集団催眠
日曜日のTBSテレビで、ある番組の司会者が「日本人は集団催眠にかかっている」と言っていました。え〜〜それは君たちがかけているんじゃないのないか、と思わず言ってしまったのですが、この司会者はテレビの影響力がよく分かっていないようです。
どの局も異口同音に「日本駄目論」をぶちあげます。さらに事実をねじ曲げた偏向報道や、時としては露骨な世論誘導ををして日本人をあらぬ方向に導いているのに、上記発言は解せないのです。結局この人も何も知らずに操られているだけなのかも知れません。(笑)
実際、海外を知らず、日本の新聞テレビだけを見ていると、日本がどんどん駄目になる錯覚に陥るのはやむを得ないのではないでしょうか。私のように世界中とは言いませんが、ビジネスとして欧米やアジアの一部を知り、日本のあらゆる意味でのアドバンテージをいやという程味わっている人間は、全く違う見解を持つのですが、日本のマスコミは明らかに変なんです。
横道にそれましたが、確かに日本人には明治維新後、第二次大戦までの間のように、集団催眠状態で何かに向かって突進してしまうような、全体主義的傾向に陥りやすいのかもしれません。その極限状態においては死をも恐れない行動になって表れます。
この点を識者は日本異質論として特別視するのですが、そこにはまた異論もあるのではないでしょうか。周辺国を見ても、言論統制下ではもっと極端な国もあり、地球規模で見ても似たような例は枚挙にいとまがないのです。日本だけの傾向と言うには無理があります。
強いていうならば、温厚で真面目な性格や高い協調性により、善くも悪しくも、まとまりやすい事が災いしたのかも知れません。ただ今日のようなインターネットを含む情報の洪水とも言える状況下、しかも戦後民主主義教育による個人主義が浸透した社会で、昔のような全体主義が可能かと言えば、限りなく難しいのではないでしょうか。
現状の問題は、あくまでも偏向報道で方向性が一致しているマスコミ、主に新聞テレビの側にあり、視聴者側(一般の日本人)の問題ではありません。正しく客観性のある情報さえ与えられるならば、そんなにおかしな事にはならない筈です。
今、日本人に一番必要なのは、いかがわしい情報に左右されない自信やプライドです。日本が発展して世界一を窺う局面になると、何らかの圧力や邪魔が入る、あるいは罠に陥れられるようですが、悪しき外的要因さえなければ状況は全く違っていたのではないでしょうか。
ところで、そのテレビで、ある有識者が「政権や頭をすげ替えても何も変わらないから、菅総理でずっと行くべきだ」と言っていました。やはりテレビに出るこの手のコメンテーターの資質には重大な欠陥があるようです。集団催眠にかかっているのはマスコミの側ではないでしょうか。
どう考えても、嘘はついても日本のためになる事は何一つせず、相変わらず周辺国や在日外国人の利益を守る事には熱心な民主党政権で、何の政治的理念もなく、外交や経済に関しては素人以下というリーダーの下、国益が無制限に垂れ流されているというのに何をか言わんやです。
世界の政治経済、あるいは軍事のパラダイムが大きく転換しようとしている、言わば100年に一度の世界的変動期、また国家存亡の危機に、脳軟化症、あるいは痴呆症を煩っている場合ではないのです。
とにかく一刻も早くこの政権を倒して、真の日本人の手に政治を取り戻さなければ、日本の未来は消滅する、と思われた方、クリックをお願いします。
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コメント
催眠誘導に関しての情報、とてもためになりました。ありがとうございました。
投稿: セシル | 2010年11月22日 (月) 09時49分