように、言いたい事を言って混ぜ返す方がまだましです。

どう見ても小学校のホームルームレベルの国連にのこのこ出かけていって、猿芝居や出血大サービスの大盤振る舞いをして、どんなメリットがあると言うのでしょうか。

それにしてもカダフィさんは大胆な事を言っていました。「新型インフルエンザとそのワクチンはアメリカの自作自演ではないか」というものですが、世界的にそういう認識になりつつあるのでしょうか。

日本はせっせと世界で一番資金を出しているというのに、常任理事国にさえなれず、利権の巣窟となっている国連なんかさっさと脱退してしまった方がいいのだ! と思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (2)

2009年9月28日 (月)

変わりつつある報道番組(?)

27日のテレ朝「サンデープロジェクト」は凄く為になる内容で、久々に面白く見させてもらいました。いつもは胡散臭いなあと思っていた亀井大臣が珍しくいい提案をしているのです。何か裏があるのではと、つい疑ってしまうのですが、ないとすれば見直さざるを得ません。番組コンセプトも報道系お笑い番組からまともな政治経済番組へとCHANGEしているのでしょうか。

例の中小企業救済策の一環としての時間的返済猶予ですが、亀井大臣は四面楚歌の中、必死の防戦に見えます。理論武装が未だ出来ていません。話す事は穴だらけなのです。唯一リチャードクーさんだけが助け舟を出していましたが、やはり過去の例を元に物事を正確に捉えていて信頼出来る感じです。

結論から言わせてもらえば、この程度の事は当然です。年内二番底と言いながら、あらゆる金融的救済措置をとるべきなのに躊躇する意味が分かりません。世界の状況、また日本のおかれているポジションが分かっているのでしょうか。瀕死の重症患者の為にあらゆる救命処置が必要なのは明らかです。輸血(財政出動)が出来ないのなら最低限出血(経費と返済)を止めなければならないのです。

日本の優秀な中小企業は、これまで大企業から散々コストダウンの協力をさせられて来ました。回すだけで精一杯という企業が多かったのは確かなのです。いつかは楽になるかもしれないという期待はことごとく裏切られ、追い討ちをかけるようにこの不況です。生き延びているだけでも奇跡と言えます。

反対派の言い分は銀行が大変な事になるというものですが、そうでしょうか。バブル崩壊後大銀行は散々楽をさせてもらいました。資本は注入されるは、税は免除されるは、超低金利で民間から借りた資金をしっかり利益を取って貸し出し、しかも中小企業向けは政府保証付きです。

さらに子会社の消費者金融で儲け、あるいは高金利商工ローンへ貸し出しをし、決して胸を張れない、とてもきれいとは言えない利ざやも稼いできたのです。たまにはリスクを負ってもいいのではないでしょうか。最悪アメリカのように、国からサポートを受ければいいのです。

まず、共通の認識として非常事態である事を確認すべきです。一時的に社会主義的になるかも知れませんが、そんな事を言っている場合ではありません。アメリカの状態は既に限界を超えています。二番底はすぐそこなのです。

勿論全ての貸出先に対して同一に猶予する必要はありません。企業の経営状況ごとのプログラムがあってしかるべきです。よく検討もしないで「無責任だ」と決めつける無能コメンテーターや榊原さんの方がよっぽど無責任ではないでしょうか。そもそも金融の問題は政府の覚悟次第で何とでもなります。

TVではこの問題の後、日本の景気問題について榊原さんとリチャードクーさんの間で議論が交わされましたが、ここでは二人とも基本的に意見の相違は見られず、むしろ後に座っているジャーナリストもどきが混ぜ返す素人的反論が、番組進行上いかにも無駄だったのです。

その中で驚いたのは榊原さんが財政出動派に宗旨替えしている事です。民主党がやっている補正予算の執行中止はやめるべきだと言い、さらに追加財政出動で10〜15兆円くらいは何の問題はないと言うのです。勿論クーさんも同じ見解です。
C0104130_20121773
クーさんの場合は、財政出動の資金投下先にも言及し、国が良質な住宅の提供をすれば需要と供給は無限に近くある筈だと提案していました。正にその通りではないでしょうか。日本人は国の経済規模の割にはプアな住宅に住んでいます。せめて欧米並みにしても罰はあたりません。

私も先日のブログで書きましたが、免震構造にすれは100〜200年住める家が出来る筈です。是非前向きに検討してもらいたいのですが、残念ながら民主党は財務大臣始め財政再建派が主流です。しかも今最も力を入れているのは、何とマニフェストにもない外国人参政権付与の法案化ですから、万が一良質な住宅を造ったとしても、外国人に優先的に提供するのではないでしょうか。

つくづく悪い時に悪い政党を選んでしまったものだ、と思われた方、クリックをお願いします。想像以上に悪質です。

| | コメント (0)

2009年9月27日 (日)

天災と美女おかまさんは忘れた頃にやって来る

先日、当ブログに時々コメントを出してくれる自称「けいしくん」のサイトに行って驚きました。凄い美女の写真が掲載されているのです。慌てて記事を読むと、さらにぶったまげました。何とタイのおかまさん達なのです。パタヤのティファニーという店では、おかまさんの美女(?)コンテスト(PHOTO)があって、タイ中から美女男(?)が集まるのだそうです。因にNO.1(PHOTO中央)は学生さんらしい。。。
Img350638b3zikdzj
いやあ迂闊でした。私ももう何回もタイに行った事があるのに知らなかったのです。いえ、知っていたからと言って何があった訳でもないのですが、知らないという事は取りあえず問題です。その国の価値を認識していない事になり、国際問題にでも発展しかねないのです。

それにしても、偏見かも知れませんが、日本のおかまさんとは随分な差があるようです。日本で言えば最近TVでよく見かける大西賢二君(はるな愛)やオカルトの美輪明宏さん、古くはピーターや、麻薬をやっていた割にはいつの間にかご意見番と言われる美川憲一、またおすぎとピーコのように、どちらかと言えば、お笑い系や際物系が多く、魅力的な存在として見る習慣がなかったのです。

だからと言って、それだけの話なのですが、この手の話は膨らませ様がないので突然ですが終了します。。。蛇足ですが、日本も早くタイのように正統派おかまさん路線へ修正してもらいたいものです。すくなくともテレビに出て来る怪しいおかまさん達に関しては。。。

そうそう地震の話ですが、今日がヤマになるようです。今日を過ぎれば当分の間大きな地震は無いかも知れません。私も特別警戒態勢を今日一杯で解くつもりです。地震予知サイトe-PISCOではM8クラスの首都圏大地震の可能性は当面低くなったとしていますが、引き続きM5程度の地震はあり得るとして警戒を呼びかけています。

http://www.e-pisco.jp/r_ion/attention/090925weekly_z.html

天災と美女おかまさんは忘れた頃にやって来る、と思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月26日 (土)

私の選ぶ映画ベストテン

先日車の中でFM放送を聞いていると、視聴者の投票か何かでしょうが、過去の映画ベストテンをやっていました。私の場合と少しラップするのですが、最近ものが多いせいもあって上位はかなり違うようです。えっこんなのが(?)という映画が人気があります。私にとってはスターウォーズやタイタニックが上位に来る事は考え難いのです。

そこで負けじと自分でもベストテンを考えてみました。10くらいの映画はすぐに思い浮かぶのですが、順位をつけるとなると、いずれが菖蒲か杜若、なかなか難しいのです。そこでベスト3以外は、順位をつけるのをやめました。

因にその7作品は次のようになります。(順不同)
1、シェーン(遥かなる山の呼び声)  拳銃を撃つジャックパランスの冷酷な凄みに圧倒されました。リアルな西部劇だったのです。

2、アラビアのロレンス  オマーシャリフとピーターオトールのコンビがいい。大人っぽい映画です。

3、007ドクターノー  何と言ってもショーンコネリーの酷薄なスパイぶりにしびれました。彼以外にジェームスボンドは務まりません。

4、カジノロワイヤル(コメディ版)  抱腹絶倒、笑い転げました。ピーターセラーズ最高(!)

5、未知との遭遇  これまでの宇宙SFものとは一線を画するリアルな内容に、近くこういう事があるのかもしれないと本気で思いました。

6、ジュラシックパーク  何と言っても夢があります。

7、エイリアン2  見終わった後の映画館内に何とも言えない、溜め息まじりのどよめきがあった事が印象的でした。
1000102
さてベストスリーですが、まず

第3位 マトリックス
  暗示的で斬新なストーリー、これこそ映画、全く退屈する事なく見終えました。ネオもトリニティもはまり役ではないでしょうか。

第2位  バックトゥーザフューチャー
  エンターテインメント性抜群、老若男女が楽しめる一級の娯楽作品。間違いなく映画史上に残る最高傑作です。2作目以降はがっかりしました。

第1位  これしかありません。「サウンドオブミュージック」
  素晴らしいの一言です。こんな健康的で美しい映画は逆立ちしても日本では作れません。脱帽、降参、と言うしかないでしょう。

残念ながら日本映画は入りませんが、ベスト20まで広げれば黒澤作品あたりは入って来ます。すみません偉そうで、、、皆が褒める「ニューシネマパラダイス」未だ見てないのです。。。しかし「映画って本当に面白いですね」と思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (1)

2009年9月25日 (金)

消えたGDP(?)

日本経済の停滞の理由として需要がないとよく言われていますが、本当でしょうか(?)私にはとてもそうは思えないのです。私には欲しいものが沢山あります。しかもその殆どは日本製です。ところが残念な事に私には十分な資金力がないのでそれらを満足いくまで購入する事は出来ません。

ところで日本には私のように好きなものを満足に買う事が出来ないくらいお金がない人が多いのでしょうか(?)それも大いに疑問だと言わざるを得ません。国内には預貯金800兆円を含む1400兆円もの個人金融資産があるのです。

どうも変です。日本には価値あるものを必要十分以上に作れる世界に冠たる先進技術力を背景とした生産力があり、それらを購入する資金も有り余っているのに、ものやサービスが十分に供給されずデフレになるというのは解せません。明らかに何かが間違っています。

415208961x

ところで先日某経済系ブログで面白い記事を見つけました。経済ジャーナリスト、エーモン・フィングルトンの著書「巨竜、中国はアメリカを喰らう」を紹介しているのですが、それによると、日本の「失われた10年」は、実は失われてなどなく、前に当ブログでも書きましたように産業にとっては充実の10年ではなかったのかと言うのです。

「ジャパンアズナンバーワン」と言われた80年代の日本の快進撃にアメリカは震え上がりました。2000年には米日が逆転されると本気で信じられていたと言います。ところが90年にバブルが崩壊して、その後の停滞ぶりにアメリカの懸念は全くの杞憂であった事に多くの有識者や政治家は安堵するのです。

ところが個別に見ていくと、経営者が「駄目だ、日本は崩壊する」と言っている企業程業績を伸ばしている事に気がつきます。トヨタやその当時のソニーは破竹の勢いでした。知らない間に、水が染み込んでいくように日本企業は世界へ浸透して行ったのです。

その記事によれば経済的に停滞した筈の90年代の電力生産量が、日本は30%も増えていたと言います。その時代経済が好調だったアメリカでさえ23.9%だというのにどういう事でしょうか。さらにドイツやスウェーデンなどに比べても日本が多いのです。

それは日本が発表するGDPの数字の信憑性に、円安に誘導された為替分を差し引いても疑義を持たざるを得ない事を意味すると著者は言います。つまり日本政府が何らかの意図を持って数字を改竄したのではないかと彼は疑っている訳です。

