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2010年10月31日 (日)

日本の宝、中小企業の経営者

金曜日の夜、都内某所にて、ある東京の経営者の会がありました。今回は講師として「自動車と自動車関連産業の未来」というテーマで話をさせてもらったのですが、久々の苦手な講師役には、思わぬところに落とし穴が待っていたのです。

まず時間の割には資料が多すぎました。1時間の予定なのに話の半分くらいで達してしまったのです。あわててまとめてしまったので肝心なところがぼやけてしまいました。これでは聞いてる方はチンプンカンプンです。

さらに資料の表などが細か過ぎ、プロジェクター画面ではよく読めなかったのです。自分が日頃使っているものとの差を計算していませんでした。慣れない事はするものではありません。

それでも皆さん辛抱強く聞いてくれました。こちらから見ていると、熱心に聞いてくれているかどうかは目の輝きで分かります。大半の人の目が輝いていたのです。中小企業とは言え、さすがは経営者、私のような者のお喋りからでも何かを得ようとするどん欲さは頼もしい限りです。

勉強会の後の食事会でも、この経営者達の存在感に圧倒されます。まずスピーチが皆上手で内容も知的なのです。日本の未来に安堵せざるを得ません。大企業のトップに比べて現場を良く知っているし勉強熱心と言えます。

経団連の連中や、国を代表するような大企業の経営者は、まずステレオタイプで面白さも柔軟さもなく話になりません。お飾りでしかない証明ではないでしょうか。

128c98172db ところでその会でも話題になったテスラとトヨタの関係ですが、今日のテレ朝「サンデーフロントライン」でも取材していました。なぜトヨタは自動車産業が黄昏れている米のベンチャーなどに投資する気になったのでしょうか。

車、特に900万円もする電気スポーツカーの方は、我々から見ればニッチ(隙間)マーケットでしか通用しない代物です。何か発展性があるとも思えません。技術に関してはトヨタと比較出来る筈もなく、大人と赤子程の差もあります。

GMとの合弁であったカリフォルニアNUMMIから撤退し、雇用を失わせた事に対する引け目でもあったのでしょうか。その跡地はテスラに買われ、その代金を丁度補う形での投資は偶然とは思えないのです。

また今回の完全無実のトヨタ車バッシングに懲りて、当局から狙われないよう米国内に味方を作る意味もあったのでしょう。形を変えたロビー活動かも知れません。

どう見ても慈善事業にしか見えないテスラへの投資は、米に払う税金だと思えば安いものかもしれないと思われた方、クリックをお願いします。

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コメント

近未来,カリフォルニア州にあるNUMMI工場にてEV/PHV車を生産する等によってGM(Government Motors)の政府負担を軽減し、州の雇用向上を目的とする意図と推測します。

投稿: Carly | 2010年10月31日 (日) 18時00分

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