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2009年10月

2009年10月30日 (金)

経済は筋書きのあるドラマか(後編)

ところで日本のバブルを作ったのは日銀かもしれません。1986年頃から89年にかけて、諸銀行に対し土地への投機的な投資を指導したという説がありますが、もしこれが本当だったらバブルは人為的に作られた事になります。異常な地価高騰にも、金融引き締め気配すら見せる事はなかったのではないでしょうか。

さらに決して万全とは言えない事後処理を見ても、あえて不況になるように誘導したと考えるのが合理的かも知れません。バブルがはじけるように一気に金融引き締めという高金利政策をとり、不況下でも緩めませんでした。ゼロ金利にしたのは暫く経ってからです。既にその頃バランスシート不況に喘ぐ企業はゼロ金利等の金融緩和の恩恵に浴する事はなかったのです。

この結果、大手銀行他が破格の条件で外資に買収される事になります。さらに90年頃から日米構造協議が始まり、米は露骨に内政干渉をするようになりました。10年間で430兆円もの公共事業を押し付けるのも妙な話です。新たな価値を創造しない、主に箱ものへ巨額の財政出動をさせるのは、景気を良くする為とはとても思えません。さらに悪名高い大店法改正等があり、地方が疲弊する遠因となります。

毎年10月に来る年次改革要望書というのも、宮沢内閣の時に飲まされました。内容は郵政・司法制度・医療制度改革、金融自由化、商法改正、労働者派遣法改正といったもので、日本はじわじわと沈没を始めるのです。目的は恐らく富の収奪と需要の喪失ではないでしょうか。いくら魅力的な商品やサービスがあり、その為の生産力があっても需要がなければデフレになります。

最も従順に米に対してポチぶりを発揮したのが小泉政権である事は周知の事実となりつつありますが、この時代に一気に日本の活力が失われたのです。いつの間にか米国債の購入が膨らみ、それによって必要以上に外貨準備高が増えました。あの郵政民営化騒ぎも米の指示であった事は間違いないでしょう。

なお、2009年版要望書の概要は、

NTTの弱体化による、米資本の参入
米国の薬品や医療機器の早期の承認
現年金制度の破壊と確定拠出年金の制度(労働者の自己責任による年金制度)の推進
国境を越えるM&A促進の法律制度改革
外国人弁護士が活動しやすい司法制度改革
留農薬基準を緩める農産物の輸入規制の緩和
共済の破壊による米保険会社の参入斡旋
日本郵政公社改革による市場開放
通関手続きの標準化と免税輸入限度額の引き上げ、

となっているそうです。これらを要望と言うより実質命令している訳ですが、この厚かましさは一体なんなんでしょうか。物騒で明らかに国益に反する指示を黙って飲んでいるようでは、とても独立国とは言えません。やはり51番目の州、と言うより植民地なのでしょうか。

日本の衰退とデフレは、外圧とそれに加担する日本の政治家、官僚の手、あるいは日本国内のマスコミや一部企業に見られる非日的な力によって作られたと言っても過言ではありません。本来ならば右肩上がりは今も続いていて、恐らくは世界トップクラスの富裕国として栄華の極みを謳歌していても不思議ではないのに、一人あたりGDPは87〜93年のトップから14位にまで落ち、意識の点でも、正しいとは言えない歴史観、謂れなき挫折感を押し付けられる現実には忸怩たるものがあります。

このままで行けば、米の衰退とリンクして、そう遠くない将来に日本は国として消滅する事になりかねないのではないでしょうか。中国の高官が口を滑らせたのか確信犯的に言ったのか「20年もすれば日本などという国は地球上に存在しない」という言葉は、俄然真実味を帯びて来るのです。当時は笑っていましたがG2が既定路線の今となっては根拠なく言った言葉とは思えません。

民主党がとっている政策を見ても、亀井さん一人頑張っているようには見えますが、最終的には米に逆らえる筈もなく、かと言って提唱している東アジア経済圏構想も中身は東アジアに媚と魂を売る日本売り以外の何ものでもないのです。
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この日米中の奇妙な政治的シンクロを見た時、太平洋戦争に敗れた事による歴史の必然と言ってしまえばそれまでですが、我々が意識を持ってちゃんと政治を見て来なかった事のツケとして、既に脱出不能な陥穽に嵌っているのではと危機感を覚えます。失われた10年を境に確かに何かが変わったのです。

成熟した筈の資本主義国家がいとも簡単に大不況に陥り、それを繰り返すというのは理解し難いものがあったのですが、それが意図されたものであるとするならばストーリーの筋が通って来ます。今回のアメリカの金融危機も何らかの形で予定されたものと考えた時に、情報の欠片を繋ぎ合わせたジグソーパズルは、一体何を浮かび上がらせるのでしょうか。

とても怖過ぎて見たくもないと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月29日 (木)

経済は筋書きのあるドラマか(前編)

バブルの崩壊以降、日本経済のピークは終わったという論調が多く、実体経済も沈滞しているように見えます。デフレが長引き給料も上がっていません。右肩上がりの時代は終わったとしても実力以下の状態が続いているのではないかと疑問を感じてしまうのです。

おまけに経済学者やエコノミスト、ジャーナリストと言われる人達が、海外も含めて、これでもかこれでもかと日本駄目論をぶちあげます。新聞TVでは連日のように、日本に関してはあれも駄目、これも駄目と駄目探しをしているかの如くです。ところが海外、特に韓国、中国に関しては、何をとっても素晴らしい、経済も技術も伸びていると持ち上げるのです。

私はずっと自動車畑にいて、自動車の事しかよく分かりません。偏っている事はまぎれもない事実です。自動車を基準に全ての事を推し量るのは無理があるかもしれません。しかしながら現代において自動車産業は多くの先進国で基幹産業です。しかもエレクトロニクス始め、あらゆる先進技術の集合体と言えます。

従って、国を見る時に自動車産業の実態を見るという事は、かなり的確に国力を計る事になるのではないでしょうか。但し、軍事力はこの場合度外視します。そこで単純比較をしてみても日本のプレゼンスは圧倒的なものがあるのです。まず量ですが2007年には日本ブランド車の世界生産は2400万台にも及び当時二位であったアメリカを大きく引き離しています。

勿論中身が大事ですが、性能やデザインの点でコストパフォーマンスの高さは立証済みです。だからこそ売れるのです。先端技術でもハイブリッド車や電気自動車でご存知のように、二歩も三歩も先を行っています。これと言った死角は見当たりません。今回の金融危機のような外的要因さえなければ正に順風満帆であったのです。

売上、生産台数共2007年までは文字通り右肩上がりを続けていて、リーマンショックがなければずっと継続出来ていたのではないでしょうか。どうも腑に落ちません。一方日本経済はと言うと1995年当たりを境に横這い状態に陥っています。という事は自動車以外の産業が凄く悲惨だという事になるのでしょうか。
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それも考え難いのです。アイテムによっては韓国や台湾他にシェアを譲る場合がありますが、技術的には、大手ゼネコンによる巨大橋梁や超高層ビル等の建設業、エレクトロニクス、造船、原子力発電、高速列車その他、トップランナーです。最近ではジャパニーズポップカルチャー等のソフト面も世界に浸透しつつありますが、魅力的な商品開発力と供給力共に健在なのです。こんな国が他にあるのでしょうか。私の知る限りではありません。

では、なぜそんな凄い国の経済が駄目なのか分からないのです。信用創造(お金を生む)という点で、拡大の一途をたどっていて当前ではないでしょうか。日本経済は1971年のニクソンショックや1985年のプラザ合意にも耐え、1ドル360円が80円まで上がったというのに、円高くらいでは右肩上がりは衰えを知らなかったのです。もっと言えば1990年のバブル崩壊後だって実体経済自体は右肩上がりを続けていました。

