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2009年10月20日 (火)

デリー

前回のブログの日付が変です。実際には16日に書いたものです。現地でアップしたと言っても時差の問題ではないと思うのですが、、、実はインドに行って来ました。初めてだったので色々戸惑ったりビビったりで大変だったのです。軽くカルチャーショックというやつを受けました。世界は広いのです。

当初、中国の北京やタイのバンコク程度の街をイメージしていたので、大層戸惑う事になります。まずデリー空港のバッゲージクレームの天井が古いせいかやたら低い(2.5メーターくらいかな、そんなのは序の口でしたが)EXCHANGEのレートが表示と違う(手数料が高い?)タクシーに乗ろうとしてもっと驚きました。

空港ビルを出た途端、あまり良心的には見えない客引きが大挙押し寄せるのです。ごった返した人込みをかき分け、タクシー乗り場まで何人の人が辿り着くのでしょうか。私は人の良さそうなお兄ちゃんで妥協してしまったのです。電卓でさかんに数字を提示するのですが意味が分かりません。

6895という数字はルピーにすれば日本円で1万3千円くらいになります。こちらの若い人の月収くらいではないでしょうか。まさか30分程のホテルまでの料金がそんなに高い筈もないし、、、バンコク経由という長旅でのボケも手伝って判断力が全くなかったのです。言われるがまま遠い道のりをお兄ちゃんの後をついて行くと運転手は別のようです。

前金で払えというので1000ルピーを出すと「アーユークレイジー?」と言いながら、また電卓の数字を見せます。やはり6895ルピーのようです。「ツーイクスペンシブ!」と言うと、いきなり5000に下がります。もうちょっといけそうですが4000になったところで妥協してしまいました。

車は案の定白タクで車種はさすがインド、シェアトップのスズキの軽、安心の世界です。冷房がついているので高いのだと威張っていましたが、こんな暑い国で冷房のない車なんてあるの? というのがこちらの正直なところです。その時は夜だし、30度は切っているようなので暑くはなかったのですが、真夏は50度超えも珍しくないと言います。

タクシーから眺める街の印象は暗くて緑が多い感じでした。あまり賑やかなところは見えません。30分程走って、ある暗い通りに来た時の事です。いきなり車を路肩に寄せるではありませんか。エンジンを切って、何をするのかと思いきや、わざとらしくスターターを何度か廻し、かからないという仕種をするのです。

「おいおい、頼むよ、ここから歩いて行けというのか?」運転手のお兄ちゃんはガス欠だから降りろと言っています。値切ったツケでしょうか? 幸いホテルはすぐ傍のようです。押し問答も面倒なので歩く事にしたのですが、外に出て考えの甘さを後悔する事になります。

暗い通りには広い歩道があるのですが、そこは黒い(衣装? 寝具?)人達に占領されていたのです。3〜4メーター間隔で人が横たわっています。生きているのかどうかさえ定かではありません。かなりビビりながら100メーター程歩くとホテルの看板が目に入りました。

這々の体で辿り着くと、明るいホテルの中は別世界です。人も紳士的で問題なさそうです。きれいに着飾った女性もいます。決して安くはないので当然だろうと思いつつも、前知識をちゃんと仕入れて来なかった事を悔やみました。先に着いていたエージェント氏は250ルピーで来たと言うのです。先制パンチはかなり強烈だったと言わざるを得ません。

幸い次の日の仕事は順調で希望の光が灯りましたが、ここまで来て手ぶらでは帰れません。何とか新たな市場を開拓して今回の金融危機で失われた売上の何%かでも補いたいのです。それにしても自分のひ弱さや、考えの甘さを痛感せざるを得ない旅でした。

旅慣れているつもりでも、実は先進国やアジアの極一部しか知らなかった事を思い知らされたのです。逆に前向きに捉えればビジネスチャンスは無限ではないでしょうか。早くアジア諸国が経済発展して、うちのようなデザイン会社をちょっと前の韓国のように、どんどん使ってくれる事を祈らざるを得ません。
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ホテルから裏側を見る。美味そうな黒豚が散歩していました。
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インド門、第一次大戦で戦死した兵士の慰霊門だそうです。
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公官庁?
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広々とした日本で言えば霞ヶ関?
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タイのツクツクみたい
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サリー姿の女性達
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牛がでかいつらして歩いています。
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