確かに大変だという割には日本の自動車を始めとする製造業の業績は目覚ましいものがありました。トヨタで言えば12.6兆円(2007年末時点)もの内部留保を貯め込んだ事も事実です。個人金融資産も世界有数の規模に膨れ上がります。GDPが財政出動に頼っても殆ど伸びていないと言うのはいかにも不自然です。

では本当に政府が数字を少なめに改竄したのでしょうか(?)それはいかに官僚と言えども、そこまで大胆な事が日本人に出来るとは、とても考え難いのです。意図的にやるとして、そのメリットは何でしょうか。

1)80年代の貿易摩擦の再燃を防ぎたい。

2)数字的に伸びていく事によって世界からの過度の警戒を避けたい。

これくらいしか思い浮かばないのですが、慎重な日本官僚が「策士、策に溺れる」的な結果になりかねないリスクを負うとは、やはり思えないのです。そうなると電力消費の効率悪化はあり得ないので、消去法の結果はデフレで吸収されてしまったと考えるしかないのです。

実際のGDPの伸びは91〜2000年の間で459〜503兆円9.6%ありますから、電力分30%−9.6%で約20%増をそのままGDPに置き換えると年平均で50兆円くらいになります。その19年分は何と950兆円となり、日本人はとてつもない富を失った事になるのです。では物価は90年代の10年で20%も下がったのでしょうか。いやそんな事実はありません。データでは約5%くらいです。

そこで残りの15%が問題なのですが、素人ながら(素人だから?)大胆な仮説をあえて言うならば、付加価値分と考えれば辻褄があうのです。10年間で確実にそのくらいものの付加価値は増えているのではないでしょうか。車で例えるなら、装備、性能、デザインを含む快適性の点で比較して、10年前の同価格車は明らかに見劣りするのです。

ではなぜ企業は、そのような安売りを強いられたのでしょうか。一つは労働分配率が殆ど上がっていない為の購買力不足が考えられます。一億総中流と言われた80年代に比べ、富の再分配が上手く出来ていないのです。累進税率を弱めた事による弊害、あるいは税制で無価値産業を優遇した結果、富が大きく偏在してしまった可能性も否定出来ません。

結局そこに行き着かざるを得ないのですが、有り体に言えば失政のツケを国民が払わせられているのです。それにしても付加価値だけで15%圧縮という事は、高効率化や研究開発分だけでは説明がつきません。下請け叩きによるコストダウン効果も大きかったのではないでしょうか。

電力生産分に比例して、順調に日本経済が発展していたならば、デフレギャップ分も併せて今頃はGDP1000兆円の超大国が地球に存在していた事になるのですが、経済には自民より分かっていない民主党が政権をとった今、死んだ子の歳を数えるような事をしても始まらないのだ、と思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月24日 (木)

飛んで火に入る秋の鳩

鳩山さんがニューヨークの国連までのこのこ出かけて行って、ついにやってくれました。どうやら本気で25%を考えているようです。次いで胡錦濤主席に会い東アジア経済圏構想の話をしました。尖閣諸島のガス田共同開発に関しては、いさかいの海から、友愛の海へ転換するそうです。それはどんな海なんでしょうか(?)YOUに差し上げる愛の海(?)イメージが浮かびません。
20090908222228650
それにしても胡錦濤さんの嬉しそうな顔が印象的でした。あんなに穏やかな胡錦濤さんは見た事がありません。我が意を得たりだったのではないでしょうか。あるいは飛んで火に入る夏(秋?)の鳩かもしれません。とにかく中国にとってはいい事づくめです。CO2削減の為の省エネ環境技術と資金を無償で供与されて喜ばない国はありません。

韓国の政治家や韓国民団も大喜びしています。ロシアが喜んでいるのはよく分からないのですが、韓国やロシアと密約でもあるのでしょうか。次の選挙で下野したときは密約を暴かれるかも知れません。因果応報というやつです。いずれにしても、どっかの国みたいに政権が変わる度にあら探しみたいな事は止めましょう。

横道にそれましたが、国連での鳩山演説はヤンヤの拍手喝采でした。皆諸手を上げて賛成してくれているようです。欧州人の少し皮肉っぽい笑い顔が気になりますが、気のせいです。皆、心の底から日本の大英断に感心してくれているのです。大したものです。国の誉れではないでしょうか。かってこのように世界中から歓迎される日本人政治家を見た事がありません。きっと歴史に名を残す事でしょう。

ところで国内ではマニフェストにない、あるいはマニフェスト通りの政策による混乱が始まっています。外国人参政権や人権擁護法、国会図書館法、戸籍の廃止(?)などはマニフェストにあったのでしょうか(?)八ツ場ダムに関してはマニフェスト通りかも知れませんが、大多数の国民が支持したのですから工事中止は民主主義的観点からも当然です。地元の人の犠牲など前原さんには知った事ではないのです。

村山さんではないですが、鳩山さんだって民主党の大臣だって何ぶん初めての事なので、多少の混乱は目をつぶらなければならないのではないでしょうか。ついでに村山談話も継承しましょう。全て日本が悪い事にしてしまえば丸く収まります。お金さえ払えば解決するのです。

財源は節約だけでは足りないので、「地球温暖化対策税」含め増税で対処します。拉致被害者の問題だって鳩山さんが言うように過去の事です。北朝鮮を刺激するなんてとんでもありません。なぜかあの横田さんまでが言っているように制裁解除しましょう。

ところで、その他諸々の問題が山のように吹き出している民主党政権の支持率が75%もあるというのは信じられません。選挙の得票数だって40%未満だったのです。急に増えるものでしょうか。投票しなかった人が全員支持に回るとも考え難いのです。

集計方法に何らかの意図が入り込んだ可能性はないのでしょうか。どう考えても不自然です。自民党政権の場合とは随分差があるように見えます。そうそう、自民党にお灸をすえた筈が、実は国民がお灸をすえられた、と誰かが言っていました。

政治家というものは国益を優先すれば、世界から警戒され、恐れられるのが当たり前です。反対に国益より外国の利益を優先するならば大歓迎されます。大体あの目先の利益しか追わないサルコジさんあたりが歓迎しているのを見れば、民主の正体が分かるというものです。

ああ早く民主が分裂してくれるか、虚偽献金疑惑で代表や代表代行が失脚する事を祈るしかないと思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月23日 (水)

どうせやるなら絶対に負けてはいけない(!)

私には韓国人の友人が何人かいます。前にブログで書きましたが、某エンジニアリング会社社長のUさんは、サラリーマン時代に日本駐在歴があり、日本の事には殊の外詳しいのです。特に政治経済に興味があり、時々私が知らない事を言ったりして驚かされます。

戦争や日本統治時代の話は、お互いになるべく避けたいので殆どする事はないのですが、ある日、ひょんな事から日米戦争の話になりました。昔々、日本で言えば江戸時代くらいでしょうか、韓国が、潮の干満が世界一激しいと言われるソウル郊外の入り江での局地戦で、潮が引いて取り残されたアメリカ軍船に勝利したというのです。

私は「それは初耳だ、そんな事があったんですね。日本も太平洋戦争では惜しいところまでいったんですよ」と話すと、即座に「いや〜日本みたいにちっぽけな国がアメリカに勝てる筈がないんだよ」とにべもなく返されてしまったのです。議論する気もなかったので話はそれで終わったのですが、親しい間柄でも微妙な空気感を感じたものでした。

ところで本当にそうだったのかと、自分の中では自問自答する事になります。有利な条件で講和条約に結びつける手だてはなかったのか、特に詳しい訳でもないその辺りを掘り下げて墓穴を掘るのもなんなのですが、あえて仮説を言わせてもらうなら、可能性は十分にあったのではないでしょうか。

歴史とゴルフにタラレバがない事は重々承知していますが、もし、あの時、戦法を変えていたら、あるいは天候が味方すれば日露戦争のように条件付き勝利があり得たのかもしれません。もっとも結果としての現在を考える時、今との比較でもっと日本が有利な立場でいられたかどうかは全く別問題です。そこは難し過ぎるのであえて触れない事にします。

ただ日本の開戦時の思惑通り、早めに日米戦を講和条約に持ち込み、可能かどうかはともかく、戦後わだかまりなく日米協力して共産主義等の脅威に立ち向かっていれば、世界平和にはかなり貢献出来ていた可能性はあるのかもしれません。夢見る夢男君でしょうか(?)

話は戻って、よく言われているように真珠湾攻撃から半年目のミッドウェイ海戦で、海外からも酷評された拙劣な作戦により完敗を喫した事がその後の日本を決定的に追い込んでしまう事になります。米に反撃の時間とモチベーションを与えてしまったのです。その時点で講和条約の芽は消え去りました。

連戦連勝の帝国陸海軍に驕りがなかったかと言えば嘘になるでしょう。既に太平洋での制海空権を握りつつあった日本海軍は、ハワイで逃がした米海軍精鋭空母群、レキシントン、ヨークタウン他を殲滅する為、艦船350隻(空母8隻)航空機1000機、兵員10万名からなる大艦隊を編制してミッドウェイへと向かったのです。

真珠湾攻撃にも参加した赤城、加賀、蒼竜、飛竜、の4空母は戦艦2、巡洋艦4、駆逐艦12その他油槽艦等に囲まれ先頭集団を形成します。3つのグループに分かれた大艦隊は、その時点で世界一の偉容を誇った事は確かなのです。問題の一つは連合艦隊司令長官の山本五十六は旗艦、大和に座乗し、6隻もの戦艦と共に主力空母部隊より遥か後方550キロにいて、指揮に熱心ではなかった事だと言われています。

つまり、臆病なくらい慎重だった山本長官は、先頭を走るべき情報中枢の旗艦を含む戦艦部隊を後方において、果たすべき役割を果たさず、防空、指揮系統に混乱を生じせしめたと言うのです。圧倒的優勢だった連合艦隊は、情報漏洩と索敵に関する不運もあったのでしょうが、艦載爆撃機の待ち伏せにあい、殆ど瞬間的に主力空母4隻を失う壊滅的打撃を受けてしまいます。

250pxg13065_uss_yorktown_pearl_harb

主力空母部隊の護衛が不十分であった事、4隻の空母が接近し過ぎていた事、米の大型爆弾による急降下爆撃を過小評価していた事なども敗因として挙げられています。米の空母が皆単独で動いていたのとは大きな差が出ました。結局米の損害はヨークタウン(PHOTO)一隻でしかなかったのです。

もし司令官が優秀で、この戦いに万全を期し順当に勝利していたならば、その時点でほぼ全滅の米海軍は戦意を喪失していた事は想像に難くありません。欧州戦線にも拡大していた米軍は日本との講和条約を急いだ可能性はあったのではないでしょうか。あくまでも仮説ですが。。。

戦争は絶対にしてはいけない事は確かです。しかし、やらざるを得ない状況に陥れられた場合には、絶対に勝たなければならないのですが、この場合もやはり日本人的官僚気質が足を引っ張るんだろうなあ、と思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (3)

2009年9月22日 (火)

早いものでもうすぐ丸二年

先日ASOさんから久しぶりにコメントをいただきました。その中で、民主党の外国人参政権について、マニフェストにない案件を拙速に法案化したがる意味は何かという事に言及されています。

さらに憲法違反の疑いがあるこの法案を通そうとするのは、二大政党への政界再編を狙った動きだとすれば、小沢さんは大したものだと述べられていました。いやその通りかも知れません。恣意的に混乱を起こそうとしているとしか思えないのです。

本気ならばこの時期に、マスコミにわざわざ露出させるような真似はしないのではないでしょうか。来期国会の話を今から騒ぎ立てるのは、しかも裏法案として通そうとしている割には、策士と言われる人のやる事とは思えないのです。非常に穿った見方をすれば、韓国や民団に約束はしたものの、実は法案成立は困難と見ているのかもしれません。

その場合、成立に対する積極姿勢を疑われては立場上まずい事でもあって、それが拙速な動きに繋がった(?)つまり、マスコミに露出して、反対世論を醸成しイクスキューズを作りたい思惑でもあるのかもしれない、、、と思うのは深読みのし過ぎでしょうか(?)