それが1995年頃に橋本内閣の財政再建政策でマイナスしてからは、以前のような右肩上がりに戻る事は絶えてないのです。確かに通貨の供給を絶てば、経済は成り立ちませんが、たかが数兆円の節約が経済にそこまで影響を与えるというのもよく分かりません。何かもっと他の大きな要因があったと考えるしかないのです。

では一体全体、日本経済に何があったのでしょうか。長くなりますので明日続きをやりたいと思います。確かに他の国との比較で言えば、日本がここまで酷くなるのは変だと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月28日 (水)

実力以上の異常なEV熱

EV三男さん、いつも長いコメント有り難うございます。回答も長いのでブログ内でやらせて下さい。私もNHK見ました。あれを見ると、すぐにでも電気自動車が世界で全盛になるような錯覚を覚えるのは無理もないのではないでしょうか。映像の力は恐ろしいです。

確かにベンチャー企業が雨後の竹の子の如く、電気自動車や電気バイク事業に参入している事は事実です。構造が簡単で、部品点数も少なく、一見簡単に出来そうな気がするからでしょう。

しかしこの様なブームは長くは続かないのではないでしょうか。少なくとも先進国では、その市場は意外に少ないと思います。革新的な技術と材料がしばらく出て来ない事が前提ですが、現行の延長線上では限界があります。

今現在販売されているリチウムイオン電池搭載の電気自動車にしても、高価格という事もあり、あくまでもニッチマーケット狙いに過ぎません。一般ユーザーがイメージする従来のガソリン車に劣らない本格的な乗用車としての適性、性能を問われるならば、ハイブリッドカー(HEV)以外にポテンシャルを見つける事は困難なのです。

HEVのプラグインタイプとなれば可能性は無限ではないでしょうか。ここでは高価なリチウムイオン電池が大いに生きるのです。EVに比べて圧倒的に少ない量で済むことはコストと重量の点で大きなメリットを生みます。
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例えば発売が近いプラグインタイプの次期プリウス(PHOTO)ですが、フル充電で20キロ走るそうです。これは私の通勤距離15キロを十分にカバーするのです。会社で充電すれば帰りもEV走行が出来ます。という事は通勤では1リットルもガソリンを使わない事が可能なのです。

週末にゴルフや行楽に行くとして、往復200キロを3回と想定すれば、ハイブリッド走行が600キロとなります。今度のプリウスは10.15モードで55キロ/リッターですから、最高にうまい運転をすれば11リッターのガソリンしか使いません。

従って月に合計で11リッタープラス電気代ですから、11リッターX120円としても1320円、電気代は、往復30キロX20往復として月600キロ、一回の充電が100円(夜間電力)として往復150円X20回の3000円となり、月トータル1200キロ走行で4320円(ミニマム)という事になるのです。

EVで走るよりハイブリッドで走る方がコストは圧倒的に有利と言えます。ちなみにハイブリッド走行のみの場合、走行条件にもよりますが、ベストでは月2640円です。

この数字を見た時、国の支援がEV HEV共同じであれば、3リッタークラスの高級車が買える程の高い車両代を払ってまで、性能的に劣るEVを購入する意味が果てしなく希薄になるのではないでしょうか。しかもベンチャーが作った車なんて、とても従来の車を知っているユーザーの評価に耐えられる代物ではありません。

それにしても、EVにしてもHEVにしても、プリウスの場合で一台当たり10キロにも及ぶと言われるレアメタル、レアアースの確保の問題があります。産出量の90%を占める中国からの輸入に頼らざるを得ない現行技術の延長線上で、どのくらいの台数が生産出来るものでしょうか。

日本ブランドの車を年に2000万台以上も作っている現状を考えた時に、全てをEVやHEVに置き換える事など、果たして可能なのかどうなのか疑問は尽きません。

誤解をしてもらっては困りますが、月に50台くらいの量で、ニッチ狙いの斬新なコンセプト、デザインのEVを自動車屋がきちんと作るならば、ベンチャーにもマーケット、商機はあると思います。

但しリチウムイオン電池の価格が大幅に下がる事が前提で、サイズは i-MiEV 以下にはならざるを得ませんが。。。

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2009年10月27日 (火)

東京モーターショー

インドから戻って、また風邪を引いたようです。新型ではないと思うのですが、一日安静にしていたら治りました。もっと早く行くつもりがそのせいで、モーターショーには金曜日の特別招待日に行く事になりました。

流石に今年はガラガラで、プレス関係者も例年よりはるかに少ないらしいのです。寂しいような、楽に見れて嬉しいような複雑な気持です。外車が殆どいないのは、やはりつまらない。。。日本車もコンセプトカーが少なく、盛り上がりに欠けます。Asimo
人気のアシモ君はショーには欠かせません。動きが前より軽快になりました。
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思わず欲しくなるアシモ技術から生まれた一輪車、発売は未定らしい。。。
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ホンダのコンセプトカーCR-Z 勿論ハイブリッドです。
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どちらが前(?)ヤマハの未来型バイク
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トヨタの独り乗り(?)普通名詞的に言うと何て言う乗り物でしょうか(?)
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プリウスの上のシリーズのサイ、このくらいのサイズがあれば十分ではないでしょうか。但し、340万円以上とお値段もいいようです。
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何と3750万円もする超高級(?)高性能スポーツカー、時代が時代だけに500台の限定とは言え、売れるのかしら(?)I_miev
三菱自動車の電気自動車i-MiEVのバン、可愛いので評判がいいみたいです。
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例年の半分の面積でもなお余ったらしく、小学生の絵を展示。。。
今年はやむを得ないです。次回は何とかもう少し賑やかになって欲しいと思ったのは自動車関係者の偽らざるところではないでしょうか。

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2009年10月25日 (日)

地震に警戒

やはり地震がありました。日本でなかったのは不幸中の幸いですが、未だ警戒は怠れません。

地震:インドネシア東部の海底でM7.0

【ジャカルタ井田純】インドネシア東部バンダ海で24日午後11時40分(日本時間同)ごろ、大きな地震が発生、インドネシア気象庁は一時、周辺 の島に津波警報を出した。米地質調査所(USGS)によると、震源はマルク州の州都アンボンの南東沖365キロ。マグニチュード(M)は7.0で、震源の 深さは約140キロ。現地の詳しい被害状況は不明。(毎日新聞ニュース)

前回も地震の警報が出ていたとき、サモア、スマトラ、バヌアツでM7〜8クラス3連発でした。日本の警戒とどういう関係があるのかは分かりませんが、同じ環太平洋火山帯をなぞるように起きているのは不気味です。

地震の活動期に入っているのかも知れません。インドネシア近海で起きた地震が、もし日本近海だったなら、被害はかなり出ていたのではないでしょうか。念のため注意をして下さい。

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ハニカミの怒りパワーを制した内助の功(?)

