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2010年8月29日 (日)

民度崩壊へのカウントダウンも始まっていた。

西武の和田投手は、試合での投球数×10本〜20本のワクチンを世界の恵まれない子供たちにプレゼントする、という話を某テレビが美談仕立てでやっていました。そういう慈善行為をする若い人が増えているそうです。

非常に感心な・・・と言いたいところですが、大いに引っかかります。ワクチンは本当に安全なのでしょうか。インフルエンザにしろ子宮頸癌にしろ、高価な割には予防効果が確認されていない、あるいは治癒効果も限定的であると製造元や厚労省が言っているのです。

しかも副作用に関しては多くの例が報告されています。言わば不完全な薬品である事は間違いのない事実なのです。その辺りをよく確認せず、特に日本人が盲目的にワクチンを信じる根拠は何なのか(?)非常に分かりにくいのです。善意の筈が最悪の結果を招くというのは悲劇でしかありません。

世界規模でマッチポンプをしかける疑いを否定しきれない特定製薬会社と、群がる利権目当ての政治家や官僚の存在を見たときに、ものがものだけに全幅の信頼を寄せる訳にはいかない悩ましさが付きまとうのです。

一般的にはあまり知られていませんが、もっと安全な医療も開発されているようです。例えば、ハーマネンが提唱した「ホメオパシー」は、健康な人間に投与するとある症状を起こせる自然界に存在する「もの」は、似た症状を持つ病気を癒すことができるという「類似の法則」の発見の事だそうです。

出来れば何もしないに超した事はないのですが、かかるかどうかも分からない病気の為に、言わば病気のもとであるワクチンを打つ人の気が知れません。薬に頼らない方が、むしろ長生きするのではないでしょうか(?)

それにしても長寿国の筈だった日本は実は普通の国だったというのは笑えません。続々と出てくる生存確認のされていない100歳以上の人は一体何人になるのでしょうか。また、それを75歳以上に拡大した時の数字を知るのが怖すぎます。

民度が高い筈の日本は、いつの間にか普通以下の国に成り下がっていたようです。若い人を見ても、その得体の知れなさに恐怖感を感じる事があります。ジェネレーションギャップでは最早すまされないかもしれません。

とにかく、幼稚な解釈による平等精神が基本の戦後民主主義教育のせいか、敬老精神が薄く目上の人を立てる事が出来ないようです。シルバーシートで居眠りする若者や、先生にもため口をきく小学生、30代の大人ですらあやしいものです。

先日も買い物に行ったカミさんが、時間を焦った事もあり、うっかりカートにカゴをおいたまま、カート置き場を離れようとしたところ20代くらいのアベックの男性から手酷く怒鳴られたそうです。にわかには信じられません。

私自身も以前、打ちっ放し練習場の駐車場で、通路を塞ぐ車にプッと軽くクラクションを鳴らしたところ、すれ違い様、すごい形相で「ば〜〜か」と言われました。20代のスポーツマン風の男性でしたが、酷くがっかりしたものです。

出来る事なら同じ日本人の悪口は言いたくありませんが、ちょっといろんな意味で日本はピンチかもしれない、何とか立て直さなければ、と思われた方、クリックをお願いします。

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コメント

若者だから大人を注意してはいけないのですか? 怒鳴ることはやりすぎかもしれませんが、「ばーか」と罵った方と同列のように扱うのはどうかと…。 それとシルバーシートに座っている不届き者は若者だけではありませんよ。明らかにシルバーとは呼べないおじさんおばさん達も同様に座っています。僕は若者のことを過剰に意識する大人達の方が逆に恐いと思います。初コメントが批判的になってしまいましたが、ブログの更新いつも楽しみにさせてもらっています。テレビとは違った田中さんの見解はいつも感心してしまいます。僕の周りには田中さんのような大人がいないので。
最後に、もし僕のコメントが原因で不快に思われたなら削除してください。一人の若造の意見です。田中さんと奥様を否定するつもりはないということを御理解いただければ幸いです。長々と失礼しました。

投稿: キャベツ | 2010年8月29日 (日) 20時40分

キャベツさん、コメント有り難うございます。こういうコメントは珍しいので一瞬緊張が走りました。あなたのように、何事も疑ってかかる、鵜呑みにしない姿勢は、今の日本では残念ながら大切な事です。

若者だから大人を注意してはいけないのですか? という点にお答えします。

老人、あるいは中年の大人と若者の間に、はっきりとした壁がある訳ではありません。そういう意味で若者を目の敵にしたような表現は適切ではなかったようです。おっしゃる通り、50代くらいでも元気そうなオヤジがシルバーシートでふんぞり返っている図も情けない限りです。

問題は優しさとプライドではないでしょうか。両方を兼ね備えていれば、いかなる場合でも自分の方から過激な行為に出る事はありません。しかも自分より年上の、か弱い女性に対して怒鳴るなんて事は昔の日本では考えられなかったのではないでしょうか。そこに日本男児としての一片のプライドも優しさも感じられないのです。

カゴを数メートル移動する程度の事は気がついた人が代行してあげればすむ事です。みんなで他の人のミスをカバーし合う、困っている人がいれば助け合う世界をイメージしてみて下さい。

「お互い様だから」という名言が日本にはあります。正しい事であれば何をしてもいいのだ、などという事がまかり通れば、規則や法律が人を支配する恐ろしい世界を作るでしょう。日本はそちらの方向へ向かっているような気がしてならないのです。くれぐれも悪い大人に騙されないで下さいね。

投稿: 田中 徹 | 2010年8月29日 (日) 23時03分

ご返事有り難うございます。コメントを送ってから少し浅はかな意見だったと気付き反省していたところコメントを頂いたので嬉しく思っています。確かに注意することよりもそっと直すことのできる優しさ、助け合う精神を幼い頃から教わってきたはずなのですが、恥ずかしながら忘れていました。自分の正義を押し付けることより、よっぽど説得力があり、素敵なことだと思います。
プライドと優しさ、今の日本人に欠けていることと同時に本当に忘れてはいけないことですね。

投稿: キャベツ | 2010年8月31日 (火) 14時02分

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