変わりつつあるメディア
テレ朝、ビートたけしのTVタックルは右翼番組の様相を呈してきました。(笑)月曜日の特番は凄かったのです。核武装論まで出て、「左翼テロ朝」の汚名返上ではないでしょうか。年末も、これはTBSだったと思うのですが、ビートたけし(と鶴瓶)のトーク番組で民主党叩きを主体に結構過激なことを言っていました。それに続き、たけしのTV番組で年明け早々、吃驚仰天です。
さらに、元旦の同じくテレ朝の番組で、池上彰が「国の借金はゼロにできないし、ゼロにする必要もないのです。基本的に日本の財政は問題ありません。」と言っていました。この人もよくトーンが変わる人です。前世はカメレオンだったのかもしれません。
テレ朝(TBSも一部)で一体何が起きているのでしょうか(???)更にゲストコメンテーター(TVタックル)の岸慶応大教授も言う事が変わってきました。昨年までは強硬な日本財政破綻論者だったのに、大胆な財政出動派へと大変身したのです。これにはちょっと驚いたのですが、いい流れです。(微笑)
どこの国の国営なのか、よく分からないNHK及び、老害オーナー率いる媚米読売と、韓流大好きフジテレビは電通の影響力が強いようで、基本的に変わっていません。(苦笑)しかしながら、底流で確かな保守回帰への流れはあるようです。今後に期待が持てます。新年早々縁起がいい話です。
話は昨日のTVタックルに戻りますが、この激動の時代に日本が自立して正式な国防組織を持つ事に反対する人は、戦後主流だった、GHQ/日教組主導の左翼思想に洗脳された、自分を見失っている人か、似非日本人以外にはいないのではないでしょうか。
ただ、その内容については意見が分かれるところです。あくまでも専守防衛なのか、攻撃型なのか、判断は極めて難しいと言えます。自衛の為の核武装というロジックは周辺国や国民への説明が大変難しいのです。核の抑止効果は誰しも疑うところではありませんが、そこまでいかないで何か良い方法はないものでしょうか。
番組では攻撃型空母を持つべき、あるいはポラリス型原潜で十分だ、など侃々諤々でしたが、半年間くらい潜りっぱなしが出来、場所を特定されないポラリス型原潜は相手にとって脅威です。何隻か泳がせているだけで効果抜群ではないでしょうか。派手な空母より賢明な気がします。
私は故江畑健介さんのような軍事の専門家ではないし、詳しく勉強をした訳でもないので迂闊な事は言えませんが、現状のままで良い筈がない、のは確かではないでしょうか。国のあり方、向かうべき方向も含めて皆で議論すべき時に来ています。
それにしても議論さえ出来なかった時代に比べれば大進歩です。核アレルギーも酷かったのですが、ようやく普通の国になりつつあるのかもしれません。環境の変化がそうさせていますが、これは非常に好ましい現象だ、と思われた方、クリックをお願いします。
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コメント
防衛力の内容については意見が分かれるところです。あくまでも専守防衛なのか、攻撃型なのか、判断は極めて難しいと言えます。自衛の為の核武装というロジックは周辺国や国民への説明が大変難しいのです。核の抑止効果は誰しも疑うところではありませんが、そこまでいかないで何か良い方法はないものでしょうか・・・
直ぐにはアイデアは出てきませんが・・・私のイメージとしてまず浮かぶのは、第二次世界大戦初頭のスイス国の防衛体制です。
進入してきたナチス空軍のメッサーシュミットMe-109戦闘機隊を迎え撃ったスイス空軍のMe-109(ドイツから購入後、実戦配備しておいた機体)迎撃戦闘機部隊が矢鱈に強く、コテンパンに撃退されたナチスはスイス侵略を諦めた・・・この様な感じが良さそう。まあ、あくまでも仮の想定ですが、C国は航空母艦の実戦配備(B/C国とで太平洋を東西に二分して支配を目論む)を計画~推進中なので、艦載戦闘機を充分に撃退出来る迎撃戦闘機(ステルス機能在りが望ましい)の配備が必要でしょうね。強い防御力が存在することを内外に示す事が外交力を後押しして、尖閣諸島ー沖縄ー本州ー北海道への支配を考えたくない状態を構築する事が大切なのでしょう!・・・以上がハードウェアの備えの第一歩。 ソフト対応の第一歩としては、有事発生時の命令系統の再確認が必須。但しスパイ防止法が全く存在しない世界唯一の国家日本、すなわち情報無法地帯に推定1万人以上(かもね)の工作員(?)が活動している事を前提に、備蓄弾薬とかその他諸々、政府が防衛省とキチッと構築する事が緊急度/重要度が高いでしょう。
30年程前、ロシアのミグー25戦闘機が北海道の空港に亡命着陸した事がありましたが、政府の対応がドタバタで時間ばかり空費し役に立たなかった・・・つまり、予測される緊急事態への対応が考慮されていなくて、機密兵器の機体を爆撃して機密の消滅を図るとか、機体奪回の為に北海道へ兵力の上陸への対応防御命令とか一切打診が現地自衛隊へ連絡が無かった(らしいのですが、機密事項と推測されるので永遠に真実は部外機密でしょう)ので、現地自衛隊は大混乱したらしくて、現地司令官(責任者)はイザという時は、反撃を現地判断で行い、腹を切って責任を取る覚悟であったらしき・・・(文芸春秋より)のでその辺の連絡が可能なホットラインの設置とかは、大丈夫なのかしら。 駄文の長文、失礼致しました。
投稿: Carly | 2011年1月12日 (水) 16時53分