先週末の男子プロゴルフ、日本オープンは凄いゲームでした。特に最後の3ホールは手に汗握る展開で、まさかプレイオフに3人共残るとは思わなかったのです。私は折角武蔵のメンバーから貰ったチケットがあったのに出張で見に行けなかったのですが、子供が大学時代のゴルフ同好会メンバー3人と観戦に行きました。

現場は凄い人で、しかも90%が石川遼の組についていたと言います。そりゃあ大変だわ、宮里藍が全盛だった女子ゴルフでも、不動がかなりな軍団を引き連れていたり、意外に分散していたのですが、そう言えば男子はこれと言った人気選手がいそうでいないのです。
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片山あたりでも閑散としていたと言いますから、他は推して知るべしです。それにしても異常な石川人気ですが、贔屓の引き倒しにならない事を祈ります。そう言えば石川遼がダボを叩いたホールでの事、バンカーショットをしようとテークバックした瞬間シャッター音がしたようで、寸でのところでスイングを止めたのですが、その後仕切り直して大ホームラン(グリーンオーバー)を打ってしまいました。

17番でもパッティング態勢に入った時シャッター音がして、アドレスを解く事があったのです。緊張の極にいる時には、ほんの少しの音にも敏感になっています。まして撮影は禁じられている訳ですから、ゲームそのものに水を差す心ないファンは観戦の資格がありません。

勿論悪いのはマナー違反のファンで石川君には何の落ち度もないのですが、ギャラリーに対する威嚇ともとれかねない態度にはあれっと思いました。ハニカミ君には似つかわしくありません。もっとも今やハニカミ王子などという言葉は全く似合わないくらい実力と実績が兼ね備わり、風格さえ漂っている訳ですから、こちらも見る目を変えなければならないのでしょうか。周りの扱いも随分変わって来ている感はあります。

タイガーなどを見ていても常にピリピリしていて、殆ど自分のせいなのに、たまに見せる傲岸不遜な態度は鼻につくのですが、オジさんとしては、ここはあまり見習って欲しくないところです。どちらかと言えばアニカ・ソレンスタムのように、音がしようが雨が降ろうが槍(?)が降ろうが、ひょうひょうと動じる事なくプレイを進める姿に好感を覚えるのです。

態度が悪くても、マナーを知らなくてもファンはファンです。ファンなくしてプロスポーツは成立し得ない訳ですから、もう少しマイルドに対応にして欲しいのですが、賢明な遼君はもっともっと力をつけて行く過程で、しっかり軌道修正してくれる事でしょう。
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それより、不思議な事があったのです。優勝した小田龍一が打ったティーショットが林に入って大ピンチと思われた瞬間、何かに当たってフェアウェイに出て来たのです。一打を争っている時にラッキーと言うしかないのですが、何とそれは小田の奥さんの肩に当たって出て来たのでした。

こういう内助の功もあるのかと感心したのですが、確率的に言うと何万分の一になるのでしょうか。そういうときは優勝経験がなくとも不思議な力が湧いて来て、例え相手が飛ぶ鳥を落とす勢いの石川遼であっても勝てるものだ、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月23日 (金)

地震に注意

狼少年になるのは本意ではないのですが、また大地震警報が出ています。
例のe-PISCO の大気中のイオン濃度ですが、昨日危険ラインを大幅に超えました。過去の例で行けば、危険ライン(赤線)を越えてから数日から20日以内くらいに地震が来る場合があるそうです。念のため、地震に備えて下さい。

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存在しない問題に翻弄され続ける日本

EV三男さん、いつもコメント有り難うございます。タタのインディカ・ビスタEV(PHOTO)はインド国内向けではないようですね。従って価格も画期的な事は期待出来ないと思います。ノーマルのインディカ・ビスタが日本円で87〜121万円くらいですから、ノルウェイの子会社と共同開発のポリマータイプ、リチウムイオン電池がどのくらいのコストになるのか分かりませんが、ノーマルの倍くらいの価格設定になればかなりセンセーショナルではないでしょうか。
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それにしてもインド国内(デリー)ではスズキを筆頭にトヨタなどの日本車が多く、次に古い欧州車やインド車、国籍不明車と続きます。高級車を見る事など殆どなく、その気になって探してもベンツ、BMWを一台づつ見た程度です。街は排ガスで北京並みに空気が悪く、ハイブリッド車やEVの投入が待たれますが、当分先の話ではないでしょうか。

さて、先日日本の貧困率が発表されて話題になっていましたが、インドやタイ、中国を見た後では日本の格差拡大や相対貧困率が高いと言われてもピンと来ません。日本の場合、アヴェレージが高いので、その半分以下が15%もいると言っても他国の状況とは違うような気がします。いずれにしても格差は広がる傾向にある事は間違いなく、是正の為の富の再分配は課税システムを中心に見直し、実施されるべきです。

基本的には無価値産業(金融、不動産、ギャンブル、宗教法人)への課税だけで十分な税収が得られる筈ですが、こればっかりは抵抗が凄い事になるのではないでしょうか。死人が出る程の騒ぎになるかも知れませんが、ここを放置して税制の健全化はありません。富の再分配の観点から消費税アップなどはもっての他と言えます。

何だかんだ言っても、日銀や官僚、一部の有能な政治家は特効薬のセーニアリッジも含めて、そのくらいの事は先刻承知している筈です。その気にさえなれば日本の財政問題なんて瞬時に解決出来るのに、それをしないのは意図的に景気の操作をしているのでは、と勘ぐられても仕方がないのではないでしょうか。

バブルを作っては崩壊させ、庶民から土地財産を収奪する、マスコミを使い国家破綻とか、北の脅威とか恐怖心を煽って誰かの都合のいい政策を通して行く、そのくせ肝心な脅威は見て見ない振りをする、姑息で古臭いやり方ですが、得をしている人や儲かっている企業、組織をよく観察すれば見えて来るものがあるような気がします。
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気になるのは、このところ、そのやり方が日本だけでなく段々露骨になり加速している事です。一体どこに向かって進んでいるのでしょうか。本来あるべき姿ではない方へどんどん進んで行っているような気がしてなりません。未来は明るくバラ色の筈なのに、気がついたらお花畑はTVやバーチャルの世界だけ、なんて事になっているのでしょうか。

外からの影響を受けすぎる日本人は、いい加減に目を覚まして日本の進む道を本来あるべき正しい方向に軌道修正すべきだ、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月21日 (水)

豊作貧乏国家日本

民主党が、公約にしていた赤字国債発行額44兆円以下、にこだわる為、来年度の予算を92兆円以下に絞ると言っているようです。そうすると他の公約を守る事が微妙になって来ます。さらに学校の耐震化工事などを無駄と言って止めてしまうのはいかがなものでしょうか。

色々と検討不足だったツケが回って来てドタバタしているようですが、年内には景気対策を何もしないと言うのはいかにも付け焼き刃的素人政府のそしりは免れません。事態を甘く見ているのではないでしょうか。それとも既定路線だったりするような事はないでしょうね。

いつもの事ですが、国の借金が増えるからと言って予算を絞る事で上手くいった試しはありません。まして大不況の最中、何を言っているのでしょうか。さらに年末から来年にかけて二番底、あるいはリーマン以来の大ショックが訪れるかもしれないというのに情報収集能力を疑ってしまいます。

そもそも日本は当事国でもないのに何でこんな状態になってしまったのでしょうか。輸出の対GDP比率は16%程度に過ぎず、純輸出に至っては2%にも満たないのです。株価に関しては海外投資家比率が70%もあったので、低迷するのもある程度やむを得ないかも知れません。それにしても韓国や中国のような貿易立国でもないのに被害が大き過ぎます。

実際、経常収支の中で貿易より所得収支の方が既に比率が大きく、今でも投資からの配当、利息が毎月1兆円以上の黒字を産み続けているリッチな事実を見ても理解に苦しまざるを得ません。通貨危機もあり得ないし、国内資金の移動に過ぎない財政赤字が巨大だからと言って、世界一の債権国が破綻する要素など何もないのです。かと言ってマスコミのプロパガンダで経済がここまで落ち込むものでしょうか(???)

