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2010年9月 4日 (土)

何事も正確でなければ価値がない

 

久高島の北約3キロの海上で直径約5.5キロの巨大な謎の渦が見つかったと第11管区海上保安本部が2日発表した。同本部によると、台風7号の強い風が吹き付けた影響で「海底の堆積(たいせき)物が巻き上げられたことによる現象」とみられるという。(琉球新報)

 

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鳴門の渦の何百倍になるのでしょうか。この記事を読んでも、書いてある事が本当なのか、にわかには信じ難いのですが、不気味ながら綺麗でもあり、非常に不思議な現象です。地球には未だ分からない事があまりに多過ぎます。どなたか正しい解説をして下さい。

しかし、この暑さはどうしたのでしょうか。朝夕は多少涼しくなってきたような気がしないでもないのですが、日中は灼熱地獄です。たまに電車で街に出ると、その不快さに参ってしまいます。

今年は熱中症で沢山の人が亡くなったそうですが、お年寄りにとってはそれこそ生き地獄でしょう。ところで先日のブログで、行方不明の高齢者の発覚が後を絶たない事に対し、日本の平均寿命も怪しいものだと書きましたが、間違いだったようです。訂正いたします。

計算式を見ましたが、とても私の能力では理解出来そうもありません。瞬間的に諦めました。そのくらいややこしいのですが、高齢者の分母は小さいので計算に対する影響は微々たるものだそうです。

従って日本人の平均寿命世界一は変わらないという事で一件落着となりました。統計などというものは、いい加減にしようと思えばいくらでもいい加減に出来るのですが、データが正確でないと意味がありません。

そこで疑問が沸き起こります。日本でさえこの有様であるという事は、他の国の精度は推して知るべしではないでしょうか。特に人口の多い発展途上国の場合、正確な実態が掴めているとは思えないのです。

データと言えば、今週の池上彰のテレビ番組で、国債発行残高に対する利払いが年間で20兆円を超えているような表現がありました。少なくとも私にはそう聞こえたのですが、10年ものの金利が1%〜1.5%くらいだというのに、そんなになる筈がありません。

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実際は債務償還費込み(上の表)の事のようです。しかも政府系金融機関の保有が三分の一近くを占めるので、国民側に支払うのはせいぜい6兆円程にしかならないのではないでしょうか。

それも量的金融緩和の一種という見方も出来、それ自体に問題があるとは思えないのです。紛らわしい表現で、「国債発行は悪」というようなミスリードこそ問題なのではないでしょうか。

さらに、相変わらず「国民一人当たり700万円の借金」と言っていました。正しくは昨日も言いましたように「国民一人当たり700万円の資産」です。

この問題はいい加減に正確な表現にしないと、世界から物笑いになるのは政治家だけではなくなる、と思われた方、クリックをお願いします。

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