被爆国としての道議的責任とは何を意味する(?)
寒い寒い12日が明けて、13日は春晴れ?に晴れ渡ったのです。富士山や大島(PHOTO下)がジョギングコースからはっきり見えました。春ここまで空気が澄み渡るのは珍しいのではないでしょうか。
さて、平和ボケな日本には縁がないのですが、オバマさんが招集した「核セキュリティサミット」がワシントンで開かれています。鳩山さんものこのこ出かけて行っているようですが、相手にされるのでしょうか(?)
現在核兵器はアメリカとロシアだけで世界の90%を保有していると言われていますが、維持管理するだけでも莫大な費用がかかります。不景気の折、出来る限り減らしたいというのは筋として分かり易いのかも知れません。
しかし、本当に地球上で最も破壊力のある兵器であるならば、核保有国が増えつつある現在、減らそうという考え方はよく分からないのです。何か裏がある様な気がしてなりません。本当はもっと破壊力のある兵器が開発されているのではないでしょうか(?)
鳩山さんは相変わらず頓珍漢です。唯一の被爆国としての道義的責任が日本にはあるので云々・・と相変わらず訳の分からない事を言っているそうですが、日本語の意味が分かっているとは思えません。道義的責任があるのは明らかにアメリカの方です。
国際法を無視して一般市民の上に原子爆弾を投下した行為はアメリカの、いや人類史上最悪の汚点と言えます。決して忘れたり風化させてはならないのです。
それにしても日本史上最悪の宰相と言える鳩山さんだけでなく、日本の、アメリカや周辺国に対する過度の遠慮には、正義もプライドも感じられません。もっとも現政権は日本人の政権とは言い難いので、日本人のせいだけには出来ないのですが。。。
戦後65年を経た現在、厳格な歴史的考証はともかくとしても、怪しくなって来た世界の動勢を見るにつけ、そろそろ敗戦国の呪縛から解き放たれ自主独立路線に方向転換するべきだと思われた方、クリックをお願いします。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしてるのか?(最終回)(2024.08.30)
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしているのか?(5)(2024.08.29)
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしているのか?(その4)(2024.08.26)
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしているのか?(その3)(2024.02.07)
- 日本人はどこからやって来て、どこへ行こうとしているのか?(その2)(2024.01.29)
コメント
道義的責任があるのはアメリカだ、とのことですが、本当に道義的な責任だけで許されるべきことなのでしょうか?
道義的とはどういうことですか?つまりモモラルの問題だということなのでしょうか?
投稿: | 2010年10月11日 (月) 13時23分
どういう理由があろうとも、民間人の上に原爆を落とすなどという行為が許される筈がありません。国際法に照らさなくても常識で考えて明らかだという事です。従って許される事ではありませんが、戦勝国の特権で誰も処罰されていません。
道義的責任の意味は、法に反しなくても、人の道に反する事に対する責任の事です。ラルより重いのです。原爆投下は法にも反するし、道義的にも大きな責任があると考えます。
投稿: 田中 徹 | 2010年10月11日 (月) 23時56分