やはり金融システムに問題がありそうです。本当に今のシステムのままでいいのか大いに疑問です。お金がお金を産むという考え方に無理があるのではないでしょうか。お金がただの交換券、あるいは減価貨幣であれば状況は全く違う筈です。少なくとも貯め込みません。

もっと言えば、世の中が物々交換システムであれば、日本の場合、戦争や大災害でもない限り不況なんて考えられません。必要なものが全て交換出来る供給過剰とさえ言われる程の産業ファンダメンタルスがあるのです。冷静に世界を見渡しても製造業では質量共にダントツのトップです。

環境省エネ技術だって一人先頭を走っています。食料自給率が低いと言われていますが、カウントの仕方では実際は60%以上あるとも言われているのです。その気になれば、すぐにでも80%くらいは確保出来るのではないでしょうか。従って実は日本にはこれといった死角がないのです。

今すぐ国内に関しては現通貨システムを放棄して、物々交換配給制度にでもすれば、皆が豊かになれる事受け合いです。そう考えるなら、論理の飛躍と思われるかも知れませんが、長期金利高騰だの、発行残高を気にしなければならない国債発行などという七面倒臭い事を止め、利息を産まない前提の政府券でも発行して、足りないところに配れば全て問題は解決するのではないでしょうか。

不公平だと言うならば一人一律50万円くらい配ってもいいのです。64兆円程必要ですが、今なら需給ギャップが丁度埋まるだけです。そのくらいの額ではデフレ進行が止まる程度ではないでしょうか。国債を刷り過ぎるとインフレになると言うような日本の現状を知らなさすぎる似非経済学者は早く退場して欲しいものです。
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日本のように対外純債務のない豊作貧乏国の問題を解決する手段は意外に簡単かも知れません。見えない力の呪縛により抜本的対策を知っていてもやろうとしない日銀始め銀行は大反対するでしょうが、通貨発行権を持つ政府さえその気になれば可能なのです。

こういう時こそ発想の転換をするべきですが、褒められたものでないにしても、米英中のベースマネーの異常な増やし方、その結果等を参考にしながら、日本ももっとドラスティックに動くべきではないでしょうか。ブレーキとアクセルを一緒に踏むような真似だけはすべきでない、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月20日 (火)

デリー

前回のブログの日付が変です。実際には16日に書いたものです。現地でアップしたと言っても時差の問題ではないと思うのですが、、、実はインドに行って来ました。初めてだったので色々戸惑ったりビビったりで大変だったのです。軽くカルチャーショックというやつを受けました。世界は広いのです。

当初、中国の北京やタイのバンコク程度の街をイメージしていたので、大層戸惑う事になります。まずデリー空港のバッゲージクレームの天井が古いせいかやたら低い(2.5メーターくらいかな、そんなのは序の口でしたが)EXCHANGEのレートが表示と違う(手数料が高い?)タクシーに乗ろうとしてもっと驚きました。

空港ビルを出た途端、あまり良心的には見えない客引きが大挙押し寄せるのです。ごった返した人込みをかき分け、タクシー乗り場まで何人の人が辿り着くのでしょうか。私は人の良さそうなお兄ちゃんで妥協してしまったのです。電卓でさかんに数字を提示するのですが意味が分かりません。

6895という数字はルピーにすれば日本円で1万3千円くらいになります。こちらの若い人の月収くらいではないでしょうか。まさか30分程のホテルまでの料金がそんなに高い筈もないし、、、バンコク経由という長旅でのボケも手伝って判断力が全くなかったのです。言われるがまま遠い道のりをお兄ちゃんの後をついて行くと運転手は別のようです。

前金で払えというので1000ルピーを出すと「アーユークレイジー?」と言いながら、また電卓の数字を見せます。やはり6895ルピーのようです。「ツーイクスペンシブ!」と言うと、いきなり5000に下がります。もうちょっといけそうですが4000になったところで妥協してしまいました。

車は案の定白タクで車種はさすがインド、シェアトップのスズキの軽、安心の世界です。冷房がついているので高いのだと威張っていましたが、こんな暑い国で冷房のない車なんてあるの? というのがこちらの正直なところです。その時は夜だし、30度は切っているようなので暑くはなかったのですが、真夏は50度超えも珍しくないと言います。

タクシーから眺める街の印象は暗くて緑が多い感じでした。あまり賑やかなところは見えません。30分程走って、ある暗い通りに来た時の事です。いきなり車を路肩に寄せるではありませんか。エンジンを切って、何をするのかと思いきや、わざとらしくスターターを何度か廻し、かからないという仕種をするのです。

「おいおい、頼むよ、ここから歩いて行けというのか?」運転手のお兄ちゃんはガス欠だから降りろと言っています。値切ったツケでしょうか? 幸いホテルはすぐ傍のようです。押し問答も面倒なので歩く事にしたのですが、外に出て考えの甘さを後悔する事になります。

暗い通りには広い歩道があるのですが、そこは黒い(衣装? 寝具?)人達に占領されていたのです。3〜4メーター間隔で人が横たわっています。生きているのかどうかさえ定かではありません。かなりビビりながら100メーター程歩くとホテルの看板が目に入りました。

這々の体で辿り着くと、明るいホテルの中は別世界です。人も紳士的で問題なさそうです。きれいに着飾った女性もいます。決して安くはないので当然だろうと思いつつも、前知識をちゃんと仕入れて来なかった事を悔やみました。先に着いていたエージェント氏は250ルピーで来たと言うのです。先制パンチはかなり強烈だったと言わざるを得ません。

幸い次の日の仕事は順調で希望の光が灯りましたが、ここまで来て手ぶらでは帰れません。何とか新たな市場を開拓して今回の金融危機で失われた売上の何%かでも補いたいのです。それにしても自分のひ弱さや、考えの甘さを痛感せざるを得ない旅でした。

旅慣れているつもりでも、実は先進国やアジアの極一部しか知らなかった事を思い知らされたのです。逆に前向きに捉えればビジネスチャンスは無限ではないでしょうか。早くアジア諸国が経済発展して、うちのようなデザイン会社をちょっと前の韓国のように、どんどん使ってくれる事を祈らざるを得ません。
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ホテルから裏側を見る。美味そうな黒豚が散歩していました。
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インド門、第一次大戦で戦死した兵士の慰霊門だそうです。
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公官庁?
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広々とした日本で言えば霞ヶ関?
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タイのツクツクみたい
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サリー姿の女性達
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牛がでかいつらして歩いています。
世界は広く、改善の余地は無限だと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月18日 (日)

カルチャーショック

今、始めて体験する世界に来ています。幸いインターネットは通じるので情報に不自由はしませんが、自分の考えが甘かった事を色々再認識しました。詳しくは後日報告します。

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2009年10月13日 (火)

11月に満二才を迎える拙ブログの今後について

早いもので今秋11月には丸二年を迎えようとしている当ブログですが、少し考え方を変えようと思っています。楽しみにされている方(もしいればの話しですが)には少し申し訳ない事になります。

スタートしてからは原則毎日更新を心がけて来ました。強迫観念的なものがあったのでしょうか。それとも根が真面目(?)なので、何か変な義務感でもあったのかも知れません。見に来ていただける方も徐々に増え、お陰様でアクセス数もランクも上がり、励みになりました。本当に有り難うございます。

元々、ビジネスの足し(サポート)にならないかなどという不純な動機で始めたところは正直ありました。よくしたもので、そういうスケベ心に見合う効果は具体的にはなさそうなのです。読者の方は殆どが知り合いで(恐らく)全くの第三者の方々がそれに続きます。

