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2010年10月 9日 (土)

円高が日本を華麗に変身させるだろう(?)

円高が対ドルで進んでいます。80円を切るのも時間の問題になってきました。この流れに逆らうのは限りなく難しそうです。何とか、誰もが国益に反すると信じ込んでいる円高を、国益に換える術はないものでしょうか。

一言で「円高をメリットに換える発想の転換」と言っても、じゃあ具体的に何をするのかというと、これがなかなか難しいのです。レアアースや化石燃料等の資源確保の為に、産地に地元企業と合弁会社を作る、なんていうのは誰でも考えつきます。

他には、旅行に行って優越感に浸る、高級ブランド品を買い漁るとかありますが、それ程の規模にはなりそうもありません。結局内需が潤わない限り大した贅沢も出来ないし、メリットも大きくはならないのです。

ところで日本の輸入総額は昨年で50兆円程ですが、10%円高が進んだとして単純計算で45兆円に減ります。輸出は55兆円ですから、こちらが減らなければ10兆円の純輸出となりGDP(経済成長)に2%貢献する訳です。

そうは言っても、そんなに上手く行けば苦労はしないのです。いかに優れた日本の資本財、生産財、耐久消費財といえども、販売価格に跳ね返ると相手が買い控えるからです。ならしてみれば10%の円高で輸出も10%くらいは減るのかも知れません。

そう仮定すると、結局純輸出的には円高かどうかは関係がない事になります。上手い具合にこの比率が円高にリンクして行けば、限りなく対GDPでの貿易額の比率は下がって行く事になるのです。

それこそ日本の目指すところです。減った外需を内需に振り替える術があるなら何の問題もありません。そこに発想の転換が求められるのですが、国内に需要がないと信じ込んでいるマスコミ始め経済学者、政治家では絶望的です。

しかし、よく考えてみて下さい。日本人はそんなにいい暮らしをしているでしょうか(?)道路は狭いし、渋滞は相変わらず酷い、狭く美しいとは言いがたい場所にひしめいて住んでいるのを見ても、経済大国などと、どの面下げて言えるのでしょうか(?)

全くお話しになりません。歩道と車道の区別さえない道路には醜い電信柱が林立し、デザインもされていない看板がところ狭しと並べ立てられています。さらに、お世辞にも近代的、文化的とは言い難い兎小屋住居には駐車場すら満足にありません。

これで世界第二の経済大国などと言うのはチャンチャラおかしいのです。少なくとも欧米先進国の人たちはそう思っている筈です。「所詮はアジア人ね(!)この程度で満足しているなんて、フフフ。。。」

では日本には、欧米のように出来ない、何かハンデ(障害)でもあるのでしょうか。土地(?)欧州と比べ、それ程の差があるとは思えません。お金(?)有り余っています。材料(?)円高で買えないものなどありません。技術(?)世界一です。

そうです。ないのは国民のモチベーションと政府の能力です。騙されてはいけません。日本は世界一、広いとは言いませんが、文化的でハイテクで安全な快適ハウスを殆どの国民に供給出来る能力があるのです。

内需拡大はまずそこから始めるべきではないでしょうか。何百兆円になるのか、殆ど半永久的な一大事業になる事だけは間違いありません。しかもこれはほんの一部です。他にもやるべき事は山ほどあります。

これでよく需要がない、などと言えるものです。「冗談も休み休みに言え、ないのではなく、そう思い込まされているだけだ」と思われた方、クリックをお願いします。

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