これまでの、自身の政治資金の拙い処理等を見ていると、単に世の中舐めてるだけの、もっとシンプルな自民党タイプ金権至上主義政治バカ(失礼)かも知れないのですが、時々唐突な動きをしてみたり、よく分からない人ではあります。少なくとも人間的暖かみがあるとは思えないのです。

ついでに、鳩山さんにも違ったタイプの冷たさを感じます。麻生さんはいつも付けていた拉致被害者を救う為のシンボルバッジを付けようとしない態度は全く理解出来ません。日本人が拉致されっぱなしの状態を放置する態度に、日本の首相の資格が本当にあるのか問われるべきです。

まさか「日本は日本人の為だけに存在するのではない」と言った言葉の裏には、日本人より日本人でない人達を優遇したいという気持が表れている訳ではないでしょうね。最も重要な、国民に対する基本的考え方だけに、ここはどうしても念押ししたいところなのです。
O0200020010248242190
岡田さんや前原さんも冷たさが顔に出ています。岡田さんの場合、根拠が希薄なCO2 25%削減案に対し、さも当然のような顔で国内達成分は15%、森林吸収分2%、残り8%は海外から排出権を買うと言っています。しかもその資金は税金でというのは、海外に優しく、国内に冷たい基本的姿勢が露骨に出ているのではないでしょうか。

全く一般国民には謂れのない莫大な血税抜きでは成立し得ない仕組みを、党ぐるみで画策するのは本気で日本を売ろうとしているのか、控えめに言っても利権目当ての疑いは免れません。影でしてやったりとほくそ笑んでいる輩が何人いる事でしょうか。

国際金融資本の詐欺的排出権取引にまんまと乗って、特定国へ利益供与しようという、突っ込みどころ満載の売国的政策に対し、麻生叩きはしても、民主に対しては寛大なマスコミのバカさ加減に、ほとほと愛想がつきると言うものです。

ところでけいしくん(自称)やASOさんから久々にコメントをいただきましたが、最近アクセス数が増えている割にはコメントが減っているのが少し気になっています。疾風三号さん元気ですか(?)りつさんも、ブログの内容が退屈かも知れませんが、たまにはコメント下さいね。

早いもので今秋で当ブログも丸二年になります。見に来ていただいている皆さん、いつも有り難うございます。今後とも拙文ではありますが、変なデザイナーの独り言にお付き合い下さい。ついでにクリックも忘れないよう、お願いします。

| | コメント (4)

2009年9月21日 (月)

ついにアメリカの戦いが始まった(?)

12日にワシントンで100万人規模の保守派による反政府デモ(PHOTO)
がありました。オバマさんのメッキが剥がれて来たのかもしれません。外交に無関心で、常に金融業界の方しか向かず、国民が置き去りにされている事への不満が爆発した形です。多くのアメリカ人は自分達のおかれている立場が分かって来たのではないでしょうか。
Cnn200909130003
ところで、これ程大きな出来事でも日本のメディアでは一切扱われませんが、先日ロックフェラー社のマクドナルドCEO(社長)が自分の車の中でピストル自殺した事件も殆ど報道されていないのです。デモとの関係も全くないとは言いきれない、歴史的変遷期にあるアメリカの重大なニュースがスルーされている意味を考える必要があるのかも知れません。

先日も当ブログで書きましたように、アメリカは今後気が遠くなる程長い期間バランスシート不況を経験する事になります。今まで世界経済を牽引していたバブル資金は雲散霧消しました。

代わりに借金のみが残り、新たな大型耐久消費財の購入や企業の設備投資は冷え込みます。それをカバーするのは国債発行による財政出動しかないのですが、これも日本や中国始め海外が当てに出来なくなりつつあるのです。

仕方なくFRBが買い取る、いわゆるヘリコプターマネーで資金調達するしかないのですが、それには当然限界があります。9月末とも10月とも言われているFRBによる国債買入の法的限界が来た時に、法改正までして、それを継続するのか、あるいはデフォルト宣言するのか、日本以外の世界中が固唾を飲んで見つめているのです。

なぜこういう事が基軸通貨を持つ世界一の経済大国で起きたのか未だに納得出来ません。仕組まれたものとして考える他、理解しようがないのですが、そんな事が本当にあり得るのでしょうか(?)

アメリカがITバブル崩壊後の経済の牽引役に、法改正までして金融を選んだ時点から間違いは始まりました。代償として、元々あった個人間経済格差を致命的な程大きなものにしてしまいます。その結果、富の偏在が顕著になり、必然的に消費が停滞する事になります。

それを補ったのがサブプライムローンでおなじみの不動産バブルです。含み資産を担保に借金に走り、世界からものを大量に買いました。その資金貸付を始めからリスキーものと見なしていた金融は、リスクヘッジの為、デリバティブ金融商品を売りまくったのです。結果はご存知の通りです。全体の金融的ボリュームを考えれば矛盾は自明の理であったにもかかわらず、アメリカ中が同じ道を走りました。

翻って、日本の場合は幸か不幸か金融業界はそこまで冒険をしていません。従って打撃を受けるのは決して日本経済への依存度が高くはない輸出産業だけの筈なのですが、停滞ぶりは半端ではないのです。なぜなのでしょうか。

心理的なものによる冷え込み以外にも、進行しつつあった問題は確実にあると思われます。一つは、富の偏在がアメリカ程ではないにしても、かなり顕著になっているのではないでしょうか。高度成長時代に比べて所得格差が大きくなっているのは確かです。その証拠に個々の家庭では決して大きくない金融資産が、日本全体では1400兆円を超えているのです。一人当たり1080万円という計算になります。

預貯金だけも800兆円ですが、普通の4人家族の家庭で2500万円もの預貯金は考えられません。やはり富が一部に集中していると考えなければ説明がつかないのです。その結果として通貨循環の速度が以前より悪くなっているのは確かなのではないでしょうか。つまり、人口減少問題を除いたとしても、明らかに中産階級の収入が減り購買力が落ちているのです。

これは個々の企業の問題と言うよりも金利政策や課税方法などによる財政政策的な問題に起因すると考えるのが妥当ではないでしょうか。結果として労働分配率が落ちて、日本型一億総中産階級システムが瓦解していきます。

さらにバブル処理が終わった後の財政処置が拍車をかけました。小泉政権は財政再建策を打ち出し、経済成長にストップをかけてしまったのです。医療、福祉がなおざりにされ、将来不安から増々消費は落ち込みます。

それでも未だ余力のある日本経済を成長軌道に乗せる事は難しい事ではありません。その気になれば世界を牽引する事だって不可能ではないのです。全ては政策次第なのですが、民主党の、魑魅魍魎の巣窟とさえ言える内閣人事を見ても、全て逆の方向に進もうとしているのが気がかりです。

ついつい日本が気になり横道にそれましたが、アメリカで今後起きてくる事を見れば、これまでの不可解なストーリーの謎が解けるのではないでしょうか。目覚めた一般市民の革命とでも言うべき改革劇が首尾よく成就する事を祈らざるを得ません。

何だかんだ言ってもアメリカがまともなり、強大な政治経済力で世界を牽引してくれる事が世界にとっては平和だし、日本も安心出来ると思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (2)

2009年9月20日 (日)

天災は忘れた頃にやって来る

ブログで発表すべきかどうか、迷いはあったのですが、書かずにはいられませんでした。どうやら、かなりな的中率を誇ると言われていたロシアの地震予知サイトは外したようです。ちょっと立場が微妙になりました。周りからも色々言われましたが、なきゃないでハッピーじゃないですか。と開き直るしかありません。

脅かす訳ではありませんが、関東大震災級の地震はいつかは来るのです。と言われています。。それがいつなのか分かれば苦労はしません。そもそも野っ原にテント住まいなら何も心配する事などないのです。人間はわざわざ危険な家に住み、逃げ場のない街に、仕事や買物に行くようです。

政府の仕事は国民の安全を保障するのが一番だと言うならば、良質な免震ハウスを提供すべきです。お金がいくらかかろうが、命は大事です.(福島みずほちゃん風に)おっと、みずほちゃんなんて言うと叱られるかも知れません。恐れ多くも今や世界第二位の経済大国、日本の大臣です。

冗談は抜きにして、2/3の議席欲しさに民主党は社民党や国民新党と手を組みましたが、ただでさえ不協和音が激しい党内事情があって、さらに訳の分からない連中と意見の集約が出来るとはとても思えないのです。早晩分裂するのは目に見えていますが、その前に悪さだけはしないで欲しいのです。

岡田外相などはアメリカに喧嘩でも売っているようにしか見えませんが、アメリカの怖さを一番よく知っている筈の、小沢さんあたりからのコントロールは効いていないのでしょうか。あっそうか、嫌っているからわざと放置しているんだ、、、人事ながら心配になります。

さらに、非核三原則についての密約が米との間であったかどうかを根掘り葉掘り調べていますが、そんな過去の話、国民にとってはどうでもいい事です。今後、国防問題をどうするのかが大事なのです。どうせ何も考えていないのでしょうけど。。。いけない、また民主ネタになってしまいました。愚痴っても始まらないので暫くは静観したいと思います。

話は地震に戻って、実はロシアの地震予知サイトを見たのは、別のサイトで地震情報を得てからの事でした。そのサイトでは危険なのは16〜23日の間だと言っていましたので、私は23日までは警戒を解かないようにするつもりです。房総の大気イオン濃度(下図)がこのところ異常に上がっているという報告もあります。あくまでも一情報に過ぎません。天災は忘れた頃にやって来るものです。

Ion302_2 080409_1

もっとも、関東大震災級、あるいは阪神大震災級の地震の前には色んな前兆があると言われています。例えば赤い月(PHOTO)や雷鳴を伴わない発光現象、あるいは鼠の逃避などがありますが、読売新聞によりますと神戸では地震の前だか後だかに白人系の外人400人が船をチャーターして逃げ出したそうです。地震の後だとすれば閉鎖されていた筈の神戸港からどういう魔法を使ったのでしょうか。

ああ、あの時ちゃんとやっていればよかった、と思わないように一応注意だけはしておこうと思われた方、クリックをお願いします。あくまでも念のためですから。

| | コメント (0)

2009年9月19日 (土)

円高により株価が下がり、デフレが進む(?)