書く内容は当初、デザイナー社長の奮戦記、自動車関連、あるいはデジアート絡みのイラストに関する記事を中心に、たまに個人的趣味の世界やエッセイ的なものをちりばめるつもりでした。ところが始めてみると、前者は書く内容が限られるのです。とても毎日更新する記事などある訳がありません。

後者だけでも、素人には難しいのです。仕方なく政治経済や時事問題に逃げる事になります。ところがそこも素人の悲しさ、プロの記事にはリアリティの点で敵い様がないのです。基礎知識不足とネタの仕入れに制約があり中途半端なものにしかなりません。

色々限界を感じつつも奮闘した二年間ではありましたが、このところ特に行き詰まって来ています。発展性という点で限りなく無力感を感じざるを得ないのです。かと言って惰性で同じような事だけを書くのも不本意です。従って少しペースを落とし、気楽に構えつつ、ランクやアクセス数を気にしないで、書きたい事(書ける事)だけ書こうと思うようになりました。

これまでのように毎日決った時間に更新という事ではなく、ランダムに週二〜三回、あるいは場合によっては一回程度の更新となるかも知れません。一方的で勝手ではありますが、そういう付き合い方をしていただけますと大変助かります。ご高察いただきまして、今後とも宜しくお願いいたします。

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2009年10月12日 (月)

バージョンアップ

宮里藍が3年ぶりに日本で勝利しました。強い藍ちゃんがバージョンアップして戻って来たようです。全美貞の考えられない自滅によってもたらされた勝利ではありますが、諦めない粘り強いプレイが奏効したようです。それにしても安定感という点ではぴか一の全美貞の、あのようなプレイは見た事がありません。
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ゴルフ、いやスポーツに限らず勝負事は最後まで何が起こるか分からないという事でしょう。野球のような9回裏ツーアウトからの逆転サヨナラ満塁ホームランなどという派手な終わり方は望めませんが、最終ホールでのイーグル、ダブルボギーでの3打差逆転などという可能性は十分にあるのです。

先々週も石川遼が見せた残り4ホールからの3つのスーパープレイは、やや地味目だったゴルフのイメージ、概念を大幅に変えるものでした。それにしてもあり得ないような事を起こす18才ですが、先週末のプレジデンツカップでも光っていたようです。
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リーダーのノーマンや他のプレイヤーからの高い評価は勿論ですが、タイガーをして、「史上最強の18才、自分の18の時より洗練されている」と言わしめる天才プレイヤーは、ひょっとすると10年、いや50年に一度の世界的逸材かも知れません。何段階もバージョンアップして戻って来る事でしょう。

実は、そんな事を思いつつ、先週末はゴロゴロとTVでゴルフ三昧やっていた為に、気がついたらブログの更新も間に合わなくなっていました。それどころではなかったのです。来週も国内メジャーとなる日本オープン(賞金4千万円)があり、遼君留守の間の優勝で198万円差に接近した池田との賞金王争いに目が離せません。

自分はと言えば、先日仕事関係のクライアントと殆ど二ヶ月ぶりにコースに出ました。ウィークデイで安く空いていて快適だったのですが、雨に泣かされたのです。44ー43の87というスコアは、コンディションを考えれば御の字ではないでしょうか。タラレバですが、最終ロングホールの第3打、今回の全美貞のように池ポチャさえなければ、そこそこの成績と胸が張れたのですが。。。

大逆転劇で思い出しますが、私も最終ホールには随分泣かされました。ダブルボギーでも30台を確保出来るという初のハーフ30台挑戦の機会にトリプルボギーを叩いたりした事が何度もあったのです。ところが初めてパープレイ(ハーフ36)で回ったときの9番はバーディチャンスにつけたので、ストレスなく36を達成出来ました。

私のゴルフ歴で、唯一のアンダーで回ったときは5番でバーディを取り、9番も1メーターのバーディチャンスにつけたのでプレッシャーはなかったのです。最もそのパットは深読みし過ぎて外し、34は幻となりました。そう言えば初めて80を切った時も37/38の75という自分でも超びっくりのスコアだったのです。ゴルフというスポーツはいきなりバージョンアップが出来るのかも知れません。

もっともこのところ歳のせいか、アップデートに体がついて行けなくなりました。何世代も昔のままのバージョンでは記録更新は望めません。ハートとハード(体)にガタが来ているのですから、まあゴルフが出来るだけでもいいじゃないか、と思うようにしています。いずれにしても最近の日本人若手プレイヤーは実に頼もしいと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月11日 (日)

ノーベル平和賞の謎

オバマさんがノーベル平和賞受賞と聞いて、なんで(?)と思った人は多いのではないでしょうか。そもそもこの平和賞だけは納得出来ない事が多く、アメリカからテロリストと呼ばれていた故アラファト議長、中国大好きキッシンジャーさんやカーター元米大統領、アウンサン スーチーさん、北に貢いだ金大中元韓国大統領と、変な受賞が続いています。
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オバマさんはある組織のメッセンジャーとして、核軍縮と言うより軍事経費節減の為に核廃絶を提唱したのではないでしょうか。それに乗る形のロシアが核兵器削減に前向きなのは、実は過剰在庫の中に維持する価値のない旧世代の核兵器からプルトニウムを取り出して、原発原料に回したいからだと言われています。

米国も過剰なICBM在庫を削減し、管理コストを下げたい思惑があるのは間違いありません。その事で喜んでいるのは中国です。相対的軍事優位性が増すのは明らかなのです。どう転んでも平和賞からは程遠い実態だと思うのですが、何か裏側では別の思惑やシナリオでもあるのでしょうか。
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さらにオバマさんが進めている国民健康保険も胡散臭いものです。強制加入を義務づけ、違反者からは1000ドルの罰金を取ると言われています。この罰金を元手に保険制度を確立しようというのですから随分虫のいい話ではないでしょうか。

大統領になる資格としての、アメリカ人であるという証拠の出自さえ明らかにされる事はなく、国債金融資本に惜しげもなく税金、いや財政出動してまで資金を注入するウォール街の傀儡政治家に対してノーベル平和賞というのは、どう考えても理不尽だと言わざるを得ません。

物理学、化学賞や文学賞などはまともなのに、誰が選んでいるのかは知らないが、平和賞だけは一体全体どうなっているのだと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月10日 (土)

悪い事は出来ない

今を遡る事40年余、その聡明で闊達な少女は四国の銅山で有名な某市に住む小学4年生でした。ある年、その少女が住む町に大相撲の巡業がやって来たのです。

宿泊地はその町の市営野球場傍で、食事などは屋外の地べたに、勿論ちゃんこでしょうが、車座になってとっていたと言います。大勢の浴衣姿の大男達がちゃんこをつつく様はさぞ壮観だったのではないでしょうか。

宿泊場所の近くに住んでいた、その少女は友達三人と、当時見張りもフェンスもない食事場へ興味津々で入って行ったと言います。関取Tのファンだった彼女はTを探して徐々に大胆になり、奥へと歩を進めました。

憧れのTを見つけて歩み寄ろうとした少女達に向かって、何を思ったか力士Tは食べかけだった鳥の骨を笑いながら投げつけたのです。それを見た周りの力士達は一斉に笑い出したと言います。
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汚れを知らない幼気な少女達は何が起こったのか理解出来ず一瞬ひるみました。呆然としている彼女達に力士達の好奇の視線が容赦なく浴びせられます。子供心にいたたまれなくて立ちすくんでいると、一人の雲をつくような大男が近づいて来たのです。

