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2010年1月 1日 (金)

2010年を迎えて

皆さん、新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

さて、今年は世界と日本が一体どうなるかという話ですが、残念ながらいい材料はあまりありません。逆に悪い材料ならいくらでもあります。しかし新年早々、書きながら陰々滅々とするのも精神衛生上良くないし、読む方だっていやでしょう。従って、今年良くなるとすれば、何をすればいいのかという話にしたいのですが、人生楽観的に行くに限ります。
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まず、昨年懸念されていた事、例えば米英がデフォルトする、あるいはドバイ発の第二次金融危機、は回避されました。先延ばしになっただけにせよ、早く起きるよりは、はるかにましです。時間稼ぎしているうちにBRICs始め、発展途上国が活力を取り戻せるからです。

二番目にインフルエンザですが、米軍による3000万人死亡予想は見事に外れました。新型インフルのH1N1ウイルス自体が強毒性でなかった事と、ワクチン接種拒否が相次ぎ、ワクチンによる副作用も限定的だったのです。日本だけは相変わらずのワクチン大好きで、世界で余ったワクチンを押し付けられそうでしたが、今となっては、接種する人もいないでしょう。

厚労省が予防効果はない、副作用はある、と自身ではっきり言っているワクチンを、制限も設けず、国民に打つというのはどういう事でしょうか。まして得体の知れない外国製ワクチンなんて言語道断、接種拒否するしかありません。この省は前科が色々あるので油断出来ないのです。

三番目は地球温暖化詐欺です。世界ではクライメートゲートと呼ばれて、排出権取引を企む陰謀説が既に主流のようです。相変わらず排出権売買利権に眼が眩んで乗っかり続ける鳩山政権も、笑い者にならないうちに撤回した方が良いのではないでしょうか。恐らく来年中には話題にもならなくなります。

四番目、国内問題です。財政破綻説はかなり下火になりつつあるように見えます。年末の特番で、ひょうきんさが売りの経済評論家、森永さんが日本の財政赤字は問題ない、破綻するなどと言うのは財務省の陰謀だと断じていました。広がりを見せて来たこの「財政破綻は嘘」説も、肝心の政府が理解しなければ意味がありません。

亀井さんはある程度分かっているようですが、頑固な藤井財務大臣に理解を求めるのは酷というものです。ここは交代してもらうしかないのではないでしょうか。いずれにしても、これも時間の問題ではないかと思われます。

五番目は民主党が新年国会に提出を決めている「永住外国人の地方参政権」他、マニフェストにない怪しい法案群ですが、ネットではかなり反対意見が盛り上がっており、天皇不敬問題でも保守層を怒らせた幹事長のごり押しがどこまで通用するか見物です。

通常一人と決っている身辺警護も、特例で47人に増やしていると聞きます。その費用は何と一日150万円以上もかかるそうです。これこそ税金の無駄遣いではないでしょうか。蓮舫さん仕分けして下さい。

少なくとも政治家は自分の発言には自分自身で責任を持つべきです。臆病者のくせに日本人を怒らせるなんて百年早い。。。ここは何としても日本人の力で阻止しましょう。

ついでに民主党の政策で気に入らないのは、日本を観光立国化したいと言っている事です。そんなに外需に頼らなければならない状態ではありませんよ。経常収支は真っ黒です。むしろ内需拡大が経済再生のテーマではなかったのでしょうか。安易にそこから逃げようとする姿勢は問題です。

日本は外国からの観光客を当てにしなければならない程落ちぶれてはいません。第一外人観光客が増えると日本人が行かなくなります。不法滞在や治安の点でも問題がある、不安定な海外に頼るより、内需を盛り上げて、質のいい日本人観光客を誘致する方向にマーケッティング戦略を練り直すべきではないでしょうか。

政策に行き詰まったからと言って、「コロコロ目先を変えたり、根拠もない適当な案をでっち上げたりするんじゃない、民主党は」と思われた方、クリックをお願いします。最後はやはり民主党叩きになってしまいました。

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