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2009年10月25日 (日)

ハニカミの怒りパワーを制した内助の功(?)

先週末の男子プロゴルフ、日本オープンは凄いゲームでした。特に最後の3ホールは手に汗握る展開で、まさかプレイオフに3人共残るとは思わなかったのです。私は折角武蔵のメンバーから貰ったチケットがあったのに出張で見に行けなかったのですが、子供が大学時代のゴルフ同好会メンバー3人と観戦に行きました。

現場は凄い人で、しかも90%が石川遼の組についていたと言います。そりゃあ大変だわ、宮里藍が全盛だった女子ゴルフでも、不動がかなりな軍団を引き連れていたり、意外に分散していたのですが、そう言えば男子はこれと言った人気選手がいそうでいないのです。
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片山あたりでも閑散としていたと言いますから、他は推して知るべしです。それにしても異常な石川人気ですが、贔屓の引き倒しにならない事を祈ります。そう言えば石川遼がダボを叩いたホールでの事、バンカーショットをしようとテークバックした瞬間シャッター音がしたようで、寸でのところでスイングを止めたのですが、その後仕切り直して大ホームラン(グリーンオーバー)を打ってしまいました。

17番でもパッティング態勢に入った時シャッター音がして、アドレスを解く事があったのです。緊張の極にいる時には、ほんの少しの音にも敏感になっています。まして撮影は禁じられている訳ですから、ゲームそのものに水を差す心ないファンは観戦の資格がありません。

勿論悪いのはマナー違反のファンで石川君には何の落ち度もないのですが、ギャラリーに対する威嚇ともとれかねない態度にはあれっと思いました。ハニカミ君には似つかわしくありません。もっとも今やハニカミ王子などという言葉は全く似合わないくらい実力と実績が兼ね備わり、風格さえ漂っている訳ですから、こちらも見る目を変えなければならないのでしょうか。周りの扱いも随分変わって来ている感はあります。

タイガーなどを見ていても常にピリピリしていて、殆ど自分のせいなのに、たまに見せる傲岸不遜な態度は鼻につくのですが、オジさんとしては、ここはあまり見習って欲しくないところです。どちらかと言えばアニカ・ソレンスタムのように、音がしようが雨が降ろうが槍(?)が降ろうが、ひょうひょうと動じる事なくプレイを進める姿に好感を覚えるのです。

態度が悪くても、マナーを知らなくてもファンはファンです。ファンなくしてプロスポーツは成立し得ない訳ですから、もう少しマイルドに対応にして欲しいのですが、賢明な遼君はもっともっと力をつけて行く過程で、しっかり軌道修正してくれる事でしょう。
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それより、不思議な事があったのです。優勝した小田龍一が打ったティーショットが林に入って大ピンチと思われた瞬間、何かに当たってフェアウェイに出て来たのです。一打を争っている時にラッキーと言うしかないのですが、何とそれは小田の奥さんの肩に当たって出て来たのでした。

こういう内助の功もあるのかと感心したのですが、確率的に言うと何万分の一になるのでしょうか。そういうときは優勝経験がなくとも不思議な力が湧いて来て、例え相手が飛ぶ鳥を落とす勢いの石川遼であっても勝てるものだ、と思われた方、クリックをお願いします。

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