その力士は端正ながら厳つい顔に似合わず、柔らかな微笑みを浮かべ、すまなさそうに「悪かったね、気をつけて帰りなさい」というような事を言ったのだそうです。

その少女は成人して幸いにも私の妻となり、その時の事を懐かしく印象深い思い出として折に付け話します。「今になって分かるけど、横綱にまでなった力士Kさんは、優しい関取だったのね」と。。。

58歳という若さで逝った希代の名横綱は、少女達のセピア色に染まりつつある記憶の中で、今なお懐かしく優しい思い出として生き続けているのです。

普段忘れているようでも、子供の時の記憶は何かのきっかけで鮮明に蘇ります。大人は迂闊な事は出来ないのだと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月 9日 (金)

ウブなねんねじゃあるまいし。。。

例によって石原都知事の一言が物議をかもしています。ブラジルがオリンピック開催地に選ばれたのは「水面下での政治力によるものだ」と言った事がブラジル側の神経に障ったようです。
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都知事の場合はいつもの事ではありますが正直過ぎる嫌いはあります。わざわざ相手を怒らせるような事を言うのが得意です。今回も無意識の責任逃れ的気持があってつい出たのでしょうが、聞いた方はいい気がしないかも知れません。

それにしても水面下であろうが何であろうが、政治的に動かなければ取れる筈はないと思うのですが、IOCを何だと思っているのでしょうか。民間の営利団体ですから、メリットを求めて動くのは明らかです。

表だけにせよ、政治的手法で負けたのであれば、政治家として責任を問われるのは当然です。政治の裏や世界の胡散臭さをいやと言う程知っている筈の知事が堂々と言う事ではないのではないでしょうか。

それにしても日本を含め世界はどんどん胡散臭くなって来ているように見えます。私のブログも、ある組織を非難すると必ずランクが激下がりするのです。先日もちょっと危ない記事を書いたらてきめんでした。

アクセス数が減っていないのにも関わらず、20位そこそこで安定していたものが、30位圏外に出てしまったのです。どうも不自然です。実名ブログの限界を感じてしまいます。本当に言いたい事は書けません。

今後は不本意ながら、お花畑ブログに宗旨替えして、無難な事だけ書きましょう。皆さんのご協力をワンクリックでお願いします。

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2009年10月 8日 (木)

モラトリアム

亀井さん提唱のモラトリアム、各方面から非難の嵐が起きています。モラルハザードの最たるものではないかというのがその理由です。常識的に考えたら、契約事なのにそんな都合のいい話はありません。反対派の気持も分からないでもないのです。
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亀井さんはマスコミや経済学者、挙げ句は与党内からも吊るし上げられて、四面楚歌かと思いきや、ここに至って、状況は変わって来ました。

鳩山さんが、選挙運動中にモラトリアムをやると演説しているビデオが発見されたのです。はっきり中小企業への返済猶予をやると言っています。最初から合意はあったのではないでしょうか。

どうもよく分かりません。民主党の経済政策は景気を刺激せず、むしろ悪くして国民に負担を強いるような政策ばかりなのに、この案だけは正反対です。どういう考え方に基づいているのでしょうか。利権絡みとでも考えなければ、理解する事が困難なのです。外交政策などを見ても矛盾する事を色々やっていて一貫性がありません。

景気に関しては、輸血をする気はないが、せめて出血だけは止めてやる、という事でしょうか。理想は両方なのですが、どちらかと言えば出血を止める方が有効かもしれません。返済猶予で浮いた資金は必ず消費に回るからです。

反対に返済資金に窮して融資を受ける会社や人は返済を優先するしかありません。しかも古い負債とのダブル返済は真水を減らします。従って折角資金を拠出しても借り入れ残が増えてバランスシートを毀損しかねない融資より、経済成長に必ず貢献するであろう返済猶予の政策を優先する方が正しいと言えるのではないでしょうか。

反対派の人は世界の状況がよく飲み込めていないように見えます。そんなインチキをすると、国の信用が下がるという人がいました。そもそもインチキをして破綻しそうになっているのはアメリカです。イギリスも似たようなものです。アメリカより酷いとさえいわれています。その為ベースマネーの増やし方は半端ではありません。要するにお金を刷りまくっている訳です。

世界中で似たり寄ったりの金融安定化対策をやっていますが、殆どの国はインチキまがいの事をやってでも、何とか国民の生活を支えようとしているのです。日本だけきれい事を言っている場合でしょうか。その日本だってバブル崩壊の時は大銀行に、いやという程資本注入してゾンビ銀行を生き長らえさせたではないですか。

ゾンビ中小企業だって同じ条件にしてもらう権利があるのです。よく市場から退場すべき企業を救ってしまうのは、産業構造的に感心した事ではない、などと訳知り顔にいう人がいます。何を根拠にそういう事を言うのか分かりません。そういう会社が何社あるのか知っているのでしょうか。退場すべき企業だからと言ってハードランディングさせればいいというのは乱暴過ぎます。

とにかく非常時に選別をしている暇はありません。今世界で起きている事はかなり異常だと考えるべきです。911あたりからおかしくなりました。審査基準が甘過ぎたサブプライムローン問題も普通では考えられません。デリバティブ金融商品の乱発はどう考えても頭のいい人がやる事とは思えないのです。計画倒産という言葉さえ浮かんできます。

新型インフルエンザもよく見ていくとおかしな事だらけです。アメリカでは副作用が強いワクチンを国民に強制接種する為に治安維持部隊が100万人単位で待機していると言います。オバマさんはどう考えても国民の為の政治をやっているようには見えないのです。

経済が既に破綻しているアメリカ発の二番底、いや世界的秩序の大混乱を目前に控えて、一時的に社会主義にしてでも、国民を守る為に、あらゆる予防策を打つべきではないでしょうか。

日本もアメリカも、さらに北朝鮮さえ引いてしまう軍事パレードの中国を見ても、世界中が穏やかならざる方向に向かっているように思えてならないと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月 7日 (水)

公共投資でピラミッドを造っても経済効果はあるのか(?)

先日ある人が、景気対策としての公共事業は太古の昔から行われて来たと言っていました。例えばピラミッドを作る事により、沢山の雇用が生まれ、経済が発展するのだそうです。またある人は、穴を掘って、それを埋めるだけでも経済効果があるとケインズが言っていたと言うのです。
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現在もケインジアン(ケインズ派)と言われる人は意外に多く、昔から公共事業好きの宮沢元総理始め自民党などは財政出動してせっせと箱もの工事をやってきました。そのケインズの、オリジナル理論はともかくとして、現代にピラミッド造りが経済効果として、どの程度有効なのでしょうか。素人で恐縮ですが私なりに考えてみました。

例えば人口300人のデフレでもインフレでもない国があって100人が失業しているとします。200人の収入が一人500万円として10億円です。貯蓄率がゼロの場合、GDPは10億円という事になります。その国の政府が失業対策として収入のある人から20%の税金を取り、100人にピラミッド建設という仕事を与えたとしましょう。この場合富の再分配という形で失業者以外は少しづつ損をしますが、皆が何とか食べていけるのです。GDP的には成長はありません。

では税金から失業者への給料を出すのではなく、2億円の国債を刷って財源とした場合はどうでしょう。GDPは12億円になり名目的には成長しますが、ものとサービスが増えている訳ではないのでインフレとなり、単純計算で物価が20%上がる事になります。従って実質成長率はゼロにしかなりません。借金(財政赤字)が重くのしかかります。