円高が進んでいます。今回は他の通貨に対しても円は高いのですが、ドルの落ち幅が一番大きく。ドルの独歩安のようにも見えるのです。その為に輸出企業を中心に株価が不安定な動きを示しています。ところが日経平均はさほど下がっているとは言えない状況を見ると、一頃のように円高イコール株安の図式ではなくなったのかも知れません。

Unicoro

「ユニクロ栄えて国滅ぶ」という誰かさん(女性)の本が話題になっていますが、異常に安い商品を売ると日本の経済がデフレに陥って打撃を受けるという短絡的な考え方が未だあるのかと不思議な気がしました。もしそれが本当なら日本経済はとっくの昔に沈没しているのではないでしょうか。

かなり前から中国製の消費財は入っていますし、日本企業の海外進出が進み逆輸入も盛んです。その為もあって物価は確実に下がっているのですが、人件費が安い地域で作った商品の物価安がデフレの原因だと言うのは乱暴過ぎます。いわゆる限界費用(損益分岐点)以下で売るダンピングならまだしも、きっちり利益を出している訳ですから、商品が安いのは消費者の利益と考えるべきではないでしょうか。

ところで円高になれば確かに国内産業の空洞化は進むようです。反対に海外投資が盛んになります。ではなぜ円高になるのかと言えば、日本に競争力があるからに他なりません。輸出や海外ヘの投資から所得が増えて外貨が入り、それを円に替える時点で外貨が売られ円高は進みます。

円高が進むと海外から安い品物が入って中国などが潤います。中国の輸出産業が潤えば中国が元高(円安)になり(為替介入しなければ)輸出品の価格を押し上げ輸出にブレーキがかかる、そうなるとまた円高が進むという、この無限の循環が繰り返されるのですが、国力に沿った形で自動的にバランスをとるのが為替の役割でもあります。

従ってマクロ的に見れば為替の動きに一喜一憂する意味はありません。為替が円高になって輸出が減っても逆に輸入産業はメリットを受けるので、プラスマイナスは、常にバランスが取れてゼロを示すという訳です。日本のように輸入と輸出が均衡している国ではなおさらです。

話はユニクロに戻って、安い品物を大量に売った事によって売り上げが下がり社員の給料が減ったのでしょうか(?)そんな筈はありません。なぜなら社長の柳内さんは日本一の資産家(6100億円)だからです。会社として凄く儲かっているのです。

従ってやり方次第では日本の産業を空洞化させずに、高い賃金を維持する事は可能ではないでしょうか。ざっと見つくろってもこのくらい(下記)は思いつきます。
1)発展途上国に真似が出来ない、金融やソフトウェア開発等へのシフト
2)同じく、高級ブランドなどの付加価値の高い製品作りへのシフト
3)海外との直接競争のない医療、福祉、教育、流通等の国内サービス産業への人員の拡充、シフト
4)宇宙、防衛、代替エネルギー等の新たな価値の創造
5)ポップカルチャーやファッションの分野のポテンシャルも無限

誰でも真似が出来る分野での競争は不毛です。先進国はさっさと違う分野、あるいは住み分け可能な高付加価値型へシフトすれば問題がありません。下手に価格競争をして延命する事に意味はないのです。

個人的には好きではありませんが、そういう分野はマザーファクトリーだけを残し、ユニクロのように人件費の安い地域へ工場進出して為替のメリットを大いに受ければいいのではないでしょうか。

勿論理想は結果としての弱いインフレですが、取りあえず不景気で一時的に少しばかり給料が下がったとしても、それ以上に物価が下がれば生活には問題はないのです。GDPが下がると言うなら円高を容認すれば日本の相対的価値は上がるので、結局同じ事ではないかと思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (3)

2009年9月18日 (金)

短命自爆テロ極左内閣(?)

鳩山内閣が誕生しました。恐れていた事がついに起きてしまったようです。ところで閣僚の顔ぶれを見て、唖然としました。最も不向きな人をわざわざ選んでいるようにしか見えないのです。不適材不適所です。短命自爆内閣とも言えるこの布陣では、そう長くは持たないかも知れません。

取りあえず最初の支持率は75%と出ました。さていつまで続くか、お楽しみと言いたいところですが、マスコミの偏向度は一向に衰える事はなく、暫くは騙せるのではないでしょうか。時間との勝負になるかもしれません。

20090917at3s1602z160920091f

それにしても矢継ぎ早の東アジア重視発言に驚かされます。インフルエンザワクチンなども国産は製造中止し、中国製をろくに試験もせずに入れると言ってはばかりません。

CO2削減問題では、「地球温暖化対策税」を導入して東アジア諸国から排出権を買うつもりです。体のいい資金供与ではないでしょうか。外国人参政権に関してはマニフェストで唱っていなかったにも関わらず、法制化への布石が着々とうたれているようです。

それに呼応するかのように、韓国の李大統領が天皇皇后両陛下を韓国へ招請したり、中国から鳩山首相を呼び寄せたりと、嬉しそうな動きが気になります。首相の長男が長期滞在中のロシアもなぜかノリノリなのです(?)

ある人が上手い比較をしていました。左側が民主党で右側が戦前の帝国主義日本のスローガンです。

・東アジア共同体  = 大東亜共栄圏
・多文化共生社会 = 五族協和
・地球市民      = 八紘一宇
・日韓友好      = 日鮮一体
・脱米国追従    = 鬼畜米英

ただ戦前の日本の場合、あくまでも主体は日本ですが、主権委譲を標榜する民主党の場合の主体は東アジアです。そこが大きく違うところではないでしょうか。ところが残念な事に、この売国的スローガンに一早く付和雷同し、保身を計る不逞の輩がいるようです

       
藤崎一郎駐米大使の対米強硬発言とその正しい評価(甘木直人)
 
書くつもりはなかったが、この発言が一部メディアで「気概ある発言」などと評価されているのを知って、書かなければならないと思った。実はあの報道がテレビの画面で流されるのを偶然目にした私は、かつての同僚の変わり身の早さに、思わず苦笑せざるを得なかったのだ。

 国防総省のモレル報道官が9日の記者会見で、民主党政権になってもインド洋給油は継続するよう強く促すと述べた、と報じられた。明らかな牽制である。これに対し、藤崎一郎駐米大使が10日の記者会見で、すかさず切り返した。

インド洋給油は日本政府が主体的に決めてきたことだ。米国から言われてやるものではない。日米の信頼関係は報道官を通じてやりとりするものではない。などなど。対米従属一辺倒の外務官僚がよくぞ言ってくれた。藤崎駐米大使は気概あるサムライだ。

もしそのような印象を持ってこの報道を受け止めた読者がおられたら、残念ながらそれは勘違いだ。藤崎大使は米国に向かって言っているのではない。鳩山民主党新政権に向かってメッセージを送っているのだ。どうか大使を更迭しないで欲しい。民主党政権の外交に従います、と。

それにしても、核密約はないと否定しながら一転して調査に協力すると言い出した藪中次官と言い、この藤崎発言といい、その変わり身の早さには驚くばかりだ。

(中略)

日本は米国の要請で外交を決めた事はない、などというのは冗談が過ぎる。無理を承知で米国に追従してきたではないか。率先してそれを行ってきたのは藤崎大使ではなかったのか。

それに、報道官ごときにとやかくいわれる筋合いではない、というのも大きな間違いだ。報道官は勝手にそのような発言をしているのではない。国防総省を代弁して発言しているのだ。インド洋給油を続けてくれというのは米国政府の要望なのである。

さぞかし米国は笑っているだろう。あれほど米国に尻尾を振っていた存在感のない日本の大使が、政権が変わったとたんに強硬な発言をし始めた、と。新政権に媚びた発言をし始めた、と。

この他にも民主党に擦り寄っていく官僚が続出しているそうですが、民主党に唯一期待するところは、このような保身に恋々とする官僚連中の整理です。霞ヶ関の既得権益を排し、組織、システムを健全な形にしてから自爆して欲しいものです。

日本のボロがボロボロ出て来て、いい掃除になるかもしれないと思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (3)

2009年9月17日 (木)

地震に注意!!

ロシアの地震予知サイトで関東に緑(下図参照)がつきました。M5〜6程度は緑とされていますが、インドネシアの地震なども緑だったと言います。何らかの動きをキャッチしたのでしょうか。
Photo

更に9月の9日に厚木でカゲロウの大群の発生がおきています。

7日夜、厚木市境を流れる相模川にかかる二つの橋で、 カゲロウとみられる白い綿状の虫が大発生し、道路上に降り注いだ。 初秋の珍事に驚いたドライバーたちが渋滞を作り、大量の虫の氏骸(しがい)で スリップした車による物損事故も起きた。

厚木署によると、午後8時頃、厚木市と相模原市を結ぶ県道508号・昭和橋近くで、 ひったくり事件の検問を行っていた警察官から、「大量の虫が発生し、 交通渋滞が起きている」との連絡が入った。

その後、住民からの110番もあり、署員が現場に急行。 昭和橋から約4・2キロ下流にある、厚木市と座間市にまたがる 県道42号・座架依(ざかえ)橋でも同じ現象を確認した。

同8時25分頃には、昭和橋の信号機で止まっていた乗用車に、虫の氏骸で スリップしたトラックが追突する事故が起きた。 二つの橋の路面や歩道は一時、雪が降ったように一面が白く覆われたが、 午後9時頃には発生のピークが過ぎ、氏骸は風に吹き飛ばされたという。

同署や橋を管理する県厚木土木事務所は「今回のようなケースは経験がない」 としている。  ソース:読売新聞

地震の前触れかどうかは分かりませんが、一応注意しておくにこした事はないのではないでしょうか。ここ数日間は警戒した方がいいかも知れません。

私も急遽安全対策をしました。何もない事を祈ります。
クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月16日 (水)

ああ、モンテンルパの世はふけて

昭和28年7月、フィリピン、マニラ郊外のモンテンルパ刑務所に収容されていた死刑囚を含む日本人B,C級戦犯108名が、独立記念日に大統領の特赦を受けて釈放されました。横浜の埠頭には帰りを待ちわびる家族や関係者2万8千人が詰めかけたと言います。
Kagao
当時のフィリピンの大統領は、戦争で妻子を失い、日本兵を一番憎んでいると言ってはばからなかった親米派のキリノ氏でした。彼はひと月前に、モンテンルパで日本人死刑囚に付き添う真言宗僧侶、教誨師加賀尾秀忍の面会を受けます。(PHOTO上)「どうせ、死刑囚の命乞いの為に涙でも流すのだろう」と側近に漏らしていたその面会で、キリノ大統領は大きな感銘を受ける事になるのです。

Img_1739734_38751164_0

まず謁見に対する礼を述べた加賀尾秀忍は黙ってオルゴールを差し出します。大統領はいぶかりながらもオルゴールの蓋を開き、物悲しい音色にしばし聞き入りました。「この曲は何ですか」との問いに、加賀尾は作曲者がモンテンルパの刑務所の死刑囚であり、作詞をした者もまた死刑囚であることを明かし、詞の意味を説明したのです。

「私がおそらく一番日本や日本兵を憎んでいるだろう。しかし、戦争を離れれば、こんなに優しくも悲しい歌を作る人たちなのだ。戦争が悪い。憎しみをもってしても戦争は無くならない。どこかで愛と寛容が必要だ。それにしても日本は戦争に負けたと言うのに、堂々たる外交ぶりだ。ここは素直に見習わなければならない」

釈放時のキリノ大統領の弁です。彼をしてここまでの事を言わしめた加賀尾は、歌手渡邉はま子始め、日本の当局関係者、世論の後押しを受けたものの、自らの意思で単身現地に滞在し、無実を含む日本人戦犯の釈放の為に人生を賭して尽力するという真性の、古き良き時代の日本人でした。
Gnj0908180505012p1
先週末12日に放映されたフジテレビ制作の「戦場のメロディ・108人の日本兵を救った奇跡の歌」は、大統領の妻と三人の子供が日本兵に殺された(一般的には日米戦の巻き添えになったとされている)という点と、別れの「君が代」、さらに500万人に及ぶ日本人の署名数が削除されるというフジテレビの偏向ぶりは差し引いても、大変見応えがあり、忘れかけていた何かを思い出させてくれたのです。

当時の日本人は今とは別の人種だったのかもしれません。商売抜きに、受け取った曲をアレンジする事なくレコーディングし、無償で国交のない現地へ単身赴いて慰問コンサートを開く渡邉はま子の気概と、国交のない国へのビザ取得に協力を惜しまない政府担当者がいて、

