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2010年6月29日 (火)

投資&技術立国日本の姿を正しく見直そう。

 【トロント=矢沢俊樹】20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)は27日夕(日本時間28日早朝)、首脳宣言を採択し閉幕した。「成長に配慮した財政健全化」との基本原則を打ち出し、性急な財政引き締めに動かないよう配慮。そのうえで先進国について「2013年までに少なくとも財政赤字を半減させる」との数値目標を明記した。日本については目標達成を強制しない「例外扱い」とし、財政の大幅な悪化を踏まえた異例の措置を取った。

 財政健全化に向けての数値目標では、13年までの財政赤字の半減を経て、16年までに国内総生産(GDP)比で政府債務を安定、もしくは低下させる道筋を示した。数値目標は先進国が対象だが、日本は例外的に拘束されないことになった。

これに対して日本偏向マスコミは、「日本の赤字が酷すぎるから例外となった、恥ずかしい」と自虐的な報道をしています。どこまで悪く考えれば気が済むのか、バカ丸出しです。本当に大問題であったならIMFあたりからもっとガンガン言われる筈だし、例外になんかしてくれません。世界はそんなに甘くはないです。

全く問題がないから、あるいは問題の質が他の対外債務国とは本質的に違うから、例外と言うより、むしろ問題ないという扱いと考えるべきです。日本側が自発的にお家の台所事情を明かすものだから、苦笑いしながら、それじゃあ例外扱いにでもしとこうか、てなもんじゃないでしょうか。

G20で問題にしているのは、明らかに対外純資産がマイナスの国の事です。「我々と状況が違うから」というのはそういう意味なのです。そういう国はまず、経常収支も赤字ですから、どんどん財政赤字が積み上がります。

この状態を放置すれば返済が不能になってギリシャのようにデフォルト騒ぎが起きる訳です。当然でしょう。日本の場合は世界一の債権国ですから、マイナス(財政赤字)を減らせば対外純資産が、さらに増えてしまうのです。プラスマイナスの簡単な算数です。

さらに言うならば、デフレギャップの巨大な経済大国日本では、900兆円程度の内債なら、数字上で瞬時にゼロにしても特段問題があるとも思えません。頭の固い官僚連中が目の色を変える程度のものです。もっとも金融機関も安全な貸出先が無くなるので困るでしょうが、元々そんなものに頼る方がおかしいのです。

まあ、流石にそこまでは財政規律という点で、いかに日本人といえども油断するリスクがあるので、10年程度でゼロにするやり方の方が賢明かもしれません。

と言うのも、毎年償還される国債額は数十兆円です。その分を日銀が引き受けていけばスムーズな財政再建が出来るのではないでしょうか。それによって特別会計で用意した償還準備金が浮き、国家予算に当てられます。銀行は新たな国債を買えなくなるので、民間向け貸し出しに精を出さざるを得ません。

デフレ解決と量的金融緩和、財政健全化の一石三鳥ではないでしょうか。ベストではありませんが、そういう手もあるという一つの例として捉えていただければ幸いです。

 日本政府は財政健全化計画で、国・地方の「基礎的財政収支」について15年度までの赤字比率(対GDP)半減をうたった。G20より範囲が狭い国債の元利払いを除くベース、しかも期限が2年遅い目標の達成だけで日本は手いっぱい。各国は財政健全化計画に一定の評価を示すにとどめた。

そりゃそうです。対外純資産が世界最大のお金持ち国の国内問題に、他国は関心ありません。どちらかと言えば債権国に対しては対外資産を減らしてもらいたいのが本音です。それを財政健全化などされた日にゃ、増々赤字国の赤字が膨らむのですからいい迷惑なのです。そんな事より借金してでも内需を拡大して、自分の問題は自分で解決すべきなのに、世界に無能ぶりを発信するのは毎度の事とは言え、イタいです。。。

日本無能マスコミはまた、外需依存体質を改め、内需拡大をすべきだと言う論調が多いのですが、財務省や内閣府のデータなど見た事が一度でもあるのでしょうか(?)調べればすぐに分かる事ですが、日本は外需依存体質とは呼べる程の輸出国ではありません。純輸出はこのところ1%台に張りついているのです。

恐らく、自動車や家電の消費財輸出のイメージが強いのでしょうが、減ったとは言え、13兆円もある経常黒字の内訳は、中国や韓国などと違って、大半が所得収支(2009年で9兆円の黒字)によるものです。世界への投資からの配当、利息、あるいは海外進出した企業からの利益還元(2009年で3兆円)がメインです。

その次に資本財、生産財、技術貿易などが総輸出の70%を超えます。耐久消費財(自動車等)などはせいぜい20%程度なのです。反対に内需の中でも個人消費はGDPの60%に達し、決して少ない方ではありません。逆に言えば増え代はそう大きくないと言えます。(絶対量は政策によって、いくらでも増やせますから誤解なきよう)

ところで日本の特許やノウハウなどの技術貿易は1989年から黒字に転じ、世界中の全ての国に対して輸出超過になっています。あの技術大国アメリカに対してさえ5000億円(2007年)もの黒字ですから、技術立国の面目躍如です。しかもこの技術貿易黒字は年々増え続けているのです。恐らく今では黒字総額でもアメリカを抜き、世界一の2兆円超の黒字があるのではないでしょうか。

どこからどう見てもマスコミが思い込んでいるように、消費財輸出に依存した体質などではなく、かと言って非常に安定した経常黒字国の日本は、赤字減らしよりむしろ黒字減らしをしなければならないというのに、逆の政策ばかり採ろうとするのは、経済音痴の大バカ野郎か、あるいは本気で日本潰しを画策しているとしか思えません。

取りあえずマスコミは、正確にものを伝えられない、と言うより真逆の事を伝えるバカ記者や、そろいも揃って反日無能キャスターをクビにして、まともな日本人を採用しろ(!)と思われた方、クリックをお願いします。

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