それではピラミッドではなく、何か価値ある、例えばエネルギーでも娯楽でもいいのですが、皆が欲しがる2億円分のものを作った場合はどうでしょうか。この場合のGDP12億円は物価上昇がないので実質GDPになります。乗数効果を1としても何と経済成長は20%という事になるという訳です。個人の収入は伸びませんが、消費のバリエーションが増えます。少しハッピーです。

それでも、2億円の債務が残り将来的にはその分マイナスになるから同じじゃないかと言われるかも知れません。しかし主に国内の金融機関から資金調達しているのであれば返済しなくてもいいのではないでしょうか。帳簿上、数字が動いているだけという解釈でいいような気がします。公共投資で作り出した価値が普遍的で継続性があるならば、その国債をお金に置き換えたっていいのです。(中央銀行が買いオペする事)

さらに民間が、借入等によって設備投資による効率アップ、あるいは商品とサービスの量を増やす事による、売上アップを達成すればさらに経済は成長し、税収も増え、国債の償還も進みます。あるいは国が2億円の出資で3億円分のもの(価値)を作り出すなどすれば、増々経済成長する事は明らかです。

自民党(主に小泉政権)はバブル処理の後、間違った緊縮財政という経済政策を実施、ピラミッドさえ作らなかったからデフレは進んでも経済成長しなかったのですが、民主党の政策は昔計画されていたピラミッド工事を中止して(財政出動を止めて)新たな価値の創造(CO2 25%削減問題等)を増税や民間の支出でやろうとしているのが、根本的に大問題なのではないでしょうか。

日本の場合、ケインズやスティグリッツも言及していたセーニアリッジ政策(政府紙幣発行)という奥の手があるのに、積極推進派であった高橋教授が、あり得ないような置き引き容疑で逮捕されたりするのはいかにも不自然だ、と思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月 6日 (火)

ニュー・シネマ・パラダイス

先日「私が選ぶ映画ベストテン」を当ブログで公開したところ、カミさんから「よく恥ずかしげもなく、あんな素人っぽい評価が出来たわね」と言われてしまいました。浅はかなキャラがバレバレになるというのです。

いやあ、そこまで考えていなかったので、一瞬ドキッとしたのですが、そう言えばそうかも知れません。折角オブラートに包んでいたキャラを見透かされてしまうリスクを冒す必要は全くないのです。
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さらにニュー・シネマ・パラダイスも見ていないのに映画を語るのはまずいんじゃないの、と言われました。その通りかも知れません。迂闊でした。私もそこまで評価の高い映画を見る事に躊躇はないので、機会(WOWWOW等の放送)があったら是非見ようと思っていたのです。

よくしたもので、10月2日の金曜日にNHKハイビジョンで完全版が放送されました。早速ポテト(?)を持って、カウチに陣取り、見る気満々で大作の鑑賞に臨んだ事は言うまでもありません。

小説においてはビジュアルの世界は読む側で勝手なイメージ作りができますが、映画の世界は情報は全て与えられるという制約があります。その分感情移入は難しいのです。しかし感情移入出来ない映画に価値はありません。特に恋愛ものはそれが全てではないでしょうか。

そういう意味では、この映画は残念ながら私の感性から少し外れるのです。ディテールに微妙な、少しづつのずれがあり、それが時間と共に広がって行きます。泣ける筈のキスシーン集大成ラストでは、いかに映画とは言え、好きでもない人とキスするのは苦痛だろうなあ、となってしまったのです。

こんな事を書くと、何て無粋な奴、と思われるかも知れませんが、感性は理屈ではありません。そう感じちゃったらお終いです。そう感じさせない為の演出が必要なのですが、どうしても私のツボには入って来なかったのです。

以下に違和感を羅列します。

トト役を幼年期、青年期、壮年期と、それぞれ個性的な3人が演じます。私にはどうしても同一人物には見えなかったのです。少なくとも青年期と壮年期の差は特殊メイクの方がよかったのではないでしょうか。
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あの薄のろだったボッチャが議員になって彼女の夫になっているところはどうしても納得出来ません。議員はどこの国でもその程度かもしれないので100歩譲ったとしても、決して受け身的な性格とは言えない彼女が、いくら激しく求愛されたとしてもボッチャを選ぶ事は100%あり得ないのではないでしょうか。

そもそも未開国じゃあるまいし、トトの実家が引っ越していない事を思えば、二人とも相手を探す手だてが全くなかったというのは言い訳にしか聞こえません。すれ違いのシーンもベタで陳腐です。

肝の部分である30年ぶりの帰省という実感が伝わってきません。30年のブランクは浦島太郎的衝撃を伴う筈なのですが伝わってこなかったのです。アルフレードの死に対しても他人事のようです。肝心要の彼女と再会のシーンもなぜかときめきません。あれだけ愛し合っていて、あっさり諦めるのも変です。

監督自身が、大向こう受けする映画を作ろうという大それた気持ちはなかったのではないでしょうか。粋な小品くらいのつもりだったのかも知れません。そう思ってみればなかなか良く出来た映画です。

こういうものの見方は私の職業から来るのかも知れません。デザイナーは作品がユーザーに評価されなければ存在価値はないのです。そういう点でデザインも映画も基本は同じではないでしょうか。脚本やコンセプトを具現化する骨格も大事ですが、細部の煮詰めにこそ命が宿ります。

さらに純粋芸術と大きく違うところは自分の価値感を押し付られないところです。何億円の価値があると言われても、ちっとも欲しくない絵画があるように、映画も見る側が主体ですから、良い悪いは個人的評価で差し支えないのです。評論家や多くの人が評価していても、私はそう思わない、と言える勇気を持つ事が大事なのではないでしょうか。

一つの映画でも見た人の数だけ違った評価がある筈だと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月 5日 (月)

欧州メーカーの宗旨替え

日本の自動車評論の世界で大御所と言われるTさんは、つい最近までディーゼルエンジンの時代が来ると言っていました。ハイブリッドカーのポテンシャルを目の当たりにしているのに、いくら何でもそれはないだろうと思っていたのですが、この問題、どうやら勝負がついたようです。
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今秋のフランクフルトショーでは、ディーゼル車がすっかり姿を消し、ハイブリッド車と電気自動車のオンパレードだったと言います。一年前とは隔世の感があります。満を持して大攻勢に出て来たのでしょうか。背景には非常に厳しいヨーロッパの排ガス規制があるようです。

10年、12年、20年と3段階の規制で20年にはリッター24.4キロ以下の車の販売は、厳しい罰金が課せられる為、事実上不可能になります。EUモードで21キロ走るホンダフィットでも厳しいこの規制に生き残る為にはダウンサイジングやハイブリッド化、電気化しかありません。
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ドイツ車を中心に一気に攻勢に出て来た欧州車に、日本は受けて立たねばなりませんが、CO2 25% 削減問題も絡めて一気呵成に車の電気化、モーター化が進んで行く事になりそうです。

それにしても大御所さんの眼鏡は既に曇ってしまったのか、歳のせいで判断力が衰えたのか、誤った情報を垂れ流す弊害を自覚すべき時期に来たのかも知れません。元々、車メーカーのコマーシャルに平気で出る人ですから自動車評論家ではなかったのかも。。。
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「間違いだらけの将来予測」ではシャレにもならないと思われた方、クリックをお願いします。

(PHOTO 上はAUDIのモーターを動力とするスポーツカーのコンセプトカー、中はメルセデスの電気自動車CC、下はプジョーのハイブリッドカー)


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2009年10月 3日 (土)

クリントン時代の悪夢再来か(?)

