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2010年11月14日 (日)

幕張でのイベント(2)海上コロニー編

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いやあ、実に驚きました。12日の幕張で、GREEN DEVICE 2010 の会場内に変な模型を見つけたのです。係員から説明を受け驚愕せざるを得ませんでした。あまりにもぶっ飛んだので、日曜日は休みのところ、急遽アップする事にしたのです。

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それは赤道直下の太平洋上を回遊する海上コロニーだったのです。1セルに3万人が住み、1モジュール10万人、10モジュールで1ユニットとなり100万人の国家単位になるそうです。

自然エネルギーやリサイクルで自給自足の生活をする訳ですが、居住空間は気温が年中26〜28度で安定する海上700〜1000メートルのエリアに設定されています。

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何と言う壮大な構想でしょうか。清水建設は2040年頃までに第一号を完成させたいそうです。聞き間違いではありませんよ、係の人は確かにそう言っていました。一体いくらかかるのでしょうか(?)公共投資(?)としては悪くないかも知れません。

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台風や津波の影響も殆ど受けない太平洋上と言うのは納得です。解説にあるように、実現の為の技術は露程も疑いません。そのコロニー内での自給自足も可能でしょう。カーボン・マイナスの考え方も非常に面白いのではないでしょうか。

非常に興味深く楽しいプランなのですが、一方、素朴な疑問がわき上がります。一体誰が住むのでしょうか(?)住む人がイメージ出来ないのです。誰が好き好んで、太平洋上の閉鎖空間に住むというのでしょうか。

さらに人口が増える事をこの施設は拒否します。その他、持続可能かも知れませんが、発展の余地があるように思えないのです。従って長年住んだ人は、ただ刺激のない惰性の毎日を生きるだけ、にならないのでしょうか。

例えば第三次世界大戦が起こり、核による汚染で地上に人が住めなくなる、あるいは温暖化等によって海面が上昇し、住める土地がなくなるのであれば話は別です。贅沢は言っていられません。皆財産をはたいてこのコロニーに殺到するでしょう。

政府が、事前にそういう情報をつかみ、清水建設に人類生き残りの為の、ノアの方舟現代版開発を託した(?)のでしょうか。中身が濃いだけに勘ぐりたくなるのですが、さて事実はいかに(?)

しかし、この場合その施設の帰属はどうなるのか、住む人は何国人になるのか、分からない事が多過ぎる、と思われた方、クリックをお願いします。

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