死刑囚に付き添いながら、絶望的状況の中で何とか救う手だてはないかと画策、奔走する加賀尾は勿論、加賀尾の提案に素直に乗り、素人ながら人の心を打つ曲を作る死刑囚(作詞がB級戦犯死刑囚:代田銀太郎元大尉、作曲がB級戦犯死刑囚:伊藤正康元大尉)と役者が全て揃ったのです。

それにしても凄い話です。特筆すべきキリノ大統領の、一国の指導者に相応しい寛容さは勿論の事、明日処刑されるかもしれない身でありながら、創造活動に打ち込めるメンタイリティが今の日本人に果たしてあるのでしょうか。無実の仲間が次々と処刑される状況にいたなら、正直言って、得意な絵を描けと言われても、私には出来そうもありません。

日本は物質的に豊かになったかもしれないが、失ったものは確実にあり、それは人間、いや日本人にとって欠く事の出来ない大きなものだったかもしれない、と思われた方、クリックをお願いします。蛇足ですが、渡邉はま子を演じた薬師丸ひろ子(PHOTO下)の大人の演技と歌、見応えがありました。

| | コメント (0)

2009年9月15日 (火)

早々と本性を表す民主党

民主党の財務大臣候補と言われる藤井さん(PHOTO上)が日曜日のテレ朝「サンデープロジェクト」で秋以降の日本の経済対策に関して意見を述べていました。年内に不景気2番底があるという点では榊原さんと同じ見解なのですが、その対策については全く正反対です。

Photo

榊原さんは大胆な財政出動が不可欠だというのですが、藤井さんは基本的に国債発行に後ろ向きなのです。いわゆる財政再建派です。ひたすら天下りや独立法人への無駄をなくして、資金の移し替えをすればいいと言うのです。それでも足りなければ増税を本気で考えているようです。

単なる資金の移し替えではマクロ的に見て、大きく数字がよくなる事は考えられません。既に中小企業などは今回の不況でかなり痛めつけられています。2番底が来た時にそういう悠長な事を言っていて、耐えられる企業がどのくらいあると思っているのでしょうか。とても実体が分かっているとは思えないのです。

過去の教訓に全く学んでない人が財政通と言われ、財務大臣候補では先が思いやられます。むしろ失敗を含む自分の経験から判断をしている榊原(PHOTO下)さんを財務大臣にした方がよっぽどましではないでしょうか。

060720nbnews

続いて民主党若手が出て来て、例のCO2問題が議論されました。25%もの削減が本当に莫大な支出を伴わないで出来るのかというのが焦点です。経済産業省の試算に関しては少し斜に見なければならないかも知れませんが、民主党側の言う事も変です。どうも玉虫色なのです。

25%という数字は政府が企業や個人に支出を強制する事なく、しかも財政支出も伴わないで達成可能とは思えません。という事は、むしろ達成しない事を目標にしていると勘ぐられても仕方がないのではないでしょうか。どうも排出権取引が引っかかります。

もし榊原さんが財務大臣になって、25%達成の為に大型財政出動をするならば、結果は全く違って来るのではないでしょうか。10年間の時間が十分かどうかは分かりませんが、凄い省エネ環境国になる事は、まず間違いありません。

例えばエコカー減税と助成金をさらにブーストアップして実施する、省エネ家電も同じ扱いです。目玉は何と言っても省エネ免震住宅ではないでしょうか。初年度は100万戸−1戸/2500万円として、25兆円くらいの予算で良質な住宅を供給、入居者は抽選になりますが、市場の半値以下の家賃なら殺到するでしょう。

インフラで言えば、スマートグリッド始め、あらゆる新技術を駆使した代替エネルギーによる発電システムへの転換です。化石燃料比率を一気に下げるチャンスです。新世代交通システムなども色々考えられています。

考えるだけで楽しくなってきますが、その気になれば技術的にも資金的にも十分可能ではないでしょうか。将来的に経済成長にも大いに貢献する事が考えられるので、是非25%を死守する事を条件に進めて欲しいものです。

残念ながら民主党が言っている事は根拠が薄く、そこまでの覚悟がありそうには見えないと思われた方、クリックをお願いします。

と、ノー天気な事を書いた後で月曜の日経新聞を見てたまげました。25%はやはり海外排出枠も活用すると言うのです。達成出来ない分の埋め合わせとしてインドや中国などとの排出権取引を前提としている訳です。その内訳に関しては、何と今後詳細検討すると言うに至っては、空いた口がふさがりません。

つまり、根拠なく達成不可能な数字をぶち上げ、達成出来ない分は安易に途上国から買う、その1%につき数百億円と言われる財源は「地球温暖化対策税」を導入すると言うのです。。。やられました。日本人に厳しく、途上国に友愛精神を発揮する民主党の本質がもろに出ています。

そんな資金が捻出出来るくらいなら、海外に対して使うのではなく、25%を達成する為にも国内で使うべきではないでしょうか。さらに小沢さんは「外国人参政権」に早々と言及しています。マニフェストにもなかった法案をなぜ拙速に進めるのか、全く理解出来ないのです。日本人の為にやるべき事は経済対策始め、山ほどある筈です。

ここまで露骨に海外(東アジア)優先、日本衰亡政策をとる民主党に、今更感はありますがノーを突きつけなければなりません。これは想像以上に大変な事になりそうです。日本の危機です。

| | コメント (0)

2009年9月14日 (月)

思い込み(2)

先週金曜日の記事「思い込み」で貿易に関する思い込みについて書きましたが、外貨獲得の手段は貿易だけはありません。海外に対する全ての収支をまとめる経常収支は、主に貿易収支と所得収支で構成されています。この所得収支が実は2005年から貿易収支を上回っている事実も意外に知られていません。

2007年度は16兆円(貿易収支12兆円)2008年15.8兆円(貿易収支4兆円)もあり、世界一の所得収支を誇るのです。つまり、海外ヘの株式や債券投資からの利息や配当が、いつの間にか莫大な金額になっているという訳です。このところの円高で少し目減りはしますが、圧倒的トップの座は揺らぎません。立派な投資立国と言えます。

世界同時不況で貿易黒字は大幅に減少しましたが、所得収支は相変わらず月に1兆円以上のペースを維持して経常収支は常に真っ黒けなのです。外貨準備が減らない訳です。従って日本の辞書に通貨危機という言葉は存在しません。
08_03_11
さて、経済に対するもう一つの思い込みですが、戦後の、日本の奇跡的な経済成長の原因の一つに軍隊を持たなかった事があげられています。とは言っても実際は警察だけでは心もとないので、防衛部隊は警察の特殊部隊(警察予備隊/PHOTO)のようなものから、時間を経て自衛隊という形をとるようになりました。

従って相当数の人員を自衛官として採用し、給料を払わなければなりませんが、武器は当初殆ど輸入に頼っていて、今も重要な兵器はバカ高いアメリカ製を買っているのは周知の通りです。それでも防衛予算はGDPの1%未満に抑えられているので、結果としては凄い節約が出来たのではないでしょうか(?)

アメリカ(GDP比3%)や中国の軍事予算は日本よりはるかに多い訳ですから、日本だけ経済に集中出来て儲ける事が可能になります。ちょっとばかしずるいのかもしれません。これが一般的な国民的認識ではないでしょうか。

一方戦前の日本は世界有数の軍事強国でした。国防費は膨大です。おまけに韓国や台湾などに出かけて行って、現地からの収奪なしに莫大なお金をかけインフラを整備しました。という事は国民はさぞ貧乏な生活を強いられたのでしょうか。

ここに大変な思い違いあるのですが、貿易黒字が今程でなかった当時の政府は莫大な予算を財政出動して軍需産業やインフラ整備の公共投資に充てたのです。その結果は富国強兵殖産興業というスローガン通りになった事は言うまでもありません。

1929〜39年のGDP平均成長率は世界二位の4.8%もあったのです。どういう魔法を使ったのでしょうか。いえ、政府が借金をする事により、内需が活性化しただけの話です。更に言えば、政府の期待に応えられるだけの、供給側に技術とやる気があったのです。

29年からの世界恐慌に際し政府が財政出動をして経済成長を促す。見習うべき過去の教訓があるのにも関わらず、今回そんな事も見ようともしない政権を選んだ事を、後悔する事にならなければいいのですが、兵器もそろそろ優秀な国産に切り替えた方がいいかもしれないと思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月13日 (日)

暗く長い不良債権処理が始まる(?)

アメリカとヨーロッパのバブルがはじけ、これから長〜い不良債権処理の日々が続きます。全容が見えないのではっきり総額でいくらとは言えませんが、日本の場合の比ではないようです。

日本のバブルがはじけた時に、日本政府の対応に対して欧米は随分批判的でした。勿論欧米にも飛び火しますから、口を挟みたい気持ちは分からないでもありません。まして資本主義先進国ですから護送船団方式と言われた日本のやりかたに対して言いたい事もあったのでしょう。

今回全く逆の立場になって、お手並み拝見というところですが、素人目にも全く簡単でない事は分かります。条件が日本の場合と全く違うのです。まず規模の違いと、デリバティブ系の金融商品などが複雑に絡んで問題をややこしくしています。

地雷がそこかしこに埋められているようなもので、いつ踏むか分からない恐怖感に怯えなければならないのです。対策としては、地雷の除去と積極財政出動、あるいは金融緩和があげられます。

ところが金融緩和に関しては、借金返済に奔走する個人や企業がさらに借りる訳がありません。株や土地に流れれば、またミニバブルでも起しかねないのです。日本の例を見ても、質的にせよ量的にせよ金融緩和は上手い方法とは思えません。

従って、最終的にはベタなようですが、財政出動しかないのです。問題はその原資がない事です。そこが日本と決定的に違うところです。アメリカの場合などは対外債務が既に何千兆円もあり、これ以上海外から借金するのは、既に借りている各国の後ろ向きな姿勢を見ても無理があります。
20081011144555

では国内に国債を買い支えるような金融資産があるかと言えば、そんなものがあるくらいなら海外に頼っていません。最終的には国の債券をFRB(米の場合)が買い取るしかないのですが、これも限界が近づいています。本当にお先真っ暗ではないでしょうか。

日本と比べて、明らかな違いが分かるというものです。日本の場合は当時からたっぷりとした個人金融資産があって海外を頼りにしなくてもよかったのです。従って税金を上げて、個人の生活を締め付ける事もありませんでした。正しいやり方ながら財政出動によって当然政府の負債は増えます。

私などもバブル絶頂期に買った家は現在では評価額が半分以下に下がり、失ったものは決して小さくないのですが、日本人の大半はシステムの違いがあるとは言え、アメリカのように債務放棄せず、忍耐強くローンを払って来たのです。日本人の勤勉さと忍耐強さが、あれ程のバブル崩壊でも経済成長を支えたのだと言えるのではないでしょうか。

不良債権処理が殆ど終わっている日本の場合、今後はバランスシート不況ならぬ、バランスシート景気が始まる筈だったのですが、その矢先に世界同時不況に見舞われました。
ワンクリックにご協力をお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月12日 (土)

政府の裏負債(?)