レクサスがまず槍玉に挙がったようです。リコールが380万台にも上ると大騒ぎしています。問題の中味は、マットがアクセルペダルにひっかかり、スピードが落ちなくなって事故を起こすというものです。ちょっと考えられないような事ですが、何かきな臭いのです。背後に政治的なものが絡む、ある種のバッシングでしょうか。

私も以前トヨタ車に乗っていましたから純正のマットの安全性は確認しています。後に爪(PHOTO)があって掃除の時、剥がし難く大変なのですが、前にずれる事は考え難いのです。メーカーもそのあたりには特に注意を払いますから、抜かりがある筈がありません。
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事故を起こしている車は基本的に市販品のマットを後付けで付けているようです。従ってメーカーに何か問題があるとは思えないのですが、アメリカでは理不尽な訴訟が多いので油断は出来ません。

訴訟と言えば、ビルクリントン時代、アメリカトヨタの社長へのセクハラ事件が思い出されます。女性秘書に対する、あったのかなかったのか本人にしか分からないセクハラで、何百億円の慰謝料請求は日本人の感覚からは異常なのですが、その秘書は日系人であったのにも関わらず、当然のような顔で請求していました。

その他にもその時代には日本の大企業が片っ端から狙い撃ちされ大被害を被っていたのです。ジャパンバッシングやジャパンパッシングという言葉がはやりました。

ブッシュ政権下では、小泉さんがポチの役どころだったので被害を免れたのでしょうか。その代わり裏で貢がされたものは訴訟被害どころではないのかも知れません。いずれにしても暴れん坊将軍のジャイアンの前では逆らう事は許されず、日本は泣き寝入りを続けて来たのです。

アメリカのような人間味の欠片もない訴訟社会だけは願い下げだと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月 2日 (金)

キャバクラ

サモアとスマトラに大地震があったようです。被害者の数が今後増えて来るのではないかと言われています。関連は不明ですが、関東地方も e-PISCO では警戒を解ける状況とは言えないと言っていました。何か目に見えないところで巨大な力がうごめいているのでしょうか。

さて、今日のテーマはキャバクラです。スタジオアストには韓国人スタッフがいます。アジア通貨危機の時は一気に増えて6人いた事もありました。韓国経済が盛り返してからは順次帰国し、今では一人になってしまったのです。時間を気にせずにひたむきに働く姿は、大いに日本人の範になります。

その彼が日本に来て間もない頃、休日に出かけたというので、どこに行ったのか興味本意に聞いてみると、何と「キャバクラ」へ行ったと言うではありませんか。私は、「随分粋なところへ行くね」と感心したのですが、後でよく聞くと鎌倉の事でした。

同じような顔をしていても発音は日本語と全く違うので時々戸惑う事があります。例えばFの発音がプになり、ZもJに変化するようです。TとDも区別がつきません。従ってコーヒーはコピーとなり、複写と勘違いします。最悪なのは田中はダナカになる事です。ダナカさん、とよく呼ばれて誰の事(?)と思ったりしました。

そう言えばある民主党議員は後援者とキャバクラに行った勘定を500万円も経費として計上していたようですが、恐らく鎌倉の間違いではないでしょうか。まさか選挙違反になる恐れがあるのに、飲みに行って女の子と騒いだ遊興費を経費にする訳はありません。
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ところで私も先日同業者とクライアント3人で六本木の飲み屋に行きました。いえキャバクラではありませんよ。(念のため)六本木の飲み屋さんなんて何年ぶりか記憶にない程なのですが、内容的には昔と変わらないようです。薄〜い水割りに、カラオケ、やり手ママがいて客の品定めに余念がありません。

幸か不幸か、不景気のお陰で女の子だけは質が上がっているようです。結構普通の子で可愛い子が何人かいました。そういう子は大抵サービスが下手なので、結局こちら側が話題を提供しサービスする事になります。話につまったらカラオケで上手い歌の一つでもサービス(?)するというパターンでしょうか。。。どっちが客やねん(?)

幸い他のお客が少なかったので、クライアントも結構盛り上がり遅くまで飲んでしまいました。睡眠不足の翌朝は、ちょっと頭が重かったのです。お酒に弱くなってしまったのかも知れません。それにしても新宿といい六本木といい、ウィークデイにもかかわらず道路は人で溢れかえっています。

これから世界経済は大変な事になるかもしれないと言うのに、我々も含め、みんなノー天気に遊んでいるようです。一年後くらいに、この界隈はどのように変化しているのでしょうか。今と変わっていない事を祈らざるを得ないと思われた方、クリックをお願いします。

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2009年10月 1日 (木)

朋あり遠方より来る、亦楽しからずや

先日、韓国を代表する某大企業で、オーナーの血縁関係でもないのに社長まで上り詰めた、かってのクライアントのLさんが二年ぶりに来日しました。食事でもしようという事になり新宿で会ったのですが、相変わらずエネルギッシュで矍鑠とした風情は大物感漂います。私なんかLさんのような能力も実績もある偉丈夫の前では、ついつい卑屈になってしまいがちですが、Lさんはフレンドリーに接してくれるのです。

話は時節柄どうしても政治経済に及びます。私が「日本は政治経済共に大変です」と言うと、Lさんは、「日本は円が強い、海外でものでも会社でも、好きなものが買収出来るじゃないですか、政治が駄目でも産業界がしっかりしているから問題ない」と言われるのです。

そう言えばLさんは昔から日本の技術力を高く評価していました。ある大型プロジェクトを受注した時に、メインテーマである電子技術ネタを韓国からも協力を募った方がいいのでは、という私に「韓国には日本より優れた技術は何もないです」と頭から全て日本の技術前提での指示をされたのです。

国内の目とは随分違って、海外からの日本評価は段違いに高いのかも知れません。私はなおも日本駄目論を展開します。「鳩山総理は先走り過ぎだし、後で操っている小沢さんは何を考えているのかさっぱり分からない、とても日本の為の政治をしているとは思えない」とたたみかけると

韓国もノムヒョンさんは自殺しなければならない程、色々問題があったが、李明博大統領で随分変わったと、やはり政治が経済に与える影響に関しては認めざるを得ないようです。李大統領は韓国内で一部の反対はあっても、明らかに韓国には有利なFTAに積極的だし、国益の為に一生懸命頑張っているように見えます。

日本も李大統領のような人が首相になれば、随分違うのでしょうが、いつの頃からか私利私欲に走る政治家だらけになってしまいました。利権目当ての人間しか立候補しないようなシステム自体に問題があるのですが、それがいつか是正され、まともな議会制民主主義に立ち戻る事はあるのでしょうか。
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食後腹ごなしの散歩がてら新宿の町を歩きました。最近の歌舞伎町辺りの治安はお世辞にも褒められたものではなく、街も汚れています。ぽん引きまがいの、黒スーツが制服か?というくらい皆同じ格好したお兄ちゃんや、素の顔が想像も出来ないケバいおねえちゃんが、袖でも引かんばかりに接近し、誘って来るのです。

それが延々と続くのを見かねて、「韓国の江南(日本で言えば六本木)あたりは清潔で治安も良いし、変な勧誘の人もいませんね」と言うと、「いや日本はどこに行っても安全で清潔です」ときっぱり、全幅の信頼を寄せてくれているようです。

私は少し恥ずかしくなり、肩身の狭い思いをしたのですが、次の街角で「90分4000円安いよ!」と声をかけて来たおねえちゃんの、どうみても韓国語なまりの日本語を聞いて、、、密かに、少しだけ安堵したのでした。

日本の街の低俗化や治安悪化は、不法滞在の不良外国人が全てとは言わないが、かなりのパーセントをしめている筈だ、と思われた方、クリックをお願いします。

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