宝の持ち腐れ
ふと気がつけば、秋が深まってきています。先日風流な友人から高尾山の紅葉の写真が送られてきました。
日本には自然界に宝が沢山あります。中でも、四季は明確で、これ程明らかな季節の違いは外国にも見られないものです。それぞれに趣がありますが、四種類の風情を楽しめる贅沢を、この歳になって噛みしめています。
ついでに秋の味覚も噛み締めて。。。息子が京都へ行ったお土産に、友人の実家からいただいて来た巨大松茸(!)何年ぶりでしょうか(?)香りは流石に国産、中国や韓国ものとは一線を画します。土瓶蒸しか、焼き松茸か、夢が膨らみます。
さて自然界のみならず、人工の世界でも日本は宝の山です。
JR東海が2010年5月に発表した「超電導リニアによる中央新幹線の実現について」によると、名古屋開業は2027(平成39)年、大阪開業は2045(平成57)年。建設費約5兆1000億円は自己負担すると発表した(JR東海)
そんな先には生きていないかもしれない、と思われた人は多いのではないでしょうか。私なんかまず無理です。。。何をぐずぐずしているのか、さっぱり分かりません。宝の持ち腐れです。
もう40年も前から開発をしていて、技術的には問題がないというのに、これでは話になりません。せめて10年単位で何とかしてほしいのですが、お金の問題なら、国が予算を出せばいいのではないでしょうか。
間違いなく将来に対し有効な公共投資になります。将来的にはリニア路線を日本中に、縦横無尽に張り巡らせば世界が全く変わって来るのではないでしょうか。通勤圏がなんと500キロです。そこまでではないとしても、名古屋や長野、福島辺りまでが30〜40分の通勤圏に入れば、不動産価値の革命が起こります。
人口の一極集中もなくなり、いい事尽くめです。勿論この超高速幹線は色々な意味で安全な地下を走るべきです。景色が殺風景と言うなら、窓をフィルム画面にし、映像サービス等を提供する手があるかもしれません。
日本お得意のハイテクを活かせばいいのです。楽しくなってきました。制空権は米軍に握られているかもしれませんが、制地下権(?)は日本人のものです。半無限の地下を活用して生態系や自然を守りながら、いつの間にか超未来交通システムが完成しているなんて、わくわくするじゃありませんか。
利権にしか興味がない今の政治家に求めるのは所詮無理でしょうが、こういう夢のある未来を語ってほしいのです。数ある先端技術も、それらを結びつけて全体を活かすソフトがなければ宝の持ち腐れだ、日本はだいぶ損をしている、と思われた方、クリックをお願いします。
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