ベンジャミン・フルフォードさんのブログによりますと、9月30日にアメリカが破綻宣言するそうです。FRBの米国債買い入れが法的限度に達っする事で、万事休すと諦めるのでしょうか。さらに、今回の金融危機の責任や政治家の背任行為が厳しく糾弾されると言います。膿を全て出しきって、今後はまともな道を歩み始めるだろう、と言うのです。

本当なら地球的には素晴らしいのですが、経済的には大パニックが起きるかも知れません。何しろ中国や日本が持っている米国債が紙屑になりかねないのです。アメリカにはちゃんと更生してまともな国になって欲しいのですが、世界同時不況の二番底だけは願い下げです。

ところでこの人のブログは、たま〜にしか見ないのですが、結構アグレッシブな事が書かれています。いわゆる正統派(?)陰謀論者です。見すぎると頭が変になりそうなので、たまにしか見ないのですが、ところどころ無視出来ない事も書いてあるのです。

反面、そりゃ〜ちゃっとあり得ないだろうという記述もあり、信憑性には疑義を抱かざるを得ません。例えば、日本には莫大な裏負債があり、既に財政が破綻していると言うのです。表だけでも800兆もあるのに、さらに何百兆円もあるのでしょうか。それは聞き捨てなりません。

しかしよく考えるとそれは妙な話です。そんな大金を一体誰に借りているのでしょうか。海外ならば、嘘はつけません。と言うより、いい加減な事は許してくれませんから、はっきり数字に出て来るでしょう。アメリカ始め世界中に莫大な債券を持っている事は周知の事実です。もし負債があれば相殺した数字になる筈です。第一、日本に貸せる程余裕がある国があるとも思えません。
Kokusai09080222
という事は、相手は日本国内でしょうか(?)先日のブログでも書きましたが、700兆円以上の預金残高を持つ民間の金融機関からの国債買入額は111兆円です。残りの殆どが企業への投資なので、ここは考えられません。では政府系金融機関や年金基金でしょうか(?)確かに何百兆円の投資先が全て国債に向かっている訳ではありません。(表は国債買い手内訳/新世紀のビッグブラザーから引用)

しかし国債以外の運用先が明らかなものを除いて、例え残り全てが国に強制的に使われていたとしても大した額はなりそうもないのです。ん〜〜どうもよく分かりません。では可能性として最後に考えられるのは、こっそり輪転機を廻してお金を刷っている事です。もしそうだとしたら国民に対する重大な背任的行為ではないでしょうか。

ところで、ここ十何年かの間、基本的に日本は慢性的なデフレの中にいます。それだけのお金が市場に流れたならば、経済の常識ではインフレになるのではなかったんでしたっけ(?)少なくともデフレの率は下がるのではないでしょうか。最近増々デフレの度合いが強まって来ている現実を見ても、莫大な金額が市場に投下された形跡を発見するのは極めて困難と言えます。

それでは誰か個人あるいは団体が隠し持っているのでしょうか(?)現金ではまさか持てないでしょうから金融機関に預ける事になります。その場合、日銀の政府当座預金で持っているのであれば、政府紙幣みたいなもので隠し負債とは言えなくなります。また日本の民間銀行ならバレバレです。

タックスヘイブンの銀行であれば、あり得なくはないのですが、それにしても一国の経済に影響する程の大きな金額を引き出したなら、いやでも目立つでしょうし、逆に使われなければ、日本にとってはなかったのと同じです。従ってこの話は想定が極めて非現実的だという事になるのではないでしょうか。

さらにこのおじさんは、日本には710兆円の外貨があるので、それを人類の為に有効に使えと言っていました。。。完全に語るに落ちています。もしこの初歩的経済的矛盾に気がついていないのなら、経済に関する不確かな事は書くべきではないと思うのですが、私の考えのどこかに抜けがあるのでしょうか。

そんな訳で、このおじさんのいう事は今一信用していないのですが、参議院でも過半数、あるいは2/3以上の議席獲得を画策する新しい日本の政府(予定)も、これからはよく監視していないと裏でとんでもない金額のお金が使われるかもしれない、と思われる方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月11日 (金)

思い込み

相変わらず、「日本は資源のない貿易立国だからトヨタのような耐久消費財の輸出産業が痛手を受けたのが今回の大不況となった」式の論調が多い事に驚かされます。更に民主党や多くの経済評論家は、外需頼みの日本は外需が伸びない今、内需を拡大するしか成長の道はないが、財政出動無しに内需拡大を計らなければならないと無茶を言うのです。

資源がないというところにまずひっかかります。資源とは何をさすのでしょうか。資源が全て揃った国なんてあるのでしょうか。中国などはレアメタル始め内陸部は資源の宝庫のようですが、大陸棚も含めた海洋資源に関しては日本などに遠く及びません。海軍力の強化をしているのは、海洋における縄張りを広げようとしているのでしょうか。

勿論化石燃料始め、レアメタル等の資源は重要です。沢山持っているに越した事はないのです。面白い話があります。ある国がその昔、大国Aにそそのかされてある資源を買い漁ったのだそうです。倉庫に山盛りとなったその資源に大層満足していましたが、何年か後、入りきらなくなったので一部を売りに出しました。

ところが長年貯蔵していた為に、その資源の価格が下がっていて、買ったときよりも安い値段でないと売れなかったと言うのです。資源の価値が未来永劫同じ、あるいは上がり続けるというのは幻想に過ぎません。時代が求める資源は当然変化するのです。

従って一番貴重な資源は言うまでもなく、価値の変化をもたらす存在、即ち人間である事は明らかです。日本の場合は人的資源は勿論、天然資源にだって実は恵まれているのです。前にも書きましたが、日本近海は天然ガスや石油の埋蔵量が世界有数だとされています。

だからこそ民主党が推進する外国人地方参政権は危険なのです。日本の周りは無数の島で囲まれていますが、そこに移民が入って参政権を取ったとしたら、しかも人口が少ない島では過半数にだって、その気になれば出来ます。その結果EEZは、、、後はご想像にお任せします。

話は横道にそれましたが、日本は今や広義においては資源のない貿易立国とは言えないのではないでしょうか。勿論輸入に頼らなければならない資源や物は数多くありますが、今くらいの依存度であれば日本が特別とは言えません。例えば中国や韓国始め、多くの途上国は優れた日本の資本財、生産財がないと輸出用消費財の生産がおぼつかないのです。これを迂回貿易と言いますが、これだって資源のようなものです。
Product02
その機械や産業用ロボット(PHOTO)、設備等である資本財や、鉄鋼、半導体などの生産財だけで全輸出の80%(2005年当時)も占めている事は意外と知られていません。耐久消費財輸出は、多いと言われる自動車の場合で、最盛期に全生産台数の25%に過ぎませんでした。半分以上は海外で生産されており、残り500万台が地産地消となります。

日本の、GDP比で15%程度の総輸出額は率で言えば先進国中、米に次いで下から2番目です。消費財はその内の20%(GDP比3%)ですから依存度としてはマスコミなどで騒がれている程ではないのです。対米はその内20%程度、という事は世界の20%以上をしめるアメリカのGDPから見れば、対米依存という意味でも決して高くはない事が分かります。

全輸出から全輸入を引いた純輸出はせいぜいGDPの1%ちょっとでしかない事から分かるように、実は日本は昔から内需で経済成長して来た国なのです。その要因は物の生産力であり、サービスの量的拡大である事は間違いないのですが、それらをリファイン(改良)する、あるいは新たな価値を作る創造力と技術力がベースになければ、日本の様なスタイルの経済成長は望めないのです。(ここがミソです)

世の中の変化を見ようともせず、いつまでも昔の思い込みだけでものを言い、世の中をミスリードする政治家やマスコミ、評論家の存在は困ったものですが、古いノートや書物を頼りに教えている学校の先生だって怪しいものだ、と思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (2)

2009年9月10日 (木)

拙速に先頭を走る意味は何か(?)

世襲議員が46%も残った事で清廉さの欠片もない自民党の、皆逃げ腰で情けない首班指名はともかくとして、やはり民主党のドタバタ劇が始まりました。一度決った予算を継続するだのしないだの、高速道路の無料化は実は目標に過ぎなかっただの、マニフェストとは一体なんだったのかと、選挙が終わってからマニフェストを再確認する有権者が多いと聞きます。

何ヶ月か経って、やっぱり民主党に入れたのは間違いだったかもしれないと、気がついたときは後の祭りとならないように目を光らせなければならないのですが、鳩山さんも思い切った事を言うものです。CO2の対1990年比で2020年に25%もの削減は、どういう根拠の下に言っているのでしょうか。
Earthafr
それがもし本当に達成されれば凄い事です。日本は一躍世界に冠たるスーパー環境省エネ立国となるでしょう。他の追随を全く許さない事は明らかです。経済成長を犠牲にしかねない崇高な理念の下、一人孤高の道を行く事になるのではないでしょうか。但しその為には次の条件が満たされなければなりません。

1)地球が温暖化に向かっている確かな証拠の提示
2)温暖化が進んでいるとして、その原因がCO2によるものであるという証拠の提示
3)上記の事柄について、世界で認識を共有する声明を出す

この三つの条件が満たされなければ、国益を大いに損ないかねません。更に世界から笑い者になる危険性があります。そのリスクを担保する為には、更に世界各国にも応分負担を強いるべきです。大量に排出している国がノーリスクなのに、なんで世界一の日本だけがリスクを負わなければならないのでしょうか。

この数字の背景には排出権取引を睨んだ動きがあるような気がしてなりません。中国などの途上国に有利なこの取引で利権を得る可能性があるのは誰なのか注視する必要があります。利権絡みでなければ、わざわざ政治生命を短くしかねない、リスクの大きい25%という数字を出す意味が分からないのです。

最近言われている事は、実は地球温暖化などではなく、中短期的には太陽の活動が弱まって寒冷化に向かっているのかもしれない、更に温暖化があったとしてもCO2は、大した要因ではないかもしれない、というものです。統一見解がありそうで、実は曖昧である温暖化を含む地球環境に関しては、一度じっくり国連レベルで精査してみる必要がありそうです。

その上で上記の条件が満たされるのであれば、皆大賛成するでしょう。人類が普遍的テーマとして同じ方向性を持つならば、それが遥か先であろうと、先頭を走る事に何ら異論はないからです。物事は何でも拙速に決めては後悔する事になるのだ、と思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月 9日 (水)

備えあれば憂い無し!

