短命自爆テロ極左内閣(?)
鳩山内閣が誕生しました。恐れていた事がついに起きてしまったようです。ところで閣僚の顔ぶれを見て、唖然としました。最も不向きな人をわざわざ選んでいるようにしか見えないのです。不適材不適所です。短命自爆内閣とも言えるこの布陣では、そう長くは持たないかも知れません。
取りあえず最初の支持率は75%と出ました。さていつまで続くか、お楽しみと言いたいところですが、マスコミの偏向度は一向に衰える事はなく、暫くは騙せるのではないでしょうか。時間との勝負になるかもしれません。
それにしても矢継ぎ早の東アジア重視発言に驚かされます。インフルエンザワクチンなども国産は製造中止し、中国製をろくに試験もせずに入れると言ってはばかりません。
CO2削減問題では、「地球温暖化対策税」を導入して東アジア諸国から排出権を買うつもりです。体のいい資金供与ではないでしょうか。外国人参政権に関してはマニフェストで唱っていなかったにも関わらず、法制化への布石が着々とうたれているようです。
それに呼応するかのように、韓国の李大統領が天皇皇后両陛下を韓国へ招請したり、中国から鳩山首相を呼び寄せたりと、嬉しそうな動きが気になります。首相の長男が長期滞在中のロシアもなぜかノリノリなのです(?)
ある人が上手い比較をしていました。左側が民主党で右側が戦前の帝国主義日本のスローガンです。
・東アジア共同体 = 大東亜共栄圏
・多文化共生社会 = 五族協和
・地球市民 = 八紘一宇
・日韓友好 = 日鮮一体
・脱米国追従 = 鬼畜米英
ただ戦前の日本の場合、あくまでも主体は日本ですが、主権委譲を標榜する民主党の場合の主体は東アジアです。そこが大きく違うところではないでしょうか。ところが残念な事に、この売国的スローガンに一早く付和雷同し、保身を計る不逞の輩がいるようです
藤崎一郎駐米大使の対米強硬発言とその正しい評価(甘木直人)
書くつもりはなかったが、この発言が一部メディアで「気概ある発言」などと評価されているのを知って、書かなければならないと思った。実はあの報道がテレビの画面で流されるのを偶然目にした私は、かつての同僚の変わり身の早さに、思わず苦笑せざるを得なかったのだ。
国防総省のモレル報道官が9日の記者会見で、民主党政権になってもインド洋給油は継続するよう強く促すと述べた、と報じられた。明らかな牽制である。これに対し、藤崎一郎駐米大使が10日の記者会見で、すかさず切り返した。
インド洋給油は日本政府が主体的に決めてきたことだ。米国から言われてやるものではない。日米の信頼関係は報道官を通じてやりとりするものではない。などなど。対米従属一辺倒の外務官僚がよくぞ言ってくれた。藤崎駐米大使は気概あるサムライだ。
もしそのような印象を持ってこの報道を受け止めた読者がおられたら、残念ながらそれは勘違いだ。藤崎大使は米国に向かって言っているのではない。鳩山民主党新政権に向かってメッセージを送っているのだ。どうか大使を更迭しないで欲しい。民主党政権の外交に従います、と。
それにしても、核密約はないと否定しながら一転して調査に協力すると言い出した藪中次官と言い、この藤崎発言といい、その変わり身の早さには驚くばかりだ。
(中略)
日本は米国の要請で外交を決めた事はない、などというのは冗談が過ぎる。無理を承知で米国に追従してきたではないか。率先してそれを行ってきたのは藤崎大使ではなかったのか。
それに、報道官ごときにとやかくいわれる筋合いではない、というのも大きな間違いだ。報道官は勝手にそのような発言をしているのではない。国防総省を代弁して発言しているのだ。インド洋給油を続けてくれというのは米国政府の要望なのである。
さぞかし米国は笑っているだろう。あれほど米国に尻尾を振っていた存在感のない日本の大使が、政権が変わったとたんに強硬な発言をし始めた、と。新政権に媚びた発言をし始めた、と。
この他にも民主党に擦り寄っていく官僚が続出しているそうですが、民主党に唯一期待するところは、このような保身に恋々とする官僚連中の整理です。霞ヶ関の既得権益を排し、組織、システムを健全な形にしてから自爆して欲しいものです。
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コメント
二大政党に持ち込む為に民主党さえ解党しようという小沢の陰謀であれば大したもんだが・・マニフェストにさえ無い外国人参政権を言い出したときたもんだ。連方氏でさえ反対をしているのに、民主幹部は何を考えているのか?解釈で派遣する自衛隊と違い、どう解釈しても憲法違反の外国人参政権である。来夏の参院選で大きなしっぺ返しを食らうだろう。国民は民主を積極的に支持したわけではないし、バランス感覚で参院選はゆり戻しがあると思う。しかし、参院選まで待てない・・積極的に民主一部の陰謀を暴いていかなければ。ということで、ブログを楽しみにしています。
投稿: ASO | 2009年9月20日 (日) 16時56分
ASOさん、久しぶりです。おっしゃる通り民主の悪だくみを暴きたいのですが、如何せん実名ブログ、非日闇勢力との関わりも噂される民主党幹部の悪口は書きづらいのです。それにしても小沢幹事長の外国人参政権に対する動きが拙速に過ぎて違和感を感じます。マスコミにもオープンにしているところを見ると、実は本気ではないのかも知れません。約束した立て前上言い訳出来る環境を作っているのではと思わせるのです。つまり世論の反対を煽って、この問題から逃げたいのではないでしょうか(?)深読みかも知れません。二大政党にする為の策略ならば見直さなければなりませんが、そこまで政治に関心があるのか、これまでの彼を見ると疑問です。
投稿: 田中 徹 | 2009年9月21日 (月) 10時50分
ところで八ツ場ダムですが、中止は変えないのに住民の意見を聞くといっても誰も集まらないでしょうね。それに八ツ場ダムを含めいくつかのダムは、鳩山総理や前原大臣が自社さ政権の時に決めたもんですよね?民主党は変節漢ばかりだなと。
投稿: ASO | 2009年9月23日 (水) 08時16分