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2010年10月15日 (金)

マスコミはやはり変わっていなかった(?)

昨日はマスコミの事を少し持ち上げましたが、取り下げなければなりません。(笑)チリのニュースです。確かに凄い事だし、喜ばしい事ではありますが、量的に問題があります。各局揃って延々と生中継する程のニュースバリューがあるとは思えません。もっと大事な事が報道されていないというのに、このアンバランスは異常です。

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デモにしても、中国での数人から30人規模のデモは各局取り上げるのに、日本の2600人規模のデモは取り上げないのは良好とは言い難い意図を感じます。これを偏向と言わずして何と言うのでしょうか。メディ暗黒時代とでも言うしかありません。

さて、気を取り直して、昨日の続きになりますが、スーパーモーニングで浜女史が1ドル50時代について言及していました。面白いテーマです。じっくり聞きたかったのですが、朝の忙しい時、殆ど聞き逃してしまいました。残念(!)

円高が進んでいるので、どこまで進むのかという問いに対する答えとしての、極端な仮説を述べたのでしょうが、米が特別な事、例えば意識的にドルを暴落させる、とかしない限り、そこまではいかないのではないでしょうか。

円の実力は実質実効為替レートで見て65〜70くらい(?)購買力平価での判断で85円くらいだと言われているからですが、それ以上に進むには前述のような特別な材料が必要です。従って、ここ1〜2年で50円になる事は考え難いのです。

世界は今正に通貨安戦争の真っ最中、だから放置すると際限なく円は上がる、というような感じで言われていますが、先進国は自国通貨量を増やし、途上国はひたすら為替介入しています。

この方法で確かに自国通貨は安くなるかも知れませんが、恐れなければいけないのはインフレです。供給力、この場合価値を生み出す力と解釈して下さい。その力が十分でない国で、外貨を十分に持たない、あるいは経常赤字の国が、通貨安戦争に勝ち抜く事など出来ないのです。

従って、日本以外の、通貨安競争に参加している国は、借金は減らすが、国民生活にしわ寄せがくる高インフレを覚悟するか、通貨安にしないで、悪質デフレの恐れのあるバランスシート不況に甘んじるかの選択しかありません。

日本が世界の通貨安競争を高見の見物とシャレ込む事が出来る理由がそこにあります。動かなくても、相手が勝手に調整機能を働かせると見るのが妥当ではないでしょうか。最終的には、実力相応のラインで落ち着くのが為替機能としても当然の事ですから、積極的に動く意味などないのです。

それにしても先進国や中国が自国通貨安の為に通貨を無制限に供給していると言うのに、世界で唯一、潤沢な対外純資産と、抜群の供給力という条件が揃っている日本が、デフレに陥りながらも財政規律重視で、円の供給量を増やさないのは謎です。

折角日銀が1%のインフレになるまでは金融緩和をやめないと言ったのだから、一回思い切って他国のようにやればいいのに、と思われた方、クリックをお願いします。

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