空の端から端へと巨大な竜がのたうつように、雲状の光の渦が凄い早さで駆け抜けます。次の瞬間空全体を覆い尽くす青白い閃光に眼が眩みました。このあり得ないような異常な現象に、大地震、津波が頭をよぎります。海岸にいた私はとっさに幼い子供を抱えて、大きなビルの裏側に逃げ込むのですが、焦って服を着ようとしてもなかなか上手くいきません。
399869a7
振り返れば30〜40メーターはあろうかという大津波が、綺麗なマリンブルーの横腹を見せながら猛スピードで迫っているではありませんか。隠れているコンクリートの建物は、この津波の勢いに、果たして耐えてくれるのだろうか、、、心臓が口から飛び出しそうになって、あまりの恐怖に目が覚めました。

なんだ〜夢か、やれやれ、しかしリアルな夢だったなあと思い、早速カミさんに報告します。「あなたねえ、陰謀ブログの読み過ぎじゃない?」と一蹴されてしまいました。いつも夢の話はろくに相手にしてもらえないのですが、今回のは特にバカバカしいという顔をされたのです。

そう言えば選挙前あたりから、百花繚乱とさえ言える、陰謀系、裏情報系ブログの情報に翻弄され、深入りし過ぎていたかもしれません。だって、、ネットを見ていると、怪しい情報だらけで頭がおかしくなりそうなのです。勿論由緒正しい情報もあるでしょう。根拠をきちんと示したものも少なくないのです。

陰謀論が全て嘘だとは言いません。基本的に日本の中だって小ずるい悪だくみをしている輩は五万といる筈です。世界を見れば007に出てくるような極悪な奴らがたんまりいて、スケールの大きい陰謀を色々画策している事もあるのではないでしょうか。従って、何の為に書いているのかよく分からない、お花畑ブログよりはよっぽど面白く、興味をそそられるのです。

ただ言える事は、例え陰謀があったとしても、首謀者の思い通りにいくとは限らないという事です。当然抵抗勢力がいて妨害します。大を狙った効果が中や小で終わる事もあるでしょう。世界規模のやつは心配したって仕方がないのです。それより、陰謀論に頭が支配されてしまって、何をするにも、考えるにも、それを前提にしてしまうようになっては問題です。

陰謀論との付き合い方は、頭の片隅にとどめておく程度にする、というのが賢いのではないでしょか。ネット時代、情報が氾濫、錯綜しています。高度な情報リテラシーが求められますが、相当な判断力、洞察力、分析力が必要とされるのです。それに自信が持てないなら、むしろ何も見ない方が賢明かもしれません。特にスピリチュアル系は要注意です。

先日の石川遼君について書いたブログを見たカミさんが、「久々に爽やかでよかったわ」と言っていましたが、私もその言葉に少し我に帰りました。何事も程々にという事でしょうか。。。夢に話は戻って、最近少し気になる事があります。

近々、大地震があるかもしれないと言うブログを見たのです。そのブログは前の地震も当てていたようです。人工的にも起こせるという事に対しては、まさか〜と思いながらもひっかかっているのです。夢にまで見るくらいとは思っていなかったのですが、注意するに越した事はありません。

なきゃないで幸いだし、あった時に後悔しないよう準備だけはしておこうかと思っています。どこで起こるか分からないというのが厄介なのですが、地震大国日本、備えあれば憂い無しと思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月 8日 (火)

日本が財政破綻するというのは嘘だという証明

昨日のブログでワイヤーツーワイヤーと書きましたが、石川遼は正確には初日首位でなかったので間違いでした。訂正致します。

少し旧聞に属しますが、5月28日にムーディーズが日本の長期国債の格付けを2008年6月に続き、一段階アップしてAa3からAa2(21段階の上から3番目)としました。妙な事もあるものです。日本のエコノミストや経済評論家の皆さんで、日本は財政破綻寸前と言っている人達は、この事をどう説明するのでしょうか。

01

発行残高のGDP比率で世界一を誇る(?)日本の国債の評価が、この不況下でも上がるという事は、他がもっと酷いという事なのでしょうか。確かに日本国以外の主な先進国国債は札割れを起しています。即ち自国内には買う余裕はなく、海外からも買い手がつかないのです。

なぜ買い手がつかないのかと言えば、リスクが高いからに他なりません。暴落でもされたらいくら金利が高くても元も子もないのは明らかです。投資家は当然、より安全で金利が高い金融商品に向かいます。

そういう意味で言えば日本国債も魅力が乏しいと言えるでしょう。何てったって金利が世界一低い数値で安定しているのです。1.4%くらいでは多少のリスクを冒してでも他の金融商品に目がいくのではないでしょうか。

何でそんなに低いのかと言えば、それでも買い手がいるからです。10年ものの国債には常に3倍くらいの応札があります。勿論殆どが国内の銀行や保険会社、あるいは年金基金や郵貯等からなのです。これらの機関投資家は有り余る資金を持て余し、常に投資先を求めてさまよっています。

国内金融機関の投資先比率が企業に対して低い事や、国民の貯蓄率が高すぎる問題はあるとしても、破綻寸前の債券には誰も向かわないのではないでしょうか。因に幸か不幸か、最近では海外からの買い入れも急増していると言います。

即ち、アメリカや中国と違って、本当に真面目な日銀や財務省の金融政策は根拠のないベースマネーの増刷に極めて後向きな事を見ても明らかなように、これだけの先進技術立国でありながら、むしろ過小評価とさえ言える自らの円への謙虚な姿勢は、国内からも、海外から見ても大いに安心出来るという訳です。

結局、渋々でも日本国債の格付けを上げない事には、他の国の格付けランク(特に破綻寸前のアメリカ)を維持する上で説明がつかなくなるのですが、つくづく日本という国は他のいい加減な資本主義諸国や共産国から見ると、やり難くてしようがない異端国に映るのではないでしょうか。

「お金は額に汗して稼ぐものだ」などと堅い事を言わず、気楽に米中のようにベースマネーを増やして皆で使えば、もう少し楽になるんだけどなあ、と思われた方、クリックをお願いします。いずれにせよ民主では無理か・・・

| | コメント (0)

2009年9月 7日 (月)

ワイヤー・ツー・ワイヤー(2)

石川遼が強い、スケールの大きいゴルフは近い将来のPGAチャンプを予感させます。堂々たる、風格さえ漂う立ち居振る舞いはとても17歳とは思えません。ベテランに混じって緊張感を楽しむようにプレイする様は、もう何年も前からツアーに慣れ親しんでいるかの如くに見えるのです。

土曜日の実況放送を見ていて面白い場面に出くわしました。ゲストにプロ野球の古田敦也が来ていたのですが、アナウンサーが石川遼からのコメントがあると言うのです。何を言うのかと思いきや、VTRの遼君は「プレイに一喜一憂しない方がいいです。黙ってプレイに集中しましょう」かいつまんで言うとそういう事を言ったのですが、流石の古田も真っ赤になっていました。
Ph07
トーナメント前に開催されるプロアマ戦で一緒に回った時の事を言っているようです。今をときめく花形プレイヤーと一緒に回る事で、気分が高揚し大きな声でも出したのでしょうか。古田は「プロ野球の監督までやったんですけど・・・」と二周りも年下になる少年からのアドバイスに、穴でもあったら入りかねないくらい恥じ入っていました。

私は失笑しながらも、ちょっと遼君言い過ぎだなあ、と思って見ていたのですが、大先輩に恥をかかしてはいけません。いわゆる若気のいたりというやつでしょうか。テレビ局ももう少し配慮すべきです。翻って、自分に置き換えてみると、古田を笑ってはいられないのです。

ゴルフをやっている時はついつい夢中になっていますから、奇声とまではいかないにしても、「あ”〜〜」「何やってんだよ〜〜」「しまった」というような大声を出しています。独り言も桑田程ではないにしても「何でもっと切れないの?」とか自嘲気味に「いつまで経っても下手だな〜」とか言っているに違いありません。
Glf0909061437000n1
今度こそ黙ってニヒルにやろうと、いつも思ってはいるのです。ところが始まるとすっかり忘れて自分の世界に浸ってしまうようです。静かにナイスショットを連発する格好いいプレイヤーに憧れるのですが、どうも性格的に自分には無理かもしれません。

まあ、おじさん達は趣味として楽しくやりたいと思っているので大目に見てやって下さい。そういう目で見られているのかと思うと、上手い人と回る時はプレイに集中出来なくなってしまいます。

それにしても、そういうオヤジ達の熱い視線を浴びながら、横綱相撲とさえ言える、危なげないプレイで今季3勝目を、4ラウンド共アンダーパー、しかも一度も首位の座を明け渡す事のないワイヤーツーワイヤーと言われる完全優勝で手にした遼君の行く手を阻む強者は最早いないのでしょうか。二人目、三人目の石川遼が待たれます。

自分が17の頃は、本当にガキンチョで何も考えてなかったのですが、同感と思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月 5日 (土)

日本の敵は日本人自身(?)

80年代における日本経済の破竹の勢いから見て、バブル崩壊後、特に不良債権処理が終わってからの、最近の5〜6年が低迷している理由は何だろうかと考えてしまいます。ある評論家は、採算性の悪い、市場から退場すべき企業が生き残っているのが問題だと言っていました。

国のセーフティネットが存続に力を貸したのでしょうか。その為に供給過多になってデフレギャップが膨らんだのかもしれません。時代遅れの企業や、生産効率の悪い産業は潰れなければならない、と言っているように聞こえます。

またある人は、円高で工場が世界に散らばった事による産業の空洞化が問題ではないかと言っています。なる程、国内の失業率が上がる筈です。製造業に対する派遣法も輪をかけました。
Top_image
そう言えば民主党はアメリカとのFTA(自由貿易協定)を結ぶだの結ばないだのと言っていたのはどうなったのでしょうか。小沢さん自身は前向きだったようですが、政権を取った今も考えは変わらないのでしょうか(?)「えっ何の話」なんて言ったりして。。。

それはないでしょうが、FTA自体は何で今更という感じがしないでもありません。私も農業関係には詳しくないので無責任な事は言えませんが、基本的にFTAは日本にとって有利な契約事だと思います。なぜなら強い産業をより強くし、弱い産業を鍛えるからです。

比較優位理論のように、弱いところはさっさと諦めるような事に日本はならないのではないでしょうか。即ち、価格的に劣勢でも付加価値や品質でカバー出来る世界があり、日本が殆ど全ての分野で後者である事は明らかです。そういう訳で、不得意部門ー住み分け、得意部門ー独占、になってしまうという事は、比較優位理論の盲点と言えます。

何事にも例外は必ずあるのです。勿論その場合、やる気のある現場に厳しく間接部門に緩い農業生産、流通システムを見直す事は肝要です。利権絡みの構造も改革しなければりません。そういう意味で政権交代の今がチャンスかも知れないのですが、ちょっと考え方を変えるだけで日本人消費者に絶大な信頼がある、安全で品質が高く、美味しい日本の農産物の未来は、むしろ明るいのではないでしょうか。

FTAの問題はむしろ相手側です。日本製品によって壊滅的打撃を受ける産業が続出し、貿易摩擦が再燃します。その結果、また現地生産が進むという、悪循環になるのではないでしょうか。慎重だが周りを見ない日本人が、これでもかこれでもかと攻めた結果、世界から望まぬ敵視をされてしまう、これではいかにもまずいのです。

世界と協調して共存共栄する為にはFTA、いや貿易自体、むしろ害にしかならないかもしれません。では日本は経済発展、成長を諦めなければならないのでしょうか。外需頼みの考え方に固執すれば、そうかもしれません。

話は最初の日本の経済成長の話に戻ります。日本には世界に冠たる先進技術力があり、人材があります。内需だけでも成長は十分可能な筈なのです。それを阻害する要因はおそらく、国内空洞化でも、能力はあるが、仕事に恵まれない非効率会社が潰れないせいでもありません。

いつの間にかたまってしまった1400兆円もある個人金融資産が問題ではないでしょうか。例えばその中から年に50兆円ずつでも消費に回っていたとすれば、乗数効果もあり経済成長は何年も継続して10%をコンスタントに超える事になっていた筈です。100兆円も使っていたら、、、例え一時的であれ、供給はこのくらいまでは追いつく可能性がありますから物凄い事になっていたでしょう。

その結果税収が増えるので財政赤字はここまで膨らみません。10%を超える成長があれば給料もうなぎ上りでしょうから、その中から貯蓄にも回り、金融資産残高も大幅には減らないでしょう。むしろ増えるかもしれないのです。

バブル崩壊以降、日本人全体が慎重になり過ぎて、企業は設備投資に積極的にならず、個人は貯蓄を増やした事が、今の日本の停滞を招いているとすれば、、、ちょっとやりきれないものがあるのですが、企業や個人のせいだけでなく、政府にも福祉、介護や年金で、国民に安心を与える政策がなさ過ぎたと言えるのではないでしょうか。

よく考えてみれば敵は自分達自身であったかもしれないなんて、ちょっと情けないと思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月 4日 (金)

歴史の大きな転換期に遭遇しているのかもしれない。

鳩山さんが以前に書いた論文が一部英訳されニューヨークタイムズに紹介されました。内容が反米的ではないか、あるいは米英主導の市場原理主義経済を否定するものではないかとアメリカの新聞が騒いでいるようです。それを見た日本のマスコミがまた大騒ぎをします。本当に懲りない面々です。別に戦争すると言っている訳でもないし、正式なステートメントでも就任演説でもありません。大した問題とは思えないのです。
2009090100000034maipolthum000
詳細は精査していない(する気もありませんが)のでよく分かりませんが、基本的に東アジアを向いている民主党ですから、多少アメリカをないがしろにした論文を書いたとしても不思議はありません。それに米にとっては初めての政権党なので、少しくらい不安を感じたとしても仕方がないのではないでしょうか。少なくとも首相の靖国参拝で内政干渉とも取れる恫喝を繰り返す一部の諸国よりはましだと思います。

そんな表面的な事はどうでもいいのです。それよりも民主党のやる気のなさが気になります。マニフェストにしてもそうですが、とても政権を取りにいく政党の姿勢とは思えないのです。全てがその場しのぎ的で、言い換えれば「適当」あるいは「いい加減」にしか見えません。選挙結果は予想外だったのでしょうか(?)

