« これ以上、日本の恥をさらしてくれるな。 | トップページ | 貧すれば鈍す。 »

2010年3月25日 (木)

鬼に金棒=日本に巨額財政出動

いやあ、、、灯台下暗しです。
私の故郷の愛媛県には、素晴らしい政治家がいるようです。元財務官僚で、先の衆議院選に出馬して落選した愛媛4区の桜内文城氏が自信のブログで斬新な財政政策試案を発表しています。なお、桜内氏は今度の参議院選でみんなの党から比例代表として出馬の予定です。

00066256

まさに私などが当ブログで日頃言って来た事と内容的には近いのですが、50兆円規模の資金をどういう方法で捻出するかという点では、悲しいかな素人の私などはアイデアが限られます。煩わしい法改正もせず、日銀ルールも変えない手があるなら、それも一つの選択肢ではないでしょうか。

(以下桜内ふみきの日記より引用)
【試論】経済復興基金(50-100兆円規模)の創設について

現下の我が国経済は、深刻なデフレギャップにより、まったく復活の道筋が見えない状況にある。特に民主党政権の惨状(例:乗数効果を知らない財務大臣、マイナス成長をもたらす社会政策(所得再分配政策)を「新成長戦略」と強弁する政務三役)は目を覆わんばかりだ。

世にいう「リフレ派」、「バラマキ財政派」等、いずれの立場からも強烈な批判を浴びることが予想されるが、敢えて公会計(複式簿記による社会会計を含む)のロジックに基づくマクロ経済政策として「経済復興基金」の創設と、それによる「政府による50兆円(金額的には100兆円でも可)の需要創出」を提唱したい。

1.問題意識

単に日銀のベースマネーを増やすだけでは市中で流通するマネーサプライは増えない。ベースマネーをいくら増やしても銀行による貸付等が増えない限りマネーサプライは増えないというのが厳密な社会会計上の帰結である。直接市中に大量(50兆円規模)のマネーを供給し、政府が需要を創出する手段を考える。

2.政府による有価証券の発行

政府が外貨準備を担保として額面50兆円の有価証券(例えば、無利息かつ償還を予定しない永久出資証券)1枚を発行。これは市中で流通を予定していないため、(貨幣法の解釈にもよるが)新規立法は不要。また、国債でもなく償還を予定しないものなので、政府の資本(純資産)に直接計上されることとなり、政府債務は増加しない。

例えば、国家戦略投資ファンドとしての「経済復興基金」を設置し、同基金が永久出資証券を発行することによって財源を調達する。

他方、外国為替特別会計に負債計上されている政府短期証券を上記と同様の永久出資証券に転換。また、資産計上されている外貨準備についてはもう一つの国家戦略投資ファンドとして資源、レアメタル、レアアースを中心とする実物資産への転換を進める。→これにより為替相場に影響を与えることなく、希少資源の確保を進める。

3.日銀による引受

政府と日銀とのアコードに基づき、日銀が上記有価証券を直接引き受ける。財政法5条にいう「公債」に該当しないという解釈が可能なので、財政法の改正も不要と解される。日銀は額面50兆円と同額の政府預金または日銀券を発行する。これを財源として政府は直接50兆円規模の需要を創出する財政政策を実行する。

4.経済復興基金の投資対象:原則として中長期の国家戦略の実現に資する分野に対する大規模かつ集中的な投資を行う。

a) 貸し剥がしに遭った中小企業に対する貸付債権、社債、手形等の買取り
b) 研究開発投資(例:バイオ、医薬品、農林水産関連の技術開発等)
c) 環境・エネルギー投資(例:太陽光パネル・電気自動車の買取り→民間へのリース、海洋波力発電所の建設等)
d) 教育投資(例:奨学金制度の拡充、子供手当の財源とする等)

5.期待される政策上の効果

政府債務を増加させることなく50-100兆円規模の需要創出効果が確実に見込める。

市中に直接日銀券(マネーサプライ)が供給されることとなるので、直接的なデフレ対策となる。また、マネーサプライの増加によるインフレ政策なので、為替政策としては円安誘導となる。

(それを言っちゃあおしめえよ・・ですが)インフレ政策により既存の政府債務の実質価値が減少することが期待できる。

以上、厳しいご批判を覚悟の上で試論として「経済復興基金」の創設を提言する。読者各位の建設的なご意見を賜ることができれば幸甚です。単なる思考実験ではなく、実際の政策としてどの程度現実的なものか、まずはネット上での議論を喚起したいと考えています。

4の集中投資する対象はもう少し吟味する必要がありそうですが、経済一流国にふさわしい「国民への安全で豊かな生活環境を保証する未来型免震住宅建設推進、買い取り、安価での提供」などは是非加えてほしいアイテムです。

さらに防衛産業の完全国産化が入ってくれば鬼に金棒ですが、贅沢は言えません。そこは周辺国へ配慮しつつ少しづつという事で我慢しましょう。

民主党政権になって消えかかっていた希望の光が、かすかながら見えて来ました。次の選挙では、渡辺喜美にはやや問題があるものの、みんなの党から目が離せません。

いずれにしても、この政策が実現すれば、輝く日本が戻って来ます。失われた20年を取り戻す事も不可能ではないのです。なぜなら技術的アドバンテージは揺らぐどころか、増々上がって来ているのですから、日本に唯一足りない財政政策の健全化さえ実現すれば「鬼に金棒」だと思われた方、クリックをお願いします。

|

« これ以上、日本の恥をさらしてくれるな。 | トップページ | 貧すれば鈍す。 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« これ以上、日本の恥をさらしてくれるな。 | トップページ | 貧すれば鈍す。 »