ところで、今回はマスコミがあまり報じない、死者が出ている新型インフルエンザが気になります。秋には大流行すると言われているのですが、信頼するに足る国産ワクチンは1800万人分しか準備出来ないそうです。輸入ものは副作用が怖すぎるし、感染しないように万全の注意を払うしかないのでしょうか。

経済の方も世界的に見れば着々(?)とおかしな方向へ向かっているような気がしてなりません。中国はバブル崩壊前夜だし、南米でも緊張が高まっています。ヨーロッパではイギリスが限界に達していて、ベースマネーの増加が半端ではありません。率で言えばアメリカの倍なのです。

当のアメリカにしても、州は続々と破綻するだろうと言われていますし、国は国債の増刷に次ぐ増刷で二進も三進もいかなくなりつつあります。9月末あるいは10月中にはFRBによる国債買入が法的限界に達するので、その頃何かあるのではとささやかれているのです。FEMA(治安維持外人部隊?)は未確認情報ですが100万人以上もいるらしい。。。

その他、世界を見たとき、地球にとってネガティブな要素を数え上げればきりがないのですが、日本だけは相変わらず危機感がなく、政治もマスコミも民間も皆極楽とんぼを決め込んでいるようです。そのくせ何か起きた時には真っ先に大騒ぎして沈没します。

冗談ではなく、アメリカがデフォルトして北米経済圏共通通貨アメロを採用するような事になったり、中国がバブル崩壊して内戦にでもなり、ヨーロッパや中近東、あるいは朝鮮半島に飛び火した日にゃ、リーマン騒ぎどころじゃありません。大激震が走るのではないでしょうか。
Zeijaku1
加えて何やら不気味な動きを見せるフィリピン海プレートを含めた天変地異にウイルス禍、正に地獄絵図です。どうもベクトルがある一点に向かっている気がしてならないのですが、何か神のような大きな存在、あるいは「神」が何か画策しているのでしょうか。表面的な出来事は全て裏で繋がっていて、それに抵抗する勢力と、映画「マトリックス」のネオとスミスように水面下で戦ったりしているのかも知れません(?)

もしも壮大なストーリーがあって、シナリオどうりに世界が動いているとすれば、日本だけが一生懸命自国内で何をしても空しい事になります。もしそれを感じていたり、知っているとしたら、新秩序確立までの間は取りあえず「いい加減」にやっておけばいい、という事になるのかも知れません。

あくまでも妄想の域を出ませんが、アメロ圏、ユーロ圏、東アジア経済圏の3つに世界が分割統合されたなら、日本はどこに属すのでしょうか。自立の道は果たして残されているのか、そこはかとなく不安になります。悪い時に最悪の政党を選んだのかも知れません。あるいはそれもシナリオの内でしょうか。

日本の未来永劫の自主独立を願っている方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月 3日 (木)

なぜか日本の景気には興味がない民主党

予想通り上海株が怪しい動きを見せています。それに連られる形で日経平均も小幅で上下していますが、民主党が政権を取った割には大幅な動きはありません。少し拍子抜けです。経済対策の中身が理解されたなら、必ず下がる筈なのですが、不思議です。

で、今日は民主党が苦手な景気対策について考えてみたいと思います。景気回復の手段としては下記の4通りの方法を主張する人達がいて、統一見解には至らないようです。

1)積極財政派  政府が公共事業などで財政出動し、乗数効果を狙った経済刺激を行う考え方
2)財政再建派  プライマリーバランスという言葉が好きで、景気回復には国の借金を減らすのが先決とする。その為には消費税アップやむなし、また節約した予算を福祉に廻すという考え方
3)構造改革派  改革と規制緩和で企業の競争力を強くするという考え方
4)リフレ派  不景気の原因であるデフレへの対策としてはインフレターゲット政策が有効という考えで、その為には量的金融緩和が不可欠だと言う

自民党は与謝野さんを除いて麻生さんのような1)の積極財政派が多く、財政出動を実際に実践して来ました。国債発行残高は積み上がりますが、それ以上に経済成長(GDP)を大きくして財政赤字の比率を下げれば問題ないとしています。その割にはTOO LITTLE TOO LATE 感は否めないのです。ドラスティックにやらなければ効果がありません。

民主党は正に2)なのですが、自民党でも小泉政権下では2)の財政再建と3)の構造改革を同時にやって来ました、その結果、折角良くなりかけていた景気が悪くなったのはご存知の通りです。不景気で民間が投資しない時には政府の投資(借入)が不可欠なのです。竹中さんがそんな簡単な理屈が分かってなかったとは思えません。その証拠に自分の著書ではまともな経済理論を展開しているようです。

勿論構造改革自体は考え方として悪くないのですが、間違った解釈で、するべきでない改革を推し進めました。海外資本が日本企業を買収し易い仕組みを作ったのでは、と言われています。使い方によっては諸刃の剣となる政策です。

4)のリフレーション派の考え方はよく分かりません。ターゲットを決めたいという気持は分かりますが、具体的な方法が見えないのです。既に超低金利でジャブジャブな金融緩和策が続いている日本での「更なる金融緩和」とは何でしょうか。

量的緩和をしてマネーサプライをもっと増やせと言うのでしょうが、日本のマネーサプライ(ベースマネー+ 預金量)は既に巨大です。GDP比で2倍近いマネー量はせいぜい50%程度のアメリカなどよりはるかに多いのです。

もっとも先頃続投が決ったFRBのバーナンキさんなどはヘリコプターマネー(根拠なくお札を刷る)が得意で、金融危機以来ベースマネー(ドル)を刷りまくったと言われていますから、現時点ではかなり膨らんでいるかも知れません。

問題は量ではなく、そのマネーが死んでいるか生きているかです。因に現時点で日本の銀行預金残高は573兆円にも上りますが、貸し出しに回っているのは431兆円に過ぎません。残りの142兆円は貸出先がないという困った状態なのです。

遊ばせておいても金利の逆ざやが発生しますから、安全な日本国債購入に殺到する構造となります。その結果111兆円もの国債を購入しているのです。日本全体で個人金融資産が1400兆円を超えるのを見ても、投資に全てが回る筈もなく、大半が死んでいる訳ですから、これ以上の量的緩和が意味をなさないのは明らかのではないでしょうか。

将来不安から個人が消費に目覚めなくて、あるいは献金の呪縛から無価値産業と言われる金融、不動産、パチンコ等から税金をしっかり取れないのなら、眠っているマネーを政府が借り上げて公共投資するしかありません。その場合、これまでのような箱ものや道路建設では国民は納得しないのです。

将来に向けたグリーン産業への投資や環境投資、化石燃料の代替エネルギー開発等の新価値創造に巨額の投資をすれば、日本に限って景気はすぐに良くなるというのに、民主党は外国、外人の為のバラマキには妙に熱心で、肝心の日本人の為には節約や増税しかアイデアがありません。

恣意的かどうかは分かりませんが成長戦略に全く興味がない民主党では、、、何だかな〜〜と思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

2009年9月 2日 (水)

衰退する東京モーターショー

今年も秋に東京モーターショーが幕張メッセで開催されます。一時は世界同時不況から開催そのものが危ぶまれましたが、何とか関係者の努力もあって開催にだけはこぎ着けたようです。昔は200万人以上も集めていたマンモスショーが、年々来場者が減り、今年の状況などを見ると隔世の感があります。私など自動車関係の人間にとっては寂しい限りです。
071102smz_01
ところで今回は日本メーカー以外では現代自動車を除いて、欧米主要メーカーは早々と不参加の意思表示をしていました。春の上海モーターショーはあれ程活況だったにも関わらずです。どういう事でしょうか。日本は中国市場の魅力の前に、かすんでしまったのかも知れません。

一方出展表明の現代自動車は日本に進出してから10年近くにもなりますが、2004年に2500台販売して以来ジリ貧で、昨年は500台まで落ち込んでいました。今年に入って7月は何と15台としか売れず、商売としては大赤字ではないでしょうか。

それでも現代自が東京MSにこだわるのは、会長が日本のマーケットを高く評価しているからだと言います。日本で売る事が出来れば世界に通用するという考え方を持っているのです。ただ目論見としては上陸当初、在日朝鮮人を中心にもっと売れると踏んでいたようですが、なぜか彼らには見向きもされませんでした。その点だけは誤算と言えます。

その現代自と違って欧米メーカーは日本に見切りをつけつつあるようです。何十年も日本で販売を続けて来ましたが、欧米並み、30〜50%もの輸入車シェアを獲得する事は出来ませんでした。日本市場の輸入車はせいぜい25〜30万台/年どまりで、シェアにすれば5〜6%でしかないのです。

この原因は色々言われていますが、まずインポーターの姿勢に問題があったかも知れません。やたらプレミアム感を煽り、高い価格設定を続けて来ました。日本車のレベルが欧州車に及ばない時代には、それでもいい商売になりましたが、最近のように、むしろ日本車にプレミアム感が出て来ては、方針を変更しない限り量をさばくのは難しいのです。

私の知り合いも、憧れのベンツを買ってはみたものの、性能的にも装備的にも納得が得られず、一台だけで日本車に戻った例があります。余程のマニアでない限り、ベンツ、BM等の欧州車と言えども見栄車に過ぎないというのが、偽らざるところかも知れません。

日本車の場合、今や300〜400万円も出せば、素晴らしい性能、装備の車が手に入ります。合理的な日本人でなくとも、日本車を選ぶ理由は十分です。メンテナンスの点でも申し分のない日本車が世界を席巻するのは仕方のない事ではないでしょうか。

従って、欧米メーカーにとって勝負が厳しい日本のマーケットより、中国のマーケットが魅力的に見えるのは当然の事なのです。2006年時点での保有台数3600万台は日本の半分以下、現時点でも3000万台くらいの差があります。

日本との人口比が約10倍で、一人当たりのGDPが14分の一ですから、今後未だ未だ伸びる余地があるのは疑う余地がありません。今年の販売台数はアメリカが落ち目の今、世界一の1100万台に達します。日本市場の倍にもなる訳です。しかも満足な国産が育っていませんから、現地生産を含めて海外メーカーには凄いチャンスがあるのです。中国は宝の山にしか見えないのではないでしょうか。

どう考えても、省エネ、エコ先進国で繊細すぎる日本より、環境より見栄を優先するラフ〜い中国で勝負する方が、欧米メーカーには勝機があると思われた方、クリックをお願いします。

